孤高と孤独。潰すというその真意とは。   作:しるゔぁ

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闘心を燃やせ。それが勝者への唯一の道

 

 

『この中にゾンビと化したナーゴがいるかもなぁ』

 

道長の挑発には揺るがない英寿と景和。バックルを片手にスタンバイする。

 

『誰であろうと目の前にいるゾンビは狩るまで』

 

変身しながら建物から飛び降りるギーツとタイクーン。変身したバッファを見ればギーツは疑問を口にする。

 

『バッファ、なんでお前がマグナムを持ってる』

 

『ふん、さぁな?』

 

ジャマトを倒しながらも姿の見えないナズナを探す。スコアが殆ど変わっていない第二ウェーブ。下には下がいるが越されないとも限らない。

 

『うわぁぁぁぁぁぁぁあ!?』

 

突然のメリーの叫び声に顔だけ向ければダパーンに噛まれているメリーが写る。

 

『何で君がここに…!』

 

拘束していたはずのダパーンはエントリーフォームでメリーに噛みついていた。タイクーンが問えばメリーを離し血を吹き出す。

 

『まっず……。はぁ…取引したからね、そこの先輩と』

 

自分の付近のジャマトを倒し終えたのか茂みから現れるバッファ。それを指差しながらダパーンは答える。自分をみるバッファは嘲笑うようにギーツに言い放つ。

 

『組むのも争うのも自由なのがデザイアグランプリ、だろ?』

 

『道理で…』

 

お互いの得意とするバックルが入れ替わった状態となる。睨み合うギーツバッファを割るようにダパーンは叫び出す。

 

『どうせもう終わりなんだよッッッ!!!』

 

今にも暴れだしそうなダパーンを止めるように、オオカミの遠吠えが響く。

 

『アォーーーーーーーーーーーーーー…!!』

 

『…勝手なやつだ…全く』

 

遠吠えの方を向けば高台にビーストフォームのナズナが背中に祢音を乗せ凛々しく立っていた。

 

『ありがとう、ナズナちゃん。私は諦めないッ!!最後の最後まで戦う…!私らしくいる為に!変身!!』

 

ハンマーでジャマトの頭だけを狙って次々と倒していく。諦めない力がナーゴを強くする。

 

『貰ったブースト…試してみれば?』

 

口に加えたブーストバックルを祢音に渡そうとする。

 

『私…使えるかな…?』

 

『勝つためには手段は選ばない。私ならそうする』

 

『…そっか…そうだね!景和!使わせてもらうよ!』

 

〈REVOLVE ON〉

 

〈Set...BOOST!!〉

 

『ブーストナーゴ!いっくよーーー!!』

 

柔らかい身体を最大限に活かす女性特有の戦い方。不安がっていたブーストも火力に負けじと使いこなしていた。一気にスコアを稼いでいくが、傷と痛みは止まらない。

 

『ぅ…あ…あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"ッッッ!!』

 

ゾンビ化が進みナーゴの複眼が濁り、痛みと苦痛にもがき始める。

 

『嫌…諦め…たく、ないッッッ!!』

 

ゾンビ化に抗うも身体が言うことを聞かず立ち上がれない。這いずるもジャマトの歩みのほうが早く絶命的な状況になってしまった。




ブーストバックルはプレイヤーのアビリティを底上げする。他のレイズバックルと合わせることでさらに力を発揮する。
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