~魔法少女リリカルなのは~仮面戦姫(かめんせんき)[凍結]   作:零我

1 / 7
|序章《プロローグ》 終わりからの始まり
Episoud Φ,s


 

 ここはとある別世界、自分たちが住む世界となんら変わらない、誰もが毎日がいつも通り過ぎていくと思っていた、……昨日まで。

 だが今、この世界は崩壊に向かおうとしている。

 都市部から少し離れた昨日までビル街だった場所。建物のほとんどは瓦礫と灰の山となり、所々に青い炎に包まれ、その発生源の大半は人であった者だ。

 だがその中にもごく少数の生き残った人々がいるが、大半は目が白くなり、顔に模様が浮かび上がり白から灰色に近い体色の異形に変化するかである。

 だが、そんな中に4つの人影らしきものが見えた。

 それは、白色の虎の異形とその横にとてつもない威圧感と殺気を放つ灰色のアリの異形、そして相対する灰色の狼と蜘蛛の異形がその場に立っていた。

 両者とも既にかなりボロボロであり、その中でとてつもない威圧感と殺気を放つ灰色のアリの異形。彼はこの中で1番の強者であり本来ならば、相手を簡単に葬れるはずであったが、皮肉なことに不完全な状態での復活であるために、自身の力に彼の体が耐え切れず限界を迎えていたのである。

  そんな好機を見逃す狼と の異形ではなく攻撃に移るが、側近である虎の異形が許すはずがなく防がれ、一旦距離を執り構えったまま沈黙が流れた。

 そこからの数瞬、両者には長く感じられたが、突如として虎の異形(タイガーオルフェノク)が沈黙を破った。

「そろそろ諦めろ、貴様らも『オルフェノク』であるならば本能の赴くままに同朋を増やし、人間を根絶やし、我らが『オルフェノクの王(アークオルフェノク)』に従えば良い物お。」

 狼の異形(ウルフオルフェノク)と蜘蛛の異形(スパイダーオルフェノク)の影に人の姿が現れ、両者とも不敵に笑いながら言い返す。

「やなこった。俺たちは人間の中で人間として生きて行くって決めた、おめぇらの指図なんて受ける気はさらさらない。」

「ああ、例え周り化け物と忌み嫌はれようと僕たちは人間として生きてゆく、彼のように。」

 彼らの脳裏には、異形でありながら人として生きようとし、王に挑んだ友の姿がよぎった。

「小賢シイ、何故ソコマデシテ人間ニ味方デキル、何故人間ヲ守ロウトスル、アノヨウナ下等生物二何ガ出来ルト言ウノダ。」

 片言でありながら怒気のはらんだ言葉を放つ。

「確かにあんたが言う通り、人間は自分勝ってで、互いに誰かを傷つけ合う醜くて、愚かな存在かもしれない。「ならb」でもなぁ、人間も捨てたもんじゃないぜ。」

「それに、人には誰かを思いやる気持ちも…、前に向かって真っすぐ進んでいく意思もある。」

 だがそれを相手は取り合わない。

「それがどうした、夢と言う曖昧でちっぽけなもの、失敗すれば簡単に壊れるようなものに、何の意味がある。」

「っーーー」

 それに一息ついて答えるウルフオルフェノク(以後、ウルフ)

「確かに、他人から見たらちっぽけな物かもしれない。だが、夢を追いかける者にとって、それを応援する者にとっては掛替えの無い物だ。それにな、他人の為に全力で守ろうとする奴(バカ)もいるんだ。」

 彼の脳裏に一人の男が浮かぶ。

「そんなちっぽけなものだからこそ、守らなくちゃいけないんだろ‼」

 続けてまた答えるスパイダーオルフェノク

「貴様らに夢を追いかける者を否定する権利はない。」

 それに続けてまた答えるウルフ

「それに、夢ってのは、時々スッゲー熱くなって、時々スッゲー切なくなる…らしい。」

 それに続くスパイダーオルフェノク

「それでいて、呪いと同じで、途中で挫折した者は ずっと呪われたまま、…らしい。」

 そして、二人は睨み付けたまま同時に言い放つ。

「「俺(僕)達に夢は無い、…だが(でも)夢を守るできることはできる(はずだ)‼」」

 アークオルフェノク(以後、アーク)、タイガーオルフェノクが供に手を相手に向け

「ソレナラバ、貴様ラカラ消エロ‼」

 言った後に、相手に幾つもの青い炎の光弾を放った。

 二人は避けられず、光弾が周りに爆煙を上げながら着弾し、追い打ちのように巨大光弾を放たれ、その場に巨大な爆炎と煙が立ち上る。

 これで跡形もなく消えたと、思ったと彼らは爆炎がやむのを待っているが、彼らは気を抜いてしまった。

 だが彼らは気づいていなかった、彼らが爆煙の立つ前につけようとしていたベルトを、爆炎に紛れて聞き逃した『Complete』という音声を。

『『Exceed Charge』』

「「っ」」

 反撃の狼煙とも言える音声を聞いた時、爆煙の中から放たれた、光の斬撃とマーカーが着弾し、赤の円筒形のエネルギーフィールドと黄色のレーザーネットとなり彼らを拘束する。

 そして彼らが見たのは、赤と黄色の閃光を放つ鎧を纏った戦士が、それぞれの構えを取ってこちらに駈け出していた。

 気付いて整理が済んだ時にはすでに目の前に迫り、赤き閃光の戦士は左斜め上段斬りを、黄色き閃光の戦士はⅩ字の光と共に突撃からの逆手持ち剣で同じく左斜め上段斬りが、それぞれの剣で斬撃が繰り出されようとしていた。

 だが、相手もそう簡単にはいかない。

 光の拘束を振りほどき、それぞれがエネルギーを腕にためて斬撃を防ぐが、両者防がれた剣を上手く使って相手の胸への道をこじ開け、その間にベルトのカバーを開きスイッチを押し、カバーを閉じると音声が鳴った。

『『Exceed Charge』』

 両者反対の手に嵌めていたパンチッングユニットで、相手の胸に必殺一撃のカウンターを喰らわし、相手が怯んだ隙に防いだ片腕を切り落とした。

≪グッサ≫

「「くっ」」

 腕を切り落とす直前にもう一方の腕でアークは大剣を出現させ、タイガーオルフェノクは手の爪をクーロの用にし、両者相手の腹にあるベルトごと破壊するつもりで腹を貫いたのだが、先ほどのカウンターの一撃によりベルトの少し上を貫く結果となり、アーク達は、剣と腕を引き抜こうとした時。(腹を刺された際に、赤き閃光の戦士は剣を落としてしまった。)

≪ガッシ≫

 アーク達は、腕を掴まれたことに驚き相手の顔を見てみると、彼らは仮面の中で笑っているように見えた。

 直後に腹になにかを突きつけられる感覚を味わい、彼らが発した声で(しまった)と思った。

「「この間合いが欲しかった」」

『Blaster Mode Exceed Charge』

『Burst Mode』

 閃光の戦士達は腹を貫いかれた状態から相手の腹にそれぞれ紅き閃光の戦士はライフルのような武器を、黄色き閃光の戦士は逆手剣を地面に相手の足ごと突き刺しハンドガンのような武器に持ち替えて、今度は逆に相手の腹に突きつけゼロ距離射撃で、銃弾を連射。

 

 紅き閃光の戦士はライフルを『Blade Mode』の音声と供に大剣し、掴んでいた手で自らの方に引っ張り込み、相手を掴んでいた手で素早く腰から長剣を抜き、長剣で素早く残った腕を斬り飛ばし、両手に持った剣で相手を串刺しにして、またベルトのスイッチを押し、長剣の纏ったエネルギーと大剣の斬撃により壁に貼り付けた。

 黄色き閃光の戦士はハンドガンをベルトに戻し、腕を掴んでいた手で突き刺した逆手剣を引き抜き、相手の腹を貫差し、その間にハンドガンを口元に持って行き音声入力して、腹を貫いたクーロの根元部分をへし折り、ハンドガンで胸に光の青い三角錐型のマーカーを撃ち込み同じく壁に貼り付けた。

 紅き閃光の戦士はパンチングユニットと大剣を投げ捨て、黄色き閃光の戦士はパンチングユニットを投げ捨て、その手に先ほどのハンドガンを持ち、二人とも足にポインティングマーカーを装着し、再度ベルトのカバーを開きスイッチを押し、カバーを閉じると音声が鳴り、飛び蹴りの体制に入る。

『『Exceed Charge』』

 二人は足に十分に力を貯めて飛び、更に黄色き閃光の戦士は飛んだ際にハンドガンでマーカーにチャージした必殺の弾丸を打ち込み、赤い円錐型のマーカーと黄色い四角錐型マーカーでそれぞれロックオンした標的の敵に飛び蹴りを放つ。

「うぉりゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃ!!」

「はっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 赤い円錐型のマーカーと黄色い四角錐型マーカーはドリルのように回転し、飛び蹴りは均衡し、そこで、再度ベルトのカバーを開きスイッチを押し、カバーを閉じる。

『『Exceed Charge』』

「「これで、終わりだっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」

 片足で相手の胸を蹴り反動で一回転し、同時に着地した。

 ドッカ

 だがアークとタイガーは立ち上がり、タイガーは駆け出す。

「貴様ぁぁぁぁぁぁ!!」

 閃光の戦士たちはもう避けることもままならない。

 だがタイガーの足はもつれ倒れてしまう、自分の足を見てみると・・・・・

 膝から下が無くなっており、近くに灰と化す足が見えた。

「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 そして、アークとタイガーの体がひび割れをお越し、青い炎が燃え上がる。

「そんな…馬鹿な…こんなk事、ありえない…俺は…俺hは…」

 嘆くタイガー、だが急に戦士たちを睨み付け罵詈雑言の断末魔を上げた。

「貴様ぁ、これで終わったと思うなよ!! 絶対に貴様ぁは、この世界に受け入れられない…」

「そんな事は、おまえなんかに言われなくても、端から解ってる。・・・でもな、こんな世界でも、いつかは人間とオルフェノクが手と手を取り合えるはずだ。 俺達はそれを信じて戦っただけだ。」だが、その言葉に空しく返されたれた声を聞きながらタイガーは灰と化した。

 その場で背中から倒れたアークが声をかけてきた。

「マサカ、キサマラニマケルナド…」

「いや、お前が負けたのは俺達じゃなく、」

 そこで彼は思い浮かべる。

 “思い込んだら中々考えを変えない、人間を最後まで信じる事を諦めなかった(バカ)。”

 “常に困てる人を屁理屈言いながらも助けるために全力で手を伸ばし続ける元不死身のお人好し(正義マン)

「諦めなかった“奴ら”に負けたんだ。」

 赤い閃光の戦士からの答えた言葉を聞きアークは灰と化した。

 戦士達は何故か悟ったような不敵な顔を見せたようなに見えた気がした。

 そして町中にいたアークによって作られたオルフェノク達は灰と化した。

「「っーー」」

 そして、戦士達は一息ついた直後、両者のベルトが火花を散らし外れ、二人も地面に倒れ空を見上げた。

 既にベルトも体もボロボロで、戦いですべての力を使い切っていた。

 二人は戦士のそして、オルフェノクの姿から人の姿に戻る。

「やっぱり無理させすぎたか。」「だな、もう体も動かない。」

 そして彼らの体の灰化がゆっくりと始まった。

 だが彼らはとても清々しい顔になっていた。

「やっと終わったな“アキ“、どうせなら“あいつの夢”をちゃんと叶えてやりたがったが、無理っぽいな。」

「そうだね、だが“タクミ”これで良かったんだよね。」

「ああ、これで良いんだ。後をどうするかはあいつら次第だからな。悔いもないさ。」

「嘘くな。」「ばれたか、俺達も自分の夢を叶えられればよかったんだがな。」

「まあ、もう叶ったような気もするが、そっちも後はあいつ等に託すしかないさ、あいつ等ならきっと叶えてくれるさ。」「かもな、“ナオヤ”あたりが叶えてくれそうだ。」

 そして、彼らの意識は途切れ、体の灰化が進んで行く。

 だが、突如灰色のオーロラが彼らとベルトを包み、彼等をこの世界から消した。

 

 

 

 









どうも、初めましての人も、お久しぶりの人も、零我と申します。
まず、すいませんしたー  orz←土下座です。
やるやる言って投稿日決めて、投稿できなくてをいったい何回繰り替えしたか。
やるやる詐欺にもほどがありました。
「最近だと約2回だな。」
零士君なんでいるの
「作者の分身2号兼サポーターの門矢零士だ。ここではナレーターも務めてる。」
え、俺聞いてないけど。
「前作者キャラの王我放射(バスター)に頼まれた。さて本題に戻るぞ。」
際ですか。やっとやるやる詐欺から抜け出して、構想投稿準備から約1年もかかっちまったがな。
「そういえば、5/31と6/18の投稿予定日って何かと関係あったのか。」
まぁな、一応5/31は花物語の放送予定日だった日で、6/18はアニメ化も決まった小説の最新刊の発売日だった日
「その小説のタイトルって」
『俺、ツインテールになります』だが、特撮ファンでも意外に楽しめると思うぞ。
「まぁ、個人の感想だからどうかと思うが、下ネタ多めだけどそこに目をつぶって・・・できるか。」
やっぱ無理か、まあそこも面白い部分だし、たぶんそれなりに楽しめるんじゃネイねえの。
「まぁ、一個人の感想だし読むかは別だな。結局なんでこんな投稿遅れたの。」
イヤそんな黒いまなざしで見られても、戦闘描写がめっさむずかったんだもん。
「はーーー、あとでお仕置きな。」
へぇ
「それでは次はまた近いうちに、お会いしましょう。」
それではまた。



『ファイナルアタックライド』
gきゃーーーーーーー
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。