旧き神であるルーン(仮)はグレート・オールド・ワンや外なる神に対抗する神である。
旧き神達はドリームランドのある場所に敵対者の大部分を封印することで均衡を保っている。
封印しても相手は強大な存在である。旧き神達は封印場所を監視していなければならない。
だが、監視していても封印の隙間を縫うように宇宙の様々なところに干渉し、自身の信者を作り出口を作ろうとする。
それらに対応する為、旧き神の信者に封印を監視の一部を任せたりもしているが非常に危うい均衡で成り立っていた。
そして、ニャルラトホテプはその均衡が破綻する未来を知っている。
それはどうあがいても訪れる確定された未来である。
それ以外が原因で宇宙が混沌となる未来もあるが、最後は確定された訪れる破滅の未来だ。
外なる神でも封印されることがなく好き勝手にしているかの神は旧き神を自分の世界に引きこもった負け犬と嘲笑う。
ドリームランドという夢の世界を監視しているだけで停滞した神々はニャルラトホテプにとって面白くもなんともない。つまらない存在でもあった。
故にニャルラトホテプは世界の破滅に等しい行為に加担している人間達に力を貸したり、その逆の行為をしたりとその間の世界を楽しんでいる。
負け犬の癖に都合の良い時だけ横入りしてくる旧き神のノーデンス等はニャルラトホテプにとって極めて不快な存在である。だが、長く楽しむにはその行為も許容しつつ今日も世界で暗躍する。
そんな諸事情は語られることはないが、旧き神は連れてきた二人の人間へ邪神を封印していて現実世界に干渉している程余裕がないことは説明した。
「久遠のような才がある人間を呼んだのは封印の隙をついて出てくる邪なる者がいるからだ」
ルーンはそう言って指を鳴らした。出てきたのは一枚の絵画だった。
だが、それは奇妙な線で成り立っていた。角度が見る者の生理的嫌悪を感じさせる。
久遠は正気度1減少した。望は横から見ていても減少はしなかった。
芸術(絵画)80でその奇怪な線画を見てしまった久遠はPOW20との対抗に失敗した。
久遠はその絵に意味を見出そうと無意識に近寄ろうとしていた。望は久遠の腕をつかんで止めた。
久遠は望に触られたことで自分の無意識の行為にゾッとした。
久遠は正気度を更に1減少し、現在正気度69となった。
「…才能はあったが耐性はなかったか」
ルーンは連れてくる人材の条件づけが甘かったと久遠を見て思った。
ルーンの創造した『窓』で連れて来るように求めていたのは芸術的才能が技能値が70以上あり、POW20と対抗できる人物だった。
久遠のPOWは14である。対抗できなくはないが1D100で20以下で成功する必要がある。
他方、望はPOW33なので自動成功で対抗できていた。ルーンの条件付された窓を完全に認知できていた。
完全に認知していても芸術(歌唱)30なのでお呼びでない。久遠のように直接、強制的に連れてこられたわけではなかった。
「現物があるなら燃やせば良いのでは?」
望は久遠に落ち着くように宥めつつ、ルーンに対して文句を言った。
そういう物ではないのだろうと思ったが。望は目の前の絵への透視を敢えてしないでいた。
認識してはいけないものもあると知っていた。久遠の拉致のような緊急時ならば使用を躊躇うことはないが。
「…燃やすとどこか別な場所に出てくるだけ。封じても勝手に出てくるだけだ。
更に言えば私のようなドリームランドに本体を居すぎた者が改変しようとしても同様だ」
ルーンは白銀の長髪を弄り、赤い瞳に苛ついたような感情が滲み出る。
忌々しいことにドリームランドにいた期間が短い者しかこの絵に干渉できないようにされていた。
今の望たち程度ならば問題ないが、数ヶ月もいればもう下手に触ることすら危うくなる。
巧妙に細工されたアーティファクトであり、呪物であった。
「…となると、この空間に置いておけばその内どこかへ行ってしまう、と」
望はルーンの言葉から推測して発言した。
ある意味この空間にあること自体、封印のような物である。
一時的に確保したからどうにかできる才能を有する者である久遠を拉致したと認識した。
「そうだ。まぁ、大体地球のどこかに転移するな。まだ2日くらいは余裕があるはずだが」
ルーンは望の言葉に同意した。
本当に無作為なので転移されると再度探すのが非常に困難になるだが、今回は数時間も経たずに才を有する者が来た。
前回は良いところまで行けたのだが、事前準備で時間をかけすぎた。
そしてその者は既に死んでから月日が経過していた。
なお、前回はPOW20と完全に抵抗できる芸術的才能を有する者で探し出した。
その際は残り1日しかなく、達成できなかった。
だが、その際にようやく無力化が可能と判明した。それ以前は推測でしかなかった。
故に今回の条件はかなり緩く設定できたし、その間の邪神降臨も発生しなかった。
だが、技術が発達した現代においてあらゆる角度から科学的に分析できるようになってしまった。
ルーンは人類の急激な科学の発展に対応しなければ不味いと感じたのも動いた原因である。
人類史以前から神をも悩ませたその絵画への対処法を編み出した者の名はゴッホと言った。
絵画に専念させたばかりに後に発狂して自殺してしまったようであり、惜しい奴を失くしたとルーンは今でも後悔していた。
そして、前任者の偉業を簡単に二人へ説明した。
「ゴッホですって!?」
久遠は絵画を嗜む者として驚愕し、声を抑えられなかった。
…自分は偉大な画家が残した課題を目にしているのかと畏れ多く感じて仕方がない。
「…あいつ、有名になったのか?何か貧乏臭いし、変な奴だったのだが」
ルーンは耳を描くのが下手と馬鹿にされて耳を切り落としたという男を思い出した。
…売れないどころか煤よけに自分の絵を使われた等と言っていたのだが。
「死後に評価された感じですね」
望は驚愕する久遠の代わりに答えた。偉大な画家として必ず教科書に出てくる名である。
バブル期の日本の成金が買い占めた話等あったが。生前は全く売れないし、評価されていない。
「そうか…それは何というか」
ルーンは自分の行いのせいで寿命を縮ませていなければと思った。
「1890年に亡くなり、その年の展覧会で評価され、亡くなった翌年からは…。
画家としての名声はまもなく130年立つ現在でも不動の存在です」
望はあえてルーンへ真実を伝えた。望の知識は補正値込みで自動成功である。
彼の晩年とほんの少しだけ遅い評価の落差はあまりにも酷いものであった。
望は1893年から転移したヘレナを保護した際にその件で話したことがあった。
無名の画家が一気に名が広がったのはヘレナの印象にも残っており、それが現代まで続いているのは驚愕したのを覚えていた。
ちなみにヘレナはレプリカだが、ゴッホのひまわりを空きビルに飾っている。
自分と同年代から来たような存在として親近感を抱いたようだった。その割には管理が雑でもある。レプリカではあるが結構な出来であり、もう少し丁寧に扱うべきだと望は思っている。
「…正直に話したこと感謝する。随分と実感が籠もっているが、知り合いだったのか?」
ルーンは望の話に嘘がないことを認識できる。久遠が一人でも詳しく聞いていただろう。
現在も動揺した状態の久遠では話を聞き出すだけで時間を浪費したかもしれない。
ルーンは望が感情を込めているようであったので尋ねていた。
ルーンからすると望にかかっている『延長』や保有する魔力から考えてもありえなくはない。
「自分の寿命に干渉するような魔法を覚えたのはつい最近です。…とはいえ当時を生きた人が友人で、何というか妙に親近感がある画家というだけです」
望は神であるルーンに下手な誤魔化しはしない。
しかし、久遠の目の前なのもあり断片だけ肯定した。
望は自分にかけている自己保護の創造を見てルーンが判断したと勘違いしている。
延長は豊穣実が勝手にやった行為なので望は知らない。
透視で自分を観察しても上位存在の行為を認識出来るほどでもなかった。
…特に実は望にバレないようにかけているので尚更である。
「…その方は今でもご存命なのかしら?」
久遠は望の話に我に返り、尋ねていた。
当時の変化を知る人間が、今なら最低130歳以上になる、言った後で生きているわけがないと思った。
「元気でいるよ。当時20歳だそうで。ライフルぶっ放すヤバい奴なので紹介は無理」
望は神であるルーンの前で嘘をつきたくないので久遠に正直に話した。
23歳のまま転移した等とは当然言わないが。
「…えっ?」
久遠は当時20歳なら現代だと約150歳の老人を想像した。
そんな老人が元気にライフル打って来る光景を想像して痴呆どころではない恐怖を感じた。
「ほう…やはりいるところにはいるものだな」
ルーンは望の魔法の師匠か何かだと勘違いして呟いた。
望の使用可能と思われる呪文を思い出し、相当頭のイカれた老人と解釈した。
実際、相当頭がイカれている部類なので間違ってはいない。
今際望の人間にしては膨大な魔力等の辻褄が合ったのでルーンは少なくとも人類や世界の平穏を願う側の人間であり、信用して良いと結論づけた。
趣味でPOW33もあってたまるかと思ったが、いるところにはいると知っていたのと150歳の熟練の魔術師が師ならそれくらいなっていても不思議ではなかった。
1900年代前後は『アザトースの呪詛』を使える魔術師が最も溢れていた時代であった。
魔法が改めて広がり禁忌となる前のある種の最盛期であり、最後の時代である。
1930年代辺りにはミスカトニックとかいう団体を始めとした奴らが旧き神にとって有益な情報さえも徹底的な管理体制を敷いてしまい現実世界への干渉も難しくなってしまった。
それなのに科学技術の発達で外なる神やグレート・オールド・ワンの情報は漏れ出すのだからとルーンは心の中で愚痴を溢した。
「さて、本題なのだが…。ここ、ドリームランドで保管していると絵が逃げ出すのは先程話したな?」
ルーンは話を再開することにした。見る者を怪しく引き付ける絵画を指さした。
「は、はい」
久遠は自分へ言われていると自覚し、姿勢を改めた。
かの画家が果たせなかった仕事が自分に出来るのかと思ったが、後で考えることにした。
「…」
望はルーンが久遠に無茶振りしないかだけ観察することにした。
絵を見て正気を失うものである。話に聞けば死者も出た。だが、放置すると世界に多大な被害が出る。
今回は信仰する神であるシュブ=ニグラスが関係しない類であると確信した望は何か協力できることがあれば協力するつもりではいた。
…豊穣実がここへ干渉して来ないことからしてそれは明らかであった。
望は万が一でも裏切る行為があれば実がこの場を特定して殺しに来ると認識していた。
実際、その認識は基本的に誤っていないのであるが、どうだろうと現在進行系で両者の脳内を覗き見している黒子さんは思った。
「…よく考えたら先程のように静止できる望がいるのならばドリームランドでやる必要もないな」
ルーンは今までのことを思い出した。
今までは信者に特定されかねないので何とかドリームランドで保護しつつ改変作業を行わせていた。
故に、制限時間内に取り組み不定の狂気になるものが多数出ていた。
しかし、ゴッホのお陰で信者はこの絵の真の価値にまだ気がついていなかった。
現実世界で年月が経ち知識の伝達に齟齬が出たのも大きかった。
特に今まではこの絵を奪い取る為に街そのものが消える等の戦いが何度も起こっていた。
今回は夢見る者、現実世界とドリームランドを行き来する一般人がコレクションとして所有していた物を確認し、慌てて確保した経緯であった。
…この絵自体は間違いなく危ういのだが、不定の狂気を発生させないでゆっくり取り組めるかもしれない。
「望、お前の家で保管しながら久遠にこの絵の改変を行わせられないか?」
ルーンは力のある魔術師である望のテリトリーならば問題ないだろうと思い、提案した。
無理やりここでやるよりも日にちを置いてやらせた方が久遠の未来の為にもなる。
人間に任せるのは危険だが、ゴッホの件を心から悲しむ様子の二人になら任せても良いかとルーンは考えた。
「…えっ?」
望は思考を停止した。豊穣実は確実に怒る。だが、断るのも不自然だった。
「短い間にやらせたのが不味かったのだ。現でやらせればそのようなこともない。
こいつの信者も絵の存在をまだ認識していないようだしな」
ルーンは呆けている望を無視して話を続けた。望達はかの神に余りにも信用を稼ぎ過ぎた。
「どうすれば無力化できるかの手引も纏められている。…ゴッホが後世の為にと纏めた物だ」
ルーンは懐から古びた手書きのノートを取り出して説明した。
同時にそれをペラペラと捲って見せた。望はわからないが、久遠はそれが芸術家ならば誰しも欲するであろう技術の結晶であると即座に理解した。
その古びたノートの全頁がゴッホという画家の人生の総決算のような内容である。
「…それって終わったら貰ってもいいでしょうか?」
久遠はルーンへ思わず尋ねていた。
「本当に無力化する方法しか書かれていないからな。終わったら譲っても良い」
ルーンはゴッホのノートを完全に記憶していた。
故に、今回の仕事の報酬として与えても良いと考えていた。
本来ドリームランドの物を現世に持ち込むのは許されない行為だが、多少の融通はするつもりである。
「私の家は…信頼する誰かの家などでは」
望は口を濁して言った。物凄く困るのを隠さない。
外なる神がいるとまでは勘付かれなくとも多少怪しまれても良いから自宅管理は勘弁してもらいたかった。
「駄目だ。私も知らぬ者に預けたくはない」
ルーンは魔術師の家に入られたくないという心情は理解していた。
或いは本当に何らかの危険だとしても譲れない。当然、望の申し出は拒否した。
「…」
久遠は自分の我儘で望へ迷惑をかけるのは申し訳ないと思い、無言になるしかなかった。
…同時に望に関係がありそうな黒髪の少女が関係しているかもしれないと思った。
ルーンへは言わないが、望が何かに対してここまでの拒否は今までなかった。
まだ行ったことがないが、久遠を望の自宅へ招待することは拒否したことはない。
とはいえ、考えすぎと思ったのでそれ以上考えるのを久遠は辞めた。
これまでの関係から望が邪悪な存在を崇めているような人だとは思えなかった。
「…これならばどうだ?」
ルーンは更に譲歩することにした。
望は要は誰かに自宅を見られたくないのだろうと思ったからだ。
ルーンとしては最悪でも保管を望の家でやって欲しいだけであるのだが、趣味というが魔術師として奥の手を隠すのは良くあることだった。
ルーンはルーン文字で装飾された小さな鐘を取り出した。
自分への連絡手段でもあるアーティファクトだった。
「保管をお前の家で頼みたいのだ。別に見張っているのならば他で作業しても問題ない」
ルーンは鐘を望の目の前まで浮遊させながら言った。
「作業が終わったらそれで連絡を寄越せ。もしくは第三者に絵を奪われたりした場合等もな」
ルーンは望へそう言って目をじっと見つめた。
…先程まで嬉々として神である自分すら煽ってきた奴が動揺を隠せないで汗をかいているのが面白かった。
「…わ、わかりました。…頂戴します」
望は旧き神の提案を承諾した。
退路を塞がれたと望は本気で絶望した。外見では隠すように努めているのでそこまで目立たないが。
足掻いた結果、他所の神への連絡手段まで渡されてしまった。
望はシュブ=ニグラスへの信仰は変わらないし、何なら直接弁明する自信があった。
だが、実の反応が怖かった。帰ったらどうやって説明すれば良いのか悩んだ。
「久遠よ。普通、私のような美しい女神からこういう物を渡されたら喜ぶものではないのか?」
ルーンは望が余りにも凄い嫌そうなので久遠に聞いてみることにした。
人間の男ならば自分と関われるだけで狂喜乱舞すると思っていた。
「…わ、私はちょっとわかりません」
久遠は望の反応はともかく余りにも堂々と自分を賛美するルーンという女神に引いた。
白銀の流れるような髪、引き込まれる燃えるような瞳、どれほどの言葉でも言い表せない肢体と同じ女性でも賛美する言葉しか出てこないような女神であることは事実ではある。
だが、理不尽に巻き込んで人の自宅まで使わせろと言われて好感度を保っていられるかというと怪しいラインだと思った。
最も、久遠は黒髪の妖艶な少女を事前に見ていたので多少耐性がついていたのもあるのだが、そこに思い至れはしなかった。
「美しさと感情は別なのですよ。ええ…」
望は精一杯の嫌味を女神へ吐き捨てた。こいつ嫌い。望はそう思った。
「…まあ、いいか」
ルーンはこれまでされたことのない対応をする望にイラッときた。
ガチで不敬にも程がある。だが、寛大な精神で許すことにした。
ルーンにとって忌々しい絵を無力化できる人材と材料が揃ったことは喜ばしいことだった。
一つとはいえ確実に、グレート・オールド・ワンを完璧に封じ込めることになる。
だが、イラッときた。望の夢に今度行くことにした。
夢の世界で手も足も出ない状況でその減らず口を矯正することにしよう。
こうして、一条久遠と今際望は旧き神であるルーンとの最初の接触が終わり、現実世界へと帰還していった。
実は望へルーンへの本心からのあらゆる罵倒と如何にあの旧き神よりも豊穣実が優れているかを数日に渡って吐き出させる等して散々弄んで満足した。
実は一応、今回の件をシュブ=ニグラスへ報告したが特筆して何も起こらなかった。
ルーンとの対峙の際、今際望の信仰心は過去最大級となっていた。
その事実を観測したシュブ=ニグラスは大して気にしていなかった。
…絡んできたニャルラトホテプはウザいので何度か殺したが。殺してもすぐ蘇るので本当にウザい。
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登場人物
今際望
過去最大級に神へ祈った男。とはいえ、協力自体は問題ないと認識していた。
自宅に他の神の私物を持ち込むのが嫌であり、豊穣実がガチギレすると思ったから。
当然、豊穣実にシバかれまくったが、殺されはしなかった。
殺されない事実に感謝し、慈悲深さと比べてあの神(ルーン)は等と心の底から暴言を吐きまくっている。
一条久遠
正気度が短時間で不定の狂気になるような勢いでガンガン減ることはなく、じっくり安定した精神状態で取り組めるようになった。
何なら望は精神分析を使用できるので減少も最低限で済む。
取り敢えずゴッホの残したある種の魔導書を読み込んだ結果、クトゥルフ神話3を獲得した。
絵画の経験ロールに成功し、芸術(絵画)90となった。
呪文、『悪魔退散』と『悪魔の暴露』を取得した。
ルーン
神々しい女神そのものである自分に対しての拒否感が凄い望の対応にガチでイラッときた。
ゴッホがほぼ完了した絵画の封印を追記する作業なので二人に任せることにした。
実際、望が立会の元で1日目安30分、一週間程かけて取り組めば正気度減少はほぼない。
夢の世界に住む神なので眠っていれば干渉できる。
今回、同じ神である夢の神ヒプノスに結構無理を頼んでいたりする。
夢の世界の物を勝手に持ち出すのは良くない行為のため。なお、神なので無断で持っていく奴も多い。
グレート・オールド・ワンの封印なので許可されたが、あんまりしないでねと注意されただけで済んだ。
他の神も見習えとヒプノスは思った。特にニャルラトホテプ。
豊穣実
ガチでキレた。だが、望の脳内がルーンへの怨嗟で満ちていたのでいたぶる程度で自分は許した。
シュブ=ニグラスに恐る恐る報告したが、問題なしと返ってきたのに驚いていたりする。
シュブ=ニグラス
ガチであの煽り魔(ニャルラトホテプ)なんとかして殺しきれないだろうかと考えているが、割とどうでも良かったりする。
実際、普通の信者にもそこまで口うるさく言わない。
自分に危害を加えるような行為に加担したわけでもないので気にすることないのに等と考えていたりする。
寧ろ、過去最大級に自分への信仰心を感じているくらいなので余程のことでないと多分怒らない。
外なる神なので人間の感覚では測ることは無理であるので断言は不可能。
ニャルラトホテプ
負け犬が何かかき乱してくれそうで盛り上がっている。最近は黒子さんの姿だと即ぶち殺されるのが悩み。
問答無用で殺されるので最前線で面白いのが観れない。なので、自分の信者達にその対策を急いで作らせている。
銀の黄昏教団等は彼らの悲願とは全く関係ないアーティファクトに予算を食いつぶされていたりする。