さて、今度は31Aと30Gと合同で威力偵察か。
ユイナ「大河、今回はよろしく頼む」
大河「こちらこそよろしく頼むよ」
後ろから話しかけて来たのはユイナさんだった。
んー、やっぱこの人だけ貫禄エグイんだよなぁ。
ユイナ「そう言えば31Aと合同で歓迎会をしようって話だったんだが…大河も来るか?」
大河「お、さすが先輩部隊。もちろん参加させてもらうよ」
ユイナさんが誘ってくれなかったら危うく仲間外れにされるところだったぜ…。
ユイナ「お前も同期だろう?」
大河「そう言えばそうだった」
セラフ部隊に入る前はめっきり修行ばっかしてたから、セラフ部隊の歴的は30系部隊と同期だったりする。
いやぁ俺だけ単独行動だから、同期から30Zとか呼ばれてたなぁ…。
ユイナ「ちなみに親睦会が今日の夜なのだが大丈夫か?」
大河「大丈夫だよ、最近はセラフ部隊が頑張ってくれてるし。空き時間が増えてるよ」
ユイナ「そうか、最強から言われると心強いな」
大河「へっ、そっちにもいんだろ。タフなのが」
ユイナ「ふっ、そうだな」
正直な話、男性部隊とはあんまり関わってなかったのもあって部隊員の中ではユイナさんが1番仲が良かったりする。
大河「ここは…平和だねぇ」
一息ついて、俺はそうユイナさんに言った。
ユイナ「そうだな」
殺伐とした雰囲気の拠点が多い中、ここは月歌の影響もあってか、基地全体が明るく見える。
俺もユイナさん…と言うか30Gも別の拠点へ赴いた事があったが…なんと言うか、暗いのよ。
ユイナ「…そう言えば言いそびれていた事があるのだが」
大河「ん?どうしたんだい?」
ユイナさんが気まづそうに俺に話しかける。
少し言いづらそうにしているのでおおよその察しは出来る。
ユイナ「この度はご冥福を祈る。お前のお姉さんは勇敢だったと…」
気を使ってか、本心か、ユイナさんはそう言った。
しかし、俺は笑って食い気味に言う。
大河「当たり前だ、誰の姉だと思ってやがる」
ユイナ「…そうか。そうだな」
仮にもセラフ部隊最強の隊員の姉だぞ?それは頑固で、最強より最強だ。
大河「まあ、心配しなさんな。俺は後悔してねえよ」
ユイナ「ふっ、やはり頼もしいな」
そう言って俺はユイナさんと別れて1人で食事でも行こうかと準備をしていた。
大河「今日の昼飯は…どうしよっかな」
そんな事を考えていると、以外にも月歌と最中の後ろ姿が見えた。
あそこ仲良かったんかな?
月歌「もなにゃん」
最中「そうか…」
ん?楽しそうな会話ではなさそうだな…まあアイツらにも色々あるか。
大河はクールに去るぜ…。
そして夜になり、フレーバー通りのお店へ向かった。
春水「やぁ、上手くやってるかい?」
フレーバー通りに入る前の橋で俺の前に京楽さんが降ってきた。
大河「最近良く降りてきますね…」
春水「美少女多いから降りてきたくなるのさ」
あー、これ伊勢副隊長に報告だわ。
後で連絡しとこ。
大河「…それで姉ちゃんに何か?」
春水「おぉ、察しが良いねぇ」
京楽さんが降りてくる時大体姉ちゃん関係だからなぁ。
正直な話もう何言われても驚かない。
春水「彼女…もう始解が出来るようになってるよ」
大河「なん…だと!?」
え?あの人もう始解したの?霊圧出てからまだ1ヶ月も経って無いよね?
え?いつの間に斬魄刀渡したの?二枚屋さん?
しかももう始解だよ?俺が言うのもあれだけど一護のじいちゃんの血を受け継ぎすぎじゃない?
春水「はぁ、こうも逸材が多いとこっちも困るんだけどなぁ」
大河「もうそろそろ卍解習得したりしないでしょうね?」
春水「それはどうかな?正直ここまで来たら卍解習得して欲しい気もするけど」
俺はその場でしゃがみ込んで、ため息を吐いた。
大河「勘弁してよ…」
まあ、けどその方が動きやすいのはあるか…。
一護のじいちゃんと京楽さん、浦原さんの協力が得られれば…きっと。
春水「まあ、君は君の事に集中しなよ。僕達は全力でサポートするからさ」
大河「なんか、俺だけ考える事多くないっすか?」
春水「気のせいじゃないかな?」
まさかここに来て姉ちゃんが死神の力を手にするか…もう少し早けりゃ明るい未来もあったろうに。
大河「全くやれやれだよ…」
もし蒼井大河をヘブバンのキャラ化したら…。
スタイル名 死神代行
SS1 風霧 二刀流のスキル。刀を片方逆さに持ち回転しながら相手を切り刻む。
SS2 激化点流 始解して無数の刀を敵全体に刺す。
SS3以降はもう少し物語が進んでのお楽しみ。