「……と言うことで○亀製麺に来たぞ」
明らかに結束バンドの方ではない方向(読者の方)を向いてドヤ顔でリョウは口にする
「どこの誰に言ってるのさ」
リョウの謎の行動に、虹夏は呆れたようにツッコミをいれる
「わからないのか、虹夏……この読者に対する配慮を」
「あーはいはい、よくわからないこと言ってないではやく入るよー」
虹夏は扉を開け四人は店内に入った
「みんな、何にするか決めた?」
「い、いえ!ま、まだ迷ってます……」
「決まってる……」
「私も決まってます。伊地知先輩!」
三人の反応を聞いた虹夏は
「じゃあリョウと喜多ちゃんから頼んどいて貰っていいかな?」
「任せろ」「いいですよ」
相談してる内に注文口にたどり着いた
「ご注文をどうぞ!」
リョウは
「とろたま並ひやあつ温玉生卵変更」
呪文を唱えた
一瞬固まる空気
「……温くなりますが?」
「構わない」
「かしこまりました!お次のお客様!」
喜多は
「あ、ごはんください」
うどん屋とは?
「……おうどんはよかったですか?」
「大丈夫です」
「失礼しました!お次のお客様!」
虹夏は
「私はかけうどん並で」
普通の注文だ
「ありがとうございます!お次のお客様!」
ぼっちは
「ァ!あっ、わ、私は釜揚げうどんを……」
周囲の音に負けてしまった
「すいません!もう一度大きな声で言って貰ってもいいですか!」
「ぁあばばば!!」
ぼっちはカタカタと震え始めた
(不味い!店員さんに「こいつ、まともに注文も出来ないのか……」とか思われたに違いない!そんな人に迷惑をかける私は死ぬしかない!)
「あ、この子は釜揚げうどんの並で」
虹夏は助け船を出す
「かしこまりました!」
「あっ、これとこれを~」
喜多は天丼を作り上げていく
「これしか勝たん」
リョウは意外にも普通の天ぷらを取っていく
「アタシはこれかな~」
虹夏はバランスよくものを取っていく
「と、鶏天ない……」
ぼっちは若干落ち込みながらもかしわ天を取る
「お会計は〇〇〇〇円です」
すかさず山田は
「ぼっち、おごっ」
いつもの屑発言をしようとするが
「はい、来月の給料から天引きしとくね」
現実は非情だ
「虹夏……酷い」
席に着く
「みんな揃ったし食べよっか」
「「「「いただきます」」」」
「あ、喜多ちゃん天丼なんですね……」
「えぇ、盛り方で全然イソスタ映えの写真にできるのよ!ひとりちゃんはかしわ天ばかりなのね」
喜多はイソスタ映えしようと写真を撮り始める
「あ、唐揚げに似てて好きなんです……」
ひとりは先ずは鶏天を食べ始める
「リョウ、相変わらずネギ天かす好きだね」
虹夏はやれやれという表情をしながら麺を啜る
「何をいうか、これこそがロックだ。それに比べ、虹夏もいつもかけうどんだ。ロックさが足りない」
リョウはネギと天かすでうどんがほぼ見えない状態から天地返しをする
「「「「ごちそうさまでした」」」」
トレーを返却口に返しお店を出る
「今度はシェイクうどんが発売したら来ましょうね!きっといい写真が撮れるわ!」
喜多のイソスタ映えの為にもきっと結束バンドはまた○亀製麺に来るのだろう
江ノ島に行ったんですが、しらす丼の話を……
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