「ミ○ド行かない?」
リョウは練習が終わるとしれっと言う
「いいですね!私も行きたいです!」
喜多も笑顔で立ち上がる
「お、喜多ちゃ〜ん乗り気だね〜」
虹夏もウキウキした顔で言う
「はい!そういうお店みんなで行きたかったんですよ!」
喜多は効果音にキターン!と輝き出す
「ゔっ」
ひとりは喜多の光に焼かれたらしく悲鳴を上げ倒れる
「ぼっちちゃん倒れた!?」
虹夏は慌ててひとりを起こそうとする
「私なんかしちゃいました……?」
喜多は不思議そうな顔をする
「さっさと行こう」
リョウはひとりの奇行をスルーしながら先に行ってしまった
「さて……何取ろうかな?」
虹夏はトレーとトングを持ちながら言う
「私はこれとこれにします!」
喜多はひょいひょいっとドーナツを取る
「ぼっち、早く決めて」
リョウは何も持たずにひとりを急かす
「えっ……えっと」
ひとりはあわあわと焦りながらドーナツを取る
「リョウ先輩、ドーナツは取らなくていいんですか?」
喜多はなにも持っていないリョウに気付いたのか声を掛ける
「ふっ……私はここで取る物はないからな……」
リョウはドヤ顔で言う
「あーリョウここ来るとドーナツ食べないんだよね」
虹夏は呆れたように説明する
「皆、ここはドーナツを食べる場所じゃないよ」
「テイクアウトですか?店内でお召し上がりですか?」
「店内で」
「こちらポン・デ・リングとオールドファッションでよろしかったでしょうか?」
「はい、後オレンジジュースもください」
「かしこまりました」
「お次のお客様は?」
「私も店内で!」
「こちら、ポン・デ・ストロベリーとフレンチクルーラーでよろしかったでしょうか?」
「はい!それとタピオカミルクティーをください」
「かしこまりました」
「お次のお客様は?」
「ミスドドリンクセットの担々麺とダージリンのミルクを頼む」
「かしこまりました」
「お次のお客様どうぞ」
「あっ!えっと……て、店内で」
「こちら、ゴールデンチョコレートとエンゼルフレンチ、ポン・デ・リングでよろしかったでしょうか?」
「は、はい……あ、後コーラを……」
「かしこまりました」
「さて、皆揃ったねそれじゃあ」
「「「「いただきます」」」」
「ぼっち、たくさん食べるね」
リョウは麺をすすりながら呟く
「そ、そうですかね?」
ひとりはポン・デ・リングをもぐもぐしながら言う
「3つは食べられないわ……」
喜多は写真を撮り終わり、タピオカドリンクを飲み始める
「あ、あばばば」
ひとりは急に震えだす
(こ、これが噂に聞くタピオカドリンク!陰キャの私には眩しすぎる!)
「ぼっちちゃん!?急にどうしたの?」
「「「「ごちそうさまでした」」」」
「リョウ先輩、担々麺はどうでしたか?」
喜多はリョウに問いかける
「うまいぞ、今度試してみるといい」
江ノ島に行ったんですが、しらす丼の話を……
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