結束バンドが飲食店チェーンに行ってみた   作:ザの字

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磯○水産に行ってみた

「今日はSICK HACKのライブに行くぞ」

リョウはうれしそうに言う

「そ、そういえばお姉さんからライブがあるって……」

ひとりはそういえば……という顔をする

「だから新宿に来たんですね!」

喜多はニコニコしながら言う

「じゃあ、ライブに行く前に先にご飯食べちゃおっか」

 

「ということで磯○水産に来たぞ」

リョウはいつも通りの流れでお店を指差す

「なんの脈絡もないね!」

虹夏は何いってんだって感じでツッコむ

「なにを言う、廣井さんのライブに行く前だぞ、当然居酒屋だろ」

リョウは当たり前だろ?って顔をする

「流石リョウ先輩!」

喜多は憧れの眼差しを向ける

「本当に喜多ちゃん、リョウに甘いんだから……」

 

「いらっしゃいませー、何名様でしょうか?」

「四名で」

「それではこちらの席にどうぞ~」

「ご注文はタブレットからお願いします」

 

「あっ!ランチメニューあるね!」

虹夏はタブレットを真ん中に置きながら言う

「私は他も見てから決める」

リョウは居酒屋メニューをみたいようだ

「わ、私はこの海鮮ミックスフライ定食にします」

ひとりは珍しく早めに決まったようだ

「私この海鮮こぼれ丼にします!すごく映えそうなので!」

喜多は少し迷ったようだが決めたようだ

「私は鯛の胡麻茶漬け丼にしよっかな」

虹夏はおすすめと書いてある物を選ぶ

「伊地知先輩、しらす丼はいいんですか?」

喜多は江ノ島のことを思い出したらしく問いかける

「あれは江ノ島のやつが食べたいんであって、今食べたいわけじゃないだよね〜」

虹夏はうんうんと頷きながら説明する

「……私はイカの塩辛、厚切りハムカツ、つぶ貝の串焼き、なつかしタコさんウインナーを頼むかな」

リョウはタブレットを受け取るとポチポチとタップする

(あっ……頼むメニュー、完全に居酒屋のメニューだ……)

ひとりはリョウのメニューを聞いて思ったが口には出さなかったようだ

 

「おまたせしました。つぶ貝の串焼きはそちらのコンロでお焼きください」

「火もつけますね失礼します」

 

「それじゃあみんな」

「「「「いただきます」」」」

 

「わぁ!とってもいいわ!」

喜多は写真を撮りまくる

「郁代、相変わらず忙しいな」

リョウは串を焼きながら言う

「リョウ先輩も一緒にどうですか?」

喜多はますます輝きながらリョウを誘う

「面倒だからいい」

 

「酒盗が無いのは残念だがこれもいいな」

リョウはイカの塩辛を食べながらニヤッとする

「あっ……前にも、食べてましたよね」

ひとりは前にみんなで来た時を思い出したようだ

「そういえばその時に郁代の名前も知ったんだよな」

リョウはププッと笑う

「忘れてくださーい!」

 

「ぼっちちゃん、本当によく食べるね」

虹夏はママみを感じる顔でつぶやく

「そ、そうですかね?」

ひとりはきょとんとする

 

「「「「ごちそうさまでした」」」」

 

「さぁ腹ごしらえも済んだし新宿FOLTへしゅっぱ〜つ!」

虹夏の先導のもとライブ会場に向かうのであった

江ノ島に行ったんですが、しらす丼の話を……

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