結束バンドが飲食店チェーンに行ってみた   作:ザの字

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感想、高評価が貰えたので続きを書きました。
1ヶ月に一度更新できるようにがんばります。


吉○家に行ってみた

「虹夏、お腹すいた」

ライブ前リョウは急に言い出す

「リョウまたお金ないの?」

虹夏はため息を吐きながら言う

「虹夏……奢って」

リョウは媚びるような声を出す

「奢らないからね?」

虹夏はまたぁ?と言わんばかりの顔をして突き放すように言う

「そんな……酷い」

リョウは涙目で周りに訴えかける

「大丈夫ですよ!先輩!私が出しますよ!」

喜多は笑顔で助け舟を出す

「ありがとう、郁代」

悪びれもせず平然とリョウが借りようとするため

「喜多ちゃん、そういうことしなくていいからね」

虹夏が諫めるが

「いいんですよ先輩!これでリョウ先輩に貢げるんですから!」

ニコニコとしながら喜多は自分の世界に入ってしまう

「あっまた喜多ちゃんの悪いところが……」

「仕方ないね、近くに吉○家あるしそこにしよっか」

「わ、わかりました」

ひとりと虹夏はふたりをスルーして場所を決める

 

「いらっしゃいませー、何名様ですか?」

「四名で」

「お好きなテーブル席にどうぞー」

 

「あっここ、タブレットで注文できるですね……」

ひとりはほっとした表情になる

「私はもう頼むの決まってるから、先に選んどくね」

リョウはささっとタブレットに入力する

「あ、私も入れときますね」

喜多もするっと入力する

「わ、私も決めました」

ひとりは辿々しいが迷うことなく入力をすませる

「みんな早いねぇ、私も入れちゃうね」

虹夏も注文を済ませる

 

「おまたせしました。焼魚定食のお客様」

「こっち」

山田が手を上げる

「チーズ牛サラダのお客様」

「こっちです!」

喜多は笑顔で店員に声をかける

「から揚げ定食のお客様」

「ッア!こっ……こっちです!」

ひとりはちゃんと店員に気づいてもらえたようだ

「牛丼並盛お新香セットのお客様」

「私です」

虹夏は普通に受け取る

 

「みんな揃ったことだし……」

虹夏は音頭をとる

「「「「いただきます」」」」 

 

「喜多ちゃん珍しいものを頼んでるね」

「そうですか?これが一番映えそうだと思いませんか?」

喜多はスマホを取り出し写真を撮りイソスタに上げるのを吟味し始めた

「ぼっち、どうした?」

リョウはひとりの視線に疑問を投げかける

「リョウさん……なぜ焼魚定食にしたんですか……?」

「当然だろう?ロックだろ?」

「そ、そうですかね……?」

ひとりは首を傾げる

「そうだ。ぼっちだってから揚げ定食とはやるじゃないか」

 

 

「「「「ごちそうさまでした」」」」

 

 

「……あれ?そもそも吉○家なのに私以外誰も牛丼たのんでないじゃん」

虹夏は帰りながらそう思った

 

江ノ島に行ったんですが、しらす丼の話を……

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