「どうしてこんなところに……」
ひとりは震えながら思い返す
回想
「今日は行きたいところがあるんです!」
喜多は元気に言う
「いいね!どこに行くの?」
虹夏はも若干テンション高めに答える
「ふふ……Cannery R○wです!」
喜多はスマホを見せる
「ここは来たことないな」
リョウもほほうとスマホを覗く
「で、でもここ遠くありません?」
ひとりは遠い目をしながら言う
「40分くらいよ?」
喜多は何か問題があるかしら?としれっと返す
「え……」
リョウはげんなりした声を出す
「これは流石に遠いかな……」
虹夏もこれには及び腰のようだ
「あ……でもバスも出てるみたいですよ!」
喜多はスマホでささっと調べる
「そ、それなら……」
ひとりはほっとした顔をする
「そんなにお金ない」
リョウは相変わらず金欠のようだ
「またお金ないのリョウ〜」
虹夏は呆れたように言う
「虹夏奢って」
リョウはいつも通り図々しい
「もー!」
回想終了
「と言うことで着いたな」
リョウは腕組みをしながら言う
「きゃー!私こういうお店に来たかったんですよ!」
喜多は嬉しそうに写真を撮る
「あばばば……」
ひとりはそわそわと周りを見る
「さぁ行くわよ!」
「いらっしゃいませ、何名様でしょうか?」
「4名で」
「では、こちらの席へどうぞ」
「みんななにする〜?」
虹夏はメニューを開きながら言う
「ふむ……きまった」
リョウはメニューを一通り見るとさらっと決める
「私も決めました」
喜多はニコニコしながら決める
「わ、私もです」
ひとりは気になるものがあるようだ
「おっ?みんな決まったねそれじゃあ注文しよっか」
虹夏はすいませーんと店員を呼ぶ
「ご注文お伺いします」
「私はオルチャ」
リョウは図々しく言う
「私はスウィートバジルのペペロンチーノとスモークサーモンで!」
喜多はニコニコ顔で答える
「わ、私は……にんにくとベーコンの悪魔風、とからあげで!」
ひとりはなんとか答えられて胸をなで下ろす
「なら私はなすのアーリオ・オーリオにしよっかな」
虹夏は普通のやつを頼む
「あ、後ドルチェもつけましょ!」
喜多は付け加える
「いいね!なら私も」
「助かる」
「じ、じゃあ私も……」
「かしこまりました。前菜バイキングをお楽しみください」
「取ってくる」
リョウはすっと立ち上がる
「私も行きます!」
喜多はリョウを追いかけていく
「あはは……私たちも行こっか」
虹夏はひとりの手を取り行く
「あっ……はい!」
「こ、これは……」
(どれもこれも名前が凄い!)
ひとりはビクビクしながら料理を見つめる
「ぼっちちゃん止まらないで〜!」
「あっはい!」
「と言うことで取ってくるもの取ってきたし」
「「「「いただきます」」」」
「リョウさん……ガッツリ持ってきましたね」
ひとりはポテトを頬張る
「食い溜めしないとな」
リョウはジャンバラヤを食べながら答える
「やっぱり雰囲気がいいわね〜」
喜多は楽しそうに写真を撮る
「喜多ちゃん楽しそうだねぇ」
虹夏は椎茸をつつく
「お待たせしました」
「リョウピザだったんだね〜」
虹夏はパスタを巻きながら言う
「やらないぞ?」
「お金」
「どうぞ」
リョウは手の平を高速で返した
「ひとりちゃんがっつり系ね」
喜多は写真を撮る
「もぐ?」
ひとりはモグモグしている
「そろそろドルチェ頼みましょ!」
「お待たせしましたドルチェの説明をさせていただきます」
「こちら紅茶のフロマージュ」
「甘酸っぱいベリーのタルト」
「ガトーショコラお好みで生クリームもお付けできます」
「洋酒を使ったズコット」
「チーズケーキ」
「バニラプリン」
「生キャラメル」
「シフォンケーキ」
「どちらにしましょう」
「私はベリーのタルトと生キャラメル、シフォンケーキで!」
喜多は見た目が良さそうなものを選ぶ
「ズコット、バニラプリン、生キャラメルで」
リョウは珍しい物を選ぶ
「私はフロマージュ、チーズケーキ、バニラプリンで」
虹夏は王道を選ぶ
「わ、私はチーズケーキ、生キャラメル、バニラプリンで……」
ひとりもなんとか選ぶ
「あっ……美味しい」
あたふたしながらもひとりはケーキを食べる
「ふふっ」
虹夏は微笑ましそうに見る
「リョウ先輩もう食べちゃったんですね!」
リョウが食べ終わってるのに喜多は驚く
「美味かった」
「「「「ごちそうさまでした」」」」
「たまにはこう言うのもいいよね!」
虹夏はニコニコ顔で言った
4月から仕事が変更されたことで執筆時間の確保が困難になったので当投稿を持って一応の連載終了とさせていただきます。
今までのご愛読ありがとうございました。
江ノ島に行ったんですが、しらす丼の話を……
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