このハザ   作:ひつまぶし太郎

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今回でとりあえず一区切りというか、プロット上の第1章の最後になります。
ボス敵とのバトルが入ると、どうしてもいつもより長めになります。



第十一話。粉バナナ二人前

 

 

今日はデビルハンターに加えてドラゴンスレイヤーの称号をゲットし、黄金竜からほしいものも手に入れ、エルロードの人たちに気に入られた。

罰ゲームみたいな一悶着を除けば、とてもいい一日だったと言えるだろう。

 

 

「ふぅ…」

 

 

仕込みを終えた僕が、泊まっている宿の部屋で腰を落ち着けていると、少し遠慮がちに扉がノックされた。

 

 

「俺だ、レヴィだ。約束通りセレナを連れてきたぞ」

 

 

「お待ちしてました、王子様…きゃあ!?な、なにを!?」

 

 

そして迎え入れたとたん、僕は所謂壁ドンの体制で王子様に迫られていた。

おいおい、僕の身動きをいち早く封じ込めたいのだろうががっつきすぎだろ。

大丈夫かぁ?

 

 

「すまない…カジノに行く約束はなしだ…!俺はもう我慢できん!ヴァンよ、俺の女となれ…!」

 

 

「ですが、セレナ様が見ていらっしゃいます!それに王子はアイリス様と…」

 

 

「言うな!俺はあんな苦労知らずの女よりも、お前のような磨かれた美しさこそ尊ぶ…」

 

 

「そんな、王子…」

 

 

僕は熱烈に口説いてくる王子様の目を見返し、気の効いた返事をしようとして───。

 

 

「ぷ…くく。だーはっはっは!もう無理!あひゃひゃひゃ!残念でしたー!僕は男でーす!」

 

 

我慢できずに吹き出した。

僕が王子に気を取られているうちに、背後を取っていたセレナ…もとい、セレスディナとレヴィ王子の振りをした誰かがぎょっとしたように僕を見つめてくる。

 

 

「な、なぁ…っ」

 

 

「『俺の女になれ…』だって、ぷふー!ベタすぎてくっせー!自分よりも年下の男に化けて女口説くとか魔王軍ってば変態かよ!あはは!王子は僕が男なの知ってんだよ、間抜け!そんなにビックリしたのか?変身が溶けてるぞ、ドッペルゲンガー!」

 

 

意図せずに変身が解けたからなのか、少年と言う年頃の王子の服を着た、ラグクラフトおじさんという結構気持ち悪い絵面になっていた。

 

 

───そう、僕と王女様、そしてレヴィ王子はグルだった。

 

 

自分の婚約者が自分の国に来る道中で襲われた、それを聞いたレヴィ王子は自分が信用できるごく一部の人間を使って、調査を進めていたらしい。

そして、自分の国を支えてくれていた宰相と、最近急に秘書となったセレナが魔王軍の者だと気がついた。

 

 

『だが、証拠はなかった。国の重鎮を討つことが許されるだけの証拠が。俺は世間でバカ王子と言われているらしいが、全くもってその通りだ…!自国の膿すら自力で切除できん!しかもだ、この国の財政も一見好景気に見えるがただのまやかし。うちの国の経済が持たんときが来ているのだ…!』

 

 

そう悔しがる王子は、それでも諦めずに彼らの回りを探っていた。

 

そんなときに、悪魔を殺したと言う少女を引き連れてきた王女をレヴィ王子は初め疑っていた。

なぜなら、エルロードでは偉業だけが語られていて、それを成した者について性別すらあやふやとされていたが、自分が王族の伝手で手に入れた情報では、悪魔を殺したのは少年のはずだったからだ。

 

故に、僕たちが来たときも信用できるか見るために挑発した。

結果としては僕が女装していた事実には気付かなかったものの、少なくとも、王女様を他人のために怒れる善い人間だと判断したらしい。

 

………。

 

まぁこれも王女様の人徳ということだろう。

正直そんながばがば判定だから国の中枢にスパイが入り込むんだよと思ったが、口にはしなかった。

 

 

『どうかこの国のために力を貸してほしい』

 

 

『勿論です。ベルセルグ王家の女として、同盟国を見捨てるなんてことはありません!』

 

 

歓待パーティーのあと二人そろって呼び出され、この話を聞かされた僕らは、女装であることとかもろもろ暴露し、協力体制を敷くことに成功した。

 

そして、暗殺を唆すためにわざわざ宰相と秘書が密会をしている近くで小芝居したのだ。

 

正直吐きそうになる僕と、男を口説くという苦痛に顔をしかめるレヴィ王子の表情を見られていたら、この計画はうまくいかなかっただろう。

王女様はノリノリで口説き文句とか考えて、すごく楽しそうな顔で僕らの誰得ホモホモ劇場を影から鑑賞していた。

 

そして、その事実に王女様に気のあるレヴィ王子は涙目になっていた。

…かわいそうに。

 

 

「あんたは知らないだろうが、実はこれ国内に生放送中なんだよ。完全防音だから気づかなかっただろ?おっと、動くなよセレスディナ!魔王軍幹部のダークプリースト!この国の王子を侮ったからそうなるんだよ、魔王軍!」

 

 

僕は悔しがる彼らに向かって、枕に隠してあったマイクを向け、血管ぶちギレるくらいむかつく顔で爆笑した。

 

 

 

 

 

 

 

 

「………」

 

 

ぶすっとした表情の顔をした魔王軍幹部のダークプリーストのセレスディナは今、檻の中だ。

 

あれから「来い!あたしの傀儡共!」と叫んだセレスディナを殴って気絶させたり、「まどろっこしい真似はもうやめだ!」と叫んだラグクラフトが僕に化けた瞬間溶けたり、いかにも正気を失った感じの町の人たち───後から知ったが彼らはセレスディナの能力で傀儡として操られていた───を気絶させたり。

 

いろいろ大変だった。

 

ラグクラフトはその騒動で完全にただの液体になってしまったが、僕に完全に化けた時点で死んでいた気もする。

 

なにせもう忘れられてる設定かもしれないが、破壊と再生二つの性質を併せ持つ僕の体は意思のない写し見すら耐えられない痛みが常に暴れまわっている。

ラグクラフトはそれに耐えられなかったのだろう。

 

むしろ吐いて気絶したから精神の同化が一瞬だけだっとはいえ、四日で起きてきた王女様がすごいという話だ。

 

 

「なんだよ。あたしに聞きたいことでもあるのか?傀儡の解き方か、それともこの国に来た目的か?」

 

 

「いや、お昼なに食べたいかなって」

 

 

「は?」

 

 

「一応捕虜の扱いはしっかりしとこうって話になってさ。ほら、ここベルセルグじゃないからな。魔王軍に攻められると困るんだって」

 

 

僕がそう言うと、怪訝な顔をしていたセレスディナは一転して勝ち誇ったような笑みを浮かべた。

いらっとするも、僕は大人の余裕で受け流す。

 

 

「へぇー…なるほどな。くくっ。ここがベルセルグじゃないことに感謝しねえとなぁ?はは!なら、そうだな。ステーキが食いてえな。とびきりうまいやつ!ほらどうした?魔王軍に攻められたら困るんだろ?んー?」

 

 

う、うぜえ。

このプリーストチンピラすぎない?

という感想も全て飲み込んで、僕は立ち上がった。

 

 

「ん、おかのした」

 

 

その数十分後。

僕は彼女の目の前で、ステーキを食べていた。

 

 

「お、おい!なんでお前が食ってんだ!やめ、やめろよ…食うなら別の場所で食えばいいだろ!つーか、捕虜の扱いこんなんでいいのか!?さっきの攻められたら困るって話はどうなったんだよ!」

 

 

「あーあ、せっかくステーキ持ってきたのに落としちゃったなぁ。捕虜に持ってく分落としちゃったから、処分しないとなぁ」

 

 

「てめーっ!落として廃棄したことにして、あたしに寄越さない気か!?」

 

 

「大丈夫大丈夫。記録上はあんたが食べたことになってるよ」

 

 

「ふざけんな!」

 

 

このステーキは不幸な事故で廃棄された。

私たちは意図的に、捕虜への待遇を悪くしていたわけではありません。

…という建前。

 

 

「───そんなに食べたいのぉ?」

 

 

僕のステーキを口に含みながらの態度に一瞬だけ顔がすごいことになりながらも、セレスディナはなにかに気づいたようだった。

 

 

「…!そう言うことか…昨日の騒動で傀儡化の解けたやつがいたんだな?それで、あたしの加護を知ってやがるのか…!」

 

 

ぎりぎりと悔しそうに言うセレスディナに、僕はステーキを口に運びながら正解を知らせる札を掲げた。

 

そう、昨日正気を失くしていた人たちの半分くらいはもう正気に戻っている。

彼らに聞き込みをしたところ、どうやら彼女に感謝したり貸しを作ると、傀儡とされてしまうらしいことがわかった。

 

それで、尋問する前に貸しを作っておいて、うっかり傀儡にされることがないように対策しとこうという話になって、今に至る。

 

まぁぶっちゃけ、ただの茶番だ。

ほとんど彼女へ嫌がらせしたかっただけだ。

そこに理屈をつけて、合法的に嫌がらせをやってるだけで。

 

 

「さて、本題に入ろうか」

 

 

ステーキを食べ終え、満足した僕は彼女に改めて向き合った。

 

 

「どうせ能力は傀儡だけじゃないんだろ?昨日殴った瞬間僕の歯も折れてたし、脳も揺れてた。反射的なあれか?」

 

 

「チッ…そこまでばれてんのかよ。そうだよ、あたしが信仰してるのは傀儡と復讐を司るレジーナ様だ。あたしを殺せば、回りに死の呪いを撒き散らすから扱いに気をつけろよ?」

 

 

なるほど、先にそういっとくことで拷問や処刑を避けるわけか。

 

 

「あたしはどっちだっていいんだぜ?少なくとも、今この国にはベルセルグの王女とエルロードの王子がいる。戦力的には大差なくても、こいつらが死ねば士気だけは下げられる!仮にあたしが殺されても、目的は達成されるってことだ!」

 

 

「なに勘違いしてるんだ?僕は一度も拷問にかけるなんて言ってないぜ」

 

 

「なに!?」

 

 

ぶっちゃけ、彼女を痛め付けるのは容易い。

 

僕は巨人の火以外の痛みを感じないし、死んでも生き返る。

だから先に根をあげるのは彼女だし、彼女だけがボロボロになる。

とはいえあえてそんな大人の時間(グロ)を繰り広げる必要はない。

 

 

「ここはギャンブルの国エルロード!さぁ、賭けをする覚悟はあるか?」

 

 

───賭けの内容は簡単だ。

 

互いにどんな手を使ってもいいからセレスディナは一時間で僕に感謝させて、傀儡に出来たら勝ち。

傀儡にされたら僕は記憶を全部消し去る忘却の秘薬を飲み、頭はパーになって戦力として使い物にならなくなるというものだ。

 

彼女は僕の不死性を知らないのであえて安い命を懸けても良かったが、それをすると相手に警戒される可能性もある。

これくらいがたぶんちょうどいい。

 

 

「へぇ…ずいぶん身を切るな?」

 

 

「そのくらいじゃないと乗ってこないだろ。厄介なんだよあんた。殺せばいいって話じゃないから」

 

 

僕がうんざりしたように言うと、セレスディナはにやりとした、酷薄な笑みを浮かべる。

 

 

「大変だな、英雄様はよ」

 

 

「だが逆に、負けたらあんたはエリス教に改宗、魔王との結界維持の契約も破棄、レヴィ王子に忠誠を誓って全力でこの国の財政を建て直してもらうんだ。僕の記憶とあんたの信仰なら、まぁ対等だろ」

 

 

 

 

 

 

 

『さぁ始まりました魔法の契約書によって条件を確認し、互いに縛られたこの一戦!実況はこの私、エルロードの王女アイリスが勤めさせて頂きます!解説役のレヴィ王子、どう見ますか?』

 

 

王女様のマイクパフォーマンスでエルロードの国民が一気に歓声をあげる。

さすがというかなんというか。

 

ベルセルグは野蛮な国みたいな印象のあるエルロードの国民を、あっという間に虜にしたらしい。

 

 

『うむ。この国の命運をかけた一戦だからな、最新の英雄…ドラゴンスレイヤーのヴァン殿には是非とも勝利してほしい』

 

 

同時に、レヴィ王子も中々な人気のようで、結構な歓声が上がる。

昨夜の魔王軍相手の捕り物で、世間でバカ王子と呼ばれていたのが嘘のような人気っぷりだ。

 

手のひらドリルかよ。

 

 

『制限時間は一時間!勝つのは貸しを作り、感謝させることで相手を傀儡にできるダークプリーストのセレスディナさんか!それともドラゴンスレイヤーヴァンか!互いの記憶と信仰をかけた一戦が今!始まります!』

 

 

『セバス!デュエル開始の合図をしろ!』

 

 

『デュエル開始ぃぃぃぃい!』

 

 

王女様と王子様、そして執事のセバスの掛け声によって、会場で熱気が弾ける。

いよいよ魔王軍との初めてのバトルが幕を開ける…!

 

 

「───いや、なんでだぁぁぁぁぁああああ!?」

 

 

そんな僕の意気込みと歓声を引き裂くように、セレスディナが乾いた叫び声を上げた。

 

 

「おいおい、どうしたんだよ?そんなんで僕に感謝させられんのかぁ?」

 

 

「お前は、なんっで普通に受け入れてんだ!完全に見世物じゃねえか!」

 

 

「そうだよ?」

 

 

僕とセレスディナは今、コロシアムのような場所で、大衆に囲まれるようにして向き合っていた。

会場にはキッチンやおもちゃ、衣装、リラクゼーショングッズ等々、さまざまな小道具が置いてあり、この企画への気合いの入れようがよく伝わってくる。

 

腐ってもプリーストだからなのか、セレスディナ的には勝負がこんな見世物になっていることに納得いかないのだろう。

 

 

「国としてそれでいいのか!?」

 

 

『ふむ、王子として言わせてもらうなら…別に構わん。何せここはギャンブルの国。勿論この勝負の勝敗も博打の対象だ』

 

 

だが、金が正義のこの国で、金になる見世物をわざわざ秘する必要もない。

大々的に宣伝し、今日の昼決まった勝負だというのに、エルロード中から見物人がぞろぞろと集まってきていた。

 

 

「クソ王子ィィィ!」

 

 

いつまでも王子にセレスディナが噛み付いていては話が進まないので、とりあえず挑発することにする。

 

 

「フ…お前の目は、戦いに怯えた負け犬だ。そんな体たらくで魔王軍の謀略と諜報を担っているなど片腹痛いわ!」

 

 

「…やってやろうじゃねえかこの野郎!」

 

 

 

 

 

 

 

「…うっ…うう…」

 

 

あのあとセレスディナは鞭で叩いたり、ヒールをかけてみたり、料理を作ってみたり、お金をくれたり、アイテムをくれたり、膝枕してみたり、おっぱいを押し付けてみたり…それはもういろいろやった。

 

とても頑張っていたのは、見ていた人がみんな認めてくれるだろう。

涙目になりながら、必死な顔をして頑張る彼女を、魔王軍であることも忘れて応援している人たちもいたくらいだ。

 

いい話だ。

感動的だな。

 

 

だが無意味だ。

 

 

「あんたの頑張りは素晴らしかった!健気さも必死さも伝わってきた!だが、しかし、まるで全然!僕が感謝するには程遠いんだよねぇ!」

 

 

「感謝しろよおおおおおお!おかしくね!?普通ちょっとは感謝するだろ!なんで施し受けてあたしに少しも感謝しねえんだ!いかれてんのか!?」

 

 

もはや取り繕うこともなく地団駄を踏み、頭をかきむしる様は、とても謀略と諜報を担当する頭脳派には見えない。

 

 

『おーと、ここでタイムアップです!まさかの圧勝!圧勝です!ドラゴンスレイヤーの態度に小揺るぎなし!最後まで相手に感謝することはありませんでしたね!』

 

 

『うむ、人でなしここに極まれりだな』

 

 

失礼な。

僕はちょっととある針を、あらかじめ舌に刺していただけだ。

 

 

「なんだ…その針…?」

 

 

無垢金の針が刺さった舌を見せて笑う僕は、さぞ悪い顔をしてるのだろう。

 

 

「おまひない」

 

 

このミケラの針は、外なる神の干渉を退けるために、ミケラが紡ぎあげた無垢金の針のひとつだ。

そして、未完成だからファルムアズラにある時の狭間という場所でしか使えない。

 

だから使っても意味はない…というのは早計だ。

 

ここは狭間の地の外で、傀儡の神レジーナはこの世界の神だ。

つまりは外なる神だ、きっと。

 

 

そして、時の狭間が結局どんな場所なのか僕はバカなのでわからなかったが、似たような状況を作ることができるアイテムを持っている。

 

それは、古竜岩の鍛石。

アイテムの説明によれば、この石は古竜の王の鱗である黄金のさざれ石を磨きあげたものであり、僅かに時間を歪めているらしい。

 

さらに、僕の手元にはちょうど黄金竜を倒したときに出た逆鱗と心臓がある。

こないだ倒したドラゴンは古竜の王には程遠いが、古竜岩の鍛石と一緒に握っておけば、それなりの力場を産み出せるくらいの力はある。

たぶん。

 

 

本当にこんなガバガバな理論でミケラの針が効果を発揮したのか、それとも本当に僕が人でなしなのか。

真相は闇の中だが、少なくとも今回のギャンブルに勝利したのは僕であることは明白な事実だった。

 

 

「通るか…通るかこんなもん…!」

 

 

「魔王軍の幹部撃破!Vやねん!」

 

 

「うわあああ!卑怯者ぉぉぉおおおおーっ!」

 

 

契約書にはどんな手段を使ってもいい、と書いてある。

不正はなかった。

 

 

 

そんな感じで、ベルセルグは支援金が増えた上に、王女暗殺未遂の計画立案者を無力化出来たし、エルロードは国の中枢に入り込んだスパイを経済を建て直すための得難い人材として取り込み、さらには王子が国民の支持を取り戻した。

そして魔王軍の幹部の1人は凶悪なレジーナ教の加護を失い、魔王との結界維持の契約も断たれた。

 

ついでに元魔王軍の幹部のセレスディナを受け入れたエリス教が今回の一件でエルロードで一番人気の宗教に躍り出たが、この国だとギャンブルのことしか願わわれなさそうだな。

 

 

 

とりあえず、みんな幸せでヨシッ!

めでたしめでたし!

 

 




今回も最後まで読んで頂き誠に有難うございます。

次回は「何でも入る魔法のポッケ」「安楽少女ハンターってなんか響きやばくね?」「臣下0人」「ありのままの報告書」の短編4つでお送りします。
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