異世界は仮面ライダーとウイルス兵器召喚の力とともに。 作:ウルトラマングレート
冬夜達の前に王国の兵士達が集結していた。
オリガ「ミスミドの王都までは両国の兵士が共同で私達を護衛してくださいます」
ガルン「ミスミド護衛兵士隊長のガルンです」
リオン「ベルファスト側の護衛隊長は私 王国第一騎士団所属のリオン・ブリッツが務めさせていただきます」
ユミナは冬夜や愛華にこっそり教えた。
ユミナ「リオンさんはレオン・ブリッツ将軍のご子息なんですよ」
冬夜「え!?」
愛華「そうなの!?」
冬夜「あの将軍と親子・・・・・・?」
ユミナ「ちなみに私がベルファストの姫だということを知っているのは 護衛団ではリオンさんだけになります」
愛華「なるほど・・・」
エルゼ「どんなところなんだろねーミスミド王国」
リンゼ「なんだか旅行みたい です」
冬夜「しかし 家を貰ってすぐなのに 旅に出る事になるとはね」
オリガ「それでは出発しましょうか ミスミド王国へ」
愛華「すみません その前にちょっといいですか?」
冬夜「何です?」
愛華「それはちょっと言えないかな・・・。」
オリガ「とりあえず待ってますので、なるべくお早めに。」
愛華「はい!」
愛華は林の中へ入り、スマホで女神に連絡。
愛華「女神様 鉄ヤイバくんが使った木刀と気の力により横一文字や闘刃、鬼丸の心・技・体を兼ね備えた木刀技などの技が何とか出せるようお願いします。」
女神「はい・・・。木刀も意思により手元に自由出現します。」
女神は錫杖を振り、愛華は光り出す。
愛華「ありがとうございます。ではまた。」
愛華は通話を切り、スマホを服へ隠して戻ってきた。
ユミナ「戻ってきました。」
八重「愛華殿 行くでござるよ!」
愛華「分かった!!行こう!!」
一行は馬車に乗り、目的地まで向かう。
八重「うぬぬ・・・これでござる!」
ユミナ「残念 正解はこれとこれです」
八重「また負けたでござる」
愛華「うわっ・・・。」
冬夜「八重は神経衰弱は向いてないみたいだなあ 愛華さんはやらないんですか?」
愛華「私、将棋は分かりづらいから。」
冬夜「そうですか・・・。」
冬夜もオリガと将棋で対戦。
冬夜「はい王手」
オリガ「あっ・・・!こっちも負けですか・・・冬夜さんとは実力の差があり過ぎます」
冬夜「八重 僕と代わろう オリガさんと対戦してみたら?」
八重「そうでござるな 将棋なら『銀月』でドラン殿に仕込まれたでござるし」
冬夜「じゃあ今度は神経衰弱じゃない 別なのをやろうか」
冬夜達は夜 馬車を出て焚火中。
冬夜「という訳で 長靴を履いた猫の獣人は貴族となり幸せに暮らしましたとさ」
アルマ「面白かったです 冬夜さんー」
オリガ「素晴らしいお話でした 冬夜さん」
アルマ「しかし この話はどこで?」
冬夜「あー以前住んでいたところで吟遊詩人が教えてくれたんですよ」
ユミナ「愛華さんは何かお話はご存じですか・・・?」
愛華「うーん・・・じゃあとある禁断の恋に落ちた男女の話とかは?」
アルマ「禁断の恋に落ちた男女・・・ですか?」
愛華「息子と娘は恋に落ちるけど、両家の親同士は仲が悪くて二人の恋の行方を中々認めようとしないって事。」
ユミナ「でも、聞かせてください。結果的にどうなったのか・・・。」
愛華「そうね・・・。」
冬夜「でも、今日はここまでまた明日ね」
一人の女性兵士が立ち上がる。
「何者かが複数近づいています・・・気配を消して少しずつ・・・明らかに我々を狙っています」
愛華「えっ!?」
冬夜「何者かな?」
「おそらく街道の盗賊団でしょう 数が多いと厄介ですな」
冬夜はスマホで検索する。愛華もそのスマホ画面をそばで見る。
愛華「へぇ そんな事できるんだ・・・。」
冬夜「北に八人 東に5人 南に八人 西に七人・・・計二十八人だな」
「分かるので!?」
冬夜「けっこう数が多いな・・・ちょっと試してみるか」
愛華「試す?」
冬夜「はい!」(やっぱり愛華さんって可愛いって言うより容姿が綺麗で、若干いい匂いが・・・じゃなくて!)
冬夜は画面に手を少しかざして、
冬夜「【エンチャント:マルチブル】
冬夜は画面上の標的をドンドンタッチして、対象ロックしていき、
冬夜「よしっ 【パラライズ】!」
対象達は次々と倒れていく。
「な 何をしたんです?」
冬夜「麻痺の魔法を使いました 多分倒れて動けなくなっていると思いますと思いますよ」
愛華「やるもんだね・・・。」
オリガ「すごいですね・・・!これだけの数を一瞬で・・・」
冬夜「誰一人魔法防御の
「いや助かりました まったく驚きましたな」
冬夜「いえ 最初にいたあの人が気づいてくれたからですよ よくわかりましたね?」
「ああ レインですか あいつは兎の獣人ですからね 地獄耳ですよ」
愛華「へぇェ・・・」
冬夜「こいつらはどうします?」
「この先の町の警備兵に引き渡しましょう 見張りは我々が」
オリガ「リオン殿 お手数をかけます」
リオン「あ いや!これっ これが私の任務ですから!どうかお気になさらず!!」
冬夜「ははーん そういうことですか?」
エルゼ「青春ねー」
八重「青春でござるなー」
リンゼ「青春 です」
ユミナ「青春ですねえ」
愛華「青春だねェ」
八重「オリガ殿はリオン殿の気持ちに気付いているのでござるかな?」
エルゼ「気付いてると思うわよー どっかの誰かさんみたいにニブくなさそうだし」
リンゼ「・・・・・・ニブいのもそうですけど 冬夜さんは誰彼かまわず優しくしすぎ です」
ユミナ「あ それは私もそう思ってました」
八重「思わせぶりな態度もどうかと思うのでござるよ」
愛華「相手に対して優しくしちゃダメなの?」
リンゼ「悪いって訳じゃないんですけど、愛華さんも冬夜さんと同じように優しく接していますし」
エルゼ「ちょっと分かってる!?愛華さんも一緒に正座してください!」
冬夜「何で!?」
愛華「冬夜くん ここは言う事聞いて正座しよう・・・。」
冬夜「わ、分かりました・・・。」
二人は正座した。
その後、市場へ。
オリガ「ベルファスト王国最南端の町カナンです ここからガウの大河を渡ればミスミドの領内に入ります 船の手続きを済ませておきますね」
愛華を含む冬夜達は市場を見て回る。
ユミナ「いろんな物が売られているんですね」
愛華「アクセサリーも大体あるんだ・・・。一つくらい買おうかな。」
ユミナ「あら?冬夜さん 愛華さん あれ・・・・・・」
愛華「リオンさん。」
冬夜はリオンの元へ。
冬夜「リオンさん お土産ですか?」
リオン「え? 冬夜殿!? いや なに その~は 母上に・・・・・・そう!母上にですね!なにか買っておこうかと思いまして・・・・・・」
冬夜「へえーそうだ アルマ ひとつ選んでよ ベルファストの思い出にプレゼントするよ」
アルマ「いいんですか!? えっと・・・・・・」
アルマはその商品を指した。
冬夜は買ってやり、アルマに贈る。
愛華「アルマちゃん 可愛い・・・。」
冬夜「よく似合うよアルマ」
アルマ「えへへ ありがとうございます」
冬夜「オリガさんもこういうブローチが好きなのかな?」
アルマ「んー お姉ちゃんは花とかの意匠の方が好きです 特にほら このエリウスの花とかが大好きでよく買ってます」
リオン「なるほど・・・」
リオンはぼそっと呟く。
愛華もついでに安いアクセサリーの髪飾りを一つ買って、頭へ装着。
冬夜「それじゃリオンさん 僕たちは先に船の方へ戻りますので」
リオン「あ はい」
リオンは冬夜達が行ってから買った。
愛華(買ったみたいね・・・)
ユミナ「お見事です 冬夜さん」
冬夜「バレてたか」
ユミナ「ただ あそこで私にもなにかプレゼントしてほしかったところですけど」
冬夜「・・・・・・すいません」
ユミナ「まあ 私はいずれ左手の薬指に指輪をいただければそれで満足ですから」
冬夜(代償がでかい)
冬夜は愛華の頭の髪飾りに気付く。
冬夜「愛華さん!髪飾り買ったんですね?」
愛華「うん。小さいけど、手ごろなのがあったからね。」
冬夜「素敵ですよ!」
愛華「ありがとう!」
途中、リンゼはおぶってもらう。
リンゼ「・・・・・・すいません 冬夜さん・・・・・・」
冬夜「気にしないで 船酔いなんてよくあることだから」
オリガ「リンゼさんの体調が悪いようなら今日は休んで明日から出発ということにしましょうか?」
リンゼは即降りた。
リンゼ「あ もう 大丈夫 です 船から降りたら楽になりました」
エルゼ「もっとおんぶしてもらっててもいいのよリンゼ~」
リンゼは取り乱す。
リンゼ「おっ お姉ちゃんはっ なっ なにを言っているのかな!?いるのかな!?」
オリガ「では一時間後に出発しましょう 私は獣王陛下に手紙を出しておきますので」
リオン「あ!で では私もついていきましょう なにがあるかわかりませんから!」
冬夜「・・・・・・ん?」
愛華「冬夜くん?」
ユミナ「どうしました?」
冬夜「いや・・・誰かに見られてるような気がしたんだけど・・・気のせいだったみたいだ」
愛華「そうなの?」
ユミナ「琥珀ちゃんが珍しくて見ていた人じゃないですか?」
琥珀〈いえ 主 確かに何者かがこちらの様子をうかがっておりました 私ではなく主たちの方を 今は完全に気配を消しておりますが〉
冬夜(一応注意した方がいいな)
オリガ「それでは出発しましょう」
ユミナ「あら その髪飾り 素敵ですね よくお似合いです」
オリガ「え?そ そうですか ありがとうございます」
愛華(ホントにお似合いですよ・・・。)
冬夜(リオンさん やったじゃん)
ユミナ「そういう髪飾りを私も意中の方からいただきたいものです 気持ちの表れとしてそういうプレゼントを贈るのは殿方の甲斐性である思うのです むろん抱きしめてくれるとか態度で表してくれるのならそれにこしたことはないと・・・」
冬夜「出発しようか!」
馬車は進む。
オリガ「日暮れまでにエルドの村に着くのは無理そうですね 明るいうちに野営の準備に入りましょうか」
冬夜達はキャンプ中である。
愛華「野営なんて私初めてだな・・・。」
冬夜「そうなんですか・・・?」
愛華「うん・・・」
ユミナ「ちょっと怖いですね・・・」
冬夜「通常の獣なら琥珀がいれば近寄って来ないってさ 魔獣でもすぐわかるから安心してくれ」
琥珀〈安心して下さい奥方〉
ユミナ「ありがとう琥珀ちゃん」
ユミナは琥珀を抱きしめる。
冬夜「そろそろ八重とエルゼを迎えに行ってくるよ 琥珀 ユミナとリンゼを頼む あと愛華さんもね」
琥珀〈御意〉
冬夜は付近にゲートを開き、屋敷内へ顔を出す。
エルゼ「あ もう時間?せわしないでござるな・・・まだ髪が乾いてないでござるよ」
冬夜「ほら怪しまれないうちに戻るよ ライムさん 今日はなにかありましたか?」
ライム「いえ これといって」
冬夜「そういえば・・・ラピスさんとセシルさんは?姿が見えないけど」
ライム「ラピスは明日朝早く市場に用事があるのですでに就寝しております セシルは王都に来ている知り合いに会いに出かけました 何か御用があれば伝えておきますが」
冬夜「いやちょっと気になっただけだから ほら行くよ二人とも」
エルゼと八重「「はいー」」
冬夜達は森へ戻った。
愛華「冬夜くん!」
ユミナ「冬夜さん!」
冬夜「なにがあった!?」
愛華「それがね・・・」
ユミナ「わかりません 急に森の動物達が騒ぎ出して・・・・・・」
レイン「なにか大きなものが来ます・・・!・・・空だ!」
上空には竜の影が。
愛華「ドラゴン・・・。」
「竜だ・・・・・・まさかこんなところに!?」