異世界は仮面ライダーとウイルス兵器召喚の力とともに。 作:ウルトラマングレート
オリガ「なんでこんなところに竜が・・・!」
冬夜「普通はここまで来ないってことですか?」
オリガ「竜・・・ドラゴンは普通この国の中央にある聖域で暮らしています そこは竜のテリトリーとして誰も立ち入ることはなく また竜たちも侵入者がなければそこから暴れるような事はないのです そうやって我々は住み分けてきたはずなのに・・・・・・」
「誰かが聖域に踏み込んだのですか!?」
オリガ「いえそうとは限りません 何年かに一度若い竜が人里に現れ暴れる事があるからです 聖域を離れた竜は我々が撃退しても他の竜から報復されることはありません この場合は向こうが侵入者だからです ですが・・・」
冬夜「竜ってのは撃退できるものですか?」
愛華「竜ってウロコが鉄みたいに硬いって言われるはずだよ。口から火炎放射するし、簡単に倒せるとは思えないよ。」
冬夜「愛華さんの言う事も一理あるか・・・。」
「まぁ 我々の王宮戦士中隊・・・選り抜きの戦士百人もいればなんとか しかし中途半端な攻撃はかえって怒りを買うことになりかねません」
愛華「やっぱそうか・・・。」
冬夜はスマホで竜を追跡する。
冬夜「おい・・・あいつ エルドの村へまっすぐ向かってるぞ・・・!」
「何だって!?」
リオン「どうします?我々の任務は大使の護衛です 大使を危険な目に遭わせるわけにはいかない・・・・・・」
「くっ・・・・・・」
八重「なんとかならないでござるか 冬夜殿 愛華殿」
愛華「う~ん。」
冬夜「なんとかったってなあ・・・」(確かに僕らだけなら動ける 愛華さんは僕と同等な規格外だろう・・・僕らは国の命令を受けたわけじゃないしギルドから受けている依頼もオリガさんの護衛ではない ミスミドの国王に【ゲート】の魔法を・・・)
冬夜は閃いた表情に。
愛華「冬夜くん・・・?」
冬夜は扉の向こうへ行き、何やらごそごそやっていた。
持ってきたのは鏡であった。
愛華「鏡・・・?」
リオン「冬夜殿これは?」
冬夜「えーっと これは『転移の鏡』と言いまして二枚で一セットのものです もう片方はベルファスト王宮に置いてありこの鏡を使えば一瞬にして王宮へ転移できます これを使ってとりあえずオリガさんとアルマは王宮の方へ避難していただくというのはどうでしょう?」
リオン「そんなものを持ち込まれていたのですか・・・」
冬夜「これをミスミド国王に届けるのが僕らの仕事です」
オリガ「わかりました それを使って私達はいったん王宮の方へ避難しましょう そしてみなさんはエルドの村の人たちをどうか安全に・・・」
「わかりました」
冬夜「【ゲート】」
冬夜はゲートを開き、ベルファストの王宮へ。
オリガ「こ ここは・・・」
冬夜「ベルファストの王宮です それじゃユミナ 国王陛下に説明頼む」
ユミナ「はい・・・・・・冬夜さん お気をつけて・・・」
「よし みんな!これで大使は安全だ!我々は竜から村の人達を避難させるためにエルドへ向かう!」
「おう!」
冬夜「リオンさんはどうします?ベルファスト側はかかわる必要はないと思いますが・・・」
リオン「こんな状況で『我関せず』を貫いたら父上に炎の拳で殴られますよ 私達も行きます おそらく陛下もそうおっしゃると思います」
愛華「私も行くからね 冬夜くん。」
冬夜「はい エルドへ急ごう!」
一行はその現場であるエルドへ。
「村人の救出を優先させろ!動けない者を運び出せ!」
リオン「我々も救出を手伝うぞ!一人残らず助け出すんだ!」
冬夜「さて 僕らはあの竜をこの村から離さないとな」
愛華「ええ。」
愛華は画面操作による自動装着をし、
愛華「変身。」
カードをベルトへ装填した。
ネオディケイドライバー「カメンライド ディケイド」
愛華はネオディケイドに変身。
冬夜「【光よ穿て 輝く聖槍シャイニングジャベリン】!」
冬夜は光の槍を飛ばすが、竜の背中をかすった。
竜は火炎弾を発射してきた。
冬夜「っく 【ブースト】!」
ネオディケイド「ドラゴンだし、火炎弾は撃って来るか・・・。」
冬夜「ここで戦闘するのはまずいな・・・琥珀!」
琥珀〈御意〉
冬夜「ディケイド 行こう!!」
ネオディケイド「ああ!!おれはバイクで行く!」
ネオディケイドはオーロラカーテンにより、マシンディケイダーを出した。
冬夜(思いっきりバイクだ!!)
琥珀〈バイク?〉
ネオディケイド「よし。」
ネオディケイドはバイクにまたがり、
冬夜は琥珀に乗車。
冬夜「リンゼ!乗って!」
リンゼ「はい・・・・・・!」
リンゼは共に乗り、
リンゼ「ディケイドの乗ってる物は一体・・・。」
冬夜「話すと長くなるかもしれないから」
ネオディケイドは琥珀の横を並走している。
冬夜「いいぞ ついてこい」
冬夜(空を飛んでいる以上魔法が使える僕に、リンゼ、そして破壊者や魔王の力であるディケイドにジオウの愛華さんくらいしか戦力にならない 僕ら3人でなんとかヤツの翼をもぎ取る 全てはそれからだ)
竜が何か吠えている。
ネオディケイド「あの竜 何やら吠えてるな・・・。」
琥珀〈貴様・・・我が主を侮辱するか・・・!たかが空飛ぶトカゲの分際で!〉
冬夜「琥珀 あいつの言葉が分かるの!?」
ネオディケイド「というか ドラゴンを空飛ぶトカゲ呼ばわりか・・・。」
琥珀「「我が享楽を邪魔した小さき虫よ その体を八つ裂きにして食らってくれる」だと? 人の言葉も話せぬ鼻垂れ小僧が・・・!これだから「蒼帝」の眷属は気にくわんのだ!!」
ネオディケイド「「蒼帝」の眷属・・・」
冬夜「享楽・・・・・・?遊びや楽しみで村を襲ったって言うのか?ずいぶんと自分勝手なヤツのようだな ならこっちも遠慮することはないよな リンゼ 僕があいつを叩き落とす そしたら翼をぶった斬れ」
リンゼ「了解 です」
冬夜「ディケイド あなたはあなたで何とか!!」
ネオディケイド「ああ。」
ネオディケイドはカードを取り出して、ベルトへ装填。
ネオディケイドライバー「カメンライド リュウキ」
ネオディケイドは龍騎へカメンライドした。
冬夜「【マルチプル】!」
冬夜は前方に小型魔法陣を無数に出現させる。
冬夜「【光よ穿て 輝く聖槍シャイニングジャベリン】」
冬夜は光の槍を放ち、竜のボディへ突き刺す。
リンゼ「【水よ来たれ 清冽なる刀刃アクアカッター】」
リンゼは水の魔法によるカッターで竜の翼を切断。
ネオディケイド龍騎はカードを装填。
ネオディケイドライバー「アタックライド ソードベント」
空中からドラグセイバーが出現し、ネオディケイド龍騎はキャッチして、構える。
竜は口を開けて炎を発射し、冬夜はリンゼを抱いて避けた。
ネオディケイド龍騎にも食らわせようとしたが、ネオディケイド龍騎は咄嗟に避けて、ドラグセイバーで斬りかかる。
火花が飛び散るが、竜のボディは鉄並に硬く、傷つけるのは簡単ではなかった。
ネオディケイド龍騎「さすが竜だな。ボディも堅い!!」
八重が飛び掛かって斬りかかる。
エルゼも負けじと、
エルゼ「【ブースト】ォッ!!」
竜の胸部分に殴りつけるが、竜は咆哮し、まるで効いていなかった。
エルゼ「痛ったぁー!硬すぎるわよアイツ!」
八重「前に闘った水晶の魔物よりは再生しないだけまだヒマでござるよ」
竜はエルゼと八重に向かって炎を発射してきた。
エルゼ「っとおッ!?」
八重「退避でござる!」
ネオディケイド龍騎は画面を開き、ネオディエンドライバーを出現させ、ライダー画面を見つつ、ブッカーからカードを引き出して1枚装填する事に。
ネオディエンドライバー「カメンライド イクサ」
ネオディケイド龍騎はトリガーを引き、1人を召喚した。
冬夜「仮面ライダーを召喚した!?」
リンゼ「ええ!?」
エルゼ「何なの!?」
八重「なんと面妖な!?」
ユミナ「どうなってるんですか!?」
ネオディケイド龍騎「イクサ。」
冬夜「イクサ?」
仮面ライダーイクサ「それに竜とは・・・」
ネオディケイド龍騎「イクサ!あの竜に大ダメージを頼む!」
イクサ「何とかな・・・。」
ネオディケイド龍騎「もう一つか二つは召喚だ!!」
ネオディケイド龍騎は画面操作で、ネオディエンドライバーを戻し、次にバイオ敵キャラ画面を開く。
ネオディケイド龍騎「竜が相手だし、爆発物を投げる系でも行くか。」
ネオディケイド龍騎は4の孤島に出現するガナードの男 兵士タイプでダイナマイトの2人とエルヒガンテを選択。
リンゼ「ディケイド 一体何を?」
ネオディケイド龍騎「竜にダイナマイトの爆発が効くか実験する!!」
冬夜「ダイナマイト!?」
リンゼ「ダ、ダイナマイトって何・・・?」
ユミナ「ダイナマイト・・・?」
ネオディケイド龍騎の周りに3つの召喚ゲートが現れる。
冬夜「2つのゲートの向こうは何らかの施設か!?もう一つは!?」
巨大ゲートからエルヒガンテのコピー体が咆哮上げつつ、ゲートを通過してきた。
ユミナ「何なんですか!?巨大ですよ!?」
八重「あと二つのは爆発物でござろうか!?」
ガナードの兵士二人はダイナマイトを竜に勢いよく投げてきた。
背中辺りに届き、爆発を起こすが、竜なだけあってウロコは硬かった。
ネオディケイド龍騎「ダイナマイトはあまり効果なしか・・・。」
エルヒガンテは接近していき、強烈な右パンチを背中に繰り出す。しかし、ウロコが硬い為か、痛がり右手を庇うようになった。
イクサ「あのデカイの・・・右手を庇うように、痛がるくらいウロコがそんなに硬いのか・・・。私も撃ってみるか。その命、神に返しなさい!」
エルゼ「神に返すの!?」
イクサは右手に持つ銃・イクサリオンで数発撃ち込む。
しかし、竜は耐久力があり、ダメージは低かった。
ネオディケイド龍騎「竜の耐久力は相当だな。イクサ エルヒガンテ ガナード達も戻れ!!」
イクサは頷き、消える。
兵士のガナード・ダイナマイトはゲートを閉じる事で消えた。エルヒガンテはゲートを移動させて、ゲーム世界へと戻した。
冬夜「戻したのか・・・。」
ユミナ「戻ったんでしょうか・・・。」
冬夜は隙が出来た事を逃さず、飛び掛かって斬りかかる。
しかし、刀身が折れた。
冬夜「くっ!」
竜は炎を発射しようとした。
ネオディケイド龍騎「行くぞ!!」
ネオディケイド龍騎はカードを装填。
ネオディケイドライバー「ファイナルアタックライド リュ リュ リュ リュウキ」
ネオディケイド龍騎は必殺の構えに入り、龍型ミラーモンスター・ドラグレッダーがネオディケイド龍騎の周りを旋回し、
冬夜「龍!?」
八重「しかし、生物というより・・・」
ネオディケイド龍騎は跳び上がり、体をひねりながらのライダーキックの体勢になり、ドラグレッダーの発射する炎を身に纏うと、そのまま必殺キック「ドラゴンライダーキック」へ。
そして、竜のボディに命中する。
さすがに、うめき声を上げた。
すると、竜の目にザイフが刺し込まれた。
竜は倒れる。
冬夜「やった・・・。ディケイド!!」
八重「やったでござるなディケイド!!」
リンゼ「お見事 です」
琥珀「さすが」
すると、また影が。
冬夜「な・・・・・・!」
竜がもう一匹登場。
竜「こちらには戦う意思はない 我が同胞が迷惑をかけたようだ 謝罪する」
ネオディケイド龍騎「何!?」
冬夜「話せるのかあんた!?」
赤竜「我は聖域を統べる赤竜 暴走した者を連れ戻しにきたのだが どうやら遅かったようだ」
琥珀「赤竜よ 「蒼帝」に出会うことがあったら言っておけ 自らの眷属ぐらいちゃんと教育しとけとな」
赤竜「なに・・・?この気配・・・・・・まさか・・・貴方は「白帝」様か!?なぜこのようなところに・・・!?なるほど・・・・・・黒竜を倒したのは「白帝」様であらせられましたか・・・どうりで黒竜ごときでは相手にも・・・・・・」
琥珀「勘違いするでない・・・そやつを倒したのはそこの仮面の鎧と我が主 冬夜様だ 恐れ多くもこの小僧は我が主の方を侮辱しおったのでな 当然の報いよ」
赤竜「なんと・・・っ!?「白帝」様の主ですと!?人間が ですか!?重ね重ねのご無礼 ひらにご容赦を願いたく・・・此度のことはこの黒竜一匹が起こしたこと 何卒温情をもって・・・」
ネオディケイド龍騎「いや もういいって・・・」
冬夜「うん 理由はわかったからいいよ でも今回だけだよ 二度とこんなことがないように若いヤツらにも言い聞かせてよね」
赤竜「はっ必ず 直ちに聖域へ戻り皆に伝えましょう」
赤竜は飛び去って行った。
琥珀「まったく迷惑な これだから「蒼帝」は・・・・・・」
リンゼ達は座り込んだ。
ネオディケイド龍騎「ん?」
冬夜「・・・どしたのみんな?」
エルゼ「どうしたのって・・・動けなかったのよ・・・」
リンゼ「冬夜さんにディケイドは大丈夫だったんですか?」
冬夜「全然なんとも」
ネオディケイド龍騎「同じくな」
八重「なんか理不尽でござるよ・・・」
ネオディケイド龍騎はネオディケイドに戻り、変身を解除。
それから、冬夜達は救助活動を行っていった。
リンゼ達は救助活動で疲れたのか、馬車で眠る。愛華も同様だった。
冬夜は木の陰に座る。
冬夜「はぁ 疲れた~~。」
ユミナが毛布を現れる。
ユミナ「冬夜さん 毛布をどうぞ。」
冬夜「ありがとう ユミナ・・・。」
冬夜は寝て、次に目が覚めると、ユミナの膝枕で寝ていた状態であった。
冬夜「ん?」
ユミナ「お目覚めになりましたか?」
冬夜はびっくりして起き上がる。
エルゼ「やっと起きた。」
リンゼ「よく眠っていましたね。」
八重「気持ちよさそうでござったな。」
愛華「よく眠れたみたいだしね・・・」
冬夜は立ち上がる。
冬夜「あの何かありました?」
リンゼ達「「「別にィィ」」」
愛華「何もないけど・・・」
唯一そこまで怒ってなかった愛華。
ユミナ「はいはい。そこまでにしましょ ジャンケンは神聖な勝負です 恨みっこなしのハズですよ。」
エルゼ「分かってるわよ。」
リンゼと八重も納得できないような様子。
ユミナ「愛華さんはそこまで怒ってないみたいですね・・・。」
愛華「うん・・・。まァね」
冬夜「何か勝負してたの?」
ユミナ「なんでもないですわ。ウフ♡」
冬夜「あの、愛華さん?」
愛華「冬夜くんは今の所知らなくていいと思う・・・。」
冬夜「そうなんですか?」(琥珀なんかあったの?)
琥珀《なんと言いますかその・・・女の戦いというものは・・・》
冬夜「うーん?」