副題
食券前売制度は1972年の丹後大地震により阪急百貨店が導入した。そのきっかけは地震発生時刻は午後6時28分と夕食の時間だったために回収不能代金(非常時食い逃げ)が生じ、約200食分の損害が発生したことによる。
ケルシー構文のエミュはやめました。
ロドスキッチンをまだ読めていないのでこの話で出てくる食堂はロドスキッチンに出てこなかったロドスの食堂のひとつ、ということにして下さい。
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内容の修正、加筆
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誤字の修正
〜食堂にて〜
午後7時頃、作業が一段落ついたシトムベは食堂にいたが‥‥‥。
「「‥‥‥」」
「とりあえず、伸びないうちに食ったらどうだ?急いで食べれば話す時間もあるだろ?」
ロドスの食堂___その一角の空気は重いものとなっていた。
〜少し時間を巻き戻して〜
「・・・・・・なんてことだ。」
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From 0rak
To 410mube
件名:ごめん!
3日ぐらい戻って来れないの忘れてた、
僕が帰るまで奢るのお預けで。
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作業に見切りをつけて一旦宿舎の自室(今のところは一人部屋である)に戻ったシトムベはカララクからのメールを確認し、タダ飯にありつけないことを(あとできちんと支払われるであろうとはいえ、)残念に思い、ため息をついた。
「財布にどれくらいあったか?」
そう呟き、メールを返信する。
目的地との距離や出発した時間を考えれば今ならギリギリ届くだろう。
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From 410mube
To 0rak
件名:reごめん!
生きて無事に帰れ、俺に飯を奢れるぐらいには元気で帰って来い。
返信はいらん、とにかく無事に帰ってこい。
p.s.診療所を持てるかもしれない。
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「‥‥素寒貧だな、全く。」
それもそのはず、ロドスへの引っ越し代(一部の荷物はペンギン急便に依頼した、奇跡的に損傷が無かった)に加え二度のロドス(現在地は龍門近く)-極東間の往復で手持ちはほぼ使い果たしていた。
もちろん(健康に害さない程度に)節約に節約を積み上げた貯蓄はあるが口座の管轄の都合上、すぐには引き出せない。
自炊を行おうにも冷蔵庫には食材がちょうど入っておらず、買いに行こうにも購買部に何が売っているかは把握しきれていない。
調理場の使い勝手も同様だ。
そもそも今から買い物に行き、調理をするには時間が掛かり過ぎる。
Q,つまり?
A,食堂が閉まらないうちに利用するしかない
「急がなk『ピロン!』‥‥は?」
急いでメールを確認する、緊急の案件の可能性は捨てきれない。
送り主は‥‥‥。
カララクだった。
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From 0rak
To 410mube
件名:re reごめん!
そんなに僕が心配かい?
照れるなあ
p.s.戦闘直前からお送りしました〜
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「もっかい減給されてしまえ!」
顔を赤らめて携帯を投げ出し、シトムベは食堂へ向かうために部屋を出た。
〜食堂に着いて〜
シトムベは(まだ1週間程しか経っていないが)そこまで食堂を利用する方ではなく、選ぶメニューはほぼ決まっている。
大抵の料理の価格は安いがその中でも安く、早く食べられるかけそばを昼には好む。
夜は早めに切り上げて自炊をし、残りを翌朝に食べる。
遅い時は夜は日替わり定食を注文し、翌朝はシリアルなどで軽く済ませてしまう。奢りの場合はは日替わり定食かデザートを頼む。
何が言いたいかというと、シトムベは基本的に固定したメニューを注文しているということである。
そして、
「チッ、売り切れか。」
少し遅かった様で目の前で食券が売り切れになってしまった。
迷う時間で待たせてはいけないので後ろに並んでいた利用者に列を譲る。
___ありがとうございます。
聞き覚えのある声でお礼をされたが、
___いつも蕎麦では飽きるのでうどんを、それも腹を満たすため大盛りにするべきか‥‥‥。
シトムベは生返事をして思考に入り込んでいた。
そして、
「また売り切れか。」
うどんが売り切れました。
「え‥‥?」
困惑の声を上げた眼前の人物がこちらを向いた。
フォリニックだった。
〜注文を済ませて〜
賑わっている食堂、注文(結局かけそば大盛りを選んだ)を済ませたシトムベは何処に座ろうか迷っていた。
スペースはあるものの談笑中の楽しそうな雰囲気を壊すには忍びない。
何人か見知った顔がいるが、此方で知り合ったのであろうオペレーターと談笑中だ。
どうしたものかと考えていたが、
「おーい、シトムベー!こっち来ねえか?」
ガヴィルが助け舟を出してくれた。
それに対し、シトムベは大声を出さなくても聞こえやすい距離までガヴィルに近づいて答えた。
「私は構いません。ところでそちらの席に置いてある鞄はお連れ様のものですか?」
夕食を乗せたプレートを置いて、鞄の乗った席を指差したシトムベ。
「うん?そうだぞ、多分もうすぐ来る筈だ。」
できればツレが誰かも知りたかったとシトムベは考えたがやめた。
蕎麦が伸びないうちに食べてしまいたい。
しかし、
「ああ、そういえば午後の作業でフォリニックと接触したのですが、」
フォリニックとの誤解が解けたことは話しておくべきだろうとシトムベは話を切り出したが、
「コルセットの中身を見られたので誤解が解k「此処でしたかガヴィルs‥‥」‥‥‥。」
ガヴィルに話しかけた声が不自然な途切れ方をした。
どこかで聞いた声である、というよりつい先程もこの声をシトムベは聞いていた。
シトムベは顔を上げて声の主を確認した。またもやフォリニックだった。
「「‥‥‥‥。」」
「とりあえず、伸びないうちに食ったらどうだ?急いで食べれば話す時間もあるだろ?」
ガヴィルの助け船が二人には有り難かった。
「‥‥それもそうですね」
フォリニックはそう答えて席に着いた。
今日の彼女は___実は昼食抜きでケルシーの仕事の一部を請け負っていたというのもあるのだろう___大盛りを頼むくらいには空腹であった。
「だろ?」
「ではお言葉に甘えていただきますね。」
シトムベは他所向きの態度で微笑んで答えた。
実のところ頭の中は目の前の蕎麦でいっぱいだった。
「「いただきます。」」
いただきますのタイミングが被ったがもう二人には聞こえていなかった。
〜ご馳走様でした〜
食べ終わった食器が片付けられ、3人の手元にはお茶の淹れられたカップが置かれていた。
「‥‥というわけで誤解は解けました。ですのでガヴィルさんに誤解を解いてもらう必要がなくなりましたので報告をば、と。」
「そりゃよかったじゃないか!ところでさっきからフォリニックは気まずそうだがどうしたんだ?」
「あらぬ疑いをかけたことを申し訳なく思ったのでは?」
「はい、その通りです‥‥。シトムベさん、本当に申し訳ありませんでした」
フォリニックは立ち上がり、頭を深々と下げた。
ちなみにそれを気にするものはいない。
彼女の声がうるさすぎないというのもあるがそれ以上に周囲はそれぞれの話題に興じていて賑やかだった。
閑話休題
シトムベは鷹揚な態度___やはり他所向きのものである、砕けた態度では不機嫌に見えてしまう事が多い事をシトムベは知っていた___で応じた。
「そこまで気にしてはいないからあまり気に病まないでほしい、だから座って下さい。
ところでお二方、この後の予定はございますか?少しお時間をいただきたいのです。」
何も彼は口説いているわけではない、色々聞いておきたい事が出来ただけた。
「今日はもう仕事はありません、明日は休みです」
頭を上げ、再び席に座るフォリニック。
「私は明日もあるから響かないぐらいのところで切り上げてもいいか?」
ガヴィルも問題ない様だ。
「そうですか、それでは‥‥カララクのことについてお尋ねしておきたい事が幾つか。」
「構わないぜ」
「あ、それならシトムベ‥さん、私もカララクのことについて貴方からも聞いておきたいのだけれど?」
フォリニックまだ若干気まずそうなのかさん付けでシトムベを呼んだ。
「‥‥ええ、構いません。それと俺のことはいつも通りの呼び捨てでいいですからね?」
「では先に、カララクのロドスにおける交友関係を知りたいのです、お二方が知る限りのもので構わないので教えていただけないでしょうか?」
「交友関係か‥‥。アイツ以外と顔が広いんだよなー」
「医療部だとラナさんと療養庭園の子達が多いと思うわ、ああでもそれ繋がりかエンカクさんとも割と話すみたいね」
「エンカクの方はどちらかと言うと傭兵繋がりかWとの縁じゃないか?それから義肢繋がりでヴァーミルやヴァルカンとも交流はあったと思うぞ?」
「ソーンズやアと爆薬について相談したりすることや、エンジニア部の人間やWとよく話す事ぐらいしか知らなかったからな‥‥。ああ、ただマトイマルと言ったか、あの巨大な薙刀を持った鬼はどういう関係だ?彼女とアイツが話している様子とかに何か既視感があるんだよな‥‥。まあいい、それでフォリニック、聞きたいことというのは?」
「そうですね‥‥、彼の義足についてなのですが、仕込み刀が飛びだしたり、爆薬がしまわれていたりとどういうカラクリなんでしょうか?」
「多分だが一つの作戦では一種類の仕込み武器しか使っていなかったか?」
「ええ、言われてみれば‥‥。」
「なら仕込み武器ごとに義足があるか、仕込む武器を変えられる様にしているかと。
試作品を多機能にしすぎても武器同士の動作不良が厄介だと話していましたから。それと武器の展開の方はリモコン式だと聞いています。なんでも押してもあらかじめ登録しておいた者でしか反応させられないのだとか。」
「そういえばアイツは義肢装具士だからな、
患者の義肢のことでケルシーや他の医師ともよく話していたな」
「そういえばアイツはそうでしたね。自分で改造したいから資格を持ったと聞いています。」
___左足を失った意味はあったと考えていいのか?
___少なくとも
「‥‥?なんというかカララクらしいわね、でも以外なことに義肢に勝手におかしな機能を付けたりしないのよね。」
「少なくともアイツは立ち上がれない苦しみを知っています。それらを茶化す様なことはないでしょう」
「あ、そうだ。私からも聞きたいんだが‥‥‥。」
気まずい空気は最早どこにも見られなかった。
〜翌朝〜
シトムベは出来る限り早く起きて朝食、洗顔の次に歯磨きとお歯黒の染め直しを行う。髭は薄いので眉を剃る時に行うぐらいで丁度いい。
着替える前に尻尾の手入れを行う___5本全て見える範囲には異常も見られない、見えない部分は鏡を使って確認するが___
「まさか!」
異常を確認し、それに触れる。予想が確かならば‥‥。
「なんてことだ、確かに
腰に感触があったそれはとても短く、細いが確かに尻尾であった。
「コルセットをまた新しく作らなくてはか‥‥‥。」
シトムベの頭は痛みだし、そして懐はさらに寒くなることが決まった。
〜勤務開始〜
今朝は食堂で朝食を摂ったシトムベはケルシーに呼び出されていた。昨日の保管室の件だろう。
「来たか、おはようシトムベ。さっそくで悪いが昨日の掃除の件だ。フォリニックからも聞いているだろう、あの部屋は掃除を終えた後、すぐに君の仕事部屋に改装される事になっていた」
ケルシーはそこで言葉を切った。
「おはようございます、なっていたということは何か不都合が発生したのでしょうか?」
「ああ、その通りだ。あの部屋のドアの張り紙を見ただろうか?」
「‥‥‥‥見なかったことにしたいです。ちなみにあのような部屋は他に幾つあるかはわかっていますか?」
『補給箱一時保管室3』
あの規模で散らかった部屋が最低でもあと2部屋ある事をシトムベは思い出していた。
「‥‥‥‥気持ちはわかるがどんな問題でも永遠に逃げ切ることは出来ない、いつかは直面しなくてはならないものだ。ちなみに君達が昨日掃除した部屋の他には2部屋以外発見されていない。」
「不幸中の幸いということでしょうか‥‥。他の2部屋の掃除も行うのですね?」
「ああ、すまないが君の仕事部屋の用意は後回しになる。‥‥‥いい加減にドクターにはきちんと整理するということを学んで貰わなくてはいけない。」
昨日のフォリニックの嘆きをシトムベは思い出していた。
「ビデオカメラはありますか?せめて後2部屋だけでもその惨状と片付け終えるまでの過程を写真なり動画なりでドクターに見せた方が良いかと思います。」
__口頭では然程効果が無いかもしれない。
そう考えてシトムベは提案した。
「もちろんここに用意してある。」
いつの間にか用意されていたのだろうか、単にシトムベが気付いていなかっただけだろうか、ケルシーとシトムベの足元にはビデオカメラが用意されていた。それもいくつかのバッテリーと三脚付きで。
「掃除のメンバーは私以外にはどの様な方々が参加するのですか?」
その質問にケルシーは一枚の地図を取り出して答えた。
「補足として言っておくと、君はカララクの代理ということになっている。他のメンバーには9:00にここの会議室に集まって貰うことになっている。事前の説明には私も参加するため迷うことは無いだろう。」
「承りました。ところで私の担当するはずの本日分の清掃箇所はどうなるのでしょうか?」
「清掃員達が少しずつ負担する、というより君が入職する前に戻る。心配は無用、そもそも君の清掃員としての仕事自体一時的なものだ。」
「‥‥‥自分が歯医者ということを忘れかけていました。」
「それは困る、君を雇った意味が殆ど無くなってしまう。」
0rak
0→無い→カラ
410mube
4→シ
10→ト
シトムベ
また尻尾が増えることに
ちなみに清掃員達からの仕事の評価はかなり良い。
尻尾の成長に栄養が取られるので身長が低い。
ケルシー
ドクターへの折かn‥‥説教を検討中
ドクター
補給箱をどこに閉まってたっけ?