オーバーロードと死の宝珠   作:NEBUSOKU

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エ・ランテルの霊廟

 満月の夜、ズーラノンのカジットとクレマンティーヌを倒した頃、エ・ランテルの共同墓地の最奥にある霊廟前でアンデッドの魔法使いの装束を着込んだアインズは、黒い宝珠を前にして悩んでいた。

 先ほどインテリジェンス・アイテムと分かった死の宝珠から、

 

『偉大なる死の王よ。私の忠誠をお受け取りください。そしてあなた様の忠実なるシモベの端に、私も並べていただけますようお願いします』

 

 と言われ、部下にするメリット、デメリット、信頼できるかどうかとアインズは決めかねていた。

 

「……お前はハムスケに任せるか」

『偉大なる死の王よ、発言を御許し下さい』

「無礼者!!アインズ様の御言葉に逆らうと言うのか、ぶっ壊してやる!」

 

 ナベーラルが激怒してアイテムボックスから剣を取り出しているのを見てアインズは、片手を水平に上げ落ち着くように言った。

 

「ナーベラル、落ち着け。剣を置け」

 

 ナーベラルを連れてきたのは間違いだったかなと思いつつ、アインズは死の宝珠に偉大なる死の王と呼ばれ背中が痒くなるような感じを誤魔化す為に胸を張った。

 

「死の宝珠よ、発言を許す」

『……感謝いたします。偉大なる死の王よ。私は、あなた様のような強者が持ってない弱者の知恵を持っており、魂の格を上げる効率の良いやり方。魔法の独自の開発の仕方や新しい使い方。戦技を覚えるのに良い訓練の仕方などがあります。また人々の手を渡るうちに知りえた世界の裏話も色々と知ってますので興味がおありでしたら教えることもできます。ですので、どうか魔獣の手に渡さないで下さい。なにとぞ、この願いを叶えていただければと思います』

 

 もういい加減、偉大なる死の王と呼ばれるのは、うんざりしてきたアインズは口に出す。

 

「アインズと呼ぶが良い、私に直接仕えたいと言うのか?まあ働きによるな。このアインズの役に立つかどうか?そもそも魂の格を上げるとは何だ?」

『アインズ様、それは儀式をすることで力をつけたり、職業に関連した訓練を選んだり、戦いで相手を倒した際に自らの魂の格を上げることで強くなることでございます』

 

 アインズは丸めた片手を口元にあて、考え込む。

 

「ふむ、それは経験値を獲得してレベルアップするということだな。この世界ではレベルアップという言葉ではなく魂の格を上げるという概念になっているということか。儀式とはどのような事をするのだ?」

『《ネーミング/命名》という儀式魔法を使用することで同格以上の相手から名前をつけられたり、既に名前のあるものには二つ名、例えばアインズ様でしたら偉大なる死の王アインズと名付けることで経験値を受け渡しレベルアップすることが可能です。ただし儀式魔法の為の場所、時間を見極めないと膨大な魔力が必要となり、相手に受け渡す経験値は減少しますし、術者は経験値を大幅に失ってしまい弱体化してしまいます。今でしたら場所は霊廟、時間は満月の夜と条件は整っています。《ネーミング/命名》の儀式魔法を行うのでしたら協力させて頂きます。私を手に取れば《ネーミング/命名》の魔法を唱えることができます』

 

 レベルアップとは良い情報だとアインズは喜んでいた。だが実際に、どの程度の効果があるか?我々のような現地の者と違う者にも効果があるのか気になっていた。

 ナーベラルを見て、アインズは頭を振った、いきなり仲間達の作ったNPCに魔法を使うのは駄目だ。まずは試しに使ってみないと、おもむろに片手を空中に入れると波紋が広がり本を一冊取り出した。

 

「傭兵モンスターを召喚して、まずその者に《ネーミング/命名》の儀式魔法を掛けるとしよう」

 

 アインズは金貨を消費し、召喚儀式を行うことで本から傭兵モンスターを召喚した。ハンゾウというLv80超、隠密発見能力に秀でているモンスターだ。

 

「御身の前に」

 

 と言ってハンゾウは片膝をつき忠誠を誓った。早速、アインズは他のハンゾウと区別する為に懐から赤い布を取り出しハンゾウに投げ渡した。

 

「布を腕に巻いておけ、今からお前に《ネーミング/命名》の儀式魔法を掛けるので、そこで待機しておくように」

 

 アインズは赤い布を巻き付けているハンゾウを見て、名前は何にしようかと考えていた。赤布ニンジャ、アカヌノ、セキフ…、セキフでいいか。

 

 死の宝珠を右手に持ち、《ネーミング/命名》の儀式魔法を唱えるため宝珠に集中すると、頭の中に儀式の手順、自分の経験値をどの程度消費してハンゾウに経験値を渡すか、ハンゾウがレベルアップするかどうかが解った。ユグドラシルではレベル最大の時になった後も経験値を貯めることが可能で、MAX余剰経験値は0.9レベル分だった、アインズもMAX余剰経験値は0.9レベル分が溜まっていたので、どうやらレベルダウンせずに儀式が行えそうだ。相手に受け渡す経験値が減少してしまうが2割なら良いだろう。魔力もアインズは他プレイヤーと比べて膨大だ、6割程度の消費で済みそうだ。様々な条件、ワールドアイテムとの併用、場所、時間などは今後の儀式魔法開発で調べていくことにしよう。

 

「《ネーミング/命名》。私は、この者に『セキフ』と名付ける」

 

 ハンゾウの姿が変わり額当ての飾り角が1本から2本になり、服の上から見ても体が、より筋肉質になった。どうやらレベルアップによって姿が変化したようだ。

 

「セキフ、体の調子はどうだ?どのようなレベルアップをしたか答えよ」

「体の調子は問題ありません。レベルアップについてですがコマンダーの職業レベルを獲得しました」

「ふむ、今後もレベルアップしたままか調査する必要があるな」

 

 なかなか良い拾い物だったかとアインズは、見てわからないが骸骨に笑顔を浮かべていた。

 

「ところでお前は魔法の独自の開発の仕方や新しい使い方と言っていたな、《オール・アプレイザル・マジックアイテム/道具上位鑑定》の魔法では術者のアンデッドへの支配力を補佐して、死霊系の魔法を数種類1日あたり数度使えるようになるとしか解らなかったが魔法が使えるのか?」

『はい、それは道具の効果であって、知性あるアイテムとしての個性ではありません。私は魔法を習得しており、アインズ様のお役に立てます。』

 

 知性あるものの個性か、それでは《オール・アプレイザル・マジックアイテム/道具上位鑑定》では解らないはずだなとアインズは頷いていた。そういえば《ネーミング/命名》の魔法の事も解らなかったな。他にも魔法を使えるのだろうか?

 

「では、何か魔法を唱えてみよ」

 

 死の宝珠が心得たという感じを醸し出し声を上げた。

 

『はい、では解りやすく開発中の魔法を《プロトタイプマジック・ウォリアーレベルアップⅠ/魔法試作化・戦士職段位上昇Ⅰ》。この状態ならアインズ様でも普通の武器が使えます。』

「ナーベラル、冒険者用の剣を」

「は、ここに」

 

 アインズがナーベラルから剣を受け取ると、最初は恐る恐る、次に豪快に剣を振りまわして具合を確かめていた。アインズに握られた剣は振り落とされることなく充分な性能が発揮できそうだ。

 最初に、この世界の事を確かめるために剣を振った時は剣を振り落としていた、そして今までは《クリエイト・グレーター・アイテム/上位道具創造》の魔法を使い、生み出した武装で純魔法職のアインズが本来装備できない剣を装備していたが、この魔法は色々と応用ができそうだ。

 

「良し、こんなもので良いだろう」

 

 アインズは、ナーベラルに剣を渡し、死の宝珠に語り掛けた。

 

「先ほどの魔法で聞き覚えの無い魔法強化スキルを使っていたな。お前の独自の魔法強化スキルか?《ウォリアーレベルアップⅠ/戦士職段位上昇Ⅰ》の魔法についても説明せよ。」

『はい、アインズ様。《プロトタイプマジック/魔法試作化》は魔法強化スキルで開発中の魔法に付けることで強引に魔法を使用できます。開発中なので、この魔法は魔法職レベルの魔法取得制限に掛かりません。ただし魔力の消費が2割増しになります』

『開発中の第4位階魔法《ウォリアーレベルアップⅠ/戦士職段位上昇Ⅰ》を使用しましたが、この状態ですと戦士系の職業レベルを1上昇させます、その状態で戦闘中に武技の内容を思い浮かべながら武技名を言い、武技の際に必要となるように体を動かしていると、短期間で武技を覚えます。訓練ですと長期間かかります。もちろん覚えた武技は魔法が切れれば使えなくなりますが、また魔法が掛かって戦士職レベルを得れば使えるようになります』

 

 アインズは《プロトタイプマジック/魔法試作化》は魔法強化スキルで魔法取得制限を突破して魔法を使えるということに興奮を覚えたが、すぐに鎮静化してしまった。まったく強制的に沈静化が行われるらしいアンデットの特性が煩わしいな。だが、これで新たな魔法を使える、様々なアイデアが浮かぶが、それはナザリックに帰ってからだ。今は考えないようにしよう。

 アインズが覚えた武技は戦士職レベルを再度得れば使えるようになるということに思考を巡らせた。《パーフェクト・ウォリアー/完璧なる戦士》であれば有効利用できそうだな、《パーフェクト・ウォリアー/完璧なる戦士》は切り札の一つにしておいた方が良いだろう。だが《パーフェクト・ウォリアー/完璧なる戦士》で武技を覚える為に戦闘するのは危険だな、戦士化中は魔法が使えないのと消費MPとMP自然回復力が拮抗してしまってMP回復ができないからな。

 さて、死の宝珠から話を聞くのは、ここまでとしよう。

 

「我々も更に強くなれる事が解って満足だ。死の宝珠よ、私に直接仕えることを許そう。今後とも忠誠を尽くせ。そして死の宝珠の話は実に興味深く楽しませてもらえたよ。褒美をやろう、私に出来ることであれば考慮しよう」

『感謝いたします。アインズ様。でしたら死体を一体頂きたいのです。戦った冒険者に良い素体の者がおりまして、名前をニニャと申します』

「……ニニャの死体か、確かバレアレ薬品店に寝かせていたはずだ。既に店主には全てを差し出すように言ってあるから問題ないだろう。ニニャの死体を、お前にやろう。」

『感謝いたします』

 

 ニニャか、一緒に冒険したせいか小動物に対する愛着程度のものが湧いていて若干、惜しいなという気持ちはあるが部下への褒美としてなら、その程度は問題にもならないだろう。

 大分、話し込んでしまった事に気づいたアインズは声を上げた。

 

「さて、霊廟の中へ入って、ンフィーレアを助けるぞ。ナーベラルとセキフは倒した者たちの持ち物を回収しろ。ハムスケは其処で待機だ」

「了解でござる」

「はっ、死体は実験用にナザリックへ運びますか?」

「いや、今回の事件の首謀者として突き出す必要があるだろう。装備品を剥ぎ取るだけにしておけ」

「かしこまりました」

 

 霊廟の地下空間へ向かったアインズは茫然と立ち尽くすンフィーレアを発見した。ンフィーレアは蜘蛛の糸のような金属糸の所々に小粒の宝石がちりばめられて、まるで蜘蛛の巣を頭から被ったようにも見える、中心部分には黒い水晶のような大きな宝石が埋め込まれているサークレットを身に着けている。体には薄絹を装備して裸同然の恰好だ。そして両目を傷つけられ失明しているようだ。

 

 カジットの趣味か?いや、この格好や状態が装備品を使うために必須条件の可能性があるな。ユグドラシルでも女性専用装備だとか種族専用装備があったはずだ。

 

「失明ぐらいは魔法で治す事ができるが。それよりも精神支配を受けているようだな。原因は確実に、これか」

 

 アインズはンフィーレアに片手を伸ばし魔法を唱えた。

 

「……ふん、《オール・アプレイザル・マジックアイテム/道具上位鑑定》」

「叡者の額冠、なるほどな、ユグドラシルでは再現不可能なアイテムか。このままナザリックに連れて行きたいが、仕事として引き受けた以上、故意的な失敗はアインズ・ウール・ゴウンの名が泣くか。…ふむ死の宝珠よ、ンフィーレアを健全な状態で確保しつつ叡者の額冠を取り外すことは可能か?」

『はい、アインズ様の御力を借りれば十分可能です。《マジックアイテム・ストップ/魔法道具停止》の魔法を使い叡者の額冠の機能を停止させ、その間に叡者の額冠を取り外せばンフィーレアを確保しつつ叡者の額冠を安全に取り外せます。もちろん魔法効果が切れれば叡者の額冠は本来の力を取り戻します。魔法を唱える際には、魔法の発動がしやすいように言葉を付けたすと、精密性や威力がほんの僅かですが上昇しますので試されては如何でしょうか?』

 

 アインズは死の宝珠を右手に持ち、《マジックアイテム・ストップ/魔法道具停止》の魔法を唱えるため宝珠に集中してンフィーレアに片手を伸ばし叡者の額冠に触れ魔法を唱えた。

 

「機能停止せよ、《マジックアイテム・ストップ/魔法道具停止》」

 

 魔法効果を失ったンフィーレアは倒れてアインズに抱き留められた。アインズは叡者の額冠が機能を停止していることを《オール・アプレイザル・マジックアイテム/道具上位鑑定》で確認して叡者の額冠をンフィーレアから外した。

 

 ふむ、魔法の発動が楽だったな、言葉を付けたした御蔭か?

 さて叡者の額冠を調べるのは、…パンドラか。いや、あいつしか居ないのは分かっているんだが会いたくないな。いや、そんなことを言っている場合では無い。俺はアインズ・ウール・ゴウン、ナザリックの主なのだから会いたくないなんて言ってられない。アインズは気合を入れた。

 

 片手を空中へ掲げると叡者の額冠は光ってアイテムボックスに収納された。

 アインズは、片手を空中に入れると波紋が広がりアイテムボックスからマントなどを取り出して《クリエイト・グレーター・アイテム/上位道具創造》の魔法を使い、真紅のマントと金と紫の紋様が入った漆黒に輝く全身鎧で身を包み、細いスリットのある面頬付き兜を身に着けた。次にアイテムボックスから《ヒール/大治癒》の短杖と白い布を取り出して、短杖とリング・オブ・マスタリーワンドの指輪の力でンフィーレアの失明を治し、ンフィーレアを布で包んで見た目が裸同然の恰好を誤魔化した。

 ンフィーレアを肩に担ぎ、霊廟から外へ出るとナーベラルとセキフが敵から剥ぎ取った装備品をハムスケに布に包んで持たせていた。

 

「アインズ様」

「殿、このハムスケ、更なる忠義を尽くすでござるよ」

「あっそ」

 

 アインズは、ハムスケの忠誠の誓いを軽く流して皆に声を掛けた。

 

「それよりも、さあ凱旋だ。セキフは目立たないように隠れて着いてこい」

「御意」

「殿~。それがしの忠誠の誓いを軽く流さないで欲しいでござるよ~」

 

 すっかり夜も明け、墓地には朝日が昇っている。アインズは死の宝珠をアイテムボックスに収納して皆を連れて歩いていた。

 さて、後は冒険者組合に報告するとしよう。




・死の宝珠:インテリジェンス・アイテム/知性あるアイテム
 知性あるアイテムなら魔法を使える個体がいるはずで、それは知性あるアイテムとしての個性です。でも《道具上位鑑定》でも分からないということは《道具上位鑑定》は道具の効果が分かるだけで個性は分からないのではという推測から、この小説では知性あるアイテムが魔法を習得できる場合もあることになりました。
 負のエネルギーを溜め込み、それを媒介(MP?)にして魔法が使えます。アインズの絶対的な死の気配は負のエネルギーに等しく、アインズが近くにいれば、わずかにMP自然回復力が上昇します。

・武技について
 オリジナル設定
 ユグドラシルの戦士職が武技を覚えられないのは既にスキルを取得しているから新たに武技を覚えられないのではと考え、この小説では新たに戦士職レベルを得られれば武技を覚えられるチャンスが発生するとしています。

・魔法の付けたし
 オリジナル設定
 魔法に言葉を付けたすと精密性や威力が、ほんの僅か上昇する。
 例えば「《火球》」と「燃えよ、《火球》」などは、「燃えよ、《火球》」の方が精密性と威力が僅かに上昇するのでアニメでも此の技法を知らず知らずの内に使っている者が大勢いる。
 という妄想を此の小説では採用しています。

・《ネーミング/命名》
 ユグドラシルには無いオリジナル魔法。この魔法を使う事で同格以上の術者の経験値を対象に命名と共に譲り渡す。その際、譲り渡した経験値は減少してしまう。膨大な魔力が必要で本来は場所や時間を決めた儀式によって、それを賄っていた。同じ名前で命名すると「同じ名前です。他の名前を付けて下さい」という世界の声(メッセージ)と共に魔法が不発に終わる。

・《プロトタイプマジック/魔法試作化》
 オリジナル魔法強化スキル。現在、開発中の魔法に付けることで強引に魔法を使用できる。なお、この魔法強化スキルで唱えた魔法は魔法職レベルの魔法取得制限に掛からない、なぜなら開発中で正式に採用してないからだ。
 なお魔力消費が2割増しになる。

・《ウォリアーレベルアップⅠ/戦士職段位上昇Ⅰ》
 開発中のオリジナル魔法、第4位階魔法、戦士系の職業レベルを1上昇させる。これにより魔法職でも戦士しか使えない武器が使えるようになる。だが魔法職が戦士の武器を使ってもステータスが足りないので武器の威力が激減する事が多い。

・《マジックアイテム・ストップ/魔法道具停止》
 オリジナル魔法。魔法道具を一時的に機能停止させる魔法、魔法効果が切れれば魔法道具は本来の力を取り戻します。魔法を唱える際にアイテムに触れる必要があり、身に着けている相手がいれば気絶、茫然自失状態などでないと効果を発揮できません。
 死の宝珠が、この魔法を使えるのは呪われたアイテムに知性あるアイテムがいるのでは、と考え習得していました。結局、他の知性あるアイテムを見つける事はできなかったようだ。
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