廃墟の街の残存兵力を駆逐して、街を解放するとビーストマンの軍勢を倒した経験値が多かったのかニニャと死の宝珠はレベルが1上がったのだそうだ。
今は廃墟の街に冒険者を入れ防備を固めてる最中だ。崩れた街の石壁を急ピッチで直したり、壊れた建物の屋根を直して物資集積所に変える等していた。
竜王国冒険者組合からは廃墟の街解放と王城からビーストマンの軍勢退治の耳が入った袋を渡して依頼達成の報酬を受け取り、女王一行は一旦帰った物の又次の日の昼に迎えに行って派遣されたビーストマンの分隊と戦っている。
「〈武技・竜尾〉!これで止めだ」
ドラウは体を捻り、ビーストマンの分隊を巨大な幻の竜の尾で薙ぎ払った後、口から炎のブレスを吐いて生き残りのビーストマン達を焼き焦がしている。
これはドラウが炎のブレスを吐けた訳では無く、ニニャが魔法を唱えた様に見える様に死の宝珠による試作化と無詠唱化された魔法《ドラゴンズ・ブレス/竜の吐息》によるものだった。
魔法《ドラゴンズ・ブレス/竜の吐息》は第2位階魔法で効果は、しばらくの間、ドラゴンのようなブレスを吐く能力を付与する魔法で[酸]、[電撃]、[毒]、[火]、[冷気]の中から選択できるというものだ。
何故、この魔法をドラウに掛けるようモモンが指示を出したかというと竜の吐息を出す感覚を掴んで武技で出せないかと考えたからだった。ドラウには竜の吐息の感覚を掴んで竜の如くブレスを吐くように指示を出した。
今まで様々な《竜の吐息》をドラウは試しており、一通りはブレスを使った筈だ。
そろそろ竜の如くブレスを吐けるかな?
ビーストマンの分隊はドラウの活躍で全滅して、ニニャがビーストマンの耳を剥いでいる。ドラウは御付きの者から体力回復の霊薬を貰い片手を腰に当て一息に飲んでいるのが見えた。
「ドラウ、 魔法《ドラゴンズ・ブレス/竜の吐息》で感覚は掴めたかな?武技で竜の吐息を吐けるかい?」
「うむ、やってみよう。〈武技・竜の吐息〉……うまくいかないようだな。〈武技・火竜の吐息〉。……おお、やった!ブレスが出たぞ!」
跳躍したドラウの頭上から巨大な幻の竜の頭が生え、幻の竜の口から炎のブレスが地表を舐めているのが確認できると、ドラウは飛び上がって喜んでいた。
「うんうん、良かったな。これで一通り竜の武技は手に入れた訳だが、上位武技は手に入れて無いし後は実戦訓練あるのみだな」
「ふーやれやれ、これで終わりなのか?翼が生えて空が飛べる武技とか無いのか?」
「いや、そういうのは見たことがないな、移動系で近いのが無いなら魔法《ドラゴンズ・ブレス/竜の吐息》のように魔法で感覚を掴まないと武技を会得できないんじゃないかな?」
「……そうか、ちなみにそんな魔法を持ってたりは、しないのか?」
「ニニャ、持ってるかい?」
「いいえ、持ってません。翼を出す魔法を開発しないと無理です」
「そうだよな、……さっきは魔法って言ったけど近いことなら出来るかもしれない。ドラウ、丘の上に来てもらえるかな?」
「ああ、わかった行こう」
モモン一行とドラウ一行は、廃墟の街周辺のビーストマン達を探すのを一時的に止めて丘の上までやって来た。
モモンが中空に浮かぶ闇の中へ手を突っ込み探し物をしていたが見つけたようで引っ張り出して来た。それは大きな凧に見える三角形の物体だった。
「これは、ハンググライダーと言って魔法を使わない滑空する為の道具だ。これをドラウに身に着けてもらって持続時間延長化した魔法《フライ/飛行》を掛ければ効果を切ったりすることでハンググライダーを翼に見立てて滑空したり魔法効果を入れる事で上昇したりできるんじゃないかな」
「へぇー、珍しい道具もある物だな、魔法を使わない滑空する道具か、で、どのように使うんだ?」
「ああ、それはね……」
昔、ギルドメンバーに教えて貰ってペロロンチーノさんやウルベルトさんと一緒に魔法抜きで飛んで遊んでた事を思い出しつつ、ドラウに懇切丁寧に教えハンググライダーを身に着けさせ、ニニャが持続時間延長化した魔法《フライ/飛行》をドラウに掛けて準備完了した。
ドラウが丘を駆け下りてハンググライダーで滑空すると驚嘆の声を上げているのが分かる、地面に付きそうな時にニニャが《メッセージ/伝言》でドラウに声を掛けた。
「地面に付きそうなんで《フライ/飛行》の効果を入れて一旦上昇させます」
みるみると螺旋を描く様にハンググライダーが上昇して米粒のようになった後、また滑空して飛んでいるようでドラウは素っ頓狂な声を上げつつ楽しんでいる。あまり強風も吹いて無くて飛ぶには良い時間なのだろう。
何回か地面に付きそうになり《フライ/飛行》の効果を入れて、螺旋を描く様に上昇して滑空するのを繰り返したのだった。
そろそろ魔法の効果時間が切れるので地面に降り立ちハンググライダーの装備を御付きの者と外しているドラウに声を掛けた。
「どうだ飛ぶ事の素晴らしさが分かったんじゃないかな?その感覚を忘れずに自らが空を飛べる竜と思い武技を使ってみるんだ」
「うむ、わかったような気がする。……〈武技・竜翼〉!」
ドラウが武技を唱えると背中に巨大な幻の竜の翼が生え、空高く跳躍したかと思うと凄まじい速度で滑空して前方に降り立ったのだった。
これは体当たりか?武器を持って突進攻撃するか〈武技・竜爪〉で攻撃するかだな。ハンググライダーを使ったせいか滑空が主体になっているな、自由に空を飛ぶのは上位武技の開発か武技の練度を上げてなんとかしてもらおう。
ドラウは戻る時にも〈武技・竜翼〉を使い、御付きの者達から体力回復の霊薬を貰い飲み干した。
ドラウがハンググライダーに乗って大分時が経ってしまったようで辺りは夕暮れの茜色に包まれている。そろそろドラウを城に帰らせて私達もナザリックに帰るか、私はドラウに声を掛け転移で移動するのであった。
ナザリックに戻り、夜なのでニニャを同席させて執務していた所にアウラがやって来て報告をおこなった。
「アインズ様、第6階層で森精霊のピニスンに育ててもらった畑は順調です。ナザリック産の果物の黄金の知恵の林檎や豊穣の米などの種から育てる計画も上手く行ってます。ピニスンは畑の栄養価回復の魔法を覚えているので良い感じです。後、ザイトルクワエの種ですが無事種から芽が出て畑でスクスクと育っていますが、まあギャアギャアと五月蠅いのが気に成りますがピニスンに懐いてるみたいで問題は有りません。頭の天辺に植え込んだ薬草も大分増えてきたので一部分を取ってきました」
そう言ってアウラは懐から紙に包まれた苔のような希少薬草〈万病に効く薬草〉を取り出してアインズに見せたので、アインズは紙に包まれた苔を受け取り、眺めると取って来たばかりのせいか実に新鮮で瑞々しい緑の葉をした代物だった。
「うむ、ナザリックで量産できたのは良い情報だ、早速だが希少薬草〈万病に効く薬草〉をルプスレギナ経由で錬金術師のバレアレ家に渡して霊薬を作らせるのだ。霊薬の効果を確かめて良さそうなら、ある程度の霊薬を作成したらルプスレギナ経由でセバスに渡して〈万病に効く霊薬〉として売るようにしよう。まあ値段は、それなりの額をセバスに付けさせるつもりだが買う者は居るだろう」
「はい、ではカルネ村に行きルプスレギナに薬草を渡して説明しておきます」
「うむ、セバスについては此方で霊薬販売の命令書を作成しておくが、アウラの方でもルプスレギナに説明を頼むぞ」
アインズは霊薬販売の命令書を書いて〈済〉の箱に入れて置いた。
これで後は事務のエルダーリッチが上手く処理してくれるだろ。
その時にアインズにデミウルゴスが報告に来たのだった。どうやらアウラが終わるのを待っていたようで、やる気に満ち溢れているのが伺える。
「アインズ様、報告します。この度、リ・エスティーゼ王国に条件付きで宣戦布告した後に一芝居打って王国の財産を貰っていく案を考えました。計画案は此の冊子に纏めてあります」
アインズが見る気力を無くすような分厚い冊子だったので、アインズはデミウルゴスに此処に同席しているニニャにも分かりやすく丁寧に掻い摘んで話してみなさいと、アインズもよく分からないのを誤魔化して言ったのだった。
うーん、こういう誤魔化しは良くないよな、でも威厳ある知的な主人と思われているんだし、我慢我慢。
「アインズ様、ナザリックは財源不足が多少改善されたとは言え、まだまだ物資が不足気味です。その解消の為に来月に、リ・エスティーゼ王国を裏で牛耳る犯罪組織八本指の王都にある倉庫に、悪魔像を永続化した《インヴィジビリティ/透明化》で隠します。王国には、私が仮面を付けて名前もヤルダバオトと変えてパレード中に衆人環視の状況で王家に対して犯罪組織八本指が保有する悪魔像を3日以内に引き渡すように言い、引き渡さない場合は敵対の意思有りとみなして王国に対して宣戦布告すると脅します。恐らく王国は犯罪組織八本指を傷つける事ができずに渡せないでしょう。そこで王国の王都を攻撃して王国中の物資を奪いつつ、モモンに活躍してもらって召喚悪魔を倒してもらい、我々は物資を持って退散すると言う寸法なのだよ。わかったかね、ニニャ君」
「王国が、もし悪魔像を見つけて渡したらどうするんですか?」
「その時は残念だが悪魔像を貰って帰るさ、ただし犯罪組織八本指の物資は貰っていくがね」
死の宝珠が疑問に思ったのかデミウルゴスに尋ねた。
『デミウルゴス様、変装は仮面だけでは不十分では無いでしょうか?後でナザリックとの関係を探られても面倒です。全体の服装を変え、姿と声も幻術を使って変えられた方が良いと思います。アインズ様と変装について話し合った方が良いです』
「ふむ、そうかね、アインズ様、後で変装について話し合いたいのですが宜しいでしょうか?」
「うむ、話し合いは良いぞ。ところで計画は良いだろう、相手に機会を与えてやり駄目なら宣戦布告するというのはな、だが悪魔像というのは、もしかしてウルベルトさんが作成した第十位階魔法《アーマゲドン・イビル/最終戦争・悪》を六重に発動させる物か、世界を覆い尽くすほど悪魔を召喚できるワールドアイテムを真似て作ったものだった筈だ。それを此の計画で使うのは惜しいな、うむ、此れをデミウルゴスに渡そう、此れはウルベルトさんが創った悪魔像の試作品でな、上手く使ってくれ」
「ありがとうございます。悪魔像の試作品の方を計画に使わせてもらいます」
悪魔像の試作品は、完成品に比べて腕の数も少なく、いい加減で投げやり感じで粗削りな作りだった。内容は完成品に比べて第十位階魔法《アーマゲドン・イビル/最終戦争・悪》を発動できるものの回数が少なめだった。
執務を切り上げて、デミウルゴスと衣装について話したり、幻術で変身するので死の宝珠の意見を聞いたりと忙しく朝まで過ごして、セバスが売るための宝石を創ったり、ソアの魔法を見てやったりと昼頃まで掛かった。
昼に成りそうなので竜王国王城に転移し女王一行を拾って廃墟の街まで戻ると騒然としている。
どうやら廃墟の街が竜王国に奪還されたのに気付かれて、戦術用ゴーレムを数体含むビーストマンの大軍勢で攻めてきたようだ。
今は廃墟の街から遠くで大軍勢から昼御飯の為の煙が湧き出ているのが見えるので、侵攻はもう少し後だろうがビーストマンの軍勢は自分が攻められるかもとは考えないのか?考えないんだろうな、今までが人間相手に楽勝だったんだから。
アダマンタイト級冒険者チーム「クリスタル・ティア」が、街中の冒険者達に指示を出して防備を固めていた。街中が騒々しく戦の前のざわめきが酷いものだ。
「クリスタル・ティア」の閃烈のセラブレイトがモモンに話しかけて来た。
「アダマンタイト級冒険者チーム「漆黒」のモモンと御見受けする。此の町を解放したそうじゃないか、だが今、此の町は戦術用ゴーレムを数体引き連れたビーストマンの大軍勢によって、未曽有の危機に陥っている。是非協力して此の街を守り抜いて欲しい」
「ええ、協力しましょう。私達のチーム「漆黒」がビーストマンの大軍勢に攻撃を仕掛け攪乱します、チーム「クリスタル・ティア」は此の街で冒険者達を纏めて防備に専念して下さい」
「君達、死ぬぞ。……だがビーストマンの大軍勢に守ってばかりじゃ勝機も見えないか。頼む生きて帰って来てくれ」
「もちろん、生きて帰って来ますよ」
なんかセラブレイトが悲壮な顔してるけど、戦術用ゴーレムを数体引き連れたビーストマンの大軍勢なんか楽勝なんだよな。
今回は、広い戦場だし戦士として思いっきり全力で戦えるんだから、どちらかというと前回の街を攻め落とすのは、街が壊れないよう戦うので神経を使ったからきつかったな。
ニニャは廃墟の街の冒険者組合出張所からビーストマンの大軍勢の排除の依頼を受けて来たので、早速街に居る冒険者達に声を掛けて安心させた。
「私達のチーム「漆黒」の力で此の街を奪還した。諸君恐れる事は何も無い。君達は此の街の石壁に陣取りビーストマンの大軍勢の街への侵攻に備えて欲しい。私達が今からビーストマンの大軍勢に攻撃を仕掛けよう。勝利を我らの手に掴もうじゃないか!」
歓声と共に街の石壁の門から出て、死の宝珠から無詠唱化かつ持続時間延長化をした《ウォリアーレベルアップⅤ/戦士職段位上昇Ⅴ》を掛けてもらい、死の宝珠に無詠唱化された《メッセージ/伝言》を送り、ニニャに触れた。
(モモンだ、死の宝珠よ。《アンデス・ウォリアー・アーミー/不死の戦士の軍勢》を使え)
「今からニニャの体を掴め、死霊術の大儀式の為にチーム「漆黒」の力をニニャに集めるのだ」
「此処に眠る死者の戦士の魂よ、今こそ我らの力と成り共に戦え!《アンデス・ウォリアー・アーミー/不死の戦士の軍勢》!」
ニニャの廻りに中位アンデッドが数え切れないほど湧き出て、千体は超えているだろうか、それぞれが武器を構え、牙や爪を光らせている。
モモンは前方へ歩き《クリエイト・グレーター・アイテム/上位道具創造》を唱え、漆黒の弓矢を創り出し装備した。
「奥義を使う、皆離れてくれ。……我が矢を空に放ち大流星と成す、スキル〈土星の大流星〉!」
モモンが漆黒の弓を構え矢の先端を頭上へ向け放つと、矢は空に突如広がった広大な宇宙に消えていき、数秒後に宇宙から数え切れない程の流星が轟音と共に落ちてきて戦場全体に降り注いだ。
昼飯中だったビーストマンの大軍勢は流星群に地面ごと空中へと投げ出され、他のビーストマン達は驚き慌てふためいているようだ、そこに流星が落ちビーストマン達が押し潰されたり、空中に投げ出され地面に激突して絶命したり、戦術用ゴーレム達は何もできずに流星群に押しつぶされているのが見えた。
よし、やはり広い戦場では、スキル〈土星の大流星〉が有効だな。流星群でビーストマンの大軍勢が面白いように吹っ飛んでいる。生き残りも腰が抜けたのか立てないようだし一気に攻めるべきだな。
「ビーストマンの大軍勢は吹き飛び、最早敵ではない。ニニャの召喚したアンデッドの軍勢は二手に分かれて突撃しろ、ビーストマンの大軍勢を後ろから此の街に押し込みつつ街の石壁の防備隊と共同で残敵を掃討する。行くぞ!」
「〈武技・漆黒付与〉、〈武技・七彩強化〉、〈武技・黒曜石剣の円陣〉」
モモンは武技を続けざまに唱えた後に疾走して、腰が抜けてまともに立てないビーストマン達に近づいてから、片脚を地面に激しく叩きつけ武技名を吠えた。
「〈武技・国震脚〉!」
片脚から衝撃波と共に大地を激しく揺らし、地面が罅割れ石筍が飛び出しビーストマン達の脚を貫いて空中にビーストマン達は投げ出された。
地面に落ちて来たビーストマン達は、骨が折れる音や筋肉が激しくぶつかる音を出して中には死んでしまった者もいるが何人かは痛みに蠢いている。
モモンは生き残りに向け武技を唱え、双大剣を地面に叩きつけ漆黒の衝撃波を直線状に放った。
「〈武技・漆黒撃波〉!」
漆黒の衝撃波が地面を這いビーストマン達を直線状に切り裂いていく。
さて、まだまだビーストマンの大軍勢の生き残りは居るだろうから、新しく会得した武技の実戦訓練に付き合って貰うぞ。
その後、戦意を失ったビーストマンの軍勢は、散発的な攻撃をしていたがアンデッドの軍勢に追い回され廃墟の街の防備隊と共同で討伐したのだった。
アダマンタイト級冒険者チーム「クリスタル・ティア」の閃烈のセラブレイトが引き攣った顔で街の防衛への協力を感謝していた
「街を守ってくれてありがとう。噂通り強いんだね、嘘か大袈裟な事を言っているのかと思っていたよ。まさか見た事も無い強力なアンデッドの軍勢を呼び出して、モモンが隕石を無数に落としてビーストマンの軍勢を吹き飛ばすなんて言われても信じないだろうな」
「お褒めの言葉ありがとう。街を守るのは当然ですよ。せっかく街を解放したのにビーストマンに取り返される訳にはいきませんからね」
「君も〈武技・火竜の吐息〉の珍しさと言ったらなかったよ。あれはどうやって覚えたんだい」
「ふふふ、企業秘密だ。そんな事を簡単に教えると思うか?」
「ははは、参ったな一本取られたよ」
「クリスタル・ティア」の閃烈のセラブレイトは、女王が変装して大人形態に成っている事に気付かずに話しかけているようでドラウは、いつバレるかと冷や汗を掻きながら応対していた。
ビーストマンの大軍勢を倒した経験値が多かったのかニニャは1レベル上がり、アンデッドの軍勢を率いた死の宝珠はレベルが2上がったので第7位階まで使えるようになったそうだ。
私もレベルが上がりそうだ。スキル〈土星の大流星〉でビーストマンの大軍勢を討伐したからな、上げるのが楽しみだ。
廃墟の街に進軍してきたビーストマンの大軍勢を討伐した事で、国境の滅びた街の防備は薄い筈だ。冒険者達と一緒に開放を考えた方が良いな。
・《ドラゴンズ・ブレス/竜の吐息》
オリジナル魔法、第2位階魔法。
元ネタはD&Dの第2位階魔法《ドラゴンズ・ブレス/竜の吐息》
1分間ドラゴンのようなブレスを吐く能力を付与する魔法で[酸]、[電撃]、[毒]、[火]、[冷気]の中から選択できる。
・〈武技・尾打〉
オリジナル武技
体を捻り自らの尾(鎧に付いた尾でも可)で敵を薙ぎ払う武技。
・〈武技・竜尾〉
オリジナル武技。前提:〈武技・尾打〉、竜の血を引く者である事
体を捻り、巨大な幻の竜の尾を顕現させ、敵を薙ぎ払う武技。
体力と集中力を消費する武技。消費量により威力が変化する。
始原の魔法に近い武技です。
・〈武技・竜翼〉
オリジナル武技。前提:空を飛んだ事があること、竜の血を引く者である事
跳躍して巨大な幻の竜の翼を出し空高く舞い上がり滑空して敵に体当たりする、この時に武器で攻撃したり〈武技・竜爪〉で攻撃を繰り出せたりできる。
本来は自由自在に空が飛べる武技なのだがドラウの練度が足りないので滑空するのみとなっている。
体力と集中力を消費する武技。消費量により飛翔距離が変化する。(滑空で飛翔距離は伸びる)
始原の魔法に近い武技です。
・〈武技・火竜の吐息〉
オリジナル武技。前提:ブレスを吐いた事があること、竜の血を引く者である事
自らの頭上に巨大な幻の竜の頭を顕現させ、幻の竜の口から炎のブレスを吐き敵を焼く武技。
体力と集中力を消費する武技。消費量により威力又はブレスを吐く時間が変化する。
始原の魔法に近い武技です。
他にも〈武技・酸竜の吐息〉〈武技・雷竜の吐息〉〈武技・毒竜の吐息〉〈武技・霜竜の吐息〉等がある。
・〈武技・国震脚〉
オリジナル武技。前提:〈武技・地震脚〉
片足を地面に激しく叩きつける事で、周囲の地面を激しく揺らし地面が罅割れ石筍が飛び出し敵の脚を貫いて空中に投げ出す武技。
ただし、跳躍した敵や、そもそも空中にいる敵には効果がない。
・〈武技・漆黒撃波〉
オリジナル武技。前提:〈武技・漆黒付与〉〈武技・撃波〉
武器を地面に叩きつけ前方直線上に地面を這う漆黒の衝撃波を放つ武技。
威力は〈武技・漆黒付与〉した武器を振り下ろした程度の攻撃力が出て、敵に物理ダメージと負の力を付与したダメージを与えている。
攻撃範囲は、原作で出た〈武技・空斬〉の飛距離ほどの長さの衝撃波を放てます。