オーバーロードと死の宝珠   作:NEBUSOKU

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エ・ランテルの魔導王邸宅の謁見室

 ドワーフの国への訪問は万事上手くいき、ドワーフ国とは友好条約が結べ、ドワーフの国の王城の宝物庫では無事、ルーンの技術書と魔導書を見つける事が出来た。

 このルーンの技術書と魔導書の複写を餌に、ドワーフのルーン技術者達全員をアインズ・ウール・ゴウン魔導国に招聘する事に成功した。

 ドワーフ側も時代遅れのルーン技術者が他所の国に行くのを止めるでも無し、盛大な壮行会をアインズ・ウール・ゴウン魔導国の酒と料理で開いて送りだした。

 

 ゴンドは、もはやドワーフ国にルーンの居場所が無い事に泣いていたが魔導国でその才能を発揮して欲しいものだ。

 ルーン技術者の職業レベル自体がユグドラシルでは無かったが、パンドラにでも解析を頼んでルーン技術向上の〈叡者の王冠〉のようなアイテムを作らせるのも良いな。

 

 ルーンの技術書と魔導書を見つける途中、ドワーフの王城の宝物庫で見つけたロングソードが魔力(データ量)はおよそ50レベルで、何らかの魔法の力で魔法職でも装備可能だった。

 

(モモン様、死の宝珠です。その剣から何か不思議な力を感じるのです。持ち帰って貰えないでしょうか)

「ふむ、私の両腕に抱えられる限りの宝物は持ち帰っても良い事になっている。良いだろう、持ち帰ってみよう」

 

 死の宝珠からの無詠唱の《メッセージ/伝言》を貰い、ロングソードを一先ず持ち帰る袋の中に放り込んでおいた。

 その後、拾ってきたアイテムの鑑定をナザリックの宝物庫に居るパンドラに任せて、エ・ランテルの執務室で執務しているとパンドラが興奮した様子で一般メイドにドアを開けて貰い、一般メイドを押しのけるように執務机に両手を乗せ、顔をアインズに近づけて何の変哲も無いロングソードを目の前に置いた。

 

「ン、アインズ様ッ!この武器は素晴らしい。まさに奇跡の産物です。これはワールドアイテムの中でも使い切りであるが強力な〈二十〉と呼ばれる物ですよ。剣の名は【世界意志(ワールドセイヴァー)】と言い無限に強くなります。今は魔力(データ量)はおよそ50レベル程で、良くて棍棒程度ですが、所持者が持つ時間が長い程と敵を倒すなどで剣に経験値が溜まり強くなっていくのです。外装はロングソードですが、変更できるようなので鍛冶屋で変更すると良いでしょう。所持者は剣のスキル〈ワールドセイヴァー〉を剣の経験値を消費して剣のレベルに応じて使え、今ですと50レベルなので5回ほど使えますが、剣自体が弱いのでスキルも今は弱いでしょう。所持者のリスポンや他者が装備すると剣の姿と経験値がリセットされるようです。〈二十〉のアイテムは使い切りなので此のアイテムの場合は、所持者がリスポンすると所持者の手元を離れ、宝箱の中や宝物庫などに転移してしまうようです。いやー、良い物を見せて頂きました」

「何、〈二十〉の内の一つだと!そうか、でかしたぞ死の宝珠よ。私では見落とす所だった」

『はっ、ありがたき幸せにございます。直感が当たりまして良うございました』

 

 ワールドアイテムの〈二十〉が手に入るとはな、驚きだ。

 この【世界意志(ワールドセイヴァー)】のレベルは何処までも上昇するようで100レベルを突破しているのは、ユグドラシル攻略の無料系情報サイトの「ニャルちゃん測定」で確認済みだ。

 まあ無料系情報サイトであるから嘘も混じっているだろうが、複数の証言が有る事から、まず間違いないだろう。

 ギルドでは生産職として貢献してくれてた鍛冶師の「あまのまひとつ」さんと「武人建御雷」さんで剣のレベルが100を突破できるなら、プレイヤーも100レベルを突破できるんじゃないのかという話で一緒に盛り上がったな。

 

「パンドラ、鍛冶長に頼んで外装をロングソードから双大剣に変更できるか聞いてくれ、出来そうなら双大剣で外装を変更だ。剣の品質は、そうだな、普通なら此の世界に合わせたアダマンタイト製にする所だが物が物だ。ナザリックの資産をどれだけ使っても良いので最高品質の物にしてくれるよう頼んでくれるか?」

「はっ、畏まりました。剣は最高品質の物で、後でアダマンタイトの鍍金を被せれば良いでしょう。双大剣ですと仕様が異なるでしょうね。入念にチェックしておきましょう」

 

 鍛冶長に頼んで今使っている双大剣にうり二つな剣で美麗な模様が入った物と成った。

 模様自体はアダマンタイトの鍍金を其の部分だけ無くし地肌が見える様になっている。

 双大剣という事で片方を盗まれて装備されても持ち主の資格は失わないが、攻撃力は一時的に棍棒並みに下がるし剣のスキルも使えない、剣自体が片方を遠くに運ぼうとしても一定距離以上動かず双大剣が離ればなれにならないようになっている事がパンドラの調べで分かった。

 剣のレベルを60レベルまで上げる為にアインズは闘技場に籠って、ナザリックの湧き出す敵相手に昼夜問わずに戦い続けて、ようやく剣のレベルが60レベルに成ろうかとする頃にはアインズのレベルも上がりそうに成っていたので、ニニャに籠手【強欲と無欲】を返して貰い経験値を取り出してレベルアップした。

 レベルは109、プリミティブキャスターの職業レベルを取り、始原の魔法《滅魂の波動Ⅲ》、術者を中心に、通常手段による移動や転移で外に出ることが出来ない結界を張る始原の魔法《世界断絶障壁》、自らの追加攻撃や移動速度を速くする始原の魔法《世界加速Ⅰ》を会得した。

 ニニャや死の宝珠も同様に闘技場での鍛錬を積んでレベルアップを果たしている。

 

 死の宝珠は実戦の経験が鈍るからと渋っていたが、此処は我慢して貰おう。

 実戦の経験は、また積めば良いのだから。

 

 今まで使っていた双大剣には魔法を色々と付与して、所持者の思考による命令に従って浮遊し半自動で攻撃することが出来る《ダンス/舞踊》や双大剣の剣の先から魔法が放てるように《グレーター・マジックアキュリレイション/上位魔法蓄積》の発動を「リリース/解放」のキーワードを頭の中で考えるだけで出来るようにしておいた。

 此れで《ライトニング/雷撃》や《ファイヤーボール/火球》や《アイスボール/氷球》などを何時でも撃てる訳だ。

 魔法が付与された双大剣を背中に背負い、新しく手に入った【世界意志】は、双大剣に外装を変更して両腰に下げる事となった。

 戦いの時には〈武技・黒曜石剣の円陣〉を唱え黒曜石の剣が3本、《ダンス/舞踊》が掛けられた双大剣が浮かび、腰の双大剣【世界意志】を両手に持った状態となる。

 

 うむ、7回攻撃とか浪漫溢れる構成だな、まあ《ダンス/舞踊》が掛けられた双大剣は、意識して動かさないといけないから激しい戦闘の際には単調な動きになってしまうが、其処は諦めよう。

 

 闘技場での鍛錬を終え、エ・ランテルの魔導王邸宅の執務室で仕事を片付けながら傍で魔導具の眼鏡を創っているニニャ、自習しているソアを見つつ、書類に印を押すのを辞めて、疲れた頭を休ませる為に次は何処を冒険しようかと考えていた。

 その時、第2執務室で属国の管理と無能な貴族の粛清や城塞都市エ・ランテルの発展計画を練っていたラナー王女から連絡が来た。

 種族変更アイテムの力で天使に生まれ変わったラナー王女は、背中の大きく開いたドレスから出た白く清い羽を畳んで、恭しく一礼する。

 

「アインズ様、ローブル聖王国から援軍要請が来ております。魔導王陛下に会って直接話したいと言っております。ローブル聖王国は何者かの手により強大な魔法が付与された武具を身に纏った亜人達の連合部族に敗北を重ね、城塞都市カリンシャ、大都市プラートを落とされていますが、首都ホバンスは健在で聖王女カルカ・ベサーレスが撤退戦の為に大儀式魔法《ラスト・ホーリーウォー/最終聖戦》を使って逃げ延びたようです。援軍要請は今回は断り、首都ホバンスが落ちるまで待たれる方が宜しいのではないでしょうか」

「なるほど首都が落ちた方が、より恩が売れると言う訳か。聖王国が忌み嫌うアンデッドが治める国に助けを求めるのだ、聖王国にも知恵者が居るようだな。……あそこは今、人間の冒険者に扮したコキュートスと変装したルプスレギナが冒険で遊んでいた筈だ。ラナーよ、お前の考えは分かった。だが今回は受ける方向で行くつもりだ。ローブル聖王国の使者に会う段取りを付けてくれ」

「はい、分かりました。ではその様に致します。援軍に行かれるならクライムも連れて行って下さいませんか?エ・ランテルで鍛錬を積んでいるようですが、偶には遠出しませんと愛犬が拗ねてしまいます」

「分かった。考慮しよう」

 

 日を改めて、邸宅にある謁見室で一段高い所に据えられた豪華な簡易玉座に座ったアインズの傍には、アルベドが侍り、部屋の壁際には一般メイドや黄金に輝く全身鎧を着用し真紅のマントを身に付け煌びやかな槍を握りしめた衛兵代わりのナザリック・マスターガーダー達が並び、ローブル聖王国の使者達を待ち構えていた。

 聖王国では、九色(きゅうしき)と呼ばれる聖王又は聖王女から与えられる九つの色の称号があり、強さによって与えられた者が多いが、中には文化や国家への貢献で非常に素晴らしい働きをした場合に与えられることもある。

 今回の会談でも聖王国で九色を与えられた者が出ていた。

 聖王国九色「白色」と歌われる聖王国聖騎士団団長にして聖王国最強の聖騎士レメディオス・カストディオ、整った顔立ちをした茶髪の女性で銀色の全身鎧と白色のサーコートを身に付け、今は如何やら装備してないようだが四大聖剣の1つである聖剣サファルリシアを持たず、只のロングソードを腰に身に付けている。

 傍の従者の少女が殺し屋のような目つきで睨みつけてくるのが気になったが、不安なのか愛剣の柄をしきりに触っているのが微笑ましい。

 他にも数人の聖騎士が膝を付き、聖騎士レメディオスが余計な事を言わないかと冷汗や衛兵のアンデッド達にビビッてしまい油汗を掻いていた。

 

「魔導王陛下、私の名は聖騎士レメディオス・カストディオと申します。我がローブル聖王国は亜人共から攻撃を受けており、都市が幾つも落とされています。首都ホバンスが落ちるのも時間の問題でしょう。貴国からの援軍があれば此の事態の巻き返しができると確信しています。是非とも冒険者モモン一行と……アンデッドの兵達をお借りできないでしょうか?勿論、ローブル聖王国からアインズ・ウール・ゴウン魔導国に対する謝礼は支払わせて頂きます」

 

 ほう、アンデッドの兵で言い淀んだな。

 やはり聖王国ではアンデッドの兵は、まだ偏見があるか。

 いずれ聖王国にアンデッドの貸し出しもしたいが致し方ないか。

 モモンの貸し出しね、此処はニニャが作成した〈変声の喉飾り(チョーカー)〉の御披露目の出番だな。

 ニニャの作成した此の喉飾りは自在に声を変えられる優れ物で、今回は此れを使ってモモンとの声の違いを演出するか、声の調子は、アルベドや一般メイドにも褒めて貰った渋い声で年を重ねた大賢者っぽい、威厳のある感じの声にするか。

 

「冒険者モモンは、国家間の争いには参加できないのが決まりだが、亜人達なら冒険者組合も問題無いというだろう。アルベドよ、冒険者モモンに魔導王の名でローブル聖王国解放の依頼を出せ。先の大戦の後、話し合う事でモモンとは分かり合えたのだ。私の名なら引き受けてくれるだろう」

「はっ、畏まりました。アンデッドの兵達は、如何なさいますか?」

「アンデッドの兵達をローブル聖王国へ援軍として出すのは構わないが、ローブル聖王国ではアンデッドの兵は嫌われるのだろう?顔を仮面で隠し、露出部を布で覆い、一見して見ただけではアンデッドと分からない様にしてやろうではないか」

 

 アンデッドの兵達にローブル聖王国の民の目を気にして偽装を施して貰えると聞いて、聖王国の使者達は大きく安堵したのか隣の聖騎士達と目配せしている。

 

 次は、ローブル聖王国で冒険するか、人間の冒険者に扮したコキュートスとルプスレギナと共に冒険するのも楽しそうだ。

 ああ、クライムも連れていかなきゃな、後はガゼフは王国の守りで外せないから無理として、冒険者チーム〈蒼の薔薇〉とブレインにモモンとして声を掛ければ来てくれるんじゃないかな。

 

 数日後、シャルティアが運営を任されたフロストドラゴン空輸便によって、〈蒼の薔薇〉とブレインが魔導国に到着して天使に種族変更したクライムやラナー王女を囲んで笑い合っている。

 〈蒼の薔薇〉のガガーランがクライムに話しかけ、ラナー王女がクライムに笑いながら問い詰めている。

 

「クライム、羽なんか生やしちまって見違えたぜ。どうやら童貞じゃ無くなっちまったようだが、姫さんとヤッたのか?」

「魔導王陛下に許可を貰って、ラナー王女様と結ばれました。今回の遠征宜しくお願い致します」

「ふふふ、もうクライムたっら、ラナー王女様だなんてラナーって呼んでくれなきゃ嫌だわ」

 

 ブレインが〈蒼の薔薇〉のラキュースさんに互いの武器を見せつつ自慢している。

 

「どうだい此の蒼い刀身。モモンに貰った物なんだが素晴らしいだろう。此の前、緑竜を斬り殺したんだぜ。良く斬れるんだ」

「綺麗ね、此れだけ蒼い刀は見た事が無いわ。私の魔剣キリネイラムだって漆黒の刀身に夜空の星を思わせる輝きがあって中々素晴らしい物でしょ」

 

 モモンには、ローブル聖王国から聖騎士見習いの従者が付き、ネイア・バラハと名乗った。

 聖王国の紋章入りの上着を着て、ローブを羽織っており腰には従者用の剣と背中に弓と矢筒を身に付けていた。

 あの殺人的な目つきは聖王国との会談の時と変わらず、吊り上がった細目に小さな黒目は常に睨んでいるような印象を抱かせ、目の下にクマがあるせいで、どことなく裏街道の住人のような凶悪さを漂わせている。

 髪は金髪で肩に掛かる程度に切り揃えられており、清潔感があった。

 

 こりゃ、元々こういう目つきなのか。

 なんか人から怖がれて寂しそうで、髑髏の魔術師として怖がられる俺と似てて親近感が湧くな、良し此の子には色々と手解きしてやろう。

 まずは弓かな?

 

 モモンは、中空の闇から装飾が多く非常に重そうに見える弓を取り出し、ネイアに渡した。

 ネイアは、重そうに見えるのに手に取ると非常に軽い弓に驚き、あたふたしている。

 

「ネイアさん、此の弓を使って下さい。その弓では威力が足らず、モンスターの毛皮や甲羅を射抜けないでしょう。此れはアインズ・ウール・ゴウン魔導国のドワーフに開発させたルーンなる古き技術で作られた弓、ルーンボウ試作型壱号なんですが名を付けて頂けますか?その弓は差し上げますよ」

「ええっ、こんな凄い弓貰えませんよ」

「アインズ・ウール・ゴウン魔導国の試作品ですから気にせず、どうぞ使ってやって下さい。弓も其の方が喜びます」

「そうですか、うーんとえっと此の弓を黒く塗っても良いですか。お父さんが九色の黒を戴いた凄腕の弓兵なんです。ですから其れにあやかって〈ナイン・カラード・ブラックボウ〉にしようかなと」

「ええ、色を変えるのは別に構いません。此方でやっておきましょう。九色の黒弓、〈ナイン・カラード・ブラックボウ〉ですか、良いんじゃないでしょうか」

「えへへへっ」

 

 笑顔も怖いな、此の子。

 不憫な、この怖い目つきだと友達少なそうだな。

 まあ俺はユグドラシルで友達は出来た、だがギルドで一人で頑張って資金を貯めてた寂しさも分かる。

 何故、俺は、あそこまでユグドラシルに固執してたのかな、冷静に成って考えてみると少し狂気的な思考に陥っていたのでは無いだろうか。

 だが結果、この世界への大規模転移で楽しく生活してる訳だし、何がどう転ぶかは分からない物だ。

 元の現実世界は糞のような階級社会だったが、今の骸骨の魔術師姿で帰れるのなら社会を変革できるだろう。

 今まで忘れていたが、元の現実世界には俺の母親の墓もある。

 元の世界に帰る理由は無いと思っていたが、今の俺には始原の魔法《世界蘇生》もある、レベルダウン無しで復活できる魔法を使えば母さんも復活できるだろう。

 母さんには、小学校卒業まで迷惑を掛けたし恩返しもしたい。

 うむ、元の世界に帰る事も目的の一つとしよう。

 まずは骨の身体を何とかしないとな。

 

 モモンは、デスナイトに様々な偽装を施して仮面を被せ、露出部などに黒い布が巻き付けられ、一見すると巨大なゴーレムのようにも見えるアンデッド兵達を指揮して、フロストドラゴン空輸便に乗せている。

 聖騎士達や乗って来た馬も怯えながらフロストドラゴン空輸便に乗っていく。

 〈蒼の薔薇〉、クライム、ブレインは慣れたものでフロストドラゴン空輸便の籠の中の席に座っていた。

 

 フロストドラゴン空輸便で飛べば、ローブル聖王国へは、ひとっ飛びだ。

 まあドラゴンがいきなり来襲すれば驚くだろうから、まずはローブル聖王国に先触れで予めフロストドラゴン空輸便が来る事に了承を得ていないと攻撃されてしまう。

 ふむ、まず竜は首都ホバンス近辺で滞空して貰って、フロストドラゴンから《マス・フライ/全体飛行》で聖騎士達をローブル聖王国の首都ホバンスに行って貰って、皆にフロストドラゴン空輸便が来ることを周知させて貰えば良いか。

 よしっ、ローブル聖王国での冒険の始まりだ。実に楽しみだ。




・【世界意志(ワールドセイヴァー)】
 ワールドアイテムの中でも使い切りであるが故、凶悪な効果を持つ二十種類の内の一つ。
 普段は棍棒程度の攻撃力しかないが無限に強くなる。
 オリジナル設定
 所持者のユグドラシルのログイン時間、敵を倒す、などにより剣に経験値が入り、最終的には全ギルドメンバーがいたナザリックでも単騎で攻略可能という壊れ性能です。
 剣自体の姿は単なるロングソードなので外装を変更できるようになっています。
 所持者は剣のスキル〈ワールドセイヴァー〉を剣の経験値を消費して数回使え、範囲攻撃ができます。
 所持者のリスポン(リスポン地点での復活)や他者が装備すると剣の姿と経験値がリセットされます。
 特に所持者のリスポンの場合は、持ち主では無くなり、剣は所持者の手元を離れて何処かの宝箱、宝物庫などに転移します。

 原作でのドワーフの宝物庫での無名のロングソード、魔力(データ量)はおよそ50レベルで、何らかの魔法の力で魔法職のアインズでも装備可能だった。
 不思議に思ったアインズが鑑定魔法を掛けようとしたが、ゴンドに声を掛けられ放り出しました。
 この一件から話を膨らませワールドアイテムにしました。

・変声の喉飾り(チョーカー)
 オリジナルアイテム
 ニニャが作成しパンドラが仕上げた喉飾り、身に付ける事で変えたい声に自らの声を変化させる。
 原作では、口唇蟲を使いアインズはモモンと声を変えています。

・《世界加速》
 オリジナル始原の魔法
 自らの追加攻撃や移動距離上昇の効果がある始原の魔法
 ⅠからⅢまであり数字が高ければ効果が高い。

・〈ナイン・カラード・ブラックボウ〉
 オリジナルアイテム
 オリジナルだが弓の内容は、原作での〈アルティメイト・シューティングスター・スーパー〉と色が黒以外は同じです。
 持ち主を強化する能力がある。
 今回は、ネイアが名付けたので此の名前に成りました。
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