ローブル聖王国で最も強固に作られた城塞都市カリンシャ、丘全体に広がるように存在し、分厚い市壁によって守られ、最も高い場所には籠城のためだけに作られた城もある都市は、今は聖王国軍に囲まれ籠城の構えと成っていた。
聖王女カルカは、神官団団長ケラルトと聖騎士団団長レメディオスに相談している。
「どうしましょう?この城塞都市を落とすには途轍もなく苦労するわ。亜人達は魔法使いの多い〈マーギロス/魔現人〉よ。実際に城塞都市に近づこうとしただけで豪雨のような炎と稲妻と氷の魔法の弾が飛んできたようだし、これじゃモモンさんに頼んでフロストドラゴン空輸便からの仮面兵達の降下作戦は、できないでしょう。魔法で打ち落とされちゃうもの」
「夜襲を仕掛けるというのはどうだ?夜では目も見えまい、魔法の弾幕も疎らになる筈だ。なあに聖騎士団には夜中だろうが亜人共を斬り殺すのに困る奴は居ないさ」
「昼間なら損失を覚悟で大部隊で市門を開けるか?だが魔法の弾幕に撃たれる事による膨大な犠牲は我慢して貰わないといけないわね。もう一つの案では、隠密で都市内に何人か侵入して、防衛の為に壁に張り付いている魔法使い達を何十人か暗殺、その後なら魔法の弾幕に穴が開く筈なので内部から市門を開けて貰い軍勢で侵入できるわね」
レメディオスは、夜間に攻めるのが良いのではと意見を出し、ケラルトは、隠密で城塞都市に忍び込むのも案の一つだと言った。
「でも城塞都市内部に隠密で潜入なんて神官団や聖騎士団じゃできないわよ」
「冒険者達がいるじゃない。彼らを頼りましょうよ。〈蒼の薔薇〉には、盗賊系統のニンジャってのがいるみたいだしね」
現在、ハムスケを留守番に残したモモン一行の冒険者パーティー〈漆黒〉とアダマンタイト級冒険者パーティー〈蒼の薔薇〉は、2パーティー合同の潜入任務で城塞都市カリンシャの下水道を歩いて時折現れる下水に住む野良モンスターの〈ラージローチ/大ゴキブリ〉や〈ジャイアントラット/巨大鼠〉や群がる〈ジャンピングリーチ/跳躍する蛭〉を退治しつつ、下水道の点検用通路を進んでいた。
「臭いな、さすが下水道だ。此処を地上に上がって行くのかい?」
「待ってて、ランタンで地図を照らそう」
「地図を確認するから待って。地上に出る出口が沢山あるけど、人目に付かなそうな所は限られるから、……この先のようだね」
モモンが脇の天井付近の下水から出て来た巨大ネズミを斬り倒して下水道の溝に流れるドブ川に流すと、〈蒼の薔薇〉の先行する忍者姉妹のティアとティナが辺りを警戒しつつ冒険者用に作られた魔法ランタンの明かりを地上の地図と下水道の地図に当て見比べている。
入り組んだ通路にあって人目に触れずに地上に出れるマンホールを探し出して、モモン達に場所を教えた。
マンホールというのは元々が点検用で大通りなんかに多いが、こういう地味で見つかりにくい場所にも幾つか存在していたので利用させて貰おう。
「しかし下水道からの侵入は、都市では考えてないんですか?」
「此処の下水道の入口は、亜人達が来るアベリオン丘陵側には無いからな。此処の入口もローブル聖王国側だろ?普通は気にしないのさ。亜人達は日頃から下水道何て使わねえし警備もザルだろうよ」
モモンが下水道からの侵入を気に掛けると隣にいる〈蒼の薔薇〉のガガーランが下水道の脇道から飛び出した〈ラージローチ/大ゴキブリ〉を鉄靴で念入りに踏み潰しながら説明してくれる。
地上への出口のマンホールを見つけた忍者のティアは、マンホールを僅かに開け、周囲を確かめてから問題無いと下の皆に向けてハンドサインを送り、マンホールの蓋を音も無くずらして、素早く路地の壁に体を当てて大通りを横目で見て亜人達が居ないかを確認してティナを地上へと誘った。
ぞろぞろと〈漆黒〉と〈蒼の薔薇〉がマンホールから出て、片膝を付いて姿勢を低くしている。
モモンは無詠唱化した《メッセージ/伝言》を各人に送り、皆に確認を取る。
(まずはニニャ、下水道での強行軍で汚れているだろうから皆に《クリーン/清潔》を掛けた後に、全員に《インヴィジビリティ/透明化》と《オーダレス/無臭》と《シースルー・インヴィジビリティ/透明化看破》を掛けるのだ。サルビアさんと〈蒼の薔薇〉のラキュースさんには皆に補助魔法を出来るだけ掛けて貰います)
全員の姿は消え、《シースルー・インヴィジビリティ/透明化看破》により互いの姿は見えている状態と成り、サルビアさんやラキュースさんの補助魔法も掛かった。
モモンは、ニニャとサルビアに無詠唱化した《メッセージ/伝言》を送り、ハンドサインで皆に分かるようにニニャとサルビアに指示を出して亜人達の排除を狙う。
(ニニャ、此の前に憶えた魔法を大通りを巡回中の小隊に向かって使いなさい。サルビアさんは其れを巡回中の兵士達に見つからない様に魔法で隠して欲しい。亜人達の死体は〈蒼の薔薇〉のティアさんとティナさんに片付けて貰う)
ニニャとサルビアさんは、大通りまで音をなるべく立てない様に屈んで歩き、ニニャは、大通りに魔法の発動が少しでも上手くいくようにと地面に両手を向けて死の宝珠の力を借り、無詠唱化した魔法を唱えた。
サルビアさんは、其の魔法に被せるように近づいて魔法を唱える。
(《サイレントディレイマジック・ルーンシンボル:デス/魔法無詠唱遅延化・ルーンの紋章:死》)
(《サイレントマジック・カモフラージュ/魔法無詠唱化・迷彩》)
地面に死のルーン文字が刻まれて形を成す前に、それを《迷彩》が覆いつくした。
巡回中の小隊が近づいて来る前に、そそくさとニニャとサルビアさんは、モモン達の所へ戻って来て息を潜める。
巡回中の小隊がルーン文字が刻まれた道へと足を踏み入れると、暫くしてからバタバタと倒れていく。
どうやら死の効果が現れたようで傷一つない姿で倒れているので、早速〈蒼の薔薇〉のティアとティナに大通りから死体を片付けて貰うように無詠唱化した《伝言》を送る。
ティアとティナが死体を片付けている間に〈蒼の薔薇〉のイビルアイは、驚いた様子で一連の作業を見てモモンに無詠唱化した《伝言》で問い掛けた。
(モモン様、あの魔法は一体何なんです?聞いた事もありませんよ)
(ドワーフの国へ行く事がありまして、其の時にルーン魔法の魔導書を手に入れる機会を得ましてね、あれは其の成果の一部ですよ)
(ルーン魔法ですか、興味深いですね。あの対価は払いますのでニニャさんにルーン魔法を教えてもらっても良いですか?)
(ええ、対価を払って頂けるなら良いですよ。ただし習得難易度は高く第7位階の魔法ですから覚えても、他の皆さんに協力して貰って、大儀式で〈魔法上昇/オーバーマジック〉の魔法強化系スキルを使わないと唱えても効果を発揮しないでしょう)
モモン達潜入組は、大通りを避け傍にある小道を通り市壁へと進む、街の防衛の為に亜人の魔法使い達と兵士達が、市壁に幾つもの小部隊に分かれて立ち並んで見張りを行っている。
亜人の魔法使いは、〈マーギロス/魔現人〉と呼ばれる比較的人に近い姿をしていて四本腕を持ち、周辺を警戒しているが後方への備えは薄く狙い時だ。
モモンは、ハンドサインで〈漆黒〉のソアとニニャと従者のネイアにまず近場で見張りを行っている一団に攻撃を指示した。
まずニニャが〈マーギロス〉の魔法近い部隊に魔法《サイレンス/静寂》を掛け、ネイアが黒弓を半身で引き絞り小声で〈武技・精密射撃〉、〈武技・連続射撃〉と唱え次々に静かに亜人達の後頭部を射ぬいて殺していく、後は倒れた亜人達の小部隊の代わりに、立って辺りを見張っている亜人達の小部隊の幻影をソアに創り出して貰い次へと移っていく。
亜人部隊の幻影は、近くに寄らないと分からない程の精巧さだが返事が出来ない為に良くできたマネキンのような物だ。
あまり長い時間を他の亜人達を誤魔化せるとは思えない。
モモン達潜入組は、市壁に立ち並ぶ亜人達の魔法使いを含む小部隊を次々に殲滅していったが市壁での見張りの小部隊の殲滅が過半数を超えた辺りで、様子を見に来た亜人に偶然にも亜人達の魔法使いの小部隊の死体を発見されてしまった。
急いでネイアに指示を出し死体を見つけた亜人の頭を射抜いて殺して貰ったが、既に角笛を吹いて音が高らかに城塞都市カリンシャに鳴り響いた後だった。
くそっ、流石に市壁の亜人共の魔法使い部隊の全滅は無理だったか。
仕方ない、ナーベに指示して市壁から遠くで陣を張るローブル聖王国軍に報せるとするか。
見つかった以上、最早、無詠唱化した《伝言》で御喋りするのは、もう止めだ。
「ナーベ、今すぐに空へ向かって魔法《ファイヤーボール/火球》を3発唱えよ。そうすればローブル聖王国軍が《火球》に気付いて城塞都市に進軍を開始する筈だ。セキフとトビカトウの全員は、私の影から出て来い。お前達は市壁の門を開け、邪魔する亜人達を殺せ」
「はっ、畏まりました。火球ですね。《火球》、~」
「御意、只今より市壁の門を開けて参ります。行くぞ」
セキフとトビカトウ5体がモモンの影から抜け出ると、セキフが片膝をつきモモンに了承の旨を伝えた。
トビカトウは、ヒューマノイドタイプの中でも忍者系統のモンスターで、レベル80を超える武器戦闘に長けるモンスターだ。
トビカトウなら群がる亜人達を斬り伏せて、市壁の門を開けるのに困らない筈だ。
セキフとトビカトウ達は、市壁の門を開ける為に屋根を跳躍しつつ消えていった。
ナーベが空へ向かって3発の《火球》を撃ち上げると、市壁外のローブル聖王国軍に動きが見られた。
どうやら軍は空への合図を見逃さなかったようだ。
さて後は仕上げと行こう。
「私達は、ローブル聖王国軍の進軍を助ける為に市壁の残りの魔法使い部隊達を混乱させる。できれば倒したい所だな。先方は私と〈蒼の薔薇〉のガガーランさんとラキュースさん、列の真ん中にナーベとソアと〈蒼の薔薇〉のイビルアイさん、後方にサルビアさんだ。忍者姉妹のティアさんとティナさんは遊軍として攻撃を受け劣勢の人が居たら助けて下さい。従者のネイアさんは私の後ろについてきてくれ」
モモン達潜入組が市壁上の〈マーギロス/魔現人〉の魔法使い達に攻撃を仕掛け、〈蒼の薔薇〉のラキュースさんが初手に魔剣キリネイラムの力を解放して敵部隊にぶつけた。
「超技! 〈ダークブレードメガインパクト/暗黒刃超弩級衝撃波〉!!」
魔剣キリネイラムが無属性エネルギーの大爆発を起こすと市壁の〈マーギロス〉の魔法使い達は爆発に巻き込まれ吹き飛ばされていく、モモンが各種武技で身体性能を上げた後、〈武技・早足〉で残った市壁の魔法使いに近づき、〈武技・双剣斬撃〉で双剣を交差するように〈マーギロス〉の魔法使いの身体を切り刻む。
ガガーランは、〈マーギロス〉の魔法使いの頭に巨大な刺突戦鎚〈鉄砕き〉を叩きつけ、体を引き裂き市壁の床へと戦鎚が突き刺さった。
〈マーギロス〉の魔法使いが人間程もある大きな螺子くれた木の杖を2本の手で支えつつ、市壁へと上がり、残った魔法使い達に声を張り上げて、残りの2本の腕で指示を出している。
「むう、人間共の兵か。姿が見えん。《シースルー・インヴィジビリティ/透明化看破》を自らに掛けよ!見つけたら《マジックディストラクション/魔法解体》で相手の魔法を解除するのだ!」
モモン達潜入組は、魔法《インヴィジビリティ/透明化》を《魔法解体》で解除され、実体を露わす。
見つかったことで市壁に上る階段に亜人の兵士達が群がっており、サルビアさんを除いたモモン一行とガガーランは市壁に上がる亜人の部隊達を掃討する為に階段へと出向き、他の者が総がかりで大きな螺子くれた杖を持つ〈マーギロス〉の魔法使いと市壁の残った〈マーギロス〉の魔法使い部隊を担当する事をモモンは大声で皆に報せた。
「ほう、御方から賜った杖〈イビルコーラス〉の出番のようだ。儂こそは〈氷炎雷〉の異名を誇る亜人連合軍十傑の一人、〈マーギロス/魔現人〉の女王ナスレネ・ベルト・キュールよ。此れを片付ければ御方の子を宿す褒美が貰えるやもしれんな」
〈氷炎雷〉のナスレネは、大きな杖を一振りして己が独自に改良した最大の切り札を三つ同時に魔法を発動させた。
「まずは一人。《ショックランス/雷爆騎士槍》、《バーンランス/炎焼騎士槍》、《フリーズランス/氷葬騎士槍》!」
魔法が唱えられると杖の先端が共振し、更にそれぞれの魔法に付き2つずつ魔法が出来あがると計9発の魔法弾がラキュースに襲い掛かった。
イビルアイとサルビアがラキュースを守るために防壁を張り、魔法防御力を高めた。
「《クリスタル・ウォール/水晶防壁》」
「《トリプレットマジック・グレーター・マジックシールド/魔法三重化・上位魔法盾》、《プロテクションエナジー・エレクトリシティ/電気属性防御》、《プロテクションエナジー・ファイヤー/火属性防御》、《プロテクションエナジー・アイス/冷気属性防御》」
水晶の防壁が砕け、3つの上位魔法盾が削られ割れた後、属性防御の光がラキュースの身体を包み、残った魔法弾がラキュースの身体に着弾した。
ラキュースは、狭い市壁の通路の上で魔法を大して避ける事ができず、魔法で防御したものの身体から白煙を出し片膝を付いて息を荒げている。
忍者姉妹のティアとティナが、ハンドサインでイビルアイに合図を送ると其の場から消えた。
ラキュースが片膝を付いたのを守るようにイビルアイがラキュースの前に立ち、〈氷炎雷〉のナスレネに《フライ/飛行》で接近する。
「《クリスタルグレートソード/水晶の大剣》!」
イビルアイが水晶の大剣を形作り、広範囲を一気に薙ぎ払い、続けて水晶の大剣を逆方向に切り払った。
〈氷炎雷〉は、咄嗟に其の場を魔法《ディメンジョナル・ムーブ/次元の移動》で離れたが、市壁の魔法使い部隊を水晶の大剣が切り裂いた。
〈氷炎雷〉は、水晶の大剣で切り払われた市壁に、ふわりと降り立つと魔法を唱え杖が共振する。
「ほれほれ、もう一度じゃ。防げぬように全員にばら撒くとするか。《ショックランス/雷爆騎士槍》、《バーンランス/炎焼騎士槍》、《フリーズランス/氷葬騎士槍》!」
「いきます、皆さん耐えて下さい。《ワイデントリプレットマジック・グレーター・マジックシールド/魔法効果範囲拡大三重化・上位魔法盾》、《ワイデンマジック・プロテクションエナジー・エレクトリシティ/魔法効果範囲拡大化・電気属性防御》、《プワイデンマジック・プロテクションエナジー・ファイヤー/魔法効果範囲拡大化・火属性防御》、《ワイデンマジック・プロテクションエナジー・アイス/魔法効果範囲拡大化・冷気属性防御》!」
「くそっ、やらせるか。《クリスタル・ウォール/水晶防壁》、……《トランスロケーション・ダメージ/損傷移行》!」
〈氷炎雷〉のナスレネの魔法の弾幕に〈マーギロス/魔現人〉の魔法使い部隊の魔法が加わり、豪雨が横から降りつけるように何十発もの魔法が〈蒼の薔薇〉とセルビアさんを襲った。
イビルアイは、3重の魔法盾が削られ、水晶防壁が砕かれて、属性防御を高めた体で魔法を受け切った。
魔法《損傷移行》で傷ついた体を魔力ダメージへ変換していくが無傷とは、いかず地面に倒れ込むように両手をついた。
他の者達も傷つき、ラキュースは既に傷付いていたこともあり地面に倒れ伏している。
サルビアも傷ついた片手を抑えて膝立ちに成っていた。
「くくくっ、決着はついたな。どれ止めを」
〈氷炎雷〉のナスレネは、人ほどもある大きな螺子くれた杖で地面に蹲るイビルアイを叩き潰すつもりなのか杖を大きく振り上げようとした。
其の時、〈氷炎雷〉の胸に短剣が深々と突き刺さり、血を振り払うように瞬時に短剣を抜き払われ、全てが終わったようにティアは後ろを向き言葉を発っする。
「がぁっ、……どこに……居た」
「……奥義〈紫電〉」
直後、〈氷炎雷〉のナスレネを天から罰を下すように稲妻が貫き、黒煙を上げ〈氷炎雷〉は膝から崩れ落ち、手から滑り落ちた大きな杖は砕かれ、粉々と成り市壁に吹き抜けた風に攫われた。
「奥義〈裏疾風〉」
白刃が幾度か煌めいた途端、残った〈マーギロス〉の魔法使い部隊はバタバタと倒れていく。
ティナは短剣を構えて、既に息の根が止まった魔法使い部隊の中央に立って居た。
忍者の双子ティアとティナは、お互い体力回復の霊薬を飲みながらイビルアイの元へ歩いて来た。
「時間稼ぎありがとう。御蔭で隙を見つけられた」
「敵の数が多いと隙が揃うのが中々無くて、今まで掛かった。ごめん。」
イビルアイは、気にするなと言うと忍者の双子から受け取った体力回復の霊薬を上半身を起こしたラキュースに飲ませている。
サルビアは自分の治療をした後は、モモンの応援に行ってしまった。
市壁の門は既に開いており、ローブル聖王国軍は騎馬で突撃して街中で大暴れしており、聖騎士団団長レメディオスが亜人連合軍十傑の一人、「灰王」を倒したと声高らかに宣言していた。
モモン達とガガーランも暫くすると、返り血で鎧を汚して帰ってきて、市壁の上で〈漆黒〉と〈蒼の薔薇〉は、お互いの健闘を称え合うのだった。
・〈ラージローチ/大ゴキブリ〉
オリジナルモンスター
大きなゴキブリ
元ネタはFalloutシリーズよりラッドローチです
・〈ジャイアントラット/巨大鼠〉
オリジナルモンスター
巨大ネズミです。
元ネタはダークソウルやエルデンリングでの下水道に多く存在する犬ほどもある巨大なネズミ、毒を持った個体も存在する。
・《ルーンシンボル/ルーンの紋章》
オリジナル魔法、第7位階魔法
壁や床などに秘文を刻み、特定の条件を満たすと魔法の罠が発動する。
見たり触れたりしたモンスターに何らかの効果をもたらすルーン文字を創り出す魔法。
例として〈デス/死〉のルーンを床に刻んだ場合、効果を受けた者のヒットポイントが一定値以下の場合、その生物は死ぬ。
元ネタはD&Dにある第7位階魔法《シンボル》です。
魔法《シンボル》でもルーン文字を刻んでいたのでルーン魔法にしました。
・《クリスタルグレートソード/水晶の大剣》
オリジナル魔法。
水晶の大剣を形作り、斬り払う。
連続で使用することができる。
元ネタは、エルデンリングの魔法《カーリアの大剣》です。
・奥義〈紫電〉
オリジナルスキル。
自分の体力を消費するほど威力が増す奥義(スキル)。
単体に剣を突き刺し、剣を引き抜いた後に空から落雷を落とす技。
元ネタは天誅参の奥義〈紫電〉です。
・奥義〈裏疾風〉
オリジナルスキル。
自分の体力を消費するほど威力が増す奥義(スキル)。
複数人を剣で何度も斬り抜けつつ、白刃が幾度か煌めいた後に倒す技。
元ネタは天誅参の奥義〈裏疾風〉です。
・杖〈イビルコーラス〉
オリジナルアイテム。
人間程もある大きな螺子くれた木の杖
カルマの属性が悪でないと持てない杖、詠唱の際に魔力を消費する事で低位階の魔法を更に2つ追加できる。
作中では、持ち主が死んだら罅が入り粉々に砕け散る魔法が限定付与されていた。