エレーナ・ウィルソンよ。なんか、ここ最近真面目な始まりをしてこなかったからマジでむず痒いけど・・・・
「どうしたんですか。エレーナさん、虚空に向かって話しかけて何だが不気味ですよ。」
「いや、気にしないでそれと、この格好の時はデッドプール、もしくはデップーね。」
「・・・・はあ・・・・わかりました。デップーさん。」
「それではいいわ。いくわよセレナ。」
そうそう、今話してるのは、前回ゴーストライドウォッチを渡したセレナ、今はゴーストに変身してるから顔は見れないけどね。
シンフォギア系でありがちなライダーの力が世界の影響力によってシンフォギアっぽくなるなんていう使い古されすぎたネタは使わない。ボンッキュッボンの美女や美少女が頑丈なカチカチの装甲に覆われた仮面ライダーや特撮系ヒーローに変身するからこそ意味がある。
ぶっちゃけて言えば私は、仮面ライダーの擬人化美少女イラストにそこまで魅力を感じない。
「エレーナさん、だから時々そんなふうに虚空に話しかけるのやめてくださいってば・・・・」
「ごめんなさい。それで今、どうなってる?」
「はい、今、姉さんの演説に立花さんが・・・・」
「もうそんなとこか。セレナ・・・・貴女はマリアのところへ私はナスターシャの・・・・親友の娘のところに行ってくる。」
「はい、マムのことよろしくお願いします。」
セレナと別れそれぞれの目的地へと向かう。
さて・・・・こっからナスターシャのいるところに向かうに歩いていくにはちと遠いかな。
とポケットからテレホンカードを取り出す。
「これで戦ちゃんに電話してって言うけど・・・・今時どころか古代にも電話ボックスなんかないわな。脚下」とテレホンカードを捨てる。
「じゃあ、これは」とスマートフォンを取り出して
「えーっと確か、3、3、5」
と通話ボタンを押す。
『M・A・G・A』
「違う、違う。これだ。3、8、2、1っと」
『Jet Sliger. Come Closer. 』
「よし、これだ。」
と空から随分まえ、クリスの兄貴分をきどるヤンキー崩れの存在を抹消した時に手に入れてたファイズの力は1つを使わせてもらった。
え、デップーなんだからせめてアイアンマンスーツくらい着てこいって?
いいのいいの、ここは日本の領海内だし、それにこの小説も浅く広くがモットーのクソ作者が書いたものだし
「さて、行きますかね。」ハンドルを操作しながらジェットスライガーを浮上させるのだった。
一方、その頃二課のシンフォギア装者達がフロンティアのコアの部分へと向かっている頃、結果として自分よりも歳下の切歌や調達に重荷を背負わせ、ナスターシャを銀髪サイコの手により月へとばされ、挙げ句の果てに響にシンフォギアを奪われ涙を浮かべていた。
「結局、私では何もできやしない。セレナの歌を・・セレナの死を無駄なものにしてしまう。」
「マ・・・ア・・さ・・、リア・・・ん・・・・・マリア姉さん‼︎」
「セレナ⁉︎、どうして」
幻聴だと思っていたセレナの声が、幻覚だと思っていたセレナの姿が確かにそこにはあったのだ。
「それはまた後で説明するね。それよりマリア姉さん、マリア姉さんがやりたいことは何?」
マリアの手を取ったセレナはそう聞いてくる。
「歌で世界を救いたい。月の落下が齎す災厄から皆を助けたい。」
「生まれたままの感情を隠さないで」
「セレナ・・・・」
「りんごは・・浮かんだ・・・・お空に〜」
とセレナは自分と彼女とを繋ぐ詩を唄う。
「りんごは落っこちた・・・・地べたに」
「「星が生まれて、歌がうまれて」」
不思議なことが起こった2人の歌が世界中の人達を奮い立たせ、2人の歌に同調し歌い始める。その歌には世界中の人々が視認できるほどの黄金のエネルギーが空へと昇っていく。
「「ルル・アメルは笑った。永久に〜」」
その歌は、エレーナとの会話を最後に倒れふしたナスターシャにも届いており既に立ち上がる力などなく、意識が底のない沼へと落ちていく彼女を立ち上がらせたのだ。
「世界中のフォニックゲインがフロンティアを経由してここに集中している。これだけのフォニックゲインがあれば月の遺跡を再起動させて月の公転軌道を修正することが可能な筈・・・・」
そこでエレーナからの通信が入る。
「聞こえるかしら、ナスターシャ」
『エレーナですか・・・・貴女の忠告を聞いておくべきでしたね。』
「本当よ。あんな銀髪サイコなんか仲間に引き入れたりするから」
『ですが彼がいなければ、私はここまで生きている事も難しかったでしょう。』
「馬鹿ね。逆にあいつをあんたの代わりにさせる事も出来たでしょう。」
『父様も死ぬ時には力の全てを託してくださいました。そしてそんな私も1人の親として例え、血は繋がってはいなくとも何かをあの子達に残してやらなければならないのです。月は私がなんとかします。ですからエレーナ、いえ義母さんあの子達を頼みます。それでは行ってきます。』
その言葉を最後にナスターシャは通信はエレーナとの通信を切る。
「ナスターシャ‼︎、嘘だろ。ナスターシャ、返事を・・・・」
マスクを被った私の顔は涙が流れた。
「すまない・・・・ごめんなさい。俺は・・・・私はまた、お前を救ってやることが出来なかった。チャールズ、すまない。」
と私はジェットスライガーのエンジンをきって地球へと落下した。
ああ、任せろ。ナスターシャ、お前の頼みは確かに・・・・
大気圏へ突入し、超高温による発火現象が身体を包むのと同時に意識が遠のいていった。
「「星がキスして、歌が眠って〜、帰るとこは、何処でしょう。」」
『マリア、マリア』
唄い終わるとナスターシャから通信が入る。
「マム‼︎」
『マリア、貴女達の歌に世界が共鳴しています。これだけフォニックゲインが高まれば月の遺跡を稼働させるには充分です。月は私が責任を持って止めます。』
「「マム⁉︎」」
『もう何も貴女達を縛るものはありません。行きなさい。
マリア、セレナ』
「マム・・・・」
『行って、私に貴女達の歌を聞かせなさい。』
「マム・・・・」
「OK、マム・・・・。セレナいくわよ。世界最高のステージの幕を上げましょう!」
またまた場面はころころと変わり、二課のシンフォギア装者達が銀髪サイコ野郎、ドクターウェルの操るネフィリムを相手に苦戦していた。
3人だけでは攻めあぐねており、ネフィリムの攻撃が響へと向かっていく。
「なんとイガリマ‼︎」
とザババコンビが救援に入り、響をネフィリムの攻撃から救う。
「調ちゃん、切歌ちゃん!」
「シュルシャガナ」
「それにイガリマ、ただいま到着デス!」
「来てくれたんだ。」
「とは言え、こいつを相手にするには骨がおれそうデスよ」
ネフィリムを見上げて切歌はそう呟く
「だけど歌がある!」
「「マリア!」」
そこに現れたマリアとセレナのところはひとっ飛び、他の装者達も合流する。
「マリアさん!」
「もう迷わない。だってマムが命懸けで月の落下を阻止してくれている。」
「それにデップーさんもです。」
「ふふ・・、そうね。」
「出来損ないがいくら集まろうと今更、僕の有利は揺るがない。やれ、ネフィリム」
それを見ていたドクターウェルがネフィリムに装者達を攻撃させる。
「ハハ、ハッハッハ」
そこに2つの歌が聞こえる。
「Seilien coffin airget-lamh tronセイレン コフィン アガートラーム トロン」
『ムゲンシンカ!』
アーイ!バッチリミナー↓・バッチリミナー↑!
「変身!」
『チョーカイガン! ムゲン!』
『KEEP・ON・GOING! ゴ・ゴ・ゴ!ゴ・ゴ・ゴ!ゴ・ゴ・ゴ!GODゴースト!』
なんというか、描きたいものを書いたらこんな感じになってました。滅多に歌詞とか載せないんですけど、今回はデップーさんことエレーナさんではなく作者がお送りしました。