百合の間に挟まる男にうんざりしてるTS転生者   作:のうち

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第12話

やあ、皆は嫌いなハーレム系主人公っているかい?

 

伊藤誠?、あいつはもう殿堂入りだ。嫌われすぎて逆にネットの玩具になってるだろうある意味愛されキャラだよあいつは・・・・。

 

 ちなみに私は某ISの主人公であるワンサマーが大嫌いだ。

何故こんな話をするかと言えば・・・・この前、私が殺した転生者がワンサマーを名乗ってやがったからだ。見た目も名前も同じ、それに元々シンフォギア信者の私はこの世で嫌いな奴の筆頭候補みたいな奴が推しを眺めて楽しんでいる私のいる世界に現れたんだぞ。一時期はマジで何処に行っても織村ワンサマーしかいないこれがワンサマーブーム、その前は金髪か銀髪のオッドアイ・・・・、転生特典は無限の剣聖か王の財宝だし・・・・まあ、言ってはなんだが転生者にも強い弱いがはっきりしててな、マジで滑稽だったのはその特典を選んだけど本人じゃないから宝具やら剣やらはないから何も出来ないとかマジでただのだだっ広い四次元ポケット持ってるだけのそれ以外は何も役に立たない22世紀の中古ロボットと変わらないだろう。

 

 その結果、一時期は私が殺して天界に送り返したその特典が多すぎて上でも持て余したのか、一個いらないって言われて私のリュックサックやポケットはポケモンの鞄やドラえもんのポケットみたいな感じに調整してもらってるからマジメな話、めちゃくちゃ便利になってるんだよね。

 

 しかも奥さん、2、3日くらいならスイーツや生物なんかも入れてても大丈夫なんだよね。

 

 しかもこぼれないし、匂いもつかないまさに便利だ。

 

更には「・・・・・さん」 

 

 「エ・・・・ナ・・ん、・レー・さ・・・・」

 

「どうしたの、セレナ」

 

「エレーナさん、さっきからまた虚空に話しかけてたので、それよりいいんですか。切歌と調が地下の隠し扉があったっていってそこに入っていきましたけ・「なんですって!」・・・・何か問題があるんですか?」

 

「問題大有り、あそこには私が仕事で手に入れた特に危ないものを保管しとく倉庫なのよ。正直15歳の好奇心なめてたわ。」

 

 「そんなに危険なものなんですか?」

 

「んーそうだね。使い続けると人間辞めなきゃいけないトランプとか・・・・真の力を解き放てば世界を粉微塵にできる剣とか・・・・「もういいです。」そう?、まだあるんだけどな。」

 

 例えば、アマゾン細胞が入ったアンプルとか試作タイプの変わった形のゲームソフトととか、明らかにやばい文明の棺とか

 

 「エレーナさん、走りながら虚空に向かって話すのは少し、いや、かなり、おかしいかと・・・・」

 

 「あ、ごめん、急ぎましょう。」

 

 その後、無事に隠し扉の向こうの部屋で爆発音がしたのが聞こえてきて、2人は走って部屋に向かうのだった。




今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。シャイな作者に代わって社交的なデップーちゃんでした。

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