どうしようこの状況・・・・マジでどうしよう。
私もシンフォギアという作品の世界における所謂OTONAの領域にはどっぷり浸かるくらいの実力は兼ね備えているつもりなんだが・・・・いやあ、今目の前にいる風鳴弦十郎やその他の風鳴一族(あっ、つっても翼以外ね。)とは世界を繰り返す中で何度もやり合ったことがあるけどね。大体、OTONA同士というか、達人同士がガチで戦えばどちらが必ず死ぬくらいにはヤバい戦いが起こるんだけど、私はこの通り死なない身体だから最終的に勝ちはするんだけど・・・・奴らいや、風鳴のOTONAの面倒くさいところは、何度世界がやり直されて、対策を立てて戦闘に臨んでも風鳴の奴らはそれに対応してその世界で必ず私より優位に立つとかいうパターンを飽きるほど見てきている。
だからこそ、シンフォギア装者を適当に相手して、適当な所で逃す予定が前回の銀河最強の齧歯類の話をして集中が途切れている間に相手が風鳴弦十郎とか・・・・マジでめんど過ぎるな。
「デッドプール、その赤い見た目とシリアルキラーなその性格から、裏の世界では知らないものがいない程の有名人が
fisに賛同する理由はなんだ。」
「さてね・・・・私の報酬はもう前払いで貰ってるからな、あとは報酬分は働かないとな。」
地面の刀を抜き、構える。
「さあ・・・・パーティの始まりだ!」
銃を撃ちながら弦十郎を撹乱する。本能的に私が自分の動きを把握してると察知したのかは知らないが攻撃パターンを変えて来た、震脚で床を破壊して足場を崩し、私がバランスを崩す瞬間を狙って蹴りを入れてくるが私もそれに合わせて腕輪型のニードルガンで毒針を撃ち込み、相手との距離を開ける。
弦十郎は冷静に針を抜いて傷口のある足にネクタイを巻き付けて、キュッ!と縛ると、毒の成分が入った血液が飛び出す。
あーあ、やっぱりアイツ反則だわ。八紘の野郎には効果あったんだけどな・・・・いや、なんだかんだそのあとアイツも普通に生きてたな。やっぱ風鳴一族は化け物だな。
さて、本当にどうやって生き残るか・・・・・・・・試しにスモークグレネードを投げてみるがアイツ、拍手で煙をかき消した
おいおい、ふざけんなよ。これ、今までの風鳴との戦闘の中での初戦では必ず成功して来たのに、何でだよ。
まるであいつらもループしてんじゃないかってたまにふと思っちゃうんだよね。戦い方に迷いがなさすぎるもんさぁ・・・・
まじめに考えなきゃな。
そうだ。こうしよう。私は逃げ出し、廃病院の窓から飛び出して2トントラックの荷台に飛び乗る。
ふぅ・・・・危なかった。どうやらあっちも諦めたらしい。
そこで通信機に連絡が入り、こちらのランデブーポイントへ向かうのだった。
今後とも応援のほど宜しくお願いします。以上、シャイな作者に代わって社交的なデップーちゃんでした。