百合の間に挟まる男にうんざりしてるTS転生者   作:のうち

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第6話

はあーい、平熱は37.0の方、デップーです。

この挨拶がわかった奴、アニオタレベルは・・・・100が上限の中で15です。

 

 あ、え・・・・と、何を話すんだっけな。

 

ああ・・・・あれだ弦十郎から逃げ切った後の話だね。

 

 そういえばなんだけど・・・・また電話か

 

「もしもし?」

 

 『£¥♪→#%=>÷±*・・・・・・』

 

「ああ、あんたらか。それで」

 

 「デッドプール・・・・いえ、これでは失礼ですね。エレーナ入りますよ。」

 

「何だ・・・・ナスターシャのおばあちゃまか。何のようだ?」

 

 「何を言っているのです。年齢だけなら私より歳上ではないですか。エレーナおばあちゃま。」

 

 「歳のことを言うな‼︎」と銃を向ける。

 

「そんなに怒っては血圧が上がってしまいますよ。」

 

 「お前の足のことあの子達に言うぞ!」

 

 実はこのババア、歩けるし、なんなら走れる。病気をやってて体調が悪いからある時を境にシンフォギア装者達には下半身付随だと言って車椅子生活になっているのだ。

 

  「まあ、それはそれとして・・・・」

 

「おい、話を逸らすな!」

 

 「貴女にお願いしたいことがあるのです。」

 

「今も貴女のお願い聞いて、格安で一緒に戦ってあげてるじゃない。」

 

 「いえ、私がお願いするのはこの戦いの先の話です。」

 

「・・・・・・・・、知るかよ。それはお前がしっかりと生きて見届けないとな。」

 

 私はナスターシャに背を向けて、外に向かう。

 

 「・・・・・・・・頼みましたよ。エレーナ先生」

 

私は一旦、fisのステルスヘリを離れて私の所有する1話で出てきたのとはまた別のセーフハウスに行って、スーツを洗濯機に突っ込んで、シャワーを浴びる。

 

 「冷蔵庫にチミチャンガの材料が・・・・あ」

とシャワーから出た私は冷蔵庫を開けた。

 

「そういえば、このセーフハウス使ったのもう2年も前だったかしら、流石に無理かしらね。」

 

 私は新しいスーツと装備一式をリュックに入れて、バイクで何処か、メシを食べに行くことにした。

 

 そういえば、街の張り紙を見たけど、今日はリディアンの

秋桜祭だったか・・・・と言うことは今頃、切ちゃんと調がうまいもんマップを埋めてるとこかな。

 

 そこで一旦バイクを止め、目の前の店に入る。腹ごしらえと行きますかね。

 

 入った店の名前は・・・・トロンベ

 

 「いらっしゃい。エレーナか。随分と久しぶりだな。」

そこで私を迎え入れてくれたサングラスの似合う店主

 

 皆さんは知ってる?この人のこと、某ロボット大集合のゲームをやってるならすぐにわかるくらいの有名人だよね。

 

 「ブレンドにチミチャンガ」

 

「わかった。しばらく待ってろ。」

と示された席に座る。

 

 「カトライアは?」

 

「今は、買い出しに出ているが、何か用事があったか?」

 

 「いや・・・・とりあえずはアメリカの現在の動きを知りたい何か新しい話の種があるなら聞いておきたくて」

 

 「ふむ・・・・そうだな。あまり、これと言ったものは入ってきてはいないが、そういえば、アメリカの滅多に使われない秘匿回線が使われた形跡があったな。そして何人かのエージェントが日本に向かってきている。大体それくらいか。」

 

 「ありがとう、そうだ。もしかしたら穴馬を借り「何度も言うが、私は自分の愛馬を他人に乗らせることはしない」なんだよ。カトライアには乗せるくせに」

 

 「カトライアは別だ。ほら」とコーヒーとチミチャンガが出される。

 

 「ありがとう。」

としばらく、食事を楽しんだあと会計を済ませる。

 

 「ごっそさん。またくるわ。」

 

「それは何年後になるのやら・・・・」

 

 店主の言葉を聞いて、店を出るのだった。




今後とも応援のほど宜しくお願いします。以上、シャイな作者に代わって社交的なデップーちゃんでした。

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