転生したチェイスの件   作:ティガ・レウス

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オークロード戦
樹妖精からの依頼/プロトドライブ再び…


"豚頭帝(オークをロード)"…それは数百年に一度誕生するユニークモンスター。

 

腹減…ッタ

 

ドサ

 

オークロードが持つスキルそれは"飢餓者(ウエルモノ)"食べた魔物の力や能力を手に入れる事である。代償は満たされない飢餓感…

 

ゆくぞ…このまま進めばトカゲ共の肉にありつける

 

オーク達は進む…それが自分達にできる王への忠誠なのだから

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場所は変わってリムル達がいる村の会議室ではトレイニーさんの証言により、会議では憶測の段階だった"豚頭帝(オークをロード)"が必ず持って生まれるという災厄のユニークスキル『"飢餓者(ウエルモノ)"』には、終わらない飢餓感を代償に死体さえ貪り尽くし、喰った魔物の特性や能力を自らのものとする効果がある。『飢餓者(ウエルモノ)"』の支配下にある二十万ものオークが同じ能力を持つことになるため、時間が経てば経つほど手の付けられない脅威の軍勢へと変貌する危険があった。聞けばソウエイが一度里を見に行ったがオークとオーガの死体が全くなかったのだ

 

 南からやってきたオーク軍はアメルド大河に沿って森を北上し、俺達の町からは東に位置するシス湖周辺の湿地帯、つまりリザードマンの支配領域を目指している。その進路上にはなかったオーガの里を襲撃したことから考えて、オーク達の目的は様々な上位種族を喰って力を奪い、森の覇権を手にすることだという結論が出た。そうなると俺達の町も無関係ではいられなくなる。

 

 オークは元々知能の高い魔物ではないそうで、オーク兵の全てが高価な全身鋼鎧(フルプレートメイル)で武装しているという話からも、その背後で糸を引く者がいることは間違いない。そしてトレイニーさんから、裏で暗躍する魔王の手先の存在が伝えられ正式にオークロードの討伐がリムルへと依頼されたのだった。蜥蜴人族の首領は各群の戦士を取り纏め、1万程度の軍を組織しているとの事。自然の迷宮に立て篭り、豚頭族を各個撃破する構えである

 

町の広場に集められた皆の前で、リムルがオークロード討伐について演説する。

 少数精鋭の先発隊が湿地帯を目指し、リザードマン達と合流してオーク軍とぶつかるという作戦だ。今、ソウエイを使者としてリザードマンの首領との同盟交渉が進んでいる。そして同盟失敗や第一陣の敗北濃厚となった場合は撤退し今ある町は放棄、トレントの集落で防衛戦となる。その時には人間達にも協力を仰ぐ必要がある…という内容だった。最悪の事態まで想定して考えられた作戦だ。異論は出ない

 

 続いて、第一陣に加わる者が発表された。リムルと鬼人達、その騎獣としてランガ達嵐牙狼が数匹と、ゴブリンライダー百騎。リグルは手薄になってしまう町の警備のために残し、ゴブリンライダー隊の指揮は副長のゴブタが取る。

 シュナやクロベエには武具準備の役目があるので戦には参加しないそうだ。シズさんは念の為に村に残るそうだ

 

同盟交渉を任せていたソウエイが戻った。リザードマンの首領は数日前に町へやって来たガビルとかいうアホとは違い賢明な人物だったようだ。後は湿地帯へ向かい、俺と首領が会談を行った上で同盟締結となるだろう。作戦の前提条件である同盟がうまくいきそうで何よりだ。

 

シュナがリムルに戦用の服を作りクロベエもリムルに専用の刀を作ってリムルに渡した

 

「さて、行くか」

 

「ああ」

 

「おう」

 

俺達は湿地帯に向けて出発した

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出発してから3日… 嵐牙狼(テンペストウルフ)のおかげで順調に進んでいた。同行してるのは紅丸、ソウエイ、シオン、白老、チェイスと剛、そしてゴブタ率いるゴブリンライダー100騎だ。

 

 別に100騎で相手をするわけじゃない…あくまでも俺達の狙いは豚頭帝(オークロード)"だ。

 

〔"リムル様"〕

 

〔"聞こえるか?リムル"〕

 

辺りを偵察に行っているソウエイとチェイスから思念伝達がきたようだ

 

〔"ソウエイにチェイスか…どうした?"〕

 

〔"リザードマンがオークと戦ってます"〕

 

〔"上位種が一方的にいたぶってるがどうする?"〕

 

〔"危険だと判断したら助けてやれ"〕

 

〔"御意"〕

 

("了解だ"〕

 

そう言って思念伝達を終えた

 

「聞け!野営は中止だ」

 

一方その頃

 

ガキィン‼︎

 

キィン!

 

一匹のリザードマンが上位種のオーク(二本の刀持ち)と戦っていたが防戦一方だった

 

「ソウエイ…俺が行く」

 

「任せましたチェイス様」

 

チェイスはリザードマンを助けに向かった

 

「もう終わりか?とっととくたばれ」

 

「(すみません…父上)」

 

リザードマンは殺されると思っていたが

 

ガキィィィィィン‼︎

 

「死なれては困るぞ」

 

チェイスがシンゴウアックスで刀を受け止めていたのだ

 

「な、なんだてめぇ⁉︎」

 

「あ、あなたは?」

 

「俺はチェイス=テンペスト…リムルの友だ」

 

チェイスはドライブベルトを腰に装着し、シフトブレスも腕に装着した

 

「さて、泊進之介風だがひとっ走り付き合え…クリム」

 

『まさか君と再び戦えるとはね… OK! Start Your Engine!』

 

チェイスはシフトプロトをキー状態にしてシフトブレスにセットした

 

「変身…」

 

《ドラーイブ!ターイプスピード‼︎》

 

姿が変わりチェイスはプロトドライブに変身した

 

「変身だと?俺の前では無駄なんだよ‼︎」

 

「に、逃げてください‼︎」

 

リザードマンはプロトドライブに逃げるように言うが

 

「俺は逃げない…魔物や人を守る。リムルのようにな」

 

『スピ!スピ!スピード‼︎』

 

シフトプロトを2回回した後プロトドライブは加速した後

 

「ライダー…パンチ‼︎」

 

2t近くあるライダーパンチを放った。

 

ドゴォォォォォォン‼︎

 

「ぐあぁぁぁぁぁ⁉︎」

 

「つ、強い…」

 

その後情報を得るためソウエイが参戦して急所をあえて外したのだがシオンが倒してしまった。

 

 リムルのポーションで回復した新鋭隊長から、ガビルが謀反を起こし首領を幽閉兵を引き連れオークロード討伐に出撃した事、隙を見て脱出してきたことを知らされた。湿地帯での地の利はガビル達にあるとは言え、オークが戦死したリザードマンを喰って更なる力を手に入れるようなら形勢は一気に逆転する。全滅も有り得るだろう…

 

 リムルはリザードマンの新鋭隊長を首領の代理と認め、その場でリザードマンとの同盟が締結された。首領救出命令を受けたソウエイが新鋭隊長を連れて『影移動』でその場から消え首領の救出へ向かった

 

「さて、俺達は進軍するぞ。チェイス…一足早く向かってくれるか?」

 

「了解だ」

 

バット

 

チェイスはバットバイラルコアを使い蜘蛛の武器を出した後背中に装着して湿地帯へ向かった

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ガビル率いるリザードマンとゴブリンの連合軍はガビルの仲間を捕食したオーク軍に囲まれ、絶望的な状況となっていた。だがそんな中でも、部下達を奮い立たせ、果敢にオークジェネラルとの一騎打ちに挑むガビル。その姿を見るに、ガビルは俺が思っていたよりも漢気のある優秀な指揮官のようだ…

 

「どうだ?チェイス」

 

リムルが翼を出して俺に追いついき状況を聞いた

 

「ガビルは思ったより優秀なようだな」

 

「アホだと思っていたがなかなかやるな」

 

「ん?ゴブタがガビルを救ったようだぞ」

 

「間に合ったんだな」

 

「ただ…」

 

「ただ?」

 

「ゴブタを村の主人と思っているようだ」

 

「やっぱりアホだな」

 

ドゴォォォォォォォォォォォン

 

「なんだあれ?」

 

「紅丸のスキルか…ヤバイな」

 

ベニマルが生み出した黒い半球形は、後に灰すら残さない灼熱地獄、"黒炎獄(ヘルフレア)"か…

 

「ランガも進化したようだ」

 

「本当だ…角が二本になってる」

 

ランガの角が二本に増え、"黒嵐星狼(テンペストスターウルフ)"へ進化したと思ったら、発生したのは荒れ狂う嵐。容赦なく竜巻に切り刻まれ雷に焼き焦がされるという広範囲災害、"黒雷嵐(デスストーム)"でオークを倒したようだ

 

「さて、俺も行くとする」

 

「おう!任せたぞ」

 

リムルに後を任せ俺は戦場へ向かった




次回はチェイス&剛のタッグでオーク達を倒します‼︎

 次回に転生する?
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   NO
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