ブルアカ百物語~性癖の数だけ先生はいる~ 作:カピバラ@番長
「あぁ~~~!!ネルとちゅっちゅしてぇなぁぁぁぁぁ~~~!!!」
あんまりにも唐突なバカだった。
「『ぶっ殺されてぇのかよ……♥』とか言われながら新婚みたいな接吻がしてぇなぁ~~~~!!!!」
先生の部屋。ソファの上。両足を投げ出して組みながら両手を頭の後ろで組んだこの大バカ先生は、事もあろうにその[ネル]本人の前で、しかもバカでかい声でそう言い切った。
恥とか感じないのか?
「はぁ……。あのなぁ。そういうのって普通真夜中に部屋で一人の時に言うモンじゃねぇのか?」
「ちょっと押し倒してキスがしてぇ~~~~」
「聞いちゃいねぇ」
押し倒してるのにちょっともクソもあるかよ。ガッツリ犯罪じゃねぇか。
とうとう気だけじゃなく法にまで触れるつもりかよ。
……ったく。とっておきの場所にまで案内してやったんだ。今更キ………スくれぇ別に…。
「あぁ~がまんできねぇ~~。サブマシンガンチュー(ダブル)した過ぎる~~~!」
「なんだよそれ!存在しねぇ手段を取ろうとするな!」
「がまんできねぇからゲームしてるアリスしちゃお~~!!」
「あ、あぁぁ!?!?!」
「ンアーーーー!!マズいですよ!先生ッ!」
「んチュゥゥゥ!!チュッチュッ!」
「ちょ!マズいですよ!今弦ちゃん二形態目なんですぅぅぅ!!」
「うおおお!これもキヴォトスのため!キヴォトスのため!奥義・浮きキッス渡り!!」
「ちょっと待てぇぇぇぇ!おい先生!アタシはこっちだろうが!!!」
「いや、それは解釈違いなんで。俺の知ってるネルはそういうのには奥手で間違っても自分からどうのとか言わないんで」
「急に引っ張ってた手を放さないでください先生!!反動でアリスが倒れてしまいます!!」
「こ……こいつ…!!」
咄嗟に言葉も出ない程呆れたのはいつぶりだ。
このバカ野郎、完全にアタシの事舐めてやがるな……?
「良い度胸じゃねぇか先生ェ。そういや最近は部屋の掃除ばっかりで《運動》してなかったもんなぁ。……表出ろ」
「!!!それでこそネル!ツンデレの一個先[キレデレ]の申し子!!」
「わけわかんねぇ事言ってんじゃねぇ!!アリス!テメェもだ!!アタシより先に先生に手を出した事後悔させてやる!!」
「えぇ!?アリス何もしてな……あぁ!?」
「はっ。丁度いいじゃねぇか。ゲームは終いだな」
「ンアーーーーーー!!また一段階目からですーーー!!ハメて倒せないのにぃーーー!」
「うぅ…ネル好き……。キレててとんでもないこと口走ってるのに気が付いてないネル好きぃ……」
「……!!うるせーーー!とっとと表出やがれ!!」
死(デデン)
ネルのことすごく好きだけど名字漢字で書けないし未だになんて読むのかあやふやだし、暴言は[バカ]しか知らないし、カンナとかメグとかトキとかに浮気するけど、初星五&武器解放&ロビー解放(太腿は除く)はお前だよネル。
でも安易にデレるのは解釈違いだから駄目ね。
先生には常に銃を突きつけるような態度でいてくれ。
先生は一生叶わないいちゃらぶにあこがれを抱いてるんだ。それがお前に対する≪癖≫の答えだ。逃げるな。こっちを見ろ。