古代王三人衆に転生した男3人の日常   作:金属粘性生命体

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お馬鹿共は街を散策する

 

 

 

 街へと乗り出した3人組、服装はギルガメッシュの宝物庫から引っ張り出してきた無駄ーにゴージャスな金ピカスーツである。普通の人が来たら痛々しいが──彼らは古代王、その容姿は黄金比を持っておりむしろ服の方があっていないと言えるくらいには整っている。

 

「やっぱり目立つよなあ」

「仕方が無いだろう、こんだけ金ピカしてたり整った容姿してたら嫌でも見られる。とりあえず金塊を換金してお金を手に入れるぞ」

「即金で手に入らないの?黄金律って」

「うーん、そこら辺は特に描写はなかったからなぁ……よく分からないってのが現実だ」

 

 実際スキル解説欄においては一生お金が尽きない、くらいしか説明がないのが黄金律Aである。ゲーム的に言えばNP獲得量upなので、本当にお金が手に入りやすいくらいしか分からないのである。

 

「で、換金できんの?」

「スマホあるだろ」

「いや身分証は?換金するのに必要だろ」

 

 ビタリと一切の動きが止まったギルガメッシュを見てため息が漏れた。

 

「確かに俺たちはこの世界に転生したし、戸籍はあるが……免許証とかないぞ?健康保険証とかあるか分からんし」

「…………そ、そうだ。カリスマだ、カリスマ使えば何とかなるだろ」

「いやならんじゃろ」

「そこら辺のやつに頼めば何とかなるだろ、おう……」

 

 行き当たりばったり、止まることを知らないギルガメッシュは一度決めたらそれを貫き通す。故に何がなんでも換金するだろうということがわかった。

 

 ひとまず周囲の一般人に見られながら、なおかつスマホで撮られている中何とか買取専門店の前へ辿り着いた三人。周囲を見渡し始めたギルガメッシュは何かを見つけたのかそちらの方へ歩み始めた。始皇帝はもはや飽きているのかヤンキー座りを始めボーッとその姿を眺めている。

 

「そこのお嬢さん」

「は、はひっ……!?わた、わたし!私ですか!?」

 

 周囲からこちらを伺っていた女性。恐らくOLであろう人物にギルガメッシュは声をかけていた。その顔はまるで全てを溶かすかのような笑顔である。思わず吐き気がしたオジマンディアスは悪くないだろう、原作では一切しない、むしろしたらエルキドゥに顔をぶん殴られるほどのあまーいフェイスを披露していた。

 

「少し頼み事があるんだが……いいかな?」

「え、あ……はぃ……わかりましたぁ……」

「いや、おい待て待て待て」

「なんだよ」

「もしかして今カリスマしてるか???」

「してるが?」

「だよな!国家運営クラスのカリスマを個人に向けるなお前!」

 

 女性の目がからハイライトが消えている。これはひどい。1種の狂信者へとなりかけているその姿に、オジマンディアスもカリスマを発動し、Bランク分ギルガメッシュのカリスマを相殺した。こんな使い方するものでは無いが1人の女性の人生を考えれば仕方が無い。

 

「とりあえずやりたいことはわかった、だがやりすぎるな」

「うぃ……じゃあとりあえず──」

 

 

 

 

 

 

 とりあえず女性に頼み換金が済んだあと、速攻で安物の服を買いに行き、格好を一般的な物にした3人はようやく先程までの注目地獄から逃れることが出来たのであった。

 

「……カリスマやべぇなぁ」

「黄金律もやばいぞ」

「おん?」

「そういやさっきギルガメッシュひとりでどっかいってたよね?どこいってたん?」

 

 始皇帝がそう言った疑問をあげるとギルガメッシュがポッケからある紙を取りだした。それはよく見るとスクラッチくじであることが分かる。

 

「えっとそれは……もしかして?」

「一等だったわ、300万くらいかな?とりあえず銀行行って換金しなきゃならんな……」

「うっそだお前。スクラッチくじでそれかよ……」

「ドリジャンの方も買ってきてるから……当たりならまぁ一枚あたり3億かな?」

 

 3枚ほど買ってきた──そういうギルガメッシュのその姿は、残り二人からは後光が差す程輝いて見えたという。

 

「とりあえずこれで資金的には問題ないだろう」

「え、すること全部消えたやん。これで不労所得で無限にお金手に入るじゃん」

「とりあえずだけどやることやらんとな」

「おん?どうした?なんかしたいことあるのか?」

「いや、安アパート出ようって話をしたいんだけど」

「あーたしかに……これだけお金あるなら高層マンションに住めるな」

 

 それにこいつのスキルであるバビロンの蔵を使えばより良い住処を得ることが出来るかもしれないと──こいつらはお金関連の全てをギルガメッシュに放り投げるつもりである。

 

「わかった、とりあえず戸籍関連から身分証明書を作ろう。全員な」

「「えー」」

「オジマンディアス、お前ライダーだろうが!!!」

「それ言うなら始皇帝もライダー適正ありますぅ〜」

「え、そうなん!??」

「それにギルギルマシンを使いたい」

「あぁ、あの金に言わせた無駄にいいバイクか……蔵にあんの?」

「もちろんある」

 

 とりあえず今後の指針を決めた3人、ひとまず身分証明書を作り、良いところに住む。という単純なものである。

 

 

 

 

 

 

 

 






恐らくこのままだとネタ切れになるので魔法が存在しない(だけ)の作品とクロスオーバーさせたいと思います。今の所決めてるのはないんで、なんかいいのあったら活動報告の方に募集枠置いときますのでそちらにお願いします。
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