古代王三人衆に転生した男3人の日常   作:金属粘性生命体

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 今回からクロスオーバーが始まります。

 一応募集はかけてますがチョイ役だったらガッツリ関わってきたりとかコロコロ変わりますんでご容赦を

 あとタイトルの法則として
【お馬鹿共】が3人揃った時
【お馬鹿ズ】が3人のうち2人のみ登場
【お馬鹿】が3人のうち1人のみ登場
となります

 初クロス作品は先に前書きで報告することにします。

初クロス作品
・裏バイト:逃亡禁止




お馬鹿ズは裏バイトをする

 

 

 

 

 

 あれから彼ら3人は高層マンションの最上階を借りることができ、各々が好きなことをし始めていた頃。唐突にネットサーフィンをしていた始皇帝が、これまたスマブラをしていたオジマンディアスへと声をかけた。

 

「なぁオジマン」

「んぉ?なんだぁ?」

「ちょっと今いいー?」

「あー少し待て」

 

 ドリャドリャと、何故か聞いていると不快になる声が画面から聞こえてきて始皇帝は顔を顰めた。さんざっぱらあのキャラに即死をされた記憶を思い出したようだ。数十秒してコントローラーを置いたオジマンディアスはなんじゃらほいと軽い気持ちで始皇帝の方に歩み寄る。

 

「おう、でどうしたよ?」

「今ね、ネット掲示板見てたんだけど面白いの見つけんだよ。これこれ」

 

 そうパソコンを指さすので覗いてみるとそこには【危険】裏バイトとかいう話聞きたい奴集まれ【高額】というスレッドが表示されていた。

 

「裏バイト?なんだそりゃ、ヤのつく奴らの仕事か?」

「似てるけど違うらしい」

「ほん?」

 

 始皇帝曰く

・危険度が非常に高い仕事を凱旋される

・その分報酬が高く1回で100万を超えるバイト代が払われることも

・裏バイトに参加した人物には検索してはいけない

 

 

「いやどう考えてもヤクザ系だろ」

「ただここでひとつ文言を加えるだけで変わると思う」

「それで?」

「非現実的な現象が起こるらしい」

「……つまり心霊的な?」

「そう、そう意味での【裏】だと思うんだよねぇ。怪奇現象的なやつで」

「なるほどねぇ……あぁ、あれかなぁ?」

 

 オカルト的なバイトのことを裏バイトと言うらしい。確かにこのスレッドで出てる話を読むと、怪物がでてきたとか、意味がわからない作業を延々とさせられていたとか、歩いているだけで隣に立っていた人が死んだとか話が上がっていた。その話はあんまり信じられていないようで嘘松等々の罵倒が流れていた。

 

「でどう思うよオジマン。お前さん的には本当っぽいか?朕朕としては嘘っぽいけどね〜」

「ん、まぁ事実だろ」

「え」

「いやだってこれ知ってるし俺」

「は?え、何もしかして前世関係?」

 

 そう詰め寄ると言いにくそうにオジマンディアスは頬を指で掻いていた。

 

「いやこれどう考えても【裏バイト】だし……」

「だから裏バイトだって」

「そういう意味じゃなくて作品としての裏バイトだよこれ、正しくは【裏バイト:逃亡禁止】って漫画。ホラー漫画だよこれ」

「ホラーかよ……まじかよ」

 

 始皇帝の中の人はホラーが苦手であり、下手したら発狂してうるさいことになるかもしれない。だがそこはオジマンクオリティ。面白そうな世界観を見つけて、最近何をするにも暇になってきたのでここに首を突っ込まない選択肢は無かった。

 

「てことで始皇帝くん」

「ん?いや、おいまさか」

「裏バイト、やろっか」

「い、いやだァ!!!ホラーは絶対に無理!!!いや!!いやぁあ!!」

 

 ソファに思いっきり抱きつき、無駄にいい笑顔を浮かべたオジマンディアスの引っ張りに抵抗する始皇帝。だがソファは床に固定とかしていないので無惨にもソファごと連れて行かれた。

 

「ふふふ、上手くやれば主人公ズに出会って安全に裏バイトが終わる可能性があるんだ。行くぞ」

「別にいいだろ!!朕達はお金に関してほぼ無限にあるもんじゃん!無駄に働く必要性なくね!?」

「却下」

「おのれぇ!!!おのれおのれおのれおのれおのれおのれおのれぇえええ!!」

 

 まるでいつかの日のギルガメッシュの如くオノレオノレと連呼する始皇帝の意思は無視され、部屋から出ていく。

 

「んふ、見つけた。これだな?」

 

 おどろおどろしい文字に、超適当な背景に超適当な文言のサイトを見つけそこに書かれていた電話番号へ電話をかけていく。

 

「あー、もしもし?」

『はい、こちら赤川事務所ですけど〜』

「あ、今裏バイトってありますぅ?」

「ちょ、どこに電話してんの???あの?電話の向こうの人、裏バイトなんかやりたくウベラァ」

『あー……裏バイトやりたいってことでいいんすかねぇ??』

「そうそう、そうなんすよ。ちょっと今金に困ってましてね〜。で、なんか調べたらいい所があったんでぇ、応募したくて、ね?」

『あ、はいはいそういうことっすねぇ……はいはい。じゃあ○○県の○○───に来て下さぁい。いつ来れますぅ?』

「あぁ、もう数分で着く」

『は?』

 

 高層マンションから出た瞬間、上空からギルガメッシュから借り受けた隠蔽宝具によって姿を消した闇夜の太陽船(メセケテット)に始皇帝を放り投げ、操舵室へと歩むオジマンディアス。

 

ではまた後で会おう!!!!

『うるさっ!!!』

 

 






基本的にオジマンディアスの知識量は作者と同等になります。なので原作を知っていたら知ってますし、知らなかったら知らない。ギルガメッシュと始皇帝はサブカルチャー部分は苦手な部類に入るので有名所しか知りません。
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