夢世界〜ある世界線でのクロスオーバー〜   作:LEIKUN0227

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第二十一話 カゲセカ

 

 

 

私の名前は白石杏!!WEEKEND GARAGEで休憩していた時に地震が起こって気づいたらセカイが変わってた!

けど変わらず私は…

 

???「〜〜〜♪」

 

《カランカラン♪》

 

???「あ!いらっしゃい!この席空いて…」

 

???「ここがWEEKEND GARAGE…アンタ…白石杏か?」

 

杏「?そうだけど、もしかして歌を聞きにやってきた人?」

 

???「…いや違う、早速だがアンタにお願いがある、これを使って何処でもいいからほんの少し傷を付けてくれ。」

 

そう言い、渡してきたのは灰色?の矢だった、

意味も分からず、

何故傷を付けなければいけないのかと聞いた。

 

杏「え?ち、ちょっと意味が分からないんだけど、

どういう事?」

 

???「悪い、早く頼む、今は時間が無い。」

 

杏「え、えぇ?もしかして推しと同じ所に傷を付けるみたいな?それはちょっと…ね?」

 

やんわり断るが相手の声質からして男かな?

その男の人は顔が布で隠されているので

表情が分からないが焦っているのがほんの少し分かる、

すると灰色の矢を強く握るとこう言った。

 

???「悪い、ホントに時間が無いから…ホントに悪い

アンタは死なない筈だ…」《ガッ》

 

杏「え?ちょっ」《サクッ》

 

男の人は私の左手首を掴むとその矢で切られる、

まぁ小指の先端、

それもほんの少し切られた程度だった、

だが切られた瞬間、体にかなりの痛みが襲う。

 

杏「…えっ…?ァぐぅっ!?痛い痛い痛い!!うぅ……うふぅ…!?こ、これな、何!?た、助け…!!」《ガタガタガタッ》

 

私は階段から転げ落ちる位の痛みが続き、傷を付けた男の人に助けてくれというが、

 

???「すまん、我慢してくれ、アンタは耐えれるこれでアンタにスタンドが宿る筈だそのスタンドが何の能力か分からないが、アンタやアンタの友達を守れる力が手に入る筈だ、そしてその能力である人達を助けてほしい。」

 

杏「がはぁ…!!はぁ!はぁ…!い、まっ…!それどころじゃっ…!」

 

???「頼む命が掛かってるんだ、その助けてほしい人達の中にアンタの友人である小豆沢こはねも居る。」

 

杏「ご…こはっね…?」

 

その言葉を聞き、冷静になる、今、この男の人は何て言った…?こはねが?命が?私は立ち上がり、

男の人の話を聞く。

 

杏「きかっ…せて…っ…」

 

???「ああ、その場所まで運ぶから聞いてくれ。」《スッ》

 

そう言うと、私を軽々しく持ち上げ、物凄い速さで町なかを駆け抜ける。

 

杏「う、うん…」

 

???「今のあいつ等はまだ未熟で、

主人公は能力を完全に扱えてない、

こはねは今、アンタにやったこの矢…

これと同じ効果の矢で射抜かれている、

こはねは矢に選ばれない方の人間として

死ぬ可能性が高い。」

 

杏「…死…?待って…?これは大丈夫なの…?」

 

さっきより痛みが引いた私は男の人に聞くと、

 

???「あぁ、アンタも例外では無かった、

だが俺が知っている限りだとアンタはほぼ選ばれてスタンドを得てる、だから大丈夫だと思ったんだ。」

 

杏「例外では無かった…!?ちょっ!!それってもしかして死んでたって事!?殺人未遂みたいなものじゃない!」

 

???「それについてはすまない、

今のアンタだとあいつ等に成すすべなく殺されるか、

ゴブリンと女騎士のような展開にさせられるだろう、

小豆沢こはねも例外では無かった、

ここでは先に矢に射抜かれてる。」

 

杏「殺され!?ゴブ!?」

 

???「そろそろアンタにスタンドが現れる筈だ、

スタンドはその人の精神が

形作られた像(ヴィジョン)、

初めてスタンドが出る時は咄嗟の判断で出る場合であったりがほぼだが、基本的に出す方法は守りたいであったりその力をぶっ放すといった精神によって出てくる、

アンタはこはねを守りたいと言う思いがあるだろう、

そして守る為にその力を使ってくれ。」

 

???「っと、そろそろ着いた、立てるか?」

 

そう言い、降ろされる、そしてそこに居たのはこはねの服を外し、何かを取り付けている赤いパーカーの男と、走ってその男に向かっている男、少し先で寝っ転がっている黒いおじさんだった。

 

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