かわいいは世界を救う 作:つゆ
妄想いっぱいのこんな駄文を最後までよろしくお願いします!
ある日の平日
虎「夏油先生ー」
夏「悠二、どうしたんだい?…その兎」
呪術高専の一年生、虎杖悠仁は兎を抱えて廊下で出会った夏油傑に話しかけていた
虎「白鳥先生が持ってけって、数時間で消えるらしいけど」
夏「兎羽のか…」
白鳥兎羽、呪術高専のスクールカウンセラー
動物を召喚する術式らしくたまに生徒に動物を配っている
十種影法術の式神と違うのはただの動物という所、特に攻撃能力なんてない普通の動物
非戦闘員の彼女はいつも怪我人のアニマルセラピーやカウンセラーとして生徒の悩みを聞くのだ
虎「白鳥先生と夏油先生って後輩先輩なんだよね」
夏「そうだよ」
虎「初対面の印象ってどうだったん?」
夏「それは_」
白「なぁに話してるんですか?」
突然夏油傑の背後から現れた女性はついさっき話題に出てきていた白鳥兎羽だ
虎「白鳥先生!」
白「悠二くんに何話してたんですか?」
夏「君の第一印象を聞かれたんだよ」
虎「2人の出会いも聞きたい」
白「出会いか…」
夏「今は暇だし話してあげよう」
白「え?話すの?マジですか?」
夏「あれは10年前__」
白「ねぇちょっと_!?」
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私は白鳥兎羽、突然だが私は動物が好きだ
でも私は感情が表情に出ずらいのか怖いらしく、すぐ逃げられてしまう
でも6歳になってからはそんな悩みは消えた
それは動物召喚という私の術式のおかげだ
白「かわいい」
兎と猫を呼び出し撫でる
呼び出した動物は私に懐くので思う存分撫でられる
私は動物を抱えながら通っている学校、呪術高専を歩く
今日は初めての先輩との任務だ
夏「…今日はよろしく」
白「よろしくお願いします」
夏「ところで…その動物はどうしたんだい?」
夏油傑は私の腕の中で寝ている兎と猫を指さしてそう言った
白「私の術式です」
夏「術式… 十種影法術か?」
白「違います、私の場合はもふもふなただの動物です」
夏「…なるほど」
電車の中でそんな話をしていると目的地に到着したというアナウンスが流れた
任務先に着いて20分
非戦闘員とはいえ一応呪具を持っていた私は何もできずに夏油先輩は呪霊を祓ってしまった
戦いを端で見ていて思ったのは私に戦いは本当に無理なんだということだった
呪霊を祓ったという報告を村人達に伝えようと村に戻ると
村「ついてきてください!」
白「え?」
今回の神隠しの原因を捕まえたと騒ぐ村人達に連れられて私達は歩いて行った
夏「これはなんですか?」
村「なにとは?この2人が一連の事件の原因でしょう?」
私達の数メートル先には檻に捕まった子供2人がいた
夏「違います」
村「この2人は頭がおかしい!不思議な力で村人を度々襲うのです」
夏「事件の原因はもう私が取り除きました」
村「私の孫もこの2人に殺されかけたことがあります!」
子「それはあっちが__」
村「黙りなさい化け物め!!」
村「あなた達の親もそうだった!やはり赤子のうちに殺しておくべきだった!!」
何を言っているんだこいつらは
子供2人に罵詈雑言を浴びせる村人達に怒りが湧いた
多分その時だけは夏油先輩と思考が一致していたと思う
夏油先輩は指から呪霊を少しだし「だ…だい、大丈夫」と喋らせた
_私は何にもできてないじゃないか
何ができる?何をすればいい?
夏「皆さん、一旦外に出ましょうか」
白「夏油先輩」
夏「君はここにいてくれ」
白「夏油先輩!!」
夏「…なんだい」
今の夏油先輩は怖い
殺されるんじゃないかと錯覚するほどの圧
でも止めなければいけない
白「なにを、するつもりですか」
夏「…」
夏油先輩は答えない
でもそれが答えなのだろう
動物召喚「犬」「兎」「虎」
術式を発動する
夏「…は?」
虎で夏油先輩の体を固定し兎と犬で夏油先輩の周りをもふもふで囲う
村「なんですかこれは!」
白「あなた達は外にいてください」
急に現れた動物に怖がる村人達を虎で無理やり外に出す
夏「白鳥?」
白「夏油先輩はそこでもふもふしててください!」
夏「え???」
ハテナがいっぱい浮かんでる夏油先輩を動物に預け子供2人が捕まっている檻に向かう
「虎」
虎で檻を破壊
兎を子供達に持たせる
子「かわいい…」
子「…あなたは?」
白「私は君たちの味方だよ」
そう言って安心させると
子供は兎を抱きながら泣き出した
子「うっ…グスっ」
子「…ッ、うぅっ」
白「我慢しなくていいんだよ、いっぱい泣きな」
夏「白鳥…??」
白「夏油先輩……」
もふもふに囲まれた夏油先輩の姿が面白くて笑いそうだったが頑張って我慢した
夏油先輩は帰るまでずっと混乱していた
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白「そんなこともありましたね〜」
夏「今では懐かしい思い出だよ」
虎「夏油先生村人達どうするつもりだったの…?」
夏「…はは」
白「笑って誤魔化してません?」
そういえば確かあの時私って…
白「あ、あったあった」
虎「?」
夏「?」
白「んふw」
私はスマホの画面に出た写真を見て笑う
虎「なになに」
スマホの画面を2人に見せる
夏「な゛」
虎「夏油先生…と子供!?」
スマホの画面には電車の椅子に子供2人と夏油先輩が仲良く寄りかかって寝ている姿が映っていた