ロックな姪と食べさせたい叔父さん   作:氷英

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ご覧になっていただきありがとうございます。

今回はアンソロジーコミックのエピソードを叔父さんの家でやってみたやつです。

ひとりちゃん視点始まりです。


眠れない姪とミルクチキンラーメン

新曲作りも良い感じに進んでいよいよミニアルバムの収録も近づいてきた。それもあってかついつい熱が入って日付が変わる直前まで練習をしてしまった。明日もスタ練あるしそろそろ寝ないとヤバい…。なのに

「眠れない…どうしよう」

 

時刻は23:58

まあまあ、まだ慌てるような時間じゃない。布団かぶって横になりながらスマホで適当な動画眺めてればその内眠くなるよね。あっオーチューブ開いて出てきたオススメ動画順番に見ていこう。きっと目と脳が疲れて眠くなるはず!

 

オススメ動画

 

『えっ昼のコンビニピーク時にワンオペしてる私をクビですか!?をレビューしてみた』

 

『達成者0!噂のバケツチャーハンにチャレンジ!!』

 

『ガチキャン△ウエハース なでちこ出るまで開封!』

 

『SIDEROSの大槻ヨヨコが先輩バンドSICK HACKの曲弾いてみた』

 

『下北沢の都市伝説!路地裏でツチノコを見た!?』

 

 

 

「へー…ツチノコの目撃とかあるんだ…結構色々見ちゃったな。あれ、そういえば今何時…」

現在時刻 3:15

 

「へあ!?」

ヤバいヤバいヤバい!さすがにもう寝ないと明日の…いや今日の練習に支障が出る!寝なきゃ!でもまだ全然眠くない…。そうだ、スマホで調べれば眠る方法なんてすぐ見つかるはず!

 

 

快眠法その1

リラックス効果のある音楽を聴く

 

「オーチューブならタダだし試しに再生しながら目を瞑って…」

 

ああ…なんて優しくて幻想的で壮大な音楽。聴き入ればたちまち自分という存在の小ささを感じ…うっ

「っは!?危ない危ない…もうすぐで完全に浄化されて存在が消えてしまうところだった!私にこの音楽はキラキラが過ぎる」

 

快眠法その2

軽く運動する

 

「よっよし、運動は苦手だけど疲れれば自然と眠くなるよね!とりあえず腹筋から…いっ…ちっ…にっ……くっふ…さっ……ん!?かはっ」

あっこれもダメだ。腹筋3回で何故か全身の筋肉が悲鳴をあげている!普段動かさない箇所を無理やり稼働させたから限界を迎えたんだ。我ながら情けない…。

 

快眠法その3

血糖値の上がるものを食べる

 

「こ、これならイケるはず!ちょうど小腹も空いてきてるし叔父さんには悪いけどキッチンから何か拝借しよう」

 

 

時刻は3:45

ゆっくりとドアを開けて部屋を出て、叔父さんを起こさないように抜き足差し足忍び足…。そして難なくキッチンに到着。したけど何食べよう…叔父さんは自分がいない時でもお腹空いたら家にある食材は遠慮なく食べていいって言ってくれてるけど、私には人並みの料理スキルが備わっていないからお湯を沸かしてインスタントラーメンくらいしか作れない…あっでも深夜のラーメンって背徳的で少し惹かれるな。確かこの戸棚の中に…あった!

「チキンラーメン…よし、これを食べよう」

 

「ひとりちゃん何してるの?」

「わひゃあぁぁぁ!?」

「わぁ!?ゴメンゴメンひとりちゃん、驚かせるつもりはなかったんだ」

 

「あっおっ叔父さんいつの間に…」

 

「今日は私は早番だからね。ひとりちゃんの朝御飯とお弁当の仕込みのために早めに起きてきたんだ」

 

「あっいつもこの時間に…?そっそれはどうもお疲れ様です」

 

「うん、まあ慣れだよ慣れ。ひとりちゃんも早起きだね。朝御飯なら今から作るよ?」

 

「あっいやっそのっじっ実は…」

 

 

 

 

 

 

 

「なるほど、眠れなくてこの時間まで…でも今日も結束バンドの活動があるんだよね?」

 

「あっはい」

 

「ふむ、なら例え少しでも睡眠はとった方がいいよね…わかった。じゃあ叔父さんがこのチキンラーメンでとっておきの深夜食作っちゃうよ!」

 

「えっあっははははい。お願い…します」

 

 

鍋で牛乳を沸かしてチキンラーメンを投入、すぐに卵とベーコンを入れ一分煮る。仕上げに刻みネギと黒胡椒を散らして「完成」

 

本日の深夜飯

叔父さん特製ミルクチキンラーメン

 

「わぁ…あっいっいただきます」

 

「はいどうぞ」

 

今日はイレギュラーな深夜飯。インスタントラーメンの王様チキンラーメン。決して体に良いわけではないけど、ひとりちゃんの快眠のためなら仕方ないよね!

 

「ふーっふーっズルズル…ハフッんっ…はぅ…美味しいです。いっいつものチキンラーメンと違ってクリーミーで…あっカルボナーラみたいですね」

 

「そうだね。ラーメンとホットミルクのダブルパンチで食べれば速効で眠くなるんじゃないかな」

 

「あっなるほど…だから牛乳を…」

 

時刻は4:00

ほんの少し外が明るくなり始めた頃、ひとりちゃんのラーメンを啜る音を聴きながらお昼に食べるお弁当の準備をする。本当はこういう甘やかしはよくないけど、私がひとりちゃんのラーメンを食べる姿を見たい欲望に抗えなかったよ。まあでも夜更かしは若い子にとってはちょっとした冒険のようなもので、妙にテンションが上がっちゃって余計に眠れなくなるとかあるあるだよね!

 

 

ごちそうさまでした

 

 

「それじゃあ私は仕事に行くけど、ちゃんと寝るんだよ?」

 

「あっはい、ありがとうございました。おかげで良い感じに眠く…あっ外明るい…」

 

「あー…でもまだ多少寝る時間はあるよね?」

 

「あっはい…でっでも私も一応は華の女子高生ですからオールくらい全然余裕です…多分」

 

最後の方でちょっと心配な発言があって多少心残りだけど、ひとりちゃんももう高校2年生だし大丈夫だよね!フラグじゃないよ?

 

 

 

 

 

 

「ただいまー…」

仕事を終え、定時でお昼過ぎに帰宅。ひとりちゃんの靴がないからどうやら寝過ごしたりはしてないみたいだね。…あれ?でも見慣れない靴があるな…誰か来てる?

 

「あらー晋作さんおかえりなさーい」

 

「えっ美智代さん?なんで家に…というか何故ひとりちゃんのジャージを着てるんですか?」

 

「これ?実はねー…」

 

美智代さんによると、ひとりちゃんは私が出掛けた後すぐに睡魔が襲ってきてそのまま爆睡したそうだ。そして練習の時間になってもなかなか来ないと思ってたらひとりちゃんから影武者をお願いされた美智代さん登場。当然すぐにバレて喜多さんが迎えに美智代さんと一緒にここへ来たということらしい。

「それでちょうど喜多さん達が家を出た後に私が帰ってきたってことか。ひとりちゃん…やっぱり起きられなかったんだね。…というか美智代さんそろそろそれ着替えた方がいいのでは?」

 

「あらあらウフフ♪私もまだまだイケてると思わない?それともこのジャージの下が気になるのかしら?」

 

「思わないしなりません。ちゃんとひとりちゃんに返しといてくださいね」

美智代さんその姿で下北沢練り歩いたんだよなぁ…。後から変な噂立ったりしないといいけど。

 

「もー。最近晋作さん私に辛辣じゃなーい?」

 

「気のせいですよー」

まあ喜多さんに叩き起こされたとはいえ練習に間に合ったようでよかったよ。次は私もひとりちゃんを甘やかさないように…できるかなぁ…。




次回 良い酒飲みたい廣井さんと◯◯


深酒日記からのお話ですよ。


↓おまけ

ネットで有名なジョークやコピペにぼっち・ざ・ろっく!のキャラを当てはめてみた。

※キャラ崩壊注意

【捨て犬】
ふたり:お昼におねーちゃんがジミヘンを山に捨てに行った。夕方ジミヘンが先に帰ってきた


【石】
イライザ:ある日川原できくりがキレイな石を拾って眺めてマシタ。その後ポケットからスマホを取り出して時間を確認した後スマホを川に投げ捨てて石をポケットにしまった後○| ̄|_ってなっててマジワロタヨ!

【良い知らせと悪い知らせ】
イライザ「志麻!良い知らせと悪い知らせがアリマス!」

志麻「なんだ?」

イライザ「きくりがキューセーアルコールチュー毒?というやつで救急車に運ばレタヨ!」

志麻「なんだって!?あのバカ…だからあれほど酒は控えろと言ったのに…それで、悪い知らせというのは?」


【願い事】
ある日結束バンドの4人が無人島で遭難した。島の中を探索していると古びたランプを見つけ、そのランプを擦ると中から魔人が現れてこう言いました。
「私は魔法のランプの魔人だ。私をランプから出してくれたお礼にお前達の願いを1つずつ叶えてやろう。但し前の人と同じ願いは叶えられないぞ」

無人島から脱出したい4人は考えました。

伊地知虹夏は「STARRYっていう名前のライブハウスに行きたい」と願いました。すると伊地知虹夏の姿は消えて無事願いは叶いました。

山田リョウは「自分の家に帰りたい」と願いました。すると山田リョウの姿は消えて無事願いは叶いました。

喜多郁代は「下北沢一番の映えスポットに行きたい!」と願いました。すると喜多郁代の姿は消えて無事願いは叶いました。

最後に残った後藤ひとりは色々悩んで「結束バンドの皆に会いたい!」と願いました。願いは叶いました。

【ニフラム】
ひとり「最近ふたりが私とすれ違う度に『ニフラムニフラム』って言ってくるんですけどどういう意味なんでしょうか?」
リョウ「ニフラムはドラクエに出てくる敵を消し去る呪文だから私の前から消えろ!って思われてるのかもね」
ひとり「えっ」
リョウ「しかも経験値やお金は手に入らないからお前を倒して得られる物すらいらないってことになるね」
ひとり「えっ」
リョウ「あとアンデット系に効きやすい特徴があるから、死んだ魚のような目してるな、あるいはお前臭いんだよと思われてる可能性があるね」
ひとり「えっ」
リョウ「そして自分よりレベルの低い相手にしか効果がない」
ひとり「」チーン


【尊敬語】
虹夏:ある日おねーちゃんが髪を短く切ってきました。それを見たバイト中のぼっちちゃんが自分の頭を指差して「頭、行ったんですか?」を尊敬語に変換して言いました「あっ頭いかれたんですか?」
ぼっちちゃん死んだと思いました。

【コンテスト】
郁代:嘘つきコンテストというものがあるとリョウ先輩から聞いて面白そうだから見に行ったらそんなのやってなかったです。

【悩み】
リョウ「どうしたの深刻そうな顔して」
虹夏「ちょっと悩んでてね…今はほっといてくれない?」
リョウ「ふーん…話変わるけど虹夏少し太った?」
虹夏「話変わってないよ!」


【オフ会】
ひとり:初めてオフで会う時は本名か携帯番号を教えておいた方がいいですよ。じゃないと待ち合わせ場所が喫茶店とかだと店員さんに「お客様の中にギターヒーロー様はいらしゃいますか?世界のYAMADA様からお電話です」という感じで呼び出されます。そして店中の人の注目を浴びることになります。死にます。


【休みはいつ?】
虹夏:喜多ちゃんが受付担当してた時、大学生っぽいイケメンの男が近寄ってきて「ねえ、次の休みいつ?」と聞かれてて、喜多ちゃん珍しくしどろもどろになりながらも「バッバイトしてるのは週末だけです!」と答えたらそのイケメンは少し考えた後申し訳なさそうに「すいません、ここ(STARRY)の定休日を聞いてるんですが」って言ってた。喜多ちゃん自分の髪の色くらい真っ赤になってた。

【酔っぱらい】
ヨヨコ「姐さん、酔っぱらうってどんな感じなんですか?」
きくり「んー?えとね~ここにグラスが2つあるれしょー?これが4つに見え出したら酔っぱらったってことになるかな~」
ヨヨコ「姐さん、そこにグラスは1つしかないです」

【通学路】
郁代:道路で帰宅途中の中学生グループが仲間に「犬が後ろから追いかけてくるぞー!ぎゃはははは!!」みたいなことを言い合ってふざけてて、そうしたらそれを聞いてた無関係のひとりちゃんがびびって池に落ちてたわ。

【ナンパ】
ナンパ男「お姉さん、よければ僕と一緒にコーヒーでもいかがですか?」
PA「ありがとうございますーでも遠慮しておきます」
ナンパ男「誤解しないで、僕は誰彼構わず声をかけてる訳じゃないんだ」
PA「誤解しないで、私も誰彼構わず断ってる訳じゃないんです。 あ♪おじさま~♡奇遇ですね。一緒にコーヒーでもいかがです?」
ナンパ男「」

【ケーキ】
美智代「今日ケーキ作ろうかなって思うんだけど」
ひとり「うん(・_・)」ふたり「わーい!(о°∀°о)」
美智代「チーズ」
ひとり「(・_・)」ふたり「(о°∀°о) 」
美智代「ショートケーキ」
ひとり「(・_・)」ふたり「(о°∀°о)」
美智代「チョコ」
ひとり「(о°∀°о)」ふたり「(о°∀°о)」
美智代「モンブラン」
ひとり「(・_・)」ふたり「(о°∀°о)」
美智代「どれがいい?」
ひとり「なんでもいいよ(・_・)」
ふたり「チョコー!ヾ(@゜▽゜@)ノ」

美智代「チョコにするわね♪」

【アン◯ンマン】
虹夏(3歳)「おねーちゃん!(アン◯ンマンのぬいぐるみ指差しながら)うんぱんまん!うんぱんまん!」

星歌(15歳)「そうか、こいつは運ぶ奴か」

虹夏(3歳)「おねーちゃん!(カレー◯ンマンのぬいぐるみ指差しながら)きゃりーぱんまん!きゃりーぱんまん!」

星歌(15歳)「えっこいつも運ぶ奴なのか?」

【忠告】
郁代:ひとりちゃん、クラスの子に話しかけられて嬉しくなっちゃった気持ちはわかるけど「私もギターやってるの」って言う子に「本当ですか!ペグは何種類くらい持ってますか?」って返すのはやめておいた方がいいと思うわ。

【サンタ】
ふたり「そんな…サンタクロースの正体がお父さんだったなんて…あれ?お父さんがサンタということは、ふたりはサンタ一族の末裔…つまり次のサンタは…ふたり!?」


【借金】
虹夏「この前スクラッチくじで10000円当てたらしいね。何に使うつもりなの?」
リョウ「あちこちでお金借りてるからそれの返済に」
虹夏「ふーん、良い心がけだね。残りはどうするの?」
リョウ「残りの人にはもう少し待ってもらうようにお願いするよ」


【エナドリ】
きくり「大槻ちゃんってよくエナドリ飲んでるよねー」
ヨヨコ「そうですね」
きくり「1日にどれくらい飲むのー?」
ヨヨコ「2本くらいですね」
きくり「いつ頃から飲んでるのー?」
ヨヨコ「3年前くらいですね」
きくり「へー…あそこに立派なギターが立て掛けてあるよね?」
ヨヨコ「ありますね」
きくり「もしエナドリ飲んでなかったらあれくらい買えたんだよー?」
ヨヨコ「あれは私のギターです」
きくり「…もう一本買えたってことだよー」
志麻「そこは引き下がれよ」

【雑誌】
郁代:この間読んだ雑誌の心霊写真特集でたまたま映り込んだひとりちゃんが悪霊として紹介されてたわ…

【RPG】
虹夏:何気なくおねーちゃんに「なんでRPGの主人公って少年少女ばっかりなんだろ?」って聞いたら「歳とると1日寝たくらいじゃ全回復しないからじゃないか?」だって。大人って辛いんだね!



まだまだ思い付きそうだけどこのくらいで。

つづく(次もこんな感じかもねー)
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