ぼっち・ざ・ろっく!一番くじvolume4が出るそうですよ
戦の準備を整えておきましょう。
さて今回は追試後のひとりちゃんにご飯を食べさせるよ
「あっじゃあ行ってきます…」
「うん、いってらっしゃい。頑張ってね!」
「あっはい…」
ひとりちゃんの追試が始まって数日が経った。今日もトボトボと登校していったひとりちゃん曰く、追試は何度も受けられるけど次の定期考査が始まるまでの二週間までに合格点を取れないと留年確定らしい。大変だ…しかし私にできることはたかが知れている。一緒に追試を受けた喜多さんは1回で突破したらしい。「あっ喜多ちゃんと一緒に追試部屋出ようって言ってたのに先に合格しちゃって…わっ私の頭がポンコツなばっかりにへへへ…」と漏らしていたひとりちゃんの哀愁が半端なかったな…。せめて帰ってきた時に美味しいご飯で追試の疲れを吹き飛ばしてあげないとね!
「後藤、再々々々テストの結果…12点!」
「ぐぁっ…」
「後藤はもっと落ち着いて問題解けばいけると思うんだけどなぁ…」
「うう…はい」
また不合格…マズイマズイマズイ!このままじゃ本当に留年してしまう!そうなったら喜多ちゃんには置いていかれ、虹夏ちゃんには呆れられて下手したらバンドを追い出されてしまうなんてことも…!?それに叔父さんにも迷惑かけちゃう…ただでさえ叔父さんに毎日お世話になってるのに、もう一年住まわせてくださいなんて図々し過ぎて言えるわけがない!
…でもよく考えたらもう一年叔父さんの家に居られるのも悪くないのでは?叔父さん優しいしご飯美味しいし、今の学力を引き継いだまま2年生をもう一度やり直せるってことだし…最近そういうの流行ってるみたいだから無双して爆乳陽キャにモテモテの人生が…ありだな!
「うへへへへ…」
「すいません遅れました失礼しまーす!あれ?ヒッピー先輩だ!なんでここに?」
「えっ!?あっ大山さん?」
数時間後
ピロン
お、ひとりちゃんからのロインだ。追試受かったかな。
追試終わりました。なんとか合格できました。心配かけてしまってすいません。
おお!ひとりちゃん留年を免れたんだ!めでたいね。これはご馳走案件、早速返信しておこう。
おめでとう!頑張ったね!美味しいご飯作って待ってるからね!
今日のひとりちゃんはたくさん頭を使って疲れ果ててるだろうからとびきりのを用意しなくては!よーし、いつも以上に張り切ってご飯作っちゃうぞ!
牛ほほ肉のブロックに塩コショウをしてバターを溶かした厚手の鍋で全面に焼き色が付くまで焼き、一度取り出す。同じ鍋で再びバターを溶かして薄切りにした玉ねぎを飴色になるまで炒め、お赤ワインビネガー、砂糖、ローリエ、タイムを入れたら牛ほほ肉を戻し入れる。水とビールを加えたら強火にして一煮立ちさせて出てきた灰汁を取る。隠し味に黒糖とマスタードを入れたら弱火で2時間半ほど煮る。
「あっただいまです」
「おかえりひとりちゃん、追試お疲れ様。受かってよかったね」
「あっはい、あっありがとうございます。ふへへ…」
無事に留年の危機を脱したひとりちゃんのご帰宅。見るからに心底安堵した様子で、朝学校へ行く時の絶望に満ちた顔と比べてその表情はとても晴れやかだ。この顔はこの間ひとりちゃんが編曲した曲を結束バンドの皆に聴かせにSTARRYへ行って大雨の中傘もささずに帰って来た時の顔と似ている。あの時は翌日にひとりちゃんが熱出しちゃって大変だったな…。まあさすがに今日は外は晴れてるし大丈夫だよね。
「すぐご飯にできるけどどうする?」
「あっはい、よっよろしくお願いします」
「うん、任せて。すごいの用意するからね!」
柔らかくなった牛ほほ肉に塩コショウで味を整える。皿に皮付きポテトフライ、人参のグラッセ、ブロッコリーを添えたら牛ほほ肉を中央に盛り付けたら「完成」
本日の晩御飯
バゲット、クロワッサン、ピストーレ
叔父さん特製カルボナード
ハムとアボカドのココット
水菜とカリカリじゃこのサラダ
カリフラワーのポタージュ
「では手を合わせてください」
「あっはい」
「「いただきます」」
今日のメニューはカルボナード。正式名はカルボナード・フラマンドといって牛肉をビールで煮たベルギーの郷土料理だ。あまり馴染みのない煮込み料理だけどひとりちゃんは気に入ってくれるだろうか。ひとりちゃんは皿の両脇に置いてあるナイフとフォークを手に取り、そっと牛ほほ肉にナイフを入れた。箸でも簡単に切れるくらい柔らかくなった肉をスイスイ切りフォークに刺してパクリと口へ運んだ。途端に漏れ出す「ん~♪」という声に今日も私は大変癒されます。かわいい。
「んっんっ…あっこのお肉すごく柔らかくて美味しいです。すっ好きな味です」
「そう?口に合ったようでよかったよ。用意したパンと一緒に食べても美味しいよ」
「あっはい」
私の言葉を聞いてひとりちゃんはピストーレ(ベルギーの丸いパン)を手に取ると小さめにちぎり、切り分けたカルボナードを乗せてパクっと一口で頬張った。「んう~♪ 」という声とともにもぐもぐする姿…超かわいい。
「んっ…あっこの食べ方も美味しいです。なっなんかワイン煮?みたいですね」
「そうだね、カルボナードっていうワインビネガーとビールで煮てあるベルギーの郷土料理だよ」
「ベッベルギーの…そんなキラキラなオシャレ飯をわっ私なんかのために…」
「うん、ひとりちゃんのために心を込めて作ったよ。追試頑張ったご褒美に…あとちょっと罪滅ぼしのつもりなのも兼ねてるかな」
「つっ罪滅ぼし…ですか?」
「うん。実は喜多さんからひとりちゃんが留年するかもしれないって話を聞いた時に一瞬『もう一年ひとりちゃんにご飯を食べさせる生活を続けられる』って考えちゃってね。ひとりちゃんにとっては一大事なのに不謹慎なこと考えて申し訳ないなーって」
「そっそうだったんですね…あっあの、じっ実は私もなんです」
「ひとりちゃんも…というと?」
「追試で何回も不合格を取ってるうちに、わっ私もふと『留年すればもう一年叔父さんの家で過ごすことができる』って考えてしまって…へへへ」
「ひとりちゃん…そっか、じゃあ私達似た者同士だね」
「似た者同士…えへへでっですね。あっでも追試の途中で大山さんが来たんです」
「大山さん…確かこの間会った小柄で声の大きなひとりちゃんの後輩だったね」
「あっはい。その大山さんも追試で…でも大山さん追試順調に受かりそうで危うく大山さんと同級生になるところでした」
「それは…確かに大変なことになりそうだね」
「あっはい、なっなので絶対に3年生になるんだって気合い入れ直したらなんとか受かりました」
「なるほど。大山さんもひとりちゃんには先輩として自分の前を進んでいてくれた方がいいと思ってるんじゃないかな」
「あっそうですね、自分の上にいつまでもいてほしいって言ってくれました!」
ふむ、ギリギリだったとはいえひとりちゃんも遂に3年生になるんだね…ひとりちゃんのことを慕っている後輩もできたみたいだし、本当に月日の経つのは早いなぁ…。
ごちそうさまでした
「そういえばひとりちゃん、今日はSTARRYには行ってないんだっけ?」
「あっはい、追試終わるまでバイトもバンド練習も出られないので…明日報告に行ってきます…わっ私がバイト出てないときっと大変なので」
「そっか、なら早くバイトに復帰して虹夏ちゃん達を助けてあげないとね」
後日リョウさんから聞いてわかったことだが、ひとりちゃんと大山さんがバイトを休んでいる間も普通にSTARRYは回っていたらしい。もう一人の後輩である日向さんが頑張ったんだそうだ。追試でひとりちゃんを奮い立たせたり、代わりにバイトの穴埋めをしたりとひとりちゃんの後輩達はとても素敵で有能な子ばかりのようだね。叔父さん安心したよ。
ひとりちゃんと大山さんとの間に何があったのかは原作コミックでチェックですね。
次回 飛びたい姪と◯◯
また何回かアンソロジーコミックからのお話をやっていきますん。
↓おまけ
もしもぼっち・ざ・ろっく!のキャラが◯◯だったら
もしも皆でア◯ングアスをやったらリターンズ
※作者はア◯ングアスゆったりエンジョイ勢です
本家ア◯ングアスのPOLUSというマップで遊んでいます
役職説明
【エンジニア】
マップの至るところにある通気孔を通ることができる
【科学者】
いつでも全員のバイタルを見ることができる
【ノイズメーカー】
キルされた瞬間自分の死と死体場所を全員に知らせる
【トラッカー】
誰かに発信器を取り付けて位置情報を追跡できる
【シェイプシフター】
殺人鬼用。時間制限付きで誰かに変身できる
【亡霊】
殺人鬼用。時間制限付きで亡霊になれる(船員から視認されない)
前回までの流れ
BOCCHIとUUがキルされた!そしてヨヨコが科学者でした。
タイヘンダー
BOCCHI
虹サマー←船員
世界のYAMADA
キターン☆ミ
ヨヨコ←科学者(船員確定)
あくびちゃん
ふーこ
UU
PAさん
SEIKA
志麻
イライザ♡←ノイズメーカー(船員確定)
ねね!
ELE
この中に3人殺人鬼がいる!
ヨヨコ「という訳で私は船員確定と見てほしいわね!」
イライザ♡「oh!ヨヨコも船員なんデスネ!心強イヨ♪」
虹サマー「一応訊くけど、オフィスの左側を出たところでバイタルを見てたんだよね?」
ヨヨコ「ええ、間違いないわよ!そこでBOCCHIとその次にUUがキルされたところを見たのよ」
虹サマー「あれぇ…?」
ふーこ「虹サマーさんは何か気になることがあるんですかー?」
虹サマー「うん、あたしもオフィス横のバイタルを見てたからヨヨコちゃんの発言におかしなところはないって言えるよ。ただ…」
世界のYAMADA「ただ?」
虹サマー「バイタルを見に行く前に右上の緊急タスクをやるところを通ってきたんだけどね?そこのアンテナみたいなとこでヨヨコちゃんを見たんだよね」
ヨヨコ「え?私右上なんて行ってないわよ?今回はずっと真ん中から左側辺りをうろうろしてたもん」
SEIKA「それはつまり?」
PAさん「シェイプシフターですかねー」
ヨヨコ「虹サマー、そのヨヨコを見たのはこの会議ボタンが押される何秒前くらいなの?」
虹サマー「えっと…正確にはわからないけど、体感では10秒経ってるか経ってないかくらいだと思うよ」
ヨヨコ「なら簡単よ!みんなに今から10秒前に何処にいたか訊けば偽の私をあぶり出せるかもしれないわ!」
イライザ♡「名案デスネ!さあキリキリ答えてもらいまショウカ!」
PAさんは「私とSEIKAさんは最初から最後まで標本室にいましたよ。多分ですけどSEIKAさんそこのタスクにずっと苦戦してましたよね?」
SEIKA「ああ、なかなかうまくいかなくてな…途中何度か他のタスクに行こうか迷ったけど、隣にPAがずっといたからアリバイ証明になるだろうと思って続けてたんだ」
虹サマー「ふむふむ…他の人は?」
ELE「はいは~い♪ELEと世界のYAMADA様は10秒よりもずっと前から右上の研究室で一緒にいます~。ELEが右側の緊急タスクを直したあとに研究室に行ったらそこに世界のYAMADA様がいました!」
世界のYAMADA「うん、それは間違いないよ」
虹サマー「2人の他には誰もいなかった?」
ELE「はい~ア◯アスアバターのリョウさんも素敵すぎてずっと見とれてました♪あ、もちろんBOCCHIさんとUUさんは見てませんよ」
ヨヨコ「ELEの他に右側の緊急タスクを直しに来た人はいなかったの?」
ELE「えーと、確か近くにあくびちゃんさんとふーこさんがいましたね!実際に直したのはELEですけど~」
ヨヨコ「ふーん…あくびとふーこからも話が聞きたいわね」
あくびちゃん「ウチは緊急タスクを直しに行ったら既にELEさんがいたので直るのを見届けてから左側のタスクをやりに行ってるっすね。10秒前ならまだ通信室の上辺りっすよ」
ふーこ「私も前半はあくびちゃんと同じ動きですよ~。その後は研究室の前にある部屋…えーと、ロケットが置いてある部屋でタスクをやってました~」
ELE「あ、その部屋に入っていくふーこさんELE見てましたよ!」
ヨヨコ「なるほど…その間2人は“ヨヨコ”の姿は見てない?」
あくびちゃん「見てないっすね」
ふーこ「見てません~」
ヨヨコ「虹サマー、あなたは気付いたかしら?」
虹サマー「うん、多分だけど…あくびちゃんじゃない?ヨヨコちゃんに化けてたの」
イライザ♡「ホホウ?」
ふーこ「えっ!あくびちゃんが!?」
SEIKA「なんでそう思うんだ?」
PAさん「是非理由を訊きたいですね~」
虹サマー「えっとね、先ずあたし視点だと左側の緊急タスクのところにキターン☆ミちゃんとイライザ♡さんとねね!ちゃんがいたんだよね。で、あたしが真っ先に右側の緊急タスクのところに来たからこの3人は有り得ないんだ」
キターン☆ミ「ですね!」
ねね!「はい!間違いないです!」
イライザ♡「しかも私はノイズメーカーだカラネ!」
虹サマー「それで研究室と標本室にそれぞれ2人でいたELEちゃんと世界のYAMADA、おねーちゃんとPAさんも除外でしょ?」
ヨヨコ「そうね、それにELEに見られてるふーこも白と見てよさそうだし」
ふーこ「信じてもらえてよかったです~」
虹サマー「となるとあの時あたしが見たヨヨコちゃんは消去法であくびちゃんが化けてたんじゃないかな~って思うんだ」
あくびちゃん「ぐぬぬ…」
ヨヨコ「あくびどうなの?反論があるなら聞くわよ?」
あくびちゃん「ぐうの音も出ないとはこの事っすね…」
投票結果
あくびちゃん8票 ヨヨコ1票 投票スキップ2票
あくびちゃんが追放されました
虹夏ちゃん視点やっちゅうねん。
「これで残り10人で殺人鬼は2人になったかな?さて、ぼっちちゃん追いかけてたからタスク全然進んでないや…とりあえず標本室行っておこうかな」
オフィスから除染ルームを経て標本室へ行く虹サマー。 一緒に付いてきたSEIKAとPAさん。
「おねーちゃんまだ標本室のタスク終わってなかったんだ…PAさんはそれに付き合ってくれてるって感じかな?」
標本室で虹サマー、SEIKAがタスクを始める。すぐ側で見守るPAさん。途中通信妨害の緊急タスクが発生!しかしここからではどうすることもできないので気にせずタスクを続ける虹サマーとSEIKA。
「よし、標本室のタスク終わり!おねーちゃんも終わったみたいだね。PAさんと研究室の方へ行っちゃった。あたしはまたバイタル確認したいしオフィスに戻ろうかな」
再び除染ルームを通ってオフィスへ行く虹サマー。バイタル確認に行くとキターン☆ミとふーこの姿が
「喜多ちゃんと本城さんか…この2人まだ未知数なんだよね。あっ全員生きてる。よしよし」
全員生きているのを確認した後会議室を通って左側へ。通信室に入ったら世界のYAMADAとねね!とELEがいた。
「この3人は大丈夫そうかな?」
…とそこへ
ピピー!ピピー!
「えっ?何この音。それに緊急タスクの時みたいな矢印が…もしかして清水さんのノイズメーカーが発動したの?」
虹サマーは示されたその場所へ移動する。途中で同じく死体場所へ行くヨヨコと合流…
ピンポンパンポーン
死体が発見されました!
イライザ♡
「あーやっぱり清水さんキルされちゃったか」
つづく(超スローペースで申し訳ない)