ロックな姪と食べさせたい叔父さん   作:氷英

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ご覧になっていただきありがとうございます。

虹夏ちゃん誕生日!めでたいめでたい!

そして食べさせたい叔父さん3周年でございます。
これも普段からこの作品を読んでくださる皆様のおかげでございます。これからもユルく長く続けていきたいと思います。

今回は自主企画ライブの続きです。そしてタイトルのわりに喜多さんの出番少なめなんです。


家出の喜多さんと姪と梅じゃこたまご粥

「お邪魔します」

 

「よし、私は二次会で遊べそうなもの持ってくるよ。晋作さんは先にあいつらのとこ行っててくれ」

 

「あっはい」

結束バンド自主企画ライブが終わり、私と星歌さんは伊地知家へ移動した。星歌さん曰く、先に結束バンドの皆が集まって二次会を始めているらしく、星歌さんもそこに参加する気満々のようだ。私も今日の結束バンドの皆を労いたいので誘ってもらえて嬉しい。けど夜の女子会みたいな場におっさんの私が混ざるのは少々気が引けるな。あまり長居はしないようにしておこう。

 

「失礼します。皆いる?」

 

「あ、晋作さんお疲れ様…今日は本当にありがとね」

 

「晋作オジサンお疲れ。先にくすねておいた料理いただいてるよ」

 

「あっお疲れ様です…」

 

「叔父様…」

 

「皆本当にお疲れ様。今日はとてもいいライブになっ…た」

あれ?なんだか4人とも雰囲気が暗いね。彼女達の背景にずーんという擬音が見えるような気がする。今日の自主企画ライブは私の視点から見てもかなり良かったと思うんだけど、この子達的に反省点があったのだろうか。よく見ると喜多さんが一番落ち込んでる?

 

「よーし!お前ら待たせたな!今日の主役の私参上だ!」

 

「あっ星歌さん今は…」

私の後ろから大人数で遊べそうなオモチャやゲームを両手いっぱいに抱えての星歌さんが入ってきた。しかもひとりちゃんがよく使っている星形サングラスも装着しているね。このどんよりとした空気を見事にぶち壊してしまう星歌さん半端ない。

 

「お姉ちゃん随分楽しそうだね…」

 

 

虹夏ちゃんの言葉と呆れ顔で正気に戻った星歌さんと一緒に改めて部屋に入り、結束バンドの話を聞くために適当な場所に座らせてもらう。星歌さんも星形サングラスを外し、話を聞く大人モードに。

 

「はあ…で?何があったんだ?あんだけ盛り上がった自主企画ライブ終わりの空気じゃないだろこれ」

 

「うん…ほら喜多ちゃん話して」

 

「はい…実は私、今日母親と進路の事で口論になっちゃって…家出してきちゃったんです!」

 

「えっ!?」

 

「はあ?家出だと?喜多は度々突飛な行動するな…」

 

喜多さんの話によると、進路希望調査用紙の第一希望の欄にバンドマンと記入したことで今朝母親と言い合いになって勢いで飛び出してきてしまったということらしい。まさか自主企画ライブの前に喜多さんにそんな修羅場があったなんて…。

 

「という訳で緊急事態だし、喜多ちゃんうちに泊めてあげたいんだけどいいかな?」

 

「まあもう遅いし仕方ないな」

 

「ありがとうございます!あ、ちなみに泊めていただくのは叔父様の家でもいいですよ?」

 

「いやダメでしょ。大人しくあたしの家にしときなさい!」

 

「そうだなやめとけ。これ以上親御さんに余計な心配かけるな」

 

「いいですも何もダメだよ喜多さん。私のようなおっさんの家に泊まったとわかったら、星歌さんの言う通り君のご両親がビックリしちゃうからね」

 

「うう…何もそんなに拒否しなくても…」

 

「とりあえず喜多の親御さんに連絡しておくぞ。どこにいるか心配してるだろうし」

 

「あ、それなら大丈夫です。安心GPSつけてるのでお母さん私の居場所わかってます。さっきロインもしました!」

 

「き、喜多さん家出してきたわりにその辺ちゃんとしてるんだね…」

 

「これが現代っ子の家出か…ぬるいな」

 

星歌さんはやれやれといった表情で喜多さんのご両親に連絡をするために部屋から出ていった。ふむ、そういった事情なら私もこれ以上長居せず帰った方がよさそうだね。

 

「それにしても喜多ちゃんの親御さんって厳しい感じなんだね~。意外かも」

 

「私のうち両親とも公務員で、特に母はすごくしっかりした人なんです」

 

そうか…喜多さんのお母さんは娘の将来が心配でつい厳しい意見を言っちゃったんだね。バンドマンは必ずしも成功するとは限らない不安定な職業だから親として不安になるのは当然か。

 

「あたしは家がライブハウスだし好き勝手にバンドのことやらせてもらえてるから新鮮だな~。でも喜多ちゃんの家の方が普通なんだよね。リョウのとこもその辺ユルいって言うか両親が激甘だし…」

 

「うん。おかげさまでストレスフリーな生活を送らせてもらってます」

 

リョウさんは締まりのない顔でダブルピースしながらそう言った。なんというだらしない気の抜けた顔だろう。かわいいけど。

「喜多さんはご両親とちゃんと将来について話さないといけない時がきたということだね」

 

「うう…でも話してもきっとわかってくれないです」

 

「お互いムキになって冷静じゃなかったのかもしれないよ?もう一度腰を据えて話せばきっと喜多さんの本気が伝わるんじゃないかな…あっ」

 

「叔父様…」

 

おっと、いけないいけない。ただのファンの1人に過ぎない私が出しゃばりすぎた。喜多さんの将来の話にこんなおじさんが口出しするべきじゃないよね。皆にお疲れ様も言えたしそろそろお暇しよう。

「な、なーんてね。まあ今のは独身中年男性の戯れ言だと思って聞き流して。さて、では私は先に失礼するね」

 

「えっ晋作さんもう帰っちゃうの?」

 

「そんな!夜はこれからなのに!」

 

「こういう日は女の子同士でワイワイ騒ぐに限るよ。何て言ったってクリスマスだからね。私は帰って軽く夜食でも食べて寝るとするよ」

 

「えっじゃあ私もそっち行きたい…」

 

「あっわっ私m…「じゃあ皆今日はお疲れ様。物凄く良いライブだったよ!」

 

あとこの歳でここから10代に混じっての夜ふかしは体力的にキツいからね。私は喜多さんのご両親への連絡を終えた星歌さんにも挨拶して伊地知家を後にした。帰り際ひとりちゃんとリョウさんが何か言いたそうだったけど、たぶん気のせいだね。

 

 

 

 

「ふう、ただいま…と」

朝からSTARRYで働きづめだったからさすがに疲れた。明日仕事休みにしておいてよかった。しかし今日の自主企画ライブはとてもよかったな。結束バンドもあれだけの出演バンドやお客さんを集められるだけのバンドになったんだな…ファン3号として嬉しい限りだ。さて、汗もかいたしお風呂を沸かすか。あとなんだかんだで夕食をちゃんと食べてないから何か入れておくか。残ってる冷凍ご飯でお茶漬けでも作るかな。

 

 

私が今日のライブの余韻に浸りつつ寝る前の風呂と夜食の準備をしていると、ふいに玄関の鍵が開く音がしてすぐに扉が開いた。

 

「あっただいま…おっ叔父さんお疲れ様です…」

「さすがの晋作オジサンも今日はヘトヘトな様子だね」

 

「あれ?ひとりちゃんとリョウさん。どうしたの?虹夏ちゃん達とクリスマスの夜を楽しむんじゃなかったの?」

 

「あっそれは…ひっ一通り話し合いは終わったんですけど、きっ喜多ちゃんが夜ふかしグッズ色々持ってきてて…サッサンタ服着させられた辺りから記憶ががが…」

 

「眠いのにずっと騒がしいし、店長も混ざってきてあのままだとオール確定だったからこっちに避難してきた」

 

「な、なるほど。2人は静かな夜を過ごしたかったんだね」

星歌さん二次会するんだってノリノリだったからな…きっと今頃ゲームやら雑談で盛り上がってるのだろう。それはそれとしてひとりちゃんのサンタ服姿はちょっと見てみたいかな。2人ともわざわざ私の家まで避難してきてくれたんだし追い返すわけにもいかないか。

「2人はお腹空いてる?消化に良さそうな軽めの夜食用意しようと思ってるんだけどよかったら食べるかい?」

 

「食べる。結局晋作オジサンのフライドチキン1本しか食べてないし残った料理だけではちょっと物足りないと思ってた」

 

「あっわっ私もいただきます。サンタ服撮影会で変なエネルギー使ったみたいで小腹が…」

 

「わかった。美味しいの作るから待っててね!」

よし、ならばお茶漬けよりも食べやすそうなあれを作るか。こんな時間に誰かのためにご飯を作れるなんて嬉しいね。せっかくだしお取り寄せしておいたあの米で生から炊くか。

 

 

 

鍋に水と米(きたくりん)を入れて中火にかける。鍋底にくっつかないように木べらで優しく混ぜ、沸騰してきたら弱火にして30分じっくりと煮る。米が柔らかくなったら溶き卵を回しかけ、卵の火が通った頃に種を取った梅干し、ちりめんじゃこを散らして「完成」

 

 

本日の夜食

叔父さん特製梅じゃこたまご粥

茄子とキュウリの浅漬け

塩昆布

 

「では手を合わせてください」

 

「あっはい」

 

「うん」

 

「「「いただきます」」」

 

今日のメニューは梅とちりめんじゃこをトッピングしたたまご粥。日付も変わりそうな遅い時間のご飯だしこれくらいお腹に優しいものの方がいいよね。1人ご飯かと思いきやひとりちゃんとリョウさんもいて嬉しいな。2人は同時にレンゲでお粥を掬い、念入りにフーフーしたあと口に運んだ。かわいい。出来立てで熱いから気をつけてね。

 

「ハフッハフッ…んっ…うん、うまい。ガッツリしたパーティーメニューばっかり食べてたから優しい粥の味が染みる!」

 

「あつつ…はむっ…んっんっあっ美味しいです。梅の酸味とじゃこの塩気がすごくちょうどいいです」

 

「そう?よかった。おかわりもできるからどんどん食べてね」

 

「フフフ…やけにテンション高かった郁代から逃げてきて正解だった。あのまま一緒にゲームしてたら始発まで離してくれなさそうだったから危なかった」

 

「あっですね。てっ店長さんの影に隠れてこっそり抜け出せてよかったです。しっ深夜の喜多ちゃんオーラは私のメンタルがもたない…」

 

「2人は喜多さんのこと嫌いなの?」

お粥をもりもり食べながらホッとした表情を浮かべる2人を見られて私もすごく癒されるけど、この2人はたまに変な大胆さを発揮することがあるね。家出の事を聞いた時は驚いたけど、喜多さんの将来か…ちゃんとご両親と話し合えるといいな。でも今は少し距離を置いて様子をみるのも必要なのかもね。

 

 

ごちそうさまでした

 

 

「ふー…満足。さて、お風呂沸いてるみたいだし借りるね。あと今日泊めて」

 

「えっあっそれは…」

 

「まさかクリスマスの寒空の下私を外へ放り出す気じゃないよね?」

 

「そんな鬼畜なことしないよ!ただ、喜多さんを断ってしまった手前二つ返事でどうぞとは言いにくい…」

 

「別にやましいこと何もないでしょ。何度も晋作オジサンの部屋で寝てるし」

 

「えっ?おっ叔父さんそうなんですか!?」

 

「お昼ご飯食べた後にリョウさんだけで昼寝しただけだよ。リョウさん誤解を生む言い方やめてね」

 

「嘘は言ってないよ。…仕方ない、ここはとっておきのクリスマスプレゼントを晋作オジサンに差し出すしかないか」

 

リョウさんはスマホを操作しながらそう言うと、おもむろに私の目の前にスマホの画面を見せてきた。こ、これは…!?

「ひ、ひとりちゃんのサンタ服姿…」

 

「ぐぇぇ!?いっいつの間に…」

 

「しかも顔面崩壊する前のレア画像だよ。本当なら有料なんだけど晋作オジサンには特別にタダで眺めさせてあげる」

 

くっ…これはすごい破壊力だ。流れ的にこれ見せてあげるから泊めてってことなんだろう。むむむ…確かにかわいい。ひとりちゃんはこういう服着ても普通の状態を10秒も維持できないからなかなか見ることのない姿なんだよな。

 

「あっあのリョウ先輩もうその辺で…けっ消してください!」

 

「ほらほら、晋作オジサン色々捗るでしょ?代わりに今日泊めて。等価交換だよ」

 

「う…わっわかった。でも他の人に言いふらさないでね」

 

「約束する」

 

「あっあの消して…」

 

こうして私はリョウさんのクリスマスプレゼント?に屈して泊めることにしてしまった。まあ寝る場所はお客さん用の布団をひとりちゃんの部屋に敷けばいいし問題ないか。でも虹夏ちゃんや喜多さんにバレたら普通に怒られそうだな。うん、内緒にしておこう。

 




叔父さんが帰ったあと結束バンドでどんな話し合いがあったのかは原作コミックを読んで確かめましょう。

次回 怒りの虹夏ちゃんと姪と◯◯

↓おまけ

叔父さんを労おう

とある日のSTARRY

「晋作オジサンを労いたい」

「突然どうしたリョウ」

「叔父様のことを労うんですか?」

「うん。ぼっちから最近の晋作オジサンがとても疲れていると聞いたから」

「えっ?そうなのぼっちちゃん」

「あっはい。なっなんか急にバイトの人が辞めちゃってその穴埋めで残業が増えたらしくて…」

「あらら…大人って大変なんだね」

「叔父様大丈夫でしょうか?」

「そこで私達が晋作オジサンを元気にしてあげようと思う」

「リョウにしてはまともな意見だね。でも具体的には何するの?」

「簡単なこと。男というのはかわいい女の子にくっつかれればすぐ元気になる」

「訊いたあたしがバカだったよ!この話おしまい。解散!」

「よいしょっと。そんなわけで晋作オジサンを元気づける方法の幾つかをこの箱の中に入れてきた」

「えっそっその箱どこから出したんですか?」

「細かいことはいいんだよ。1人1枚この箱の中から紙を引いて書いてある事を実行して誰が一番晋作オジサンを元気にさせられるか勝負」

「やだよ!絶対ろくでもないこと書いてあるやつじゃん!」

「なら虹夏は不戦敗だね。私達だけで晋作オジサンを労ってあげよう」

「む…」

「そしてそのお礼に豪華な差し入れを…きっといつもの無自覚誑かしスマイルでお礼も言ってくるだろうね」

「むむ…」

「じゃあ虹夏はほっといてぼっちから引いていこうか」

「あーもー!わかったよ!あたしもやるよ!」

「フフフ…そうこなくっちゃ」

「伊地知先輩…まんまとリョウ先輩の口車に乗せられて…」




1時間後


「リョウさんから今すぐSTARRYに来てってロインがきたけど何の用だろう。まあ中に入ればわかるか。こんにちは、お邪魔します」

「お、晋作オジサンやっと来たね」

「あれ、リョウさんだけ?他の皆は?」

「これから順番に出てくるよ。一番手は私」

「えっ一番ってどういう…あとなんでチャイナ服姿なの?」

「これはまあくじ引きの結果だよ。とりあえず先ずはこの椅子に座って」

「あっはい。…えっ何が始まるのかな?」

「では参ります。えい」ギュム

「あの、リョウさん?何で急に腕に抱きついて」

「まあまあよいではないかよいではないか」フニフニ

「えっと、あのリョウさん。何がしたいのかわからないけど、そんなにくっつくとその…色々当たって」

「当ててるんだよ」

「えっ」

労いその1

当ててんのよ

実行者 山田リョウ

「ほらほら晋作オジサン。あなたはだんだん元気になる」フヨフヨフニフニ

「これはどういう志向の遊びなのかな?私も一応男だから反応に困るんだけど」

「晋作オジサンが元気じゃないと差し入れが滞るからこうして体を張ってるんだよ」

「気持ちは嬉しいけど私のようなおっさんにこんなこと軽々しくやっちゃダメだよ?」

「この状況で真面目か。もっと鼻の下伸ばしてだらしない顔になると思ったのに、晋作オジサンはもっとボリューミーな子が好みか」チッ

「舌打ちしたよこの子」

結果:叔父さんの反応いまいち


「じゃあ次。二番手」

「はい、次はあたしだよ!」

「虹夏ちゃん!?えっもしかして結束バンド全員が今みたいなのやるつもりなの?」

「晋作オジサンの癖がわからないからね。ありとあらゆる方法を試すよ」

「癖って言うのやめてね。というか虹夏ちゃんその格好…」

「あっこれ?あ、あのね!偶々!お姉ちゃんのクローゼットにあったからつい好奇心に負けて着てきちゃっただけだよ!」

労いその2

童◯をコロす服

実行者 伊地知虹夏

「そ、そうなんだ…うん。すごくかわいいと思うよ」

「エヘヘ~ありがと!ちょっと背中がスースーするけど晋作さんが気に入ってくれたならよかった♪」

「虹夏まだ甘いな。その服は背中を見せてなんぼだよ。ほら後ろ向いて晋作さんをもっと喜ばせるんだ」

「わー!?リョウちょっと待って!横が無防備だから!色々見えちゃうから!晋作さんやっぱりこっち見ないで!」

「だ、大丈夫だよ虹夏ちゃん。見てない見てないから!」

「あれ?虹夏ブラしてないの?」

「えっ」

「しょうがないじゃん!したままだと丸見えなんだもん!」

「に、虹夏ちゃん。私を元気づけたい気持ちは十分伝わったからもう着替えておいで」

「う、うん!そうするね!」

伊地知虹夏は一時撤退

結果:叔父さんちょっとドキッとした模様


「次は私ですよ!」キターン

「喜多さんはメイド姿か。かわいいね」

「ウフフ♡ありがとうございます!」

「郁代の労いはこれだけじゃないよ」

「そうなの?」

「はい!…あ!叔父様、今私のこと見て自分の家で一生ご奉仕してもらいたいとか考えましたね?」キターン?

「えっあっいやそんなことは決して」

「もう♪叔父様、次それやったら“これ”ですからね?」ギュ

労いその3
お前次それやったら“これ”だからね?
※“これ”が何なのかは各々調べてみよう

実行者 喜多郁代

「ん?」

「ですから!“これ”ですからね!」ギュギュー

「えっとどういうこと?小さく前へならえってことかな?」

「違いますよ!」

「ふむ。郁代がやるには肉厚が足りなかったか。それはそれで需要はありそうだけど晋作さんはもっとたわわな方が」

「そんな!結構自信あったのに!」

結果:叔父さんには伝わらなかった

「あっあの、がっ頑張ります」

「最後はひとりちゃんか。大丈夫?無理しなくていいからね?」

「あっはい。すっすいません、もっ元はと言えば私が皆に最近の叔父さんが疲れてるように見えるって言ったせいでこんなことに」

「あーなるほど。それで皆私に気を遣って色々やってくれてたんだね」

「晋作オジサンは結束バンド専属おじさんだからね。普段の頑張りを労うのは私達の義務」

「それはとてもありがたいんだけど、ひとりちゃんは何故スク水を着てるんだい?」

「あっくじ引きでこれを引き当ててしまったので」

「一見地味なスク水もぼっちが着れば破壊力抜群」

「確かにかわいいけど、ひとりちゃん寒くない?」

「あっはい、空調効いてるので…おっお見苦しいものを見せてしまってすいません」

「ぼっち、自信を持つんだ。そのままギターを持てば一部の層にクリティカルヒットするレベルだから」

「ですね!さあひとりちゃん、叔父様に渾身の一言を!」

「あっはい。…おっ叔父さんいっいつも美味しいご飯をありがとうございます」

「いやいや、こちらこそいつも私のご飯を美味しそうに食べてくれてありがとう」

「あっそっそのでも、最近は少し帰るのが遅くなる日もあって、かっ帰ってきてからもなっなんだかバタバタしてるし…」

「なるほど。ごめん、ひとりちゃんに心配かけちゃったみたいだね」

「あっいえ、なっなので叔父さん大丈夫かなって思って…だっ大丈夫ですか?…おっ…おっ…」



「お◯ぱい揉みますか!」ムギュ

「…え?」

労いその4

大丈夫?おっ◯い揉む?

実行者 後藤ひとり

「あっすっすいません!こんな駄肉触りたくもないですよね!」

「あっいやそういうことではなくて」

「けっけど、おっおおおお叔父さんが少しでも元気になるのなら!この胸の一つや二つ差し出すくらいへっちゃらです!さあどうぞ!」グイグイ

「ひとりちゃん落ち着いて。揉まないから!その気持ちだけで十分だから!なんかもうガッツリ当たってるから!」

「うむ。やはりぼっちっぱいは晋作オジサンに刺さるか。さらに当ててんのよまでやってのけるとは恐れ入ったぜ」

「うう…叔父様もやっぱりひとりちゃんみたいな大きさがいいんですね。大きくてもっちりフカフカで柔らかいのを揉み揉みしたいんですね?」ペターン

「いや大事な姪にそんなことしないから。リョウさんも変なこと言わないでくれないかな」

「ただいま~って晋作さんその様子だと元気出たみたいだね。よかった」

「あ、虹夏ちゃんおかえり。できれば暴走中のひとりちゃんを何とかして「で、晋作さんは揉むの?ぼっちちゃんのを」

「だから揉まないよ!」


結果:後藤ひとりを落ち着かせることに必死でした


こうして叔父さんは結束バンドの労い(?)によって残業の疲れが吹き飛びました。よかったね!


叔父さんを労おうからかおう



つづく(次は何をさせようかな)
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