ロックな姪と食べさせたい叔父さん   作:氷英

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本日ファミマコラボのクリアファイルをコンプして参りました。みんなかわいい。というか
ひとりちゃんの表情が良すぎるんだが?
喜多ちゃんのアレが盛られてるんだが?
虹夏ちゃんのポーズが超素敵なんだが?
リョウをメイドとして雇いたいんだが?
皆様も必見ですよ。モチベ上がりまくりますよ。


もう1人の姪とお子様ランチ

夏休み。ひとりちゃんはバイトとバンドの練習の日以外は実家に帰っている。必然、私が張り切って料理を振る舞う機会も減る。正直さみしい。しかし逆に言えば夏休みでも私の家に居てくれる日があるということなので、その日を大事にしようと心に決めた。そして今日はそのバイトとバンドの練習がある日。もうすぐひとりちゃんがやってくるし私も休日だ。お昼ご飯は腕によりをかけて作るぞ。

 

 

ピンポピンポピンポーン

インターホンを連打してる?ひとりちゃんっぽくない押し方だね。配達物とかでもなさそう…。

「はーい」

玄関を開けるとそこにいたのは…

 

「おじちゃーん!」

 

そう元気よく叫び、屈託のない笑顔で私の足元に抱きついてきたひとりちゃんと同じ髪色の幼女。私の愛すべき姪その2。ふたりちゃんだった。少し見ない間に大きくなって…ってふたりちゃん!?

 

「あっ叔父さんすっすいません、家で叔父さんの話したらふたりがどっどうしても来たいって言うので…」

 

「うん、ビックリしたけど来るのは全然構わないよ」

 

「おじちゃんおねーちゃんがいつもお世話になってます」

 

「いえいえ、こちらこそひとりちゃんにはいつも食事の時に(癒し要員として)お世話になってます」

 

「そうなんだー」

 

「そうだよー」

 

抱きついてるふたりちゃんを抱え上げて高い高いのポーズ

うっ、5歳といえどしっかり成長しているようでそこそこ重い。絶対言わないけど。

 

「今日はねー、おねーちゃんがいつも話してくるおじちゃんのご飯食べに来ました!」

 

「へえ、いつもお家で叔父さんの話してくれてるんだね」

 

「あっいやご飯が美味しいって話だけです。けっ決して

叔父さんの評価を貶める類いの話題はしてません」

 

「えーウソだー、おねーちゃんおじちゃんが優しくていい人って話もしてるじゃん」

 

「ふっふたり!しー!」

 

うむ、微笑ましいね。どっちもかわいい。

「よし、それなら叔父さんいつも以上に張り切って料理しちゃうぞ!」

 

「わーい」

 

 

フライパンにバターを引きみじん切りの玉葱、ピーマン、ハムを軽く炒める。ご飯、コーンを投入し、塩、こしょう、粉末のコンソメスープの素、ケチャップで味付けしながらさらに炒める。プリン用の型に炒めたご飯を詰め込んでひっくり返し平皿に盛る。日本国旗の旗楊枝を刺す。

 

同じ皿にミニハンバーグ、チキンナゲット、ウインナー、エビ寄せフライ、フライドポテト、マカロニサラダ、プチトマト、ブロッコリーを所狭しと盛り付ける。「完成」

 

ふたりちゃんは目の前に置かれたご馳走を見て目を輝かせ「すごーいおいしそー」と声を上げる。かわいい。ひとりちゃんにも同じ盛り付けで(量は多めにして)出してみたらふたりちゃんと同じ目をしてた。かわいい。

 

 

本日のお昼ご飯

叔父さん特製お子様ランチ

ジャガイモのポタージュ

 

「では手を合わせてください」

 

「あっはい」

 

「はい!」

 

「「「いただきます」」」

 

早速ふたりちゃんは渡した子供用スプーンで器用にケチャップライスを掬って一口。モグモグしてすぐ両手を上げ「んまーい!」と声高らかに全身で喜びを表現してくる。天使かな?

 

「おいしい!お店みたい!」

 

「そうかい?口に合ったようで何よりだね。あっひとりちゃんは大丈夫?足りてる?」

 

「あっはい」

 

「ひとりちゃんの分の旗はいらなかったかな。さすがに子供っぽすぎるよね」

 

「あっいえ、これも…うれしいです」

 

ケチャップライスの山から引き抜いた楊枝をクルクル回しながら楽しそうに見つめるひとりちゃんは、隣のふたりちゃんと並べて見てるせいもあってか普段より幼く見えた。

 

「おじちゃんこれ全部手作りなのー?」

 

「いや、手作りなのはケチャップライスとハンバーグと

エビ寄せフライとナゲットとマカロニサラダだけだよー」

 

「あっでも半分以上手作りなんですね。どっどれも売ってるやつみたいです」

 

「ありがとう、おかわりもできるから遠慮なく食べてね」

 

「はーい♪」

 

「あっはい」

 

2人はケチャップライスとミニハンバーグをおかわりしてくれた。多めに用意して正解だったね。

 

 

ごちそうさまでした

 

 

ピロン

ん?おや、迎えの兄さんからロインだ。

 

 

そろそろ着くぞ。娘達は無事だろうな?

 

 

私は誘拐犯か何かかな?返信。

 

 

2人とも昼御飯たくさん食べてくれたよ。ふたりちゃんもずっと良い子でした。今は満腹になって昼寝中だね。

 

 

ピロン

 

了解。ありがとな!でも娘達はやらんぞ!

 

 

兄さんのこの発言は本気なのか冗談なのか…。

 

 

「じゃあひとり、バイトとバンド頑張れよ!あとこいつに変なことされたらすぐ連絡しろよ?」

 

「兄さんは私を信用してるのかしてないのかどっちなんだい」

 

「もう!お父さん、叔父さんはそんなことしないから!」

 

「冗談だよ。ふたり、行こうか。叔父さんに挨拶して」

 

「ご飯ごちそうさまでした!おじちゃんバイバーイ!」

 

「バイバイ。また来てね」

 

「あっ!そうだった!おじちゃん」

 

「ん?なにかな?」

 

「これからもおねーちゃんをすえながくよろしくお願いします!」

 

「ちょっふっふたり、おっ叔父さん困っちゃうから」

 

「晋作ぅ…?」

 

うん…それを承諾すると色々ややこしいことになりそう。ほらー、兄さんがかつてない形相で睨んでるよ?ふたりちゃんからは死角になってて見えないね。まあこんな純真な子にお願いされたら断れないか。絶対言わないけど。

 

「末永くかどうかはわからないけど、ご飯は作り続けるよ。それが叔父さんがひとりちゃんにできることだからね」

 

 




次回 路上ライブしてきた姪と◯◯

↓人物紹介5

後藤ふたり
叔父さんに胃袋を掴まれちゃった系女子その6。家に帰ってきた時の姉との会話に度々登場する叔父さんがずっと気になっていた。そして今回のお子様ランチで叔父さんの株が爆上がり。ただの親戚のおじさんから、姉の面倒を見てくれる&美味しいご飯を作ってくれるおじさんにランクアップ!やったね。
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