いよいよ結束バンドLIVE『恒星』の円盤が発売します。
超楽しみだね!
連載開始から早半年。気付けばひとりちゃんの高校1年生最後の話です。しかしやることはいつもと同じでっせ!
3月も終わりに差し掛かったある日のこと、私は今日という記念すべき日を祝うべく、いつにも増して晩御飯作りに気合いを入れていた。何故なら今日はひとりちゃんが家で同居するようになって丸一年になる日だからである。そして今日にふさわしい献立はもう決めてあるのです。それはひとりちゃんの大好物の1つであるハンバーグ。ひとりちゃんがここに来て初めて食べたものだ。あの食べっぷりを見て私の食べさせたい欲が覚醒したと言っても過言ではない。さーて、今日もひとりちゃんのあの顔を見るために張り切って作るぞ!
熱したフライパンにバターを引き、バターが溶けたら小麦粉を少しずつ入れかき混ぜる。牛乳を少しずつ入れながらよく混ぜ合わせて、チェダーチーズ、ゴーダチーズ、白ワインを入れてさらに混ぜてチーズソースを作る。粗熱が取れたら雪◯だいふくの容器に入れて冷凍する。
牛挽き肉と豚挽き肉を7:3の割合で合わせて飴色になるまで炒めた玉葱の微塵切り、パン粉、卵、牛乳、塩コショウ、ナツメグ、を入れてよく捏ねる。
よし、下準備はできた。あとはひとりちゃんが帰ってくるのを待つばかりだ。フフフ…
「あっただいまです…」
「おかえりひとりちゃん」
今日のひとりちゃんはバイトとバンド練習があったからきっとお腹を空かせているはず。うーん、いつもの流れなのに気が逸ってしまうな。ああ、早く食べさせてあげたい!
「…あっ叔父さん何だかご機嫌ですね」
ひとりちゃん鋭いな。私のことをちゃんと見てくれてるんだね。嬉しい。
「あっわかるかい?今日はちょっと特別な日でね」
「あっあれ、何でしたっけ?」
「今日はね、ひとりちゃんが家に同居するようになって一年になる日なんだよ」
「あっ…ごごごごごめんなさい!わっ私すっかり忘れててお祝いとか用意してなくて、あっおっ叔父さんの家が嫌だったとかそういうわけではなくて…むしろ居心地良すぎてこの日常が当たり前になってたというか」
おおぅ…カタカタ震えながらみるみる作画崩壊していく。
「うん、わかってるわかってる。大丈夫だから落ち着いて。そんなわけで今日はいつも以上にとびきりのご馳走用意するから期待しててね!あっお風呂沸いてるから入っておいで」
「あっはい」
よし、ひとりちゃんの入浴中に仕上げてしまおう。ミンチ肉で冷やし固めたチーズソースを包み込み、大きめの小判型に成形する。火をつける前にフライパンに置き、弱火でじっくり焼いていく。両面に焼き目が付いてきたら蓋をして蒸し焼きにして中まで火を通す。焼き上がったハンバーグを皿に盛り、フライパンに残った汁に赤ワイン、ケチャップ、ソースを入れて最後にバターを溶かして作ったソースをハンバーグにかけて「完成」
「あっお風呂お先いただきました」
「うん、ご飯すぐできるからね」
「あっありがとうございます」
本日の晩御飯
炊きたてご飯(はるみ)
叔父さん特製チーズインハンバーグ
キノコとほうれん草のバターソテー
じゃがいもきんぴら
粒たっぷりコーンスープ
「では手を合わせてください」
「あっはい」
「「いただきます」」
「わぁ…ハンバーグ…あっそういえば私が来た日もハンバーグでしたね」
「覚えててくれたんだね。そうだよー、兄さんからひとりちゃんの好物を聞いてひとりちゃんが来る日は絶対食べさせようって決めてたんだ。だから今日もひとりちゃんの好きなハンバーグを作ると決めてました!今年は去年よりさらにレベルアップしてるよ」
「ゴクッ…レッレベルアップですか」
ひとりちゃんはフォークとナイフを使いハンバーグを切り分けた。すると中からトロットロになったチーズソースが溢れ出て、ひとりちゃんから「ほわぁ…」という声が出た。目もキラキラと輝いているようにも見える。うんいい反応だ。かわいい。
「チーズが中に…あっファミレスにこんなメニューがあったような」
「そうそう、それを見よう見まねで作ってみた」
「あっこれって作れるものなんですね」
「うん、自分でも予想以上によくできたよ。やってみるもんだね」
「へぇ…すっすごい。あっいただきます。はむ…んっん~♪」
ああ…たまらない。器用にフォークを使い、ハンバーグにチーズソースを絡めながらパクっと頬張ってモグモグする姿。本当にたまりません(語彙力低下)
「ほぅ…美味しいです。あっ叔父さん、こんなに美味しいご飯を毎日ありがとうございます。にっ2年生になっても引き続きよっよろしくお願いします」
「うん、叔父さんも毎日こんなに美味しそうに食べてくれて嬉しいよ。こちらこそよろしくね」
この1年でひとりちゃんを取り巻く環境は大きく変わったけど、それだけひとりちゃんが一生懸命になれることや大事な人が増えたってことだよね。私はご飯を作ってあげることぐらいしかできないけど、少しでもひとりちゃんの支えになれるならこれ程嬉しいことはないね。
ごちそうさまでした
「そっかー…ひとりちゃんはもうすぐ高校2年生になるのか。クラス替えで喜多さんと一緒になれるといいね」
「そっそうですね。あっ私自己紹介の台詞も考えてあるんです」
「自己紹介?あー新しいクラス皆に言うやつか。えっひとりちゃん大丈夫なの?」
「あっはい、ばっ爆笑の渦に巻き込みます」
ふむ、なにやら自信満々のご様子。文化祭の時も大活躍だったし、ここで自己紹介をバッチリ決めればクラスの人気者間違いなしだね!
「それは…新学期が待ち遠しいね」←叔父さんダイブ辺りの記憶が飛んでいます。
「あっはい。えへへへ…」←叔父さんダイブ辺りの以下略
この私達の他愛ない会話が、ひとりちゃんが新たな黒歴史を残す盛大なフラグになることを知るのはもう少し後の話である…。
次回 反省会する姪と◯◯
さて何を反省するのでしょう?
↓おまけ
もしもぼっち・ざ・ろっく!のキャラが◯◯だったら
もしも童話の主人公だったら
後藤ふたり×赤ずきん
配役
赤ずきん→ふたりちゃん
狼→星歌さん
おばあさん→ひとりちゃん
猟師さん→山田
「おーかみさんおーかみさん!あなたの耳はどーしてそんなに大きいのー?」
「おばあさんな?それは赤ずきんの声をよく聞くためだよ」
「おー…ばーさんおばーさん!あなたのお目目はどーしてそんなに大きいのー?」
「それは赤ずきんの姿をよく見るためだよ」
「おばーさんおばーさん!あなたのお口はどーしてそんなに大きいのー?」
「それは…お前を食べる(意味深)ためさー!!」
「キャー♪」
「そこまでだべらぼうめ!ホールドアップだ狼野郎」
「えっ、待て待て出てくるの早いだろう。猟師が来るのは赤ずきん食べて(意味深)居眠りし始めてからだろうが!」
「いやもう絵面が犯罪と言うか事案なので上からストップがかかりました。おとなしくその手を離そう」
「チッ…赤ずきんスマン。そういう訳だからここまでだ…」
「えーつまんないー!」
「じゃ、私はおとなしく退散するよ。おつかれー」
「いや待ちなさい狼」
「なっ何だよ」
「その腰にしがみ付かせてるぼっ…おばあさんは置いていきなさい」
「こっこれは先におばあさんを食べて(意味深)しまったという体でこうしてるだけで…」
「私は狼のお腹の中…私は狼のお腹の中…」
「あはははは♪おねーちゃん腹巻きみたーい!」
「こっこの温もり結構落ち着く…」
めでたしめでたし?
つづく(続けてみせようホトトギス)