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ぼっち・ざ・ろっく!一番くじvolume2最高すぎた…
今回はアンソロジーコミックのエピソードに叔父さんをねじ込む暴挙。だって面白そうだったから…しょうがないよね!
「えーん!深刻なキラキラ成分不足です!」
いつものスタ練が終わり、二学期が始まってしまったダメージを少しでも回復するため早く叔父さんの家へ帰ろうと支度しているところに喜多ちゃんが叫び出した。新学期早々喜多ちゃんが御乱心だ…前にもこんなことがあったな…あの時は下北沢を散策したっけ。
「また郁代の発作が始まったか」
「キラキラ成分不足って…この間あたし達と晋作さんとでリョウの別荘行ったじゃん」
「それは結束バンドの活動の一環としてですよ!今の私達は女子高生でもあるんですから!一度しかない貴重な青春にもっとたくさんイベントがあってもバチは当たらないと思うんです!」
「でもあたし達今バンドのためにお金貯めてるから大したことできないよ?」
「万年金欠はバンドマンの宿命…」
「あっですね」
「それは…私もですけど。でも何かヤりたいですー!」
こうなった喜多ちゃんはもう手が付けられない。また下北沢周辺をブラブラすることになるのかな…あれはあれで楽しかったけどできればもう帰りたい。
「うーん、じゃあみんなでご飯作って食べるとか?」
「ご飯!ゴチになります!」
「なんでだよ!奢らないよ!」
「でもみんなでお料理は楽しそう!」
「ご飯代浮くし良い案でしょ?」
「でも何作ります?せっかくなら女子力高めな映える料理を!そしてイソスタ更新を!」
喜多ちゃんの言う映える料理って、もしかして陽キャ御用達のキャッキャウフフでウェイウェイフゥ~♪な陰キャに大ダメージを与える類いのメニューなのでは?だとしたら全力で拒否したい!なんとか回避できないものか…あ、そうだ!
「あっあの、料理ならおっ叔父さんに相談すればいい案を出してもらえるかも…」
「うむ、晋作オジサンならば私を満足させるメニューを考えてくれるはず!」
「お前は何様なんだ?でも晋作さんいきなりそんな事相談して迷惑じゃない?」
「あっ叔父さんならきっと大丈夫だと思います…いっいつも私に何を食べさせようか考えてるくらいなので、そっそういう相談なら喜んで聞いてくれると思います」
「そうと決まれば善は急げです!早速聞いてみましょう!叔父様ー!」
ん?ロインの通話だ…もうすぐ帰りますの連絡かと思ったけどひとりちゃんじゃなくて喜多さんから?
「はいもしm『叔父様ー!』
ビックリした…喜多さん随分とテンション高いね。
「喜多さん?どうしたのかな?」
『実はご相談があるんです!』
喜多さんの話を聞いてみると、結束バンドで今日の晩御飯を作ることになったけど肝心のメニューが決まらないということで私に連絡してきたらしい。なるほど、皆でご飯を作って親睦を深めるのか…それは良いことだね!
「ふむ、そうだな…皆で作るなら手作りの餃子とかどうかな?場所なら私の家の台所を使うといいよ。大きめのホットプレートもあるし、食材が足りなかったら家のを自由に使ってもらって構わないよ」
『叔父様の家で手作り餃子パーティー…アリだわ!』
スマホの向こうでは結束バンド全員がその案に賛同する声が聞こえてくる。どうやら手作り餃子パーティに決定しそうだ。
『それじゃあ今から必要な食材を買い出ししてから叔父様の家に向かいますね!』
「はーい、こっちも必要そうな器具を用意しておくよ」
さて、思い掛けずに結束バンドの手作り餃子パーティーの会場に選ばれたのは嬉しい限りだ。とはいえ、私が餃子作りに出しゃばるのは趣旨が違ってくるだろう。少し残念だが、今日はあくまで場所を提供するおじさんとして一歩引いた立ち位置で見守るムーブでいこうそうしよう。
ピンポーン
「はーい、いらっしゃい。ひとりちゃんもおかえり」
暫くしてインターホンが鳴り、玄関のドアを開けると結束バンドの4人がそれぞれ食材の袋を持って登場。あっリョウさんは手ぶらだ。
「あっただいまです…」
「こんばんは晋作さん、突然押し掛けることになってごめんね~喜多ちゃんの定期的な発作がまた起きちゃって」
「今日は叔父様に私達特製の餃子を振る舞いますよー♪」
「お腹空いた…早く作って」
「なんでだよリョウも手伝うんだよ!」
「えー」
「あはは…リョウさん、皆で作るときっと楽しいよ。今日は私は後ろで見てるから頑張ってね」
「えー全部晋作オジサンに任せれば楽なのに…」
「それだと意味ないでしょ!いいからみんなで作るの!」
虹夏ちゃんの一喝で全員が台所へ移動する。ある程度の工程はここに来るまでに調べていたようで、虹夏ちゃんと喜多さん先導で餃子作りを開始した。うんうん、友達とワイワイしながら料理するのはきっといつもと違う特別な晩御飯になるよね!その様子を見守っていられるなんて幸福この上ないね。
みじん切りにしたキャベツ、ニラ、白菜、葱を混ぜ合わせて塩をふる。軽く絞ってキッチンペーパーで水分を取り除き、豚ミンチしょうが、ニンニク、醤油、オイスターソース、ごま油、塩を入れてよく捏ねる。
「餃子の餡できましたよ!」
「喜多ちゃん手際いいね~」
「郁代が捏ねた餃子の餡…サインと顔写真付きにすれば次の物販で売れるか?」
事前に調べたのか喜多さんは慣れた手つきで餃子の餡を作り終えた。リョウさんが不穏なことを言っていること以外は順調そうだね。
「それじゃ包んでいくよ~ほらぼっちちゃんとリョウもやるよ!」
「あっはい」
「めんどい…」
用意した餃子の皮を使って結束バンド皆で思い思いに包み出す。まるでお店で出てくるお手本のような形に仕上げる虹夏ちゃん、バラや帽子や風車等ネットで調べたあらゆる包み方を試す喜多さん、最初は丁寧なのに徐々に雑になっていくリョウさんとそれぞれの個性が出てて見てて面白い。ひとりちゃんのは…何故か巨大な団子のような状態の餡に皮がそのまま張り付いている。どうしてそうなった…。
「あっ…私に餃子包みの才能は皆無のようです…へへ」
「ぼっちちゃん、難しく考えないで。こうやって普通に半分に折り畳んで両端をキュッと捻れば…ほら、キレイにできるでしょ?」
「あっはい、半分に畳んで…キュッ…あっ本当だ」
おお~虹夏ちゃんナイスフォローだね!
「晋作さんも見てないで一緒に作ろうよ!」
「えっ私も?邪魔にならない?」
「ならないならない!そうだ、同じ味ばっかりじゃ飽きちゃうから何か変わり種の餃子作ろうかな!晋作さん教えて!」
今日は一歩引いた位置から見守ってようと思ってたんだけど…虹夏ちゃんから直々にお願いされちゃ仕方ないね!
「そういうことなら喜んで。そうだな…エビと枝豆があるからこれで水餃子のスープでも作ろうか」
「お、いいね~」
「叔父様の水餃子!楽しみだわ~♪」
下処理したむきエビを1センチの大きさに切り、枝豆、ネギ、しょうが、酒、塩と合わせて餃子の皮で包む。熱湯で1~2分茹でてから鶏ガラスープに入れて「完成」
「こんな感じかな。今日は1枚にしたけど水餃子にする場合は皮を2枚重ねて使うとモチモチ感が増すよ」
「なるほど~今度家でもやってみよっと」
「海老の赤色と枝豆の緑が映えるわ~♪」
「じゅるり…もう限界…これを前菜にして待ってるから早く焼いて」
「おいこらリョウ!こっちももうすぐ焼けるから我慢して!」
ホットプレートに油を引いて餃子を並べる。ホットプレートを温め始め、焼き色が付いたら水を入れて蓋をする。5分程蒸し焼きにして水分を飛ばしたら餃子に当たらないようにゴマ油をかけて「完成」
本日の晩御飯
結束バンド特製焼き餃子
叔父さん特製水餃子スープ
「ではみんな~手を合わせて!」
「はーい♪」
「あっはい」
「早く早く」
「はい」
「「「「「いただきます」」」」」
今日は結束バンドの手作り餃子が晩御飯。野菜たっぷりで包み方も4人それぞれの個性が出てて可愛らしい。
「んっあっあつつ…あっ美味しいです」
「ん~♪焼き目がカリッとしてて皮モチモチで中身はジューシーで…伊地知先輩これ焼き加減神がかってますよ!」
「本当?よかった~晋作さんはどう?」
「うん、とても上手に焼けてるよ。お店で出されても遜色ないね」
「えへへ♪ありがと!」
「はむっはむっんむんむ…うむ!うまい!100個はいける!」
「リョウさん喉詰まらせちゃうから落ち着いて食べてね」
「ズズズ…んぐんぐ…はー水餃子美味し~エビと枝豆の食感がたまらないね!さすが晋作さん」
「ですね!この食事風景もイソスタに上げときます!」
「喜多さん例によって私の姿は入れないようにしてね?」
「はーい♪」
喜多さんの発作からやることになった餃子パーティーだけど、皆大満足の出来になったようで私も嬉しい。こうやって近くで見ていられる幸せをしっかり噛み締めて…うん、餃子本当に美味しいな。
ごちそうさまでした
「たくさん作ったから食べきれなかったね~残りはお姉ちゃんの晩御飯かな。晋作さんもよかったら食べてね!」
「けぷ…調子乗って食べすぎた…晋作オジサンの水餃子が罠だった」
「はー♪満たされたわ~!キラキラ成分補充完了です!」
餃子パーティーがお開きになり、虹夏ちゃんたちは三者三様の満足そうな顔で帰っていった。隣のひとりちゃんも心なしかご機嫌なように見える。
「餃子美味しかったね。ひとりちゃんが包んだ餃子も上手だったよ」
「あっはい、あっありがとうございます…へへへ」
ん?このニオイは…喜多さんニンニク結構たくさん入れちゃったみたいだね。ひとりちゃんからなかなかに芳しい香りが…しかし女の子に向かってそんなこと言うわけにはいかないな…えーと、消臭効果のある飲み物とかあったかな?
次回 SICK HACKと◯◯
↓おまけ
もしもぼっち・ざ・ろっく!のキャラが◯◯だったら
もしもプ◯キュアだったら
後藤ひとりの場合
「大変ジミ!町中のギターが壊されてるジミ!きっとタテブエナメタンの仕業ジミ!」
「えっジミヘンがしゃべった!?」
「細かいことは置いといて早速変身するジミ!」
「えっあっへっ変身」
キラキラキラーン
「…猫背の虎は孤独の力…キュアボッチ…へっ」
「さあキュアボッチ!早くタテブエナメタンと戦うジミ!」
「あっ…無理です」
「えっ!?」
「こんなキラキラフワフワした服着て公衆の面前で動き回るなんて陰キャ代表の私にはハードルが…うっ」
「なんで変身しただけでダメージうけてるジミ!?」
「やたらカラフルだし毛量増えてるし…逆に動きづらい…大体何で私を選出するのかわからない。こういうのはふたりにやらせた方が似合うだろうし人気も出るはずだし」ブツブツ
「ダンボール被っちゃだめジミ!戻ってくるジミー!」
伊地知 虹夏の場合
「このままじゃ世界はタテブエナメタンの支配下になってしまうジミ!虹夏ちゃん、世界を救えるのは君しかいないジミ!」
「ジミヘンがしゃべった!?っていうかタテブエナメタンって何!?」
「さあ変身するジミ!」
「うーん、よくわかんないけどやってみるよ!変身!」
キラキラキラーン
「元気ハツラツ正義のドリトス!キュアスターリー!さあどんな悪者もやっつけちゃうよ!」
「その意気ジミ!先ずはあっちの隅っこでダンボール被ってるキュアボッチを説得するジミ!」
「戦うんじゃないんかい!もーほらぼっちちゃん覚悟決めて行くよ!」
「あっでも私がこんな陽キャ丸出しのひらひらした衣裳着て戦うなんて絶対需要ないし…」
「そんなこと気にしなくていいよ!世界からギターがなくなったらハンドできなくなっちゃうでしょ!あたしも頑張るから一緒に戦おう!」
「あっはい」
つづく(残り2人は次回)