結束バンドの新曲ラッシュが止まらんね(嬉しい悲鳴)
今回は原作でひとりちゃん達が(おそらく)ご飯を食べて帰ってくるのでデザート回だよ。
ピロン
今日は喜多ちゃんとクラスのみんなとご飯を食べて帰るので遅くなります。
数時間前にひとりちゃんからロインがきた。喜多さんだけでなくクラスの友達も一緒にご飯か…新学期が始まってから喜多さん以外と話してない(話しかけてこない)と嘆いてたし、これを機にクラスメイトとの仲を深められるといいな。きっと喜多さんも一緒だろうし楽しい食事になることだろう。晩御飯を食べさせられないのは少し寂しいけど、その分ひとりちゃんには目一杯楽しんできてほしいね。
ピロン
おっと、今度は喜多さんからロインが…おお、これは!
クラスの有志で未確認ライオットの慰労会を開いてくれました!最高のサプライズです♪
という文面と共にバッチリカメラ目線でポーズをとっている喜多さんとその後ろで顔が崩壊しているひとりちゃんのツーショットが送られてきた。なるほど慰労会だったのか。わざわざひとりちゃんと喜多さんのために開いてくれるとは…クラスメイトはとてもいい子たちばかりみたいだね。サプライズの割には喜多さんの表情はカメラ映えする写りのキメ顔をしてるように見えるけど…。まあいつも通りかわいいからいいか!さて、晩御飯は無理だけど、せめて帰ってきた時に軽めのデザートとか出せたらいいな…。お取り寄せしておいたアレを使うか。
ブドウジュースを温めて砂糖を加える。沸騰前に火を止めて粉ゼラチンを入れてよく溶かし、皮を剥いたブドウの実を入れた器に注ぐ。
よし、あとはこれを冷蔵庫で冷やしておけば完成だ。あっそうだ、喜多さんもよかったら家においでと連絡しておこう。もしお腹いっぱいで食べられなくてもお持ち帰り用に包んで持たせればいいよね!
数時間後、慰労会を終えたひとりちゃんと喜多さんが帰ってきた。
「あっただいまです…ふへへへ♪」
「おかえりひとりちゃん。なんだかご機嫌だね」
「お邪魔します叔父様!ウフフフ♪」
「喜多さんもいらっしゃい。すごくニッコニコしてるね」
2人とも余程慰労会が楽しかったのか部屋に入ってからも終始溢れんばかりの笑顔だ。2人の胸元には『本日の主役1』と『本日の主役2』のたすきを装備している。かわいい。
「フフフ♪叔父様見てください!これ!」
「ん?これは?」
「あっささささん…クラスの友達が作ってくれたんです」
「力作なんですよ!」
上機嫌な喜多さんが見せてくれたのは『結束バンドがんばったで賞』と書かれた手作り感満載のトロフィーだった。紙コップのような物に金色の折り紙で装飾が施してあり、下の台座もしっかりしていて、根本にはかわいいリボンも付いている。一目で結束バンドのために一生懸命作ったという優しさや思いやりがひしひしと感じ取れる。
「ほう…これはこれは見事なトロフィーだね」
「ファイナルステージに進めなかったのは今でも悔しいですけど、こうして身近に応援してくれてる人達がたくさんいるって実感できてとても嬉しかったです!私、もっともっと頑張ろうって思えました!ねっ!ひとりちゃん!」
「あっはい!」
「うん、私もファンの一人として応援するよ!あっ喜多さん軽めのデザート用意してるけど食べていくかい?」
「はい!いただきます♪」キターン
「よしきた。すぐ用意するから待っててね」
冷蔵庫から冷やしておいたゼリーを取り出し、上に半分に切った皮付きのブドウとミントの葉を添えたら「完成」
本日のデザート
叔父さん特製ブラックビートゼリー
「わっわぁ…」
「すごいわ!ゼリーの中の大きなブドウの存在感と漆黒に近い紫のツヤツヤが映えるわね♪」パシャシャシャシャ
「では手を合わせてください」
「あっはい」
「はーい♪」
「「「いただきます」」」
「はむっ…んっんっ…あっ冷たくておいしい…」
「本当!さっぱりと甘酸っぱくてお腹いっぱいのはずなのにスルスル入っていっちゃうわ!」
「熊本県のブラックビートっていうブドウを使ってるんだ。大粒であっさりした味が特徴なんだって。あっ上に乗ってるのは皮ごと食べられるよ」
「ブラックビート…なっなんかカッコいい響き…」
うん、このブドウの名前を見てひとりちゃんなら食いついてくるだろうと思っていたよ。カッコいいよね、なんというか悪の日朝ヒーローみたいで。
「きっ今日は周りからチヤホヤされて1日ぬるま湯状態で楽しかった…フヘヘ」
「皆に期待してるって応援してもらえたし、さっつーから貰ったこのトロフィーをロッキンのステージで掲げてみせるわ!」
2人とも良い顔してるね。慰労会はこれからの結束バンドの活動の大きな活力になったみたいだ。ひとりちゃんの友達に感謝感謝だね!
ごちそうさまでした
「叔父様ありがとうございました!叔父様も結束バンドの活躍期待しててくださいね!」
「うん、もちろん楽しみにしてるよ」
大満足といった表情で喜多さんは帰っていった。私も用意したデザートを食べてもらえて満足です。
「ひとりちゃんも皆に応援してもらえてよかったね」
「あっはい。フヘヘ…あっでもお礼にさっささささん達にサイン書いてあげようとしたら断られちゃいました…。あっ叔父さんもいりますか?」
「えっサイン?そういえばひとりちゃんのサイン貰ったことなかったね。せっかくだからいただこうかな」
「あっはい!まっ任せてください」
ノリノリのひとりちゃんはどこから取り出したのか色紙とサインペンを手にしてスラスラと慣れた手つきで自分のサインを書き出した。1度も見たことないけど相当数書いたんだね。
「はい、かっ書けましたどうぞ」
「ありがとう。大事にするね」
ひとりちゃんから受け取ったサインをまじまじと眺める。Bocchiというサインの上にしっかりと『晋作叔父さんへ』と書かれている。こういう気遣いは嬉しいね。これはそうだな…玄関に飾っておこうかな。
次回 大食いチャレンジしたいリョウさんと◯◯
アンソロジーコミックからのお話だぞ。
↓おまけ
もしもぼっち・ざ・ろっく!のキャラが◯◯だったら
もしも虹夏ちゃんがVTuberだったら
「おは下北~!下北沢からバンドとライブの素晴らしさを発信するガールズバンド系VTuber夏野ニジエルだよ♪今日も張り切って配信していくから応援よろしくね~」
<おは下北~
<おは下北~
<今日もかわいい
<今日もドリトス元気に動いてるな~
<俺の嫁の配信キター
<↑みんなの嫁定期
<今日はなにすんのー?
「今日はなんと!あたしがやってるバンドの新曲が完成したので、その練習をしていきまーす」
<おお~!
<新曲来ちゃー♪
<ワクワク
<かわいい
<ドリトスピョコピョコしとるw
<投げ銭用意しとくわ
<完成したばかりの曲をいきなり!?
「あくまで練習だし、視聴者のみんなにはドラムパートしか聴こえないから、もし曲全部聴きたいって人がいたらあたし達が活動してるSTARRYっていうライブハウスで演奏するから足を運んでみてね!」
<行きます
<行きます
<逝きます
<かわいい
<そのドリトス食べたい
<商売上手だな~
<しょうがねぇ行ってやるか
「それじゃいきまーす!ワンツースリーフォー!」
演奏後
「いや~新曲難易度高いな~。結構ミスっちゃったよ」
<888888
<888888
<888888
<うまかった
<ブラボー
<これは名曲の予感
<かわいい
<ドリトスかわいい
<つ500円 ライブ絶対観に行きます!
「投げ銭ありがとー♪本番も頑張るから応援よろしくね!それじゃ今日の配信はここまで!お相手は下北沢のガールズバンド系VTuber夏野ニジエルでした~♪」
<乙~
<乙~
<今日もかわいかった
<今日もいいドリトスだった
<ライブが楽しみです!
<おつ下北~
数日後
「ライブお疲れ~段々結束バンド目当てのお客さん増えてきてるし、この間の配信でSTARRYと結束バンドの宣伝できたってことだよね♪」
「それなんですけど伊地知先輩、イソスタで伊地知先輩の姿が写った結束バンドの写真をあげたら話題になってますよ!」
「話題?何々~?」
「これのことじゃない?『動くドリトスがかわいい下北沢の大天使VTuber夏野ニジエルは中の人もかわいかった!』ってやつ」
「あっそれだと思います。みっみんな夏野ニジエル目当てだったのに虹夏ちゃんを見た途端どよめいてたので…」
「ライブハウスで実際に会えるVTuberとして有名になってきて、さらに伊地知先輩の顔バレで人気に火が着いた感じですね!」
「いや~なんか照れるな~」
「物販の売れ行きも好調。夏野ニジエルサイン付きドリトス500円が飛ぶように売れてる」
「何それ初耳なんだけど?というかぼったくりすぎる!それにあたしサインした記憶ないよ!?」
「お客の需要に応えただけだよ。それに結束バンドだけじゃなくて夏野ニジエルの活動にもお金がかかるから。あっサインはぼっちが代わりに書いてくれた」
「あっ書かされました…」
「詐欺じゃん!今すぐ撤去しなさい!」
結論 虹夏ちゃん本人が一番かわいい
つづく(続くよ?続くからね?)