IS 白き一角獣   作:どこぞの機械好き

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定期テストで更新が遅くなります。ご了承ください。

セシリア原作より少し違うかも。

それではどうぞ。


第3話 よろしい、ならば〇〇だ。

「すこしよろしくて?」

 

 のほほんの次に話しかけてきたのは金髪の左右に縦にロールした髪を持つ欧系の人? だった。確か名前は……

 

「どうしました、セシリア・オルコットさん? だっけ。確かイギリスの代表候補生の。これからよろしくお願いします」

 

「間違いないですわよ。どうやら思ったよりもしっかりしているようですね。さすが若社長といったところでしょうか」

 

 むう。すこし下に見られてる感じがする。

 

「世界でただ二人だけの男性操縦者の片割れがどれほどの人なのかを見定めに来ましたの」

 

 やはりそうか。今どきよく見る女尊男卑主義の人なのか? しかし妙だな…………根っからそのような考えをしてないような気がしてやまないのだが(もしかしなくても:NTの感知能力)……今はあまり探らないでおいとこう。

 

「俺はまだメンタルに余裕があって学校のこととか調べれたけど、一夏は結構まいいってたようだから無理に期待するなよ?」

 

「あら、そのようでしたらもう一人の方にはあまり期待はせずに話しますわね」

 

 うーん、なんでそんな言い方するんだ? わざわざかすこし挑発気味に話さなきてもいいじゃないか……

 

「……もうそろそろチャイムなるぞ? 出席簿の餌になりたくなかったら戻ったほうがいい」

 

「あら、もうそんな時間なのですね。ではごきげんよう」

 

 これから一波乱ありそうだ。

 

 ────―

 

「それでは授業を始める。

 まず大前提としてお前たちに心がけてもらう事がある。ISは今でこそ競技の範疇に収まっている上にアラスカ条約で軍用としての使用が禁止されているとはいえ、人の命を簡単に奪うことができる()()であることに変わりはない。

 お前たちひよっこはその()()を正しく扱う術を学ぶためにここにいる。それを心得ている前提で授業を始める」

 

 IS学園に入って初めての1限目が始まり、織斑先生が最初に心得を叩き込んでいる。やはり、こういったことは覚えておかないとうっかりで人を殺めてしまう場面が多発するだろう。

 

「ISの学園外での無断展開は届け出を出してないかつ、悪質な使用をするとIS法第2条第3項に違反してしまい、IS委員会の査問会議によって罰が決定するので──―

 

 授業ははじめだということもあり、ISの運用や扱いの注意についての初期的な知識について山田先生が授業をしている。

 俺はIS自体の構造や整備の方面にについてはあのうさぎと一時期一緒にIS作っていた事もあり、問題はないと思うが法律などは全く知らん。

 いや、本当に法律なんてコロコロ変わるから全部覚えるのめんどくさいんだよ……(『もしや一語一句逃さず?』)当たり前だよな。

(『』)

 ……どうしてそこで黙る。

 

 シャア(おしゃべり相手)が反応しなくなったので授業に意識を移す。

 俺の席の前では一夏が顔を青くしていた。腹壊したのか? 

 

「一夏くん、何かわからないところでもありましたか? あったらぜひ教えて下さいね!」

 

 山田先生も一夏の変化に気が付き教卓から身を乗り出して質問がないか聞いている。

 

「……ほとんど全部わかりません!」

 

「……え? ほとんど、ですか?」

 

「はい!」

 

 これにはどうしたら良いのかわからないのだろうか、涙目になってオロオロしだす山田先生。

 

「織斑、入学前に渡した参考書はどこにやった?」

 

「あれですか? タ○ンワークかと思って廃品回収に出しましたッ!」

 

「必読と書いてあっただろう!」

 

「バイザック!?」

 

 本日4度目の出席簿アタックをもらう一夏。8000万。

 

「再発行するから覚えておくように。1週間で覚えろよ。それまでの間尾白、頼めるか?」

 

 なんで俺に押し付けるんですかねぇ……まぁ学園内で今のとこ話しやすいやつ俺くらいしかいないから当然か。

 

「はぁ……後でノート見せてやるから写せ」

 

「……悪い」

 

 ────―

 

 また授業が終わって休み時間、俺は参考書を自分なりに解釈して書いたノートを一夏に見せていた。やることがないので一夏の横に立って少しわかりにくい場所を補足したりしている。

 

「──―とりあえずここまででいいんじゃないか? これだけでもあの授業の感じだと2週間は持つだろうな。残り時間はゆっくり休みな」

 

「本当にすまん、流星」

 

「少しよろしくて?」

 

 また現れたか、縦ロールさんや。頼むから面倒なことしないでくれよ。

 

「んぁ?」

 

「まぁ!? なんですの、その返事は。わたくしに話しかけられるだけでも光栄なのですから、それ相応の態度と言う物があるんではないかしら?」

 

 ……しないでくれよぉ。

 

「わるい。俺、キミが誰だのか知らなくて。名前はなんていうんだ?」

 

「……イギリス代表候補生のセシリア・オルコットさんだ」

 

 紹介してもらって嬉しいのかフンス! と喜びの表情を出している。

 

「へぇーオルコットさん……で代表候補生ってなんだ?」

 

 とここで一夏が爆弾発言を投下。

 聞いていたであろう周りの女子がずっこけて俺とオルコットもガクッとなる……俺たち新喜劇の才能あるんじゃねえか? 

 さっきまで嬉々としていたオルコットの肩が震えだす。

 

「あ、あなた、代表候補生を知らない!? 本気で行ってらっしゃいますの!?」

 

「おう、知らん」

 

 もうやめてくれ! 問題増やさないでくれ! 

 

「信じられませんわ。極東にはテレビも置いてないのでしょうか?」

 

 えぇ……俺たちの文化レベル低すぎませんかねぇ……

 

「いや、日本のテレビの普及率ほぼ十割だから少なくとも高齢者の家でも普通にあるはずだぞ……一夏、代表候補生というのはな、その国における国家代表の候補として選ばれた人たちのことだ」

 

「へぇー、とにかく凄いんだな!」

 

「……すこし国家代表候補生より名が劣るしれんが、俺も企業代表だからな。俺の会社の」

 

 ここで少しお返ししておく。

 

「ええっ!? ……そういえばそれもそうか。どっちもすげぇんだな」

 

「まぁ、あなたも……とにかくエリートなのですわ! 入学試験で唯一教官を倒すことのできた人物ですから! そんな候補生たる私に話しかけられるのも光栄ではなくて?」

 

「あれ? 試験の教官なら俺も倒したぞ?」

 

 え、いやすごくね? でも待てよ、そんな乗ってすぐの動かし方もほとんど分からん一夏がそんなこと事できるのか? 

 実戦に乗り方わからん新兵がMS乗って手加減しているベテラン乗りと戦うようなもんだぞ……おそらく何かしら教師が自爆したんだろうな。

 

「あ、あたくしだけだとうかがっていたのに!?」

 

「女子だけではっていうオチなんじゃないか?」

 

 それは多いにあると思うな、うん。

 

「あ、あなたはどうなのですか?」

 

 そりゃぁもちろん

 

「負けたさ。最後は体力不足で倒れて。というのも今はある事情が重なって少し筋肉が衰えていてな……あと1ヶ月ほどでもとに戻せるはずなんだがな。

 

 

 

 

 

 ──―60分間戦い続けて負けたよ、織斑先生に」

 

「やはり男性は……え? 60分間、織斑先生と戦っていた?」

 

 気のせいだと思うが周りの空気が凍りついた感覚になる。……気のせいだろうな? 

 

「そりゃあ一夏やオルコットさんには負けるだろうな」

 

「「…………」」

 

 え? どうして二人とも黙っちゃうんですか? 

 

「……あれ? 戦ったの織斑先生じゃなかったの?」

 

 二人が激しく首肯する。あれ? 

 

「流石に教室に織斑先生と戦った人、一人はいるだろ、う……」

 

 周りに同志がいるだろうと全員が首を横に振って否定している。あっるえー? 

 

「……織斑先生はあまりに強すぎるので試験教官では無いはずなのですが……」

 

「いや、織斑先生が試験するって試験開始前織斑先生から直々に……」

 

 俺の首を授業の準備を終えてこちらを見ていた織斑先生に向けるとバッとすぐにそっぽを向く。

 

「……なんで俺だけだったんだろう? 別に他の人ともおんなじように本気でやればよかったのにな」

 

 

 

「「「「「「私達(俺)殺す気!?」」」」」」

 

 

 

 クラス全員からツッコまれた。解せぬ。(『私も()()()()()あれとタメ張れる流星がおかしいと思うぞ』)

 シャア、あんたもか。

 

 ────―

 

「これから授業を始める……そうだったな、その前にクラス代表を決めないといけん。クラス代表は学校行事の司会をしたり5月にあるクラス対抗戦などにクラス代表で出てもらうことになる。自他推薦は問わないぞ、誰かいないか」

 

 織斑先生が授業のはじめにクラス代表を募る。ここはやはりというか……

 

「織斑くんを推薦します!」

 

「あたしも!」

 

「お、おれ!?」

 

「いや、そこは尾白くんでしょ!」

 

「あたしもりゅーりゅーがいいかなぁ〜。だって織斑先生と戦えるんだよ〜」

 

 と、一部まともな理由を述べている人をを除いて物珍しさゆえに俺たちが推薦される。しかし、経験を積むという観点から考えると惜しいことをしているな。代表になったら断然強い人と戦えるし。

 そう考えていると、

 

「待ってください! 納得がいきませんわ!」

 

 机を叩いて立ち上がったオルコット。 

 

「一部まともなことを言ってる人はいますが、そのような選出は認められません! 大体、そんなかんたんな理由で決まったクラス代表なんていい恥さらしですわ! わたくしに、このセシリア・オルコットにそのような屈辱を1年間味わえとおっしゃるのですか!?」

 

 少しまだ俺たちに嫌味がある言い方をするが、まぁ筋は通っているな。

 そう言ってオルコットはこちらを見てズビシッっと指を指し、

 

「実力のある生徒がクラス代表であることを決めるためにこの人たちに決闘を申し込みますわ!」

 

「それも一理あるな……それで構わないか?」

 

 織斑先生がこちらにこれで構わないかと聞く。

 

「いいぜ、四の五言い争うよりもてっとり早くていい」

 

「よろしい、ならば戦争だ」

 

「そこまでしなくていいわっ」

 

「ゲルググッ!?」

 

 今度はこっちのクレイドル1基分の住民(脳細胞)が出席簿にやられた。

 いたう。

 

「全く……では来週の月曜日、放課後にISアリーナで対戦してもらう。いいな?」

 

「「「はい!」」」

 

 さて、アイツらの作った新しい兵器の実験台になってもらうぞ(ニチャァ)




というわけで代表決定戦でデンドロ出します。
活躍はいかに!?

と、その前にまだ少し続きます。

参加形式実施中、ぜひご参加を。
ユニコーン4号機装備
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=298875&uid=427875
IS作ろう!
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=298944&uid=427875

敵として出るなら……どれ?

  • よう、首輪突き。
  • 世に平穏のあらんことを
  • 私こそが企業だ!
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