今回は、namako:BERSERKERさんのホワイト・グリントwithISガイノイドでお送りいたします。
ツィマッド社のIS製造所のある一室で、二人の男女がISを作りながら話をしている……
「そーいえばりゅーくんの
「嬉しかったんだよ……嬉し泣きはいつぶりだか……」
確か、前にそんな事あったのは……
最初の方でゼットというやつがいた頃だっけか。何の世界かは……だめだ、思い出せん。
…………ただ、
「……あ、そこの工具とって」
「これか? 「うん」ほい」
「ありがと……そういえば、いっくんは今何してるの?」
「あいつか? 今は……荷造りしてるぞ。ほら、ラウラと鈴の国元に挨拶に行かなきゃだろ?」
「えぇ〜? あの嘘くさい国に? 裏で何してるかわからないよ〜?」
手を何故かワキワキしながら、そう話す束。まぁ、実際怪しいことは否定しないな。
(『実際、ラウラがいい例だな。中国は……フルコースだったりするかもな』)
「そん時はそん時だ……何なら束も行くか?」
「うーん……今回はパスで。帰ってきたらた〜っぷり可愛がってあげることにするよ」
「せいぜい、一夏とどんなプレイするか考えときな」
「うぇっ!? プレイって……どうしよっかな……」
顔を赤くしてもじもじし始める束。やっぱり天災といえど、そっちはまだまだ初心者だな。
ちなみに一夏は……見た目によらない、意外なあれがストライクだったりするんだが……ヒットする日は来るんだろうか。
「そういうりゅーくんは、ロニィちゃんとどうだったのさ?」
「……ノーコメントで」
そんなの、人に言うもんじゃねぇ。
「ちゃ~んと、皆を抱かないといけないよ?」
「言われなくても、皆を愛するつもりだ」
「うわ〜……ストレートに宣言したね」
宣言して何が悪い? 相思相愛だぞ?
「はぁ〜……なんだかんだ言って、いっくんといる時間少ないんだよな……イチカニウム不足だぁ〜」
イチカニウムて……新しい物質作るんじゃねぇ。
ま、立場が立場だからしょうがないってのもあるがな……
「……IS学園の特別教師とかそれに類ずる者なら、合法的に近づけるんじゃ?」
「……いいね、それ。頼める?」
思いつきで言ってみたんだが……そんなにもイチカニウムを補給したいのか?
「わかった。多分夏休み明けからになると思うぞ?」
ついでに暇してるスコールとオータムも引きずっていくか……?
(『……今彼女達の端末に情報を送っておいた。後で返事が来るだろう』)
仕事が速いな、助かる。
他にも雑談しながら、どちらもキーボードで入力しながら話していると扉がノックされる。
「どうぞー」
「失礼する」
二人で最後の仕上げをしていると、部屋に副社長である
あいつはキョロキョロとしてから、俺を見つけて、口を開ける。
「ここにいたか、流星……して、この機体は?」
「お! 久しぶり〜まーくん! この機体はね〜……『ホワイト・グリント』! りゅーくんの乗ったことのある機体を、ISサイズで再現してみました〜!」
「もしも、アレスが封印された時に、な。そいつが使えなくなっても、専用機乗れ……なんて言われそうだろ?」
「……なるほど。して、性能の方は? 流石にアレス程ではないだろう?」
「第3世代機以上第4世代機と同等くらいか少し下だ。そりゃあな。作れんことないが……混乱招くだけだし」
これでも随分抑えたほうだ。何なら紅椿に勝ってるところもあるほどだ。
というか、アレスは自分が使っててあまり言えないかもしれないが、いささか強すぎる。
アレスは機体の分類こそISとなっているが、性能を見れば現行のISが霞んで見える。
「確かにね〜……展開装甲をすべて速度に回したとしても、追いつけないもんね!」
そう言ってるが……束なら、後数年すればアレスに追いつく機体とか作りそうだな。
「……また登録の手続きを進めておく。それで、私が見る限りほとんど完成しているようだが?」
「ロニィの機体情報をもらったんだよ。おかげでデザインがすぐに終わったし、あとは調整するだけだ」
「一番手間かかったのは、ISコアともう一つだもんね〜」
実際一番時間かかったのはISコアとコジマジェネレーターで、作るのに半日掛かった。
……感覚がおかしい気がするが、気の所為と思いたい。
(『気の所為ではない。半日でIS一機を組み立てれることは、普通の人はできないぞ?』)
うそん。
「……またISの教科書、改定しないといけませんね」
「467から468に、な」
実際は束が無人機を動かすためにもうちょっと作ってるが、それはご愛嬌だ。
パシュゥ−−……
ん? 何の音だ?
「……あれ?」
「どうしました、束さん?」
「もう……誰か乗ってる?」
顔を元の位置に戻すと……確かに、さっきはなかった人と思われる体がISの中に見られる。
「……なんかやったか?」
「いやいやいやいや!! 私今コア載せただけだよ!? ほんとに何もしてないよ!?」
『……ここは……どこだ?』
話せる、のか……?
「あー……もすもすひねもす?」
「それ私のセリフ……」
早いもんがちだよ。
『もすもす……心なしか、声も高くなってるし、変な機械身につけてる……どうなってるんだ?』
ホワイト・グリントは辺りを見渡し、キョトンと首を傾げる。
『さっきは……道路でトラックに轢かれたのに……どうして部屋の中にいる?』
トラックに轢かれた……? まさかとは思うが……俺とかロニィ達の、同類か?
「まず、解除……できるか? 出来なかったら解除って言ってみ?」
『……解除』
ホワイト・グリントが解除され、彼女の姿が顕になる。
とりあえず……
「「「……服、着ようか」」」
出てきたのは、高校生くらいの年齢であろう彼女は彼女でも、一糸纏わぬ彼女だった。
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「つまりここは……異世界ってことぉ!?」
「そ。ISっていう後ろの人「ども〜!」が作った機械がある世界だな。転生とか言うやつだ」
急遽売り物の服を渡した後、服を着た彼女とさっきと同じ部屋で話している。
ありがとう、繊維部門の方。
「くそう……AC6やっと買えたのに……」
立ち直るのに、時間かかって…………待て。
「AC、6だと……!? 最新版が出たのか!?」
俺の最初の世界では、VDが最新作だったのに……!
「おう、10年ぶりにFR○Mが出したぞ!」
「また今度、詳しく聞こう……」
一方束とマは……
「なんでさらっと説明できるのか……?」
「そんなこと言ったら、まーくんも社員も、軒並み転生してるでしょ?」
「それはそうだが……普通は口では言い表せない物だろう? 一度死んでるんだぞ?」
「そうかもね〜……」
現在、かなり高度な話をしながら、すでに関係各所への発表準備を進めたり、論文を作っている。
こいつら仕事早すぎないか……?
「……この世界って、俺みたいな人多かったりするんですかね?」
「何を基準にしたらいいかわからないが……うちの社員、半分くらいはそうだと言えるな」
把握してるのはそれだけだが……もっといたら問題とか起こってそうだし。
「へぇ〜……自分から聞いててあれなんですけど、結構いますね」
「そうかも、な……というかあんた、元は男だったんか? 口調からして……」
TSとかいうものか?
「おう。だから違和感が半端ないんだよ……おまけにこのISもちょっと考えただけで……」
眼の前の元男性がホワイト・グリントを展開し、「こういうふうにな」と言葉を続ける。
「そこは慣れだ。ガイノイドモドキのあんたが町中でIS出されたら問題になりかねん。絶対に慣れろ」
「えぇ〜……」
というか、人として成り立ってるこいつに戸籍持たせれるか?
見た目……というよりか、ISの待機形態(?)であるこいつ完全な人であるし、何なら中身は転生者ときた。
どうせ、国から研究でデータ取れって言われるだけだし……行けるか。うん。
無理なときはゴリ押そう。
(『……羨ましい』)
シャアの身体はもうすぐだ、待っとけ。
……
「名前、決めとかないか? 流石にホワイト・グリン子とかは嫌だろ?」
「それは嫌だよ!」
「だよな……なら、『白隼 閃光』なんてのはどうだ?」
白い閃光と、元愛機のエンブレムのホルスの目=ハヤブサから連想してみたんだが……
「しろはや、せんこ……それに、しようかな?」
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「というわけで、できたのがこの娘だ」
「よろしく、お願いします!」
『よろしくお願いしますっ!』
ツィマッド社まずは会社に今いる皆に挨拶をさせる。ちなみにIS製造所には全員は入り切らないので、一部はリモートで参加している。
「いやどういうわけだよ!?」
「オータム……考え込むだけ無駄よ。素直に受け入れなさい」
「でもよぉ、スコール……IS作ったら人もできましたーってあり得るのかよ!?」
「この会社だもの……できてもおかしくないでしょう?」
「それ言われたら何も言い返せないじゃないか……」
先ほど送ったIS学園に行ってほしいことを承諾してくれたオータムとスコールが、何やら漫才を繰り広げている。
実際……他の世界から来たマッドで愉快な仲間がえっぐいジェネレーターとか作ってたりするからな。
「オータムとスコールは、閃光の訓練を頼んでもいいか? 他の人にも頼む予定なんだがな」
(『他の人とは……?』)
例えば……ロニィとか一緒にこっちに来た元MS乗りとかにな。
「私は構わないけど……」
「なんで俺達に頼むんだ?」
「機体が世界トップクラスに強くても、乗り手が強くなければ意味ないだろ? ISを持ってるうちの中でも、手空いてるし」
「夏休み終わってからまた忙しくなるけどな」
夏休みが終わるまで30日強……できるな。
「そんだけあったら十分だ。というわけで鍛えてもらいたい。最終的には……国家代表候補クラス以上には仕立て上げたいな」
「国家、代表候補……ちょっと!? 俺に期待かけ過ぎじゃないか!?」
なーにびっくりしてんだよ……もともとAC乗りだったんだろ? コントローラーだが。
「
「……ご期待に添えるように、頑張ります」
今日、世界で初めてISガイノイドが発見され……後にISを擬人化したものが歌う流行があるのだが、それに閃光が「俺が……初○ミクになれるのでは?」と興味を持ち始めたのはまた別のお話。
白隼閃光はレギュラー化いたします……いい案を、ありがとうございます。namakoさん。
敵として出るなら……どれ?
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よう、首輪突き。
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世に平穏のあらんことを
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私こそが企業だ!