短編置き場   作:鯨蓮根

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狂気の魔術講師

 「と、いう訳なの。引き受けてくれるかしら?」

 

 「なるほど、ミナは仕事でリーンボックスに行かなければならず、白の女神も即売会で忙しい。だがロムとラムの魔法の勉強は毎日行う必要があり、そこでこの私に白羽の矢が立った訳だな、そうかそうか」

 

 「......やけに説明的な台詞ね......しかも私の言ったこと繰り返してるだけだし......」

 

 「さっさと本題に入らなくてはならないからな、しかし魔法の講師に私を選ぶとは、なかなか良いセンスをしているじゃないか」

 

 「引き受けてくれるのね?」

 

 「ああ、この狂気の魔術講師MAGES.が、純白にして双璧をなす女神候補生達を、混沌と狂気の道へと正しく導いてやろう!フゥーハハハハハ!!!」

 

 (やっぱり人選ミス......かも)

 

 

 

 

 

 「じゃあ、二日間よろしく頼むわね」

 

 「お姉ちゃん、行ってらっしゃい」

 

 「お土産買ってきてねー!」

 

 「ロム、ラム、良い子にしてるのよ。それと......」

 

 「何だ、私の顔に何かついているのか?」

 

 「いえ、何でもないわ。ロム、ラム、MAGES.の言う事もほどほどに聞くのよ?」

 

 「はーい!」

 

 「うん、ほどほどに聞くね」

 

 「ちょっと待て、そこはしっかり聞くように言うべきでは......って、もういない!?」

 

 「MAGES.、遊ぼう!」

 

 「ラムちゃん、先にお勉強しなさいって、お姉ちゃん言ってたよ?」

 

 「えー?」

 

 「ふっ、ラムよ、この世で最高の魔術師になりたくはないか?」

 

 「この世で最高!?なりたーい!」

 

 「フフフ、良かろう、この私が直々に教えてやる。ロムはどうする?」

 

 「え............ラムちゃんがやるなら、私も......」

 

 「よし、なら最初は......

 

 

 

 

 

 「疲れた......結局あまり売れなかったけど、欲しかった新刊は大体手に入れたからOKね......」

 

 「「ブランお姉ちゃん、おかえり!」」

 

 「ロム、ラム、良い子にしてたかしら?」

 

 「うん、MAGES.に色々教えてもらったの!」

 

 「そう、例えばどんな事を教わったの?」

 

 「ロムちゃん、あれあれ」

 

 「うん、せーのっ」

 

 「「フゥーハハハハハ!」」

 

 「......え?」

 

 「えっと、真のまじゅつしはこうやって笑うんだって!」

 

 「............」

 

 「後はね、そしきのいんぼう?とか......」

 

 「でゅくぷぇがどこに売っているかも、教えてもらったよ(うきうき)」

 

 (ブチン)

 

 「あんのヤロウ......私の可愛い妹に何教えてやがんだぁぁぁぁっ!!!」

 

 今日もルウィーの一日は平和に過ぎてゆく

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