ハイスクールD×D×GEATS 〜ギーツに変身してスタイリッシュな戦い方を希望した結果がこれだよ。〜 作:SXIYON
一誠「うおおおおおおお!」
ライザーフェニックスと対抗するために一誠を鍛え上げる事にした俺はコイツの今の身体能力を調べることにした。一誠は次々と俺が出したトレーニングの課題を難なくクリアしていった。
蒼那「クリムゾンドライバーとの共鳴、上手くいってるみたいですね?」
英澄「あぁ……どうやら一誠には何か特別な力があると俺は思ってる。」
蒼那「ですね。ですけど…一誠さんの戦闘データを使って何をするつもりですか?」
蒼那にそう言われた俺はあるテーブルの扉を開いてあるレイズバックルを取り出す。それは龍の形をしたレイズバックルだった。
蒼那「これは?」
英澄「一誠の力を極限にあげる……クリムゾンレイズバックルだよ。これを使えば一誠はライザーとの決闘に勝てる。」
一誠「うぉぉおおおおおおおお!」
ドォーーーン!
英澄「おっと……壊し過ぎたかな?」
一誠の強力なパンチ……以前よりも強くなってる気がする…しかし俺達がそんな事を思っているその時だった。
溪我「大変だよ!カメレオンみたいな見た目した仮面ライダーと鹿みたいな仮面ライダーか町で大暴れてるみたいなんだ!」
蒼那「なんですって!」
英澄「くっ……蒼那、溪我、家を頼む。いくぞ一誠!」
一誠「え!?俺も!?」
英澄「初めて仮面ライダーになって戦うんだ。いいだろ?」
そう言って俺は一誠にアームドチェーンアレイを投げ渡した。それを見事にキャッチした俺はそれを手に持って制服のポケットに入れた。そしてそのカメレオンと鹿がいる場所に向かうと…
逸郎「ははははは!これは楽しいな!人間を襲うというのはっ!」
満「この力で俺は大金持ちになってるやるぜ!」
一誠「アイツら……人を襲ってやがる!しかもカメレオンと鹿!」
英澄「あれは鹿というよりガゼルだな?」
俺はデザイアドライバー、一誠はクリムゾンドライバーを腰に装着した状態でレイズバックルを装填する。
SET!
英澄&一誠「変身!」
MAGNUM!
ARMED CHAIN ARRAY!
READY……FIGHT!
俺はマグナムフォーム、一誠はアームドチェーンアレイに変身して目の前にいるインペラーとベルデを攻撃していく。
逸郎「くっ!貴様らァ!」
一誠「これ重いけど威力は凄いな!」
英澄「周りに気をつけろよ!」
一誠「あぁ!おりゃあ!」
一誠はトゲ付きの超重量鉄球をインペラーに次々とぶつけて吹き飛ばし、ベルデとぶつけていった。その攻撃に圧倒されてしまう2人は撤退しようとするが…
英澄「逃がすか!」
MAGNUM!
俺はマグナムレイズバックルをマグナムシューターに装填した後に2人に狙いを定める。
MAGNUM TACTICAL BLAST!
そしてそこから放たれる赤い強力な射撃を発射、2人はその場から爆発四散していったのであった…
英澄「これで終わったな?」
一誠「あぁ……」
しかし……
逸郎「あぁ……痛いねぇ?君たち酷いじゃないか?」
ベルデの声が聞こえたかと思ったら俺の攻撃を免れた奴がいた。いや、防いだと言っていいだろう。ベルデ……声からして逸郎が満インペラーを盾に使ったのだ。これがガードベントかぁ。
「「!?」」
満「あ……アンタ…なんで俺を……」
逸郎「近くにいたアナタが悪いですよ?」
final Vent!
逸郎はバイオグリーザを召喚し、ソイツの長い舌を両足に巻き付け、宙吊りになって満を捕らえ、そのまま振り子の要領で相手の頭をパイルバンカーのように地面に叩きつけた。
満「そ……そんな…」
mission failed…
満はデスバニッシュを喰らって塵となって消えていった…
逸郎「さぁ……次はお前たちだァ!」
逸郎が俺達に襲いかかろうとしたその時だった。高速の矢がベルデの胴体を貫通。彼は劣勢を強いられてしまった。そして矢が放たれた後方を確認するとそこにはダパーンとそっくりの仮面ライダーが現れた。
しかしダパーンとは対照的にそのライダーの頭は全部白だった。そして上半身にはブーストアーマーを纏っていた。
BOOST!
READY……FIGHT!
蒼那「お怪我はありませんか?英澄さん。」
英澄「蒼那!?お前どうしてドライバーを!?」
蒼那「大変恐縮なんですけど……部活部屋を勝手に漁ってたら…これを見つけて…」
英澄「なるほど……ブーストレイズバックルも見つけたのか。」
蒼那「とにかく…ここは一旦退きますよ!」
蒼那さんはブーストレイズバックルを2回捻る。
BOOST TIME!
蒼那「終わりです!」
そして最後にもう一度捻ったあとにベルデに向かって左腕のマフラーを噴出させた強烈なアッパーを繰り出した。
BOOST GRAND STRIKE!
蒼那がライダーパンチでベルデを殴ったが、彼はそれをある物で防いでいった。
Guard VENT!
逸郎「くっ……逃がしましたか…」
奏賭「どうやら俺のそっくりに邪魔されたみたいだな…」
そして浮代邸…
ネオン「英澄!大丈夫?」
英澄「俺は何とか……一誠は?」
一誠「俺も何とかな?」
英澄「ライザーとの決戦までしばらく特訓だ。少し休んどけ。」
一誠「あぁ……そうして貰うよ。」
今回、一誠にはウチで休ませることにさせた。そして…
蒼那「英澄さん。お願いしたい事があります。」
英澄「なんだ?」
蒼那「私を……駒王ライダー部に入部させて貰ってもいいですか?」
英澄「蒼那をか?」
蒼那「はい。そして私がこの部活の部長となって、皆さんを導いてみせます。」
英澄「いいのか?アンタは生徒会があるだろ?」
蒼那「ご安心を、生徒会には皆に任せて貰いますから。」
英澄「そうか。んじゃよろしくな部長さん。いや、蒼那。」
蒼那「はい!お願いしますね!」
次回
・クリムゾン龍騎・爆誕!