ハイスクールD×D×GEATS 〜ギーツに変身してスタイリッシュな戦い方を希望した結果がこれだよ。〜 作:SXIYON
フィーバーなんてねぇよ!
逸郎『ぐうぉおおおおおおおおおおおお!!!!!!』
逸郎がライザーが倒された事に納得がいかずにそのままカメレオンの巨大モンスターになってしまった。その光景に俺達は唖然してしまうが…
逸郎『喰ラエッー!』
逸郎はデカい腕で殴りかかろうとしたが俺達はそれを瞬時に避けきった。この破壊力は俺達の想像を遥かに超えていた。すると赤い弾丸が逸郎の目に直撃した。
奏賭「ちっ……化物かよ。」
英澄「奏賭…」
ウィン「てめぇ、どういうつもりだ!」
奏賭「何言ってんだよ。アイツぶっ潰すんじゃないのか?」
愛音「敵の癖によく言えるわね?」
逸郎『貴様、なぜ裏切ッタ!?』
奏賭「商会よりももっといい取引があってな?ま、商会なんてそもそも実在しないんだけどね?それに……あんな奴の相手をするのがめんどくさくなっただけだ。勘違いするなよ?」
英澄「ふぅ……ん?」
すると黄色のミッションボックスを俺の下に現れた。
英澄「なんだこれ?ミオからの贈り物か?(てか、アイツ今何をしてるんだ?)」
ミオが送ったかもしれないと思われるボックスを俺は少し怪しみながらも、その蓋を開ける。中に入っていたのはさながら飛行機や戦闘機などの計器と操縦席を思わせるレイズバックルが入っていた。
コマンドジェットバックルだ。
COMMAND TWIN BUCKLE!
俺は早速そのレイズバックルをドライバーの左側に装填した。
奏賭「おい、それ俺に寄越せよ。」
SET!
英澄「うるせぇ、言ってろパンダ。」
GREAT!
READY FIGHT!
溪我「えっ…顔だけ!?」
ウィン「おいおいマジかよ。」
ネオン「何あれ!エントリーと変わらないじゃん!」
道詠「それが……結構いい形態なんだよな。」
エントリーフォームのマスクの上からバイザーのようなデザインのゴーグル「コマンドグラス」を装着した姿になった俺は手に持っていたレイジングソードを見つめる。
ギーツ「へぇー……まさかここでこれを使うなんてな?となると……抜けないか。まずは…試し斬りだな!」
そう言って俺は目の前にいるグリーザベルデに攻撃する。逸郎はその攻撃に驚きを隠せないまま怯んでしまう。
逸郎『ソンナ!馬鹿ナコトガ有リ得ルカッ!』
英澄「へへ……さぁ、いくぜ!」
逸郎『くっ!ジャマトライダー!』
俺はバックルのチャージを急いで貯めるために逸郎が召喚したジャマトライダーをレイジングソードで斬り裂いていく。そして…
英澄「お?溜まったか?」
レイジングソードに装填されていたコマンドキャノンバックルが溜まったと思った俺はキャノンスラストレバーを操作する。
FULL CHARGE!
ギーツ「おっ…抜けた…!ってことは…」
そして抜いたバックルをドライバーの右側に装填し、再度レバーを操作した。そして…
TWIN SET!
TAKE OFF COMPLETE JET AND CANNON!
READY FIGHT!
英澄「凄ぇなこれ…!」
俺は仮面ライダーギーツ:コマンドフォーム・キャノンモードへと変身した。
逸郎『ナメヤガッテ……ブッ殺シテヤルッ!』
逸郎が俺に襲いかかってきたが、右手に持っているレイジングソードとトロンキャノンを駆使して彼を追い詰めた。それを援護するように奏賭が逸郎の弱点を見つけて打っていく。
奏賭「弱点が丸見えだな?」
英澄「おいおい……」
逸郎『うぅ……私ハ!私ハ世界ヲ変エルンダァ!』
その言葉を聞いた俺はキャノンバックルのボタンを押してエネルギーをチャージしながら逸郎が変身するグリーザベルデにロックオンする。
LOCK ON!
英澄「いくぞ一誠!」
一誠「あぁ!」
OVER rap!ARMED WATER!
OVER rap!ARMED ARROW!
一誠「これとこれを合わせて!」
一誠はドライバイザーにアームドウォーターを起動してオーバーラップ。その後アームドアローと交換してオーバーラップした後に必殺技を発動する。
ARMED WATER!
ARMED ARROW!
maximum transfer!
一誠「秘技・水洗刃矢!」
そのあとにレバー操作をした俺はトロンキャノンの砲口に水色のエネルギーを集中させ、そこから強烈なビーム砲撃を放った。
COMMAND TWIN VICTORY!
英澄「おりゃあ!」
その後、一誠がドライバイザーから放たれる水の矢を逸郎に向けて放つ。彼はそれを腹に貫通させられて苦しみだす。
逸郎『ウゥ!ウゥ!マダダ!マダオワラナイ!』
ネオン「マズイ!まだ生き残るつもりよ!」
英澄「回復魔法か……マズイな!」
逸郎がライダー状態で生き残ろうとしたその時だった。何者かが別の場所から銃弾を放ち、グリーザベルデの腹を貫通させた。彼はさらなる断末魔を叫び出す。
逸郎『「うおぉおお!俺は!俺が負けるわけにはあああああ!」』
ドォーーーーーン!
奏賭「ふん……」
グリーザベルデが倒された事を確認した奏賭はその場から立ち去っていった…
英澄「倒した……のか?」
溪我「みたいだね?」
ネオン「でも……逸郎を倒したのは何者なの?蒼那、何か分かる?」
蒼那「そうですね…私の考えはスナイパーライフルでの狙撃だと思いますが…」
一誠「んじゃ…一体誰が?」
道詠「(今の特徴的な狙撃……まさか、一葉がこの世界に来ているのか?)」
そして山の場所では……
一葉「ふぅ…これで一通りは終わりかな?ーーけど、まさかここまでとはね…」
そして次の日…俺は2階の自宅を出て1階のカフェに入った。すると……
オーナー「おう英澄。お前にお客さんだぜ?」
英澄「え?」
一葉「ふふっ……初めまして、浮代英澄。私は常磐一葉、アナタと会えるのを楽しみにしていたわ。」
次回
・逃亡者、浮代英澄