ハイスクールD×D×GEATS 〜ギーツに変身してスタイリッシュな戦い方を希望した結果がこれだよ。〜   作:SXIYON

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・暴走突破!英澄を捕まえる奴らを化かせ!

 

一葉「飛ばせ!飛ばせ!飛ばしなさっーーーい!」

 

英澄「いやああああああああ!?」

 

一葉がドンドン車を飛ばしてエントリーフォームのエントリープレイヤー達を次々とひき逃げしていく様…もう人身事故のオンパレードである。

 

英澄「コイツいつもこんなテンションなのか!?」

 

道詠「一応スフィア・ナイト・スクールでは問題児だったけどなっ!その時の方よりまだマシだよこれは!」

 

英澄「これよりマシじゃないのがあるのかっーーーー!?」

 

一葉「ワッーハッハッハッハッハッハッハッ!」

 

???「止まれっ!」

 

そんなこんなで困惑した俺たちの前に一葉が飛ばしているJeepの目の前に立ち、それをなんとストレートパンチで止めてしまった。

 

英澄「な、なんだなんだこんな時に?」

 

嫌な予感がした俺は目の前を見るとそこには…

 

道詠「ん?誰だお前…」

 

一葉「うーん誰よ……ここからいいところだったの…に…ん?」

 

???「え?」

 

そのJeepを止めた男と一葉が目と目が合ってしまった。

 

目と目が逢う〜♪

 

いや、そうじゃねぇよ。髪の色が茶髪の男がJeepを一瞬で止めるってどういうことだよ?

 

???「えぇと…」

 

一葉「『何やってるんですか戦兎さん!』」

 

戦兎「『えぇと一葉ちゃん…てか、なんでそっちもいるの?』」

 

一葉「『何ちゃっかりチェイスグランプリに参加してるんですか!金目当てですか!美奈子さんに言いますよ!戦兎さんがギャンブル沼にハマったって!』」

 

戦兎「『事情があるんだよ!事情が!てか美奈子も知ってるわ!』」

 

一葉「『はぁ……今は見逃しますが、後で零児と麗華に詳しい聞き出しますからね?』」

 

戦兎「『は、はい…』」

 

英澄「アンタ、何者だ?」

 

そう俺が答えたらその男はこう言い放った。

 

正行「俺は乾正行、チェイスグランプリに参加しているプレイヤーだ。悪いがアンタを捕まえるために動いてる。」

 

一葉「(とか言って絶対金目当てでしょ…3人目の子供に嫌われるよあの人絶対。)」

 

すると彼はファイズのようなドライバーを腰に装着し始めた。

 

正行「ふん。」

 

5.5.5 stand By!

 

そしてファイズフォンに似た携帯を取り出した後に開き、聞き覚えのあるボタンを押す音を鳴らした後にファイズフォンを閉めた。

 

正行「変身。」

 

complete!

 

正行「仮面ライダー……ファイズΩ…」

 

俺達の前に現れたのは仮面ライダーファイズだった。しかし色々と仕様が違った事に俺は怪しんだ俺はデザイアドライバーを取り出して腰に装着。そしてマグナムレイズバックルを取り出して装填する。

 

SET!

 

英澄「変身!」

 

MAGNUM!READY FIGHT!

 

マグナムフォームに変身した俺はマグナムシューターとアーマードガンを使って攻撃したが、彼はカイザブレイガンの配色をファイズカラーにしたものを取り出して俺の攻撃を防いだ。

 

英澄「なっ!?」

 

道詠「カイザブレイガンを改造した奴!?」

 

一葉「(なるほど……面白い物を作りましたね戦兎さん。)」

 

正行「まだまだこんなもんじゃない。」

 

そう言って次に取り出したのはデルタムーバーと接続させた状態のデルタフォンだった。俺にそれを打ち尽くしていく正行ではあったが、俺達の想像を超える攻撃を放ち出す。

 

正行「ブリザード!」

 

『Blizzard Schott!』

 

なんとデルタフォンから氷の弾丸を俺に向けて放ってきた。彼はアーマードガンを凍らせて無効化させた。

 

英澄「凍った!?」

 

正行「ふっ…」

 

更には…

 

正行「ロック。」

 

『Rock!』

 

彼はデルタフォンから鎖のようなものを召喚し、それを使って俺を拘束した。

 

正行「よし!」

 

英澄「マズイ!」

 

するとエントリープレイヤー達が次々と現れて捕まえようとした。絶体絶命な俺に一葉とミルスが手を出そうとしたその時だった。

 

グリム「グリム流、一の型…フォース・スラッシャー!」

 

正行「!?」

 

FGOのスカサハ=スカディみたいな奴が俺を助けるために鎖を切り落としていった。そして初っ端から放った言葉は…

 

グリム「ここかぁ……祭りの場所は…」

 

正行「お前……何者だ?」

 

グリム「ふっ……名乗るならそっちから名乗った方がいいんじゃないか?…まぁ、いいか。私はグリム・アイズ。通りすがりの…剣士さ。」

 

「「えぇ?」」

 

そしてその戦闘を上から紅茶を飲んで寛ぎなから眺めていた人物がいた。傍らにはメイドがいており、彼にケーキや紅茶を用意していた。

 

ベルファスト「相当大規模なイベントですね?」

 

舞沙斗「だな…夜一、何か分かったか?」

 

夜一『さぁのう。じゃがこのチェイスグランプリとやら…何か裏があるかもしれんの?儂が斥候して様子見しようか?何か情報が取れるかもしれないのじゃよ?』

 

舞沙斗「頼むよ…あ、このケーキ美味しい。」

 

ベルファスト「ありがとうございます♪」

 

夜一「(儂もあそこに座ってお茶でも満喫したいんじゃが無理じゃの。(´・ω・`))」

 

そしてスフィア天界では一葉と月夜の娘、葉月が部屋からスフィア天界の外を眺めていた。

 

葉月「親父…母さん…」

 

ロイヤル「一葉と月夜くんが心配?」

 

葉月「あ、まぁな…」

 

あれから小さかった葉月。スフィア天界で色々と学びながら背が伸びたのだった。

 

葉月「なぁ、ひいおばあちゃん。母さんと親父は大丈夫なのか?」

 

ロイヤル「難しい質問ね…多分、大丈夫だと思いたいわ。」

 

葉月「アタシは母さんたちに会いたい…」

 

ロイヤル「今は待ちましょう。一葉と月夜も……今ある問題と戦っているから。」

 

葉月「……その間に…稽古しても?」

 

ロイヤル「ふふっ…なら私が付き合うわよ?」

 

葉月「ありがとう!ひいおばあちゃん!」

 

スフィア天界の長ロイヤルから武術や剣術を学ぶため、葉月は奮闘するのであった…

 




次回

・ノーパンチャイナにとりあえず下着を着させろ。

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