ハイスクールD×D×GEATS 〜ギーツに変身してスタイリッシュな戦い方を希望した結果がこれだよ。〜 作:XIYON
英澄「…」
一葉「ふぅ……さて、どこから話そうかしら?」
一葉が味タバコという有害物質が入っていないタバコを吸いながら、冷雨、エーニャ、一兎さん、一海さん、月夜、道詠、溪我、ネオン、そしてグリムと舞沙斗をまじ入れて会議をする事になった。
溪我「それで?あの女の子とはどういう関係なの?」
英澄「はぁ…溪我とネオンには前に俺が転生者である事を話したよな?」
ネオン「えぇそうね?」
月夜「それが何か関係があるのか?」
英澄「はぁ…アイツは俺の幼馴染だったんだ。前世の…」
「「!?」」
グリム「なるほど…そういう事だったのか。」
舞沙斗「だが、幼馴染なのになぜ敵対を?そもそも来世でお前に1兆円の懸賞金をかける理由は?」
英澄「約束をしたんだよ…前世で。」
冷雨「約束…」
英澄「俺とレナが高校生の時だった。夏休みの花火大会に一緒にデートに向かったんだ。けど…その日、雨で花火大会は中止になった。アイツは楽しみにしてたんだ。花火大会で花火を見るのを…」
溪我「だからこっちに転生してから…雨を嫌うように?」
英澄「雨は全部を台無しにするんだ…洗濯物も…料理も…1日の時間を…」
道詠「…」
英澄「そしてその日に俺はアイツと約束した…いつか花火大会に行かせてやるから、それまで我慢しててくれって……だけど。」
月夜「それを叶えようとする前に死んじまったのか。」
一海「ちっ…悲しい話だ…」
一兎「それで……他に何か思い当たることは?」
英澄「1つだけあります。今のアイツは苦しんでいるんです。まるで裏の自分に操られたように…」
エーニャ「それってどういうこと?」
英澄「アイツと戦っていた時に微かに感じたんだ。レナは何かに縛られているんじゃないかなって…でも、今は助ける方法も無ければ…行ったらアイツの思い通りになる…どうしてやる事もできない。」
溪我「英澄…」
道詠「どうしてやる事もできない…か。」
ネオン「道詠?」
その言葉を放った道詠は俺に近づいてきた。そして俺の顔面に1発殴ったあと、まるでヤクザのように胸ぐらを掴んだ。
道詠「ギーツ!お前はそのままでいいのかよ!」
英澄「バッファ!?」
道詠「前世の約束を前世のままで終わらせていいのか!」
一葉「ちょっと道詠!」
一葉が道詠を止めようとしたが、そこにグリムが止めに入った。
グリム「よせ、今アイツは英澄に問いただしている。」
一葉「けど!」
英澄「んじゃ…俺にどうしろって言うんだよ!」
道詠「前世で叶えられないなら…来世で叶えてやりゃいいだろうがっ!」
英澄「!?」
そう言ったあとに彼女は俺を突き飛ばしたあとに部屋を出ようとする。
冷雨「ちょっと!どこに行くのよ!」
道詠「頭を冷やしてくるだけだ。」
そう言って道嘉はその場から立ち去っていった…
英澄「来世で叶えてやる…か。」
確かにそうかもな…アイツを…何かの呪縛から解放してやらねぇと…
そしてレナはというと…
レナ「はぁ…英澄。」
私は前世で英澄が叶えてくれた事を覚えていた。花火大会に連れてくれるって言ったのに…なんで死んだのよ…
???『くっくくく……お前はこのままでいいのか?』
レナ「くっ……またアナタなの!レヴェーナ!」
レヴェーナ『お前は私から逃れられない。』
レナ「やめて…これ以上英澄を苦しませないで!」
レヴェーナ『貴様がこうしなかったら……貴様自身の命も危ういのだぞ?ふふふ……どこまで絶望するか楽しみだ…アッーハハハハハハハ♪』
レナ「くっ…うぅ……」
英澄お願い……助けて…私…怖いよ…
そしてヴォルキリーの展望デッキにいた道詠に声をかけたのは一葉だった。
一葉「全く……あんな余計な言葉を吐いて後悔してるんじゃないの?」
そう言った彼女は道詠に珈琲牛乳を差し渡した。
道詠「おい、俺が牛だからって珈琲牛乳はないだろう…まぁ、いいか。ちょうど糖分を欲していたし…」
一葉「覚えてる?スフィア・ナイト・スクールでのこと。」
道詠「忘れるわけないだろ。あの時のお前は問題児だったからな?」
一葉「えぇえぇそうそう……って!何余計な話に入ってるのよ!」
道詠「『私は神ジオウの娘で強いもん!』ってイキってたよな?」
一葉「止めなさいよ!この和牛!」
道詠「な!誰が和牛だ!」
一葉「実際アンタは牛でしょ!戦う時だってめちゃくちゃ脳筋だしさ!」
道詠「お前だって考え無しに突っ込んでるじゃねーか!」
「「むむむむむむ!」」
ビリビリビリビリ…
冷雨「アイツら…」
エーニャ「まーた喧嘩してるよ。」
月夜「いつもあんな感じだったのか?」
冷雨「えぇそうよ…仲良いのか悪いのか…」
一方、チェイスグランプリに潜入している如月戦兎こと、神エボルトこと乾正行はというと…
正行「はぁ暇だな……参加者は未だに英澄を探してるのか…」
そんな事を話しながらテーブルに乗せられたケーキを食べていた。すると…
〜♪
正行「ん?音楽?……どこから聴こえているんだ?…かなり遠い場所だけど…」
しかし彼にはその音楽には聞き覚えがあった。
正行「この音楽…いやメロディは聞いたことがある!アイツが来ているのかっ!?しばらく見てなかったけど……まさか!?
仮面ライダービート…… 霧夜 鈴夢!?」
トイ『鈴夢、どうやらこの世界にも不思議があるみたいだぜ?』
鈴夢「あぁ相棒。俺達の出番みたいだな?」
次回
・皇王寺レナ救出作戦