ハイスクールD×D×GEATS 〜ギーツに変身してスタイリッシュな戦い方を希望した結果がこれだよ。〜   作:XIYON

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新章が始まる。

新世代が始まる。

三つ巴が始まる。


・二章:聖剣編
・駒王に広がる聖剣現象


 

英澄のいるハイスクールDxDの世界…

 

この夜の日…ある一台の巨大装甲車が一つの基地に入ろうとしていた。辺りには護衛の軍の車が着いており、色々と警戒態勢になっていた。

 

「よし!降ろせっ!」

 

隊員の1人が装甲車から黒い箱のようなものを下ろそうとした。だがその時だった。

 

「うぉ!?」

 

「ぎゃーーあ!?」

 

黒いフードを着た謎の人物が護衛の隊員達を次々と空手で薙ぎ払っていく。

 

「敵襲だ!せっかく盗んだドライバーを取り返されるなよ!」

 

???「全く…こんな悪い奴らがドライバーを使うなら…私達が使った方が得策ね?……そらぁ!」

 

黒いフードの人物は恐らく女性であるのは確実だ。そして彼女は手から赤い魔法陣を取り出し、それを最後に生き残った隊員に向ける。

 

「ひぃ!やめろ!やめろぉ!」

 

???「スフィア天界からゲネシスドライバーなんか持ち出して何を企んでるのかしら?」

 

「これは我々が作る新たなライダーシステムだ!この世界にいる人間を全員皆殺しにするためにな!」

 

???「へぇ…誰から依頼されたの?」

 

「くっ…ダークミラクルって奴だ。」

 

???「はぁ……あっそ。んじゃ、殺すのをやめてあげる。」

 

そう言った彼女は隊員の1人に向いていた魔法陣を発動していた右手を下ろしてゲネシスドライバーがあるであろうトラックの中に入ろうとした。だが…

 

「ふっ!馬鹿な小娘だ!油断したのを後悔するんだなっ!」

 

サバイバルナイフを取り出し、女性を殺そうとしたが…

 

???「おりゃあああ!」

 

どぉーん!

 

別の黒いフードの人物がもう1人を殺そうとした隊員の首を右手で押さえつけた。

 

「も、もう1人いただとっ!?」

 

???「アイネ…アナタねぇ?」

 

アイネ「あら?アナタ1人で任務が終わったことがあるのかしら?」

 

黒いフードを脱ぎ去ったのは銀髪爆乳の女性…そして…

 

「ひっ!悪かった!許して!許してぇーー!」

 

ボキッ!

 

首が折れる音がしたと同時にスッキリしたような顔をするアイネ…それを見て未だに黒いフードを被った女性は少しため息を吐きながら纏っていたフードを脱いだ。

 

そしてその人物はなんとミオだった。

 

ミオ「やり過ぎよ。」

 

アイネ「これぐらいやらないと面白くないじゃない?」

 

ミオ「そうだけど…てか、あの基地にいる人達は?」

 

アイネ「私が全部殺してあげたわ。あぁ…キララにも助けて貰ったけど…」

 

ミオ「アナタがなんでも突っ込むからよ…さぁて、肝心の品を頂こうかしら?」

 

そう言ったミオは軍人たちが運ぶはずだった黒い箱の中身を開けた。その中にはゲネシスドライバーが5つ入っていた。

 

アイネ「ゲネシスドライバーなんか奪って何をするつもりなの?」

 

ミオ「造るのよ。ゲネシスドライバーにはデザイアドライバーとレイズバックルを新しくする機構が沢山ある…アナタにもそのうち使わせる気ではあるわよ?」

 

アイネ「へぇ〜…ソイツは面白いね?」

 

ミオ「さて……悪魔やスフィア・パトロールが来る前に証拠隠滅といきましょう。」

 

アイネ「そうね?」

 

2人は黒いフードをまた被り、ゲネシスドライバーの入っている黒い箱を持ちながらその場から立ち去った。

 

ミオ「ボォーン!」

 

ドカァーーーーーーーーン!

 

そしてミオが起爆装置の赤いボタンを押し、装甲車を破壊。その場で起きた出来事をなかったことにしたのだった。

 

ミオ「アナタとハイライトできる日が楽しみよ…英澄。」

 

数日後…

 

英澄「あぁーー……眠い。」

 

溪我「大丈夫、英澄?」

 

英澄「あぁ……連戦に続く連戦で疲れたんだよ。」

 

溪我「それって…エンジェルパラダイスのこと?」

 

チェイスグランプリの一件が終わった3週間後…俺は歌姫の結晶を使って悪用するワルキューレと戦った。ブーストマークIIではなかったものの、レーザーブーストをこの戦いの時に使って追い詰めた。

 

だがいざ戦いが終わったあとに来る疲労というのは酷かった。場所が場所だ。違う状況だったから元の世界に戻ってもその世界に身体が慣れてなかった。

 

一葉とかは慣れてるみたいだけど…

 

いつものカフェでゆっくりしていると、そこにある人物が現れた。

 

ヒロミ「よっ、久しぶり。」

 

英澄「ヒロミ…」

 

小鳥遊ヒロミ…影の実力者になりたくて!の世界で自分の正義の実力を表明するためにガーディアン・オブ・ロゴスを結成したその組織の盟主である。その世界ではヒロミ・サクラノとして活躍している。

 

ヒロミ「この前はありがとうな?おかげで俺の組織とスフィア天界の協力がさらに良くなった。」

 

英澄「こっちも色々と助かったよ。でもまぁ…俺たちが助けたのは一葉だけどな?」

 

ヒロミ「へへ……マスター、冷たい珈琲オレ。」

 

マスター「はいよ。」

 

英澄「それで?ただ単に遊びに着たわけじゃないだろ?」

 

ヒロミ「実はそうなんだ。これ見てみろ。」

 

そう言ってヒロミから渡されたのは今日の朝刊の一面…でっかく乗っていたのは例の事件だった。数週間前、大型装甲車がとある施設で爆発…証拠も何も無く、計画的な犯行と警察は見ているようだ。

 

すると観察眼に優れた溪我が写真のある場所を見てふと発言する。

 

溪我「それって…スフィア天界のトラックだよね?どうしてこのトラックがこんな場所に?」

 

英澄「タイヤ一つでよく分かったな?それで……お前がなんでこの事件を?」

 

ヒロミ「実はそのトラック…スフィア天界で盗まれたゲネシスドライバーが積まれてたんだ。」

 

「「!?」」

 

ヒロミ「一葉から伝言で伝えに来たんだ。『スフィア天界が所有していたトラックとこのゲネシスドライバーが盗まれた』ってな?」

 

英澄「詳しく聞かせてくれ。」

 

ヒロミ「あぁ……エンジェルパラダイスが終わったあとの3日後…武装した軍人のような奴らがドライバー倉庫をそのトラックで襲撃。そして保管してあったゲネシスドライバーを盗んでいった。」

 

英澄「そんで…盗まれたゲネシスドライバーをなぜ俺たちの世界に?」

 

ヒロミ「そこまでは分からない……が、実は俺達の組織でも困ったことがあってな?」

 

英澄「まさか…裁希か?」

 

ヒロミ「いや違う…実はアレクシアが使っていたソードレイズバックルをクレアとかに使わせるために3個か4個を作って予備用にしておいたんだけど…」

 

英澄「盗まれたのか?」

 

ヒロミ「一つだけな?さらに驚くことに…この事件現場…人が倒れている。しかもゲネシスドライバーが入っていた黒い箱も消えてる。」

 

英澄「ヒロミ達の組織が管理している倉庫から盗んだソードレイズバックルとスフィア天界からゲネシスドライバーを盗んだ悪人からそれを横取りした人物か。」

 

ヒロミ「怪しいと思うだろ?」

 

英澄「俺にそれを調べろと?」

 

ヒロミ「解決してくれたら報酬金をガッポリあげるさ。」

 

英澄「それなら助かるよ。」

 

ヒロミ「うっし…伝えたいことは伝えた。俺は帰る。」

 

英澄「あ、おい!もう少しいたらいいのに!この世界にはサキュバスの風俗店があるんだぞ?しかも宿付き。」

 

そう言って右手で狐のポーズをした俺に溪我は苦笑い、ヒロミはポカーンみたいな感じで俺を見つめた。

 

ヒロミ「あぁ…そんな風俗宿があるなら泊まりたい……のは山々だが、生憎と俺は火電或兎の世界に行かなきゃならない。」

 

英澄「なぜだ?」

 

ヒロミ「ちょっと叱らないと分からない奴に説教してくるんだよ。んじゃこの件はお前に任せたぞ?」

 

英澄「おいまだ話が…」

 

ヒロミ「あ、そうだ。」

 

英澄「あ?」

 

ヒロミ「コイツは俺の依頼を受けてくれたお礼だ。受け取れ。」

 

そう言ったヒロミは俺にミッションボックスらしいものを渡した。中身は戦う時に開けるとして、ヒロミが立った場所を振り向くが、そこには既に彼の姿はいなかった。

 

流石はスフィア・リム産の十六夜煉、相変わらずの自由人で呆れる。それに…

 

英澄「アイツ…珈琲オレの金を俺に払いさせやがったな?」

 

溪我「(^_^;)」

 

マスター「これからどうする?」

 

英澄「まずは爆発があった現場に向かう。タイクーン、お前も一緒に来い。」

 

溪我「え!?僕も!?」

 

英澄「仕方ないだろ。バッファとナーゴは一緒にゲーセンに行っちまったからさ。」

 

溪我「そんなぁ…」

 

一方、そんなゲーセンにいる道詠とネオンは音ゲーのアーケードを楽しんでいた。

 

ネオン「あぁ!クソッ!また失敗した!」

 

道詠「下手くそかお前…俺の方がもっと高スコア取ってるぞ。」

 

ネオン「道詠はいいよねぇ…ビートバックルを使わないのに音ゲーが得意だなんて…」

 

道詠「コツを掴めばどうってことはないさ。」

 

油断して羽を伸ばし過ぎてゲーセンを楽しんでいる2人…しかしこの後、驚くべき衝撃のハプニングが突如、起こり始めた。それは…

 

ドォーーーーーン!

 

ネオン「なっ!?何!?」

 

道詠「外みたいだ。いくぞ!」

 

そう言って2人は急いでゲーセンの外へ出る。そして目の前に現れたのは…

 

ネオン「何あれ…剣?」

 

道詠「ただの剣じゃないみたいだ。まるで聖剣…いや、聖剣そのものだ!」

 

するとその聖剣の前にはポーンジャマトと騎士竜鬼を掛け合わせた傭兵怪人が現れる。

 

ネオン「なにあれ?ジャマト?」

 

道詠「にしては変だ。とにかく…一般市民を助けるぞ!」

 

SET!

 

道詠&ネオン「変身!」

 

ZOMBIE!

 

BEAT!

 

READY FIGHT

 

道詠「全く!ギーツとタイクーンは何をしてるんだ!」

 

ネオン「今はそんな事を言ってる場合じゃないよ!アイツらから皆を守らなきゃ!」

 

道詠「そうだな…」

 

道詠はゾンビバックル、ネオンはビートバックルをデザイアドライバーに装填したあとに変身し、突如として現れた兵士達から市民を守るのであった…

 

一方の俺達は襲撃されたという場所に辿り着いた。トラックや殺された人は既に無くなっており、あったのは地面に付いた血と、爆発の影響で残った黒い跡だった。

 

溪我「随分と荒らしていったみたいだね?」

 

英澄「警察の情報によれば隊員の1人が誰かに首を絞められて…殺されたそうだ。」

 

溪我「え!?首を!?」

 

英澄「あぁ…しかも片手だった…しかも掴んだあとに出た手の跡は触ろうとしたら消えたらしい。」

 

溪我「英澄って色々な事を知ってるんだね?」

 

英澄「ま、キツネだからな?それよりも……一体誰がこんなことを?わざわざスフィア天界から盗んだ奴からゲネシスドライバーを盗む意味はどこにある?」

 

するとタイクーンがある機械を見つけた。それを見つけた彼は進展が進みそうと思ってその機械がある場所に指を指した。

 

溪我「英澄!あれ見て!」

 

英澄「監視カメラか…動いていればいいけど…」

 

すると俺達のスパイダーフォンからギーツのop…《Trust last》の着信音が流れた。俺は急いでフォンを取り出して応答した。

 

英澄「ナーゴか?どうした?」

 

ネオン『どうしたじゃないよ!今どこにいるの!』

 

英澄「貨物施設だ。誰だか知らないどっかの誰かさんが作ったな?」

 

道詠『おいギーツ!こっちはこっちで大変だったんだぞ!聖剣みたいなのが公共の場で突き刺さって、それを守るために怪人みたいなのが現れて一般市民を襲ったんだぞ!』

 

溪我「えぇ!?」

 

ネオン『今は何とか落ち着いたよ、それで?何か言うことは?』

 

英澄&溪我「すんません…」

 

英澄「ナーゴ、戦いが終わったあとで申し訳ないんだが…俺達が今いる施設の監視カメラの映像にアクセスできないか?」

 

ネオン『出来なくはないけど…何をしたいの?』

 

英澄「朝の朝刊で書かれたあの事件の真相が知りたい。」

 

ネオン『あぁそういうこと…とりあえず、道詠と一緒にそこへ向かうから待ってて!』

 

道詠『俺も行くのかよ…』

 

それから待って数分後、ナーゴとバッファが合流した。監視カメラの映像を管理している監視室に入るために事件現場近くの施設に入った俺達。だが中もめちゃくちゃ酷かった。

 

ネオン「うわ臭…ねぇ?ガスマスクないの?」

 

道詠「あるわけねぇーだろ。てか、ここはニートのお前には無理な場所だな?」

 

ネオン「ちょっと!そんなことは言わないでよ!」

 

溪我「これもあの場所と同じことをした犯人の仕業なのかな?」

 

英澄「だとしたら大事だな…」

 

異臭エリアを無理して突破した俺達は監視室へとやってきた。

 

英澄「いけそうか?」

 

ネオン「もう使われてない監視カメラだから、すぐにハッキングできるはず。」

 

溪我「流石は天才ハッカー。」

 

和製パイプで味タバコを味わいながら監視カメラの映像を抽出していくナーゴ。そして不敵な笑みを浮かべた彼女がEnterのボタンを押した。

 

ネオン「できた。再生するよ?」

 

ナーゴが再生ボタンで開始した監視映像をじっくり見る俺達…そして映像の中に衝撃な光景が映っていた。

 

溪我「あ!この黒いフードって…」

 

英澄「チェイスグランプリ時の休憩室に現れた奴だ。なんでコイツがここに?」

 

道詠「おい、もう1人いるぞ?」

 

映像を見続けるともう1人、黒いフードを着た人物が現れた。そしてその2人がフードを脱ぎ始める。そしてその正体を見た俺達は衝撃の顔で驚愕してしまった。

 

ネオン「ね、ねぇ…この赤い髪を持っててめちゃくちゃデカパイな女の子って…」

 

溪我「うわぁ…相変わらずデカいなぁ…」

 

道詠「おい!今はそんなことを言ってる場合じゃないだろ!ギーツ…コイツはまさか…」

 

英澄「あぁ……俺をこの世界に転生させた奴…ミオだ。」

 




次回

・ミオの悲願と偉業と成就
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