ハイスクールD×D×GEATS 〜ギーツに変身してスタイリッシュな戦い方を希望した結果がこれだよ。〜 作:SXIYON
猫熊こと仮面ライダーダパーンが俺達の前に姿を現してから既に3日が経った。突如としてエントリートルーパー達が現れて住民を襲う事件が多発。俺と道詠はその現場に辿り着き、、その彼らを目撃するが…
道詠「あれって……エントリートルーパーだよな?」
英澄「あぁ……けど改造されているみたいだ。」
道詠「しかもこの匂い……ゾンビだ。けど、理性はあるみたいだ。」
英澄「武器も持ってるみたいだな?」
デザイアドライバーを既に腰に装着していた俺達はそれぞれのレイズバックルを取り出して装填する。
SET!
道詠「変身。」
GRAB CRASHER!ZOMBIE!
READY……FIGHT!
道詠は仮面ライダーバッファに変身しポイズンブレイカーでエントリートルーパー達を次々と殴っていく。そして俺も…
SET!
英澄「変身。」
ARMED WATER!
READY FIGHT!
俺は上半身にアームドウォーターを装備し、右手に消防車のハシゴのような形をした水色の水鉄砲を手にしていた。俺は水鉄砲でエントリートルーパーに攻撃するが、水の勢いがドンドンと落ちていくことを察した。
英澄「あぁ水圧が!?おっ、よっと!」
レイズウォーター……供給がなければ水が入っていない水鉄砲と同じか。水辺がないと無理……だが俺はレイズウォーターを打撃武器に使ってエントリートルーパーをタコ殴りにしていった。
英澄「こっちの方がいいかもな?」
俺はレイズウォーターを振り回してまるでヤンキーが野球のバットで殴るように次々とエントリートルーパー達を倒していく。
英澄「すいーどうー、かーん(水道管)!」
道詠「おい!あんま調子に乗ってると倒されるぞ!」
そう道嘉に言われた俺ではあったが……
蒼那「きゃああああ!?」
一誠「うおおおお!?来るなっーーーー!?」
女ゾンビ『ひゃっはははははは!』
女ゾンビ『アイツらもゾンビにしちゃえぇ!』
英澄「おいおいマジかよ!?」
ントリートルーパーの状態の女ゾンビ達に追いかけ回されてる一誠と神琳。その様子を見た俺と道嘉は追いかけてるゾンビ達に目を光らせる。
道詠「アイツら……頭がヘッドギアみたいなのしか付けてないじゃねぇーか!色々と丸出しだぞ!」
一誠「おい英澄!どうにかしてくれ!アイツ蒼那先輩を噛んじゃったんだよ!」
道詠「それマジで言ってるのか!?」
英澄「落ち着けお前ら。それにまだ終わったわけじゃない。」
そう言って取り出したのは何かの液体が入っているカプセルのような物だった。俺はそれを神琳の首に刺し、中にある液体を注射した。
蒼那「英澄さん、これは?」
英澄「ゾンビウィルスに対抗するワクチンだよ。これでアイツらに対抗できる。」
一誠「どうする?俺も手伝うか?」
ドライグ『おい、お前はライダーじゃないだろ?』
一誠「だけどよ!」
英澄「そう慌てるなってイッセー。俺も手がないわけじゃない。」
俺は懐からブーストレイズバックルを取り出し、デザイアドライバーの左側のスロットに装填する。
SET!
ブーストレイズバックルのレバーを回し、俺は下半身にブーストを装着し、『ブーストフォーム アームドウォーター』に形態を変えた。
BOOST!ARMED WATER!
英澄「さぁ、ここからが…ハイライトだ。」
そう言った俺はレイズウォーターで次々とエントリートルーパー達を殴り倒していく。
女ゾンビ『な、何なのよコイツ!』
女ゾンビ『水も滴るいい男ね!でも嫌いだわ!』
英澄「お前らの方が嫌いだよ。」
女ゾンビの発言に少しキレた俺はレイズウォーターを彼女達の近くにある木に投げ捨てる形で突き刺して固定し、ブーストの足で引き金を引き格闘戦を行いながら同時に水流弾を浴びせた。
一誠「おぉ!すげぇ!」
蒼那「水蒸気ですか…トリッキーな戦法ですね?」
女ゾンビ『こ、コイツゥ!』
英澄「ふっ…ここからが面白くなるところだ。」
REVOLVE ON!
リボルブオンをしてブーストを上半身、アームドウォーターを下半身に切り替え、女ゾンビ達を次々とボコボコに殴っていく。だが…
一誠「うわぁ!?こっちくるなぁ!?」
蒼那「ちっ……そろそろ限界ですか。」
英澄「早く倒さねぇとみんなが危ねぇな?」
そんなことを考えていた俺は近くにあった壊れた消火栓を見つけた時にあることを思いついた。
英澄「よぉーし……盛大に打ち上げだ!」
ウォーターレイズバックルの蛇口ハンドルを捻り、ブーストレイズバックルのハンドルを続けて2回捻る。
BOOST TIME!
俺は壊れた消火栓の蓋を蹴って開けたあとにそこから出た水を巻き上げ、その水をブーストライカー・ギーツモードに吸い込ませる。
BOOST WATER!GRAND VICTORY!
さらにもう1度捻ったあとに前に展開したエグゾーストテールから放水させ、その水の勢いとブーストパンチャーからの噴射を合わせたライダーパンチをゾンビになったエントリーフォーム達を打ち倒したのであった…
女ゾンビ『うぅ……ナニコイツゥ!』
するとそこに……
???「英澄!道詠!楽しんでるじゃないの?」
道詠「パンクジャック!」
英澄「ウィン…お前。」
ウィン「へへ、俺の出番がやっと来たぜ。」
蒼那「え?」
一誠「誰?」
英澄「晴矢ウィン。俺達の仲間だ。」
蒼那「そう言われると…」
一誠「腰に……ドライバー付けてる。」
ウィン「ふっ、いくぜ?」
ウィンはモンスターレイズバックルを取り出し、デザイアドライバーの右側に右手を掲げながらレイズバックルを押し込み、左手を掲げて変身する。
SET!
ウィン「変身!」
MONSTER!
READY…FIGHT!
ウィン「Foo!カマすぜ〜!I’m パンクジャーック!」
そして……
龍我「はぁ……暇だな?」
戦兎「お前はいつも退屈過ぎるだろ?もっと緊張感持てよ。何か来るかも知れないっていうのによ?」
天才物理学者の輝琉戦兎と筋肉バカの万上龍我は何も起こらない日々で退屈を過ごしていた。
龍我「もっー!何か起きろよ!変身して悪いやつ沢山ボコボコにして暴れてぇーよ戦兎!」
戦兎「お前は戦闘狂か!」
そんな2人の前になんとスフィアゲートが現れた。嫌な予感がした2人はビルドドライバーを腰に着けて変身して警戒したが…
カルノ「久しぶり……だったか?いや、初対面か。」
戦兎「いや、一度或兎達の世界で会っている。カルノ・ウロボロスだっけ?」
カルノ「よく知ってるな?」
戦兎「あぁ……それで何しにきた?」
カルノ「今、スフィア・リムの各世界にいる転生者とその仲間達がスフィア天界に集まっている。常磐一葉がいないなか、スフィア天界で何かの会議が始まろうとしている。」
戦兎「……」
カルノ「お前らにも参加して欲しいそうだぞ?」
龍我「どうする戦兎?」
戦兎「ふっ、向かわないってことは無いさ。暇だし行こうぜ万上。」
戦兎と龍我、そしてカルノの3人ははスフィアゲートでスフィア天界へ向かい、研究施設を後にしたのだった。
『無人を確認、防衛モードに移行します。』
戦兎の研究施設は戸締りをして防衛モードに入り、誰もいない一室になったのであった。
次回
・アゲてひろがるワンダホー!仮面ライダーパンクジャック!