モンストのキャラがいる異世界に転生した奴の話   作:otomo3956

3 / 3
3話

アーサーのストライクショットによって、ツクヨミ零は簡単に倒されてしまった。属性の有利、不利はやはり重要なのだと、再確認させられた。

 

するとアーサーが乗ってきた馬から降りて、こちらに近づいてくる

アーサー「ああ、マスター・・・やっと、会えた・・」

 

嫌な予感がする。

 

アーサー「この日をどれほど、待ちわびていたことか。敵は私が倒した。もう私たちを邪魔するものはここには・・・・・なぜ、マスターからダルタニャンの匂いがするんだ?」

目の光が消えたアーサーが場の空気を支配する。

 

(ん?ダルタニャン?・・・・・あの時か!!)

俺は、ダルタニャンと握手を交わしたことを思い出した。

俺「ああそういえば、一回握手したな」

アーサー「そうか・・・ウワガキシナイト」

俺「・・・・・」

ねぇ聞こえてるって、こういうのって普通は聞こえないのがお約束じゃないの?一語一句はっきり聞こえるんだけど。

アーサー「さぁ、一緒に帰ろうかマスター」

アーサーが俺の手を掴む。

俺「ん?どこに?」

アーサー「もちろん私の家さ」

微笑みながらそう言う。

(相変わらず顔だけはいい。まぁ、言ってることはトチ狂ってるけど・・・なんとか回避しないとな。このまま連れてかれて、監禁でもされたらまじで洒落になんないから。)

 

 

俺「悪いけど、俺はモーセの家に居候させてもらってるから」

モーセが驚いた表情でこちらを見る。

それと同時にアーサーがモーセのことを睨む。

 

(ごめんなモーセ。)

俺は心のなかでモーセに対して謝った。

アーサー「ん?ていうか居候なら、私の家に来ても構わないだろう」

(くっそ、だめか。)

アーサー「何をためらっているんだ?あんなに一緒に戦を共にした仲ではないか」

確かにそうだ。モンストのキャラの中で一番使ったのは誰かと聞かれたら、間違いなく俺はアーサーと答えるだろう。

アーサー「さぁ、行こう、マスター」

(万事休すか・・・・・ん?あれは・・もしかして。)

後ろの方にに黄色い二頭身がぷかぷか浮かんでいるのが目に入る。

俺「ハイ・ムー?」

ムー「見知った顔がいると思ったら、汝だったか・・そうだ、われはハイ・ムーだ」

(かわいい・・・・)

 

俺は思ってしまった・・・・

(モフりたい!)

そこで、俺の中でムーの家に行くことが確定した。

 

俺「なぁムー、もしよかったらお前の家にしばらくの間、俺を泊めてくれないか?」

ムーは少し悩んだ後、口を開けた。

ムー「いいぞ」

俺「よっしゃー!」

ムー「そ、そんなにわれが良いか//」

(中二病ムーも癒やされるけど、デレてるムーも癒やされる。やっぱりもふもふしか勝たん!)

 

アーサー「なっ、マスター!?なんでムーが良くて私がダメなんだ!」

アーサーが俺に詰め寄る。

 

(なんて答えればいいんだよ・・・もう正直に話すしかないか)

ムー「なんか、安全そうだし・・可愛いからしょうがない、今回は諦めてくれ」

アーサー「私は可愛くないと言いたいのか?」

(しまった!まずい!)

俺はアーサーの地雷を踏んでしまった。

 

俺「い、いや、そんなことはない!アーサーも十分かわいい!」

(これでなんとか、機嫌を・・・)

アーサー「そ、そうか、私は可愛いか・・・うふふふふ」

(取りすぎたな)

アーサーはまたたく間に、自分の世界へと入ってしまう。

 

俺「よしっ、じゃあモーセと龍馬、後は頼んだよ!」

龍馬・モーセ『おい!』

俺はこの瞬間を逃すまいと思い、ムーを抱えてその場を逃げ出した。

後ろの方から、『こいつをおいて行くな!』とか聞こえたような気がしたけど、無視して全力ダッシュをした。

 

〜〜〜〜街〜〜〜〜〜

(ここまでくれば大丈夫だろう)

ムー「そろそろ、われを降ろさぬか」

俺「あ、ごめん」

ムー「全くこれだから人間は・・・われはつかれた、早く帰るぞ、マスター」

ムーにマスターと呼ばれ1人静かにに感動していたことは言わずともわかるだろう。

 

その後、ムーの家に行くため俺はムーについて行った。

俺「ムーっていつも何してるんだ?」

ムー「パトロールと魔物の討伐だ」

俺「てことはやっぱり、ムーも騎士団なのか?」

ムー「そうだ」

俺「へー、すごいな」

ムー「当たり前だ、われはすごいからな」

ドヤ顔でそう言った

(何この子かわいい)

 

俺「ムーってどこに住んでるんだ?」

ムー「あっちだ」

俺「あっちってどっちだよ」

ムー「あっちはあっちだ」

俺「だから!どっちだよ!」

ムー「だから、あっちと言っておるだろう!これだから人間は!」

ムーが俺を尻尾で殴る

俺「痛った!理不尽!」

でも可愛いので簡単に許してしまう。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜

 

ムー「ついたぞ、ここがわれの家だ」

ムーに連れてこられたのは街の辺境にある森の中だった。もう遅い時間ということもあり、あたりは暗くてなにもみえない。ただ、夜空に輝く月と星々だけはよく見渡せる状態だった。

俺「家?暗くて何も見えないぞ?」

ムー「これだから人間は困る」

そう言うと、1回指を鳴らした。すると、ムーの周りから光の粒が現れ、周辺の木々に向かって飛んでいった。

しばらくすると、目の前の木の上にツリーハウスが光によって現れた。

俺「なにこれ、きれい」

ムー「そうだろう」

飛んでいった光の粒は、ツリーハウスに登るための螺旋階段を灯すように並んでおり、とても幻想的な雰囲気を漂わせていた。

あまりの綺麗さに唖然としていると、しびれを切らしたムーが

ムー「早く中に入るぞ」

俺「あ、ああ」

 

部屋の中は、思っていたよりも広く、整えられていた。

 

居候させてもらってる、ということもあり夕飯は俺が作ることになった。

それから俺たちは夕飯をともにし、すぐに眠りについた。

ちなみに、撫でさせてくださいと頼んだところ「しょうがないな」と一言言い、撫でさせてくれました。

 

最高!!

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

外から聞き覚えのあるラッパの音が聞こえ。俺とムーは目が覚める。

???「郵便でーす!」

ムー「騒がしいな」

俺「俺代わりに、出てくるよ」

俺はベッドから体を起こし玄関の扉を開ける。

俺「はーい」

ガブリエル「お届け物でーすって・・・マスター!?」

いい加減この反応に慣れてきた。

俺「うん」

ガブリエル「なんでこんな所に!?ていうかここってムーさんの家じゃ!?」

俺「うん、もうちょい静かにしてもらえる?寝起きにそのボリュウムはきつい」

ガブリエル「あ、ごめんなさい」

 

俺はガブリエルに大雑把にこちらに来てしまったことを伝えた。

ガブリエル「そうですか、今度ご飯でも一緒に食べましょうね。では、私は仕事があるので」

そう言うと、ガブリエルは飛び去っていった。

 

飛び去っていくガブリエルを見て俺は思った。

俺「いい加減、働かないとな」

 

俺は起きてきたムーと朝食を取り、仕事について相談した。

ムー「マスター割と強いんだし、騎士団入ったらどうだ?」

俺「でも、2種類のバフしか使えないんだよ?」

ムー「何言ってるんだ?マスター、4種類使えるだろ」

俺「え?」

ムー「もしかして気づいてなかったのか?」

俺「ほんと?」

ムー「当たり前だ、われが言うんだから」

そう言われ、頭の中を探してみると

俺「あった」

ムー「ほれ見ろ、やっぱりあったではないか」

知らないバフが2種類あった。1つ目が俊敏のバフ、2つ目が防御力上昇のバフが追加されていた。

これならモーセたちの足手まといにはならないだろう。

俺「じゃあ、早いとこ行ってくる」

ムー「あ、ちょっとま・・・行ってしまった。・・・・これは戦が起きるぞ」

 

俺は早速、俊敏のバフを自分にかけ森を駆け抜けた。

(そういえば、騎士団ってどこだ?まぁ、行く途中で聞けばいいか)

 

 

 

 

 

 

 

 




評価と感想お待ちしております
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。