ハリー・ポッター ヴォルデモート部分殺害RTA 二重スパイチャート   作:matsumatsu

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おかげ様で日間ランキングにも載り、励みになっているので初投稿させていただきます(混乱)


Part 3/8 2年生~4年生

 

 一体いつから――――チャート通りに進んでいると錯覚していた?なRTA、もうはじまってる!

 というわけで前回の続きからです。

 

 

 

「やあハワード、元気していたかい?」

  

 あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!)

 思わず少し漏らしかけた気もしたけれど、私は元気です。

 

 とりあえず悔い改めてから、アイスティーを振舞ってあげます。

 

「いやなに、一人の家では寂しかろうと思ってね。少し様子を見に来たんだ。」

 

 他人の心情を読み取る魔法は開心術と呼ばれますが、ホモ君がダンブルドアに対して開心術をかけることは育成面から考えて不可能です。むしろ術をそのままお返しされてしまうでしょう。

 つまりダンブルドアがホモ君を訪ねた経緯は推測するよりほかはありません。

 

 ええと、原作ではたしかリドルに対しての警戒心が天元突破していましたが…。

 前にも話した気がしますが、この警戒心がウール孤児院でリドルの本性を垣間見たことで生じたことは原作にも書かれている事実です。

 ダンブルドアが現在ホモ君とリドルを結びつけるキーはパーセルタングくらいのものでしょう。チャートによると天性の邪悪さを隠し持つリドル君のみを滅茶苦茶に警戒するはずなんですけどね。

 パーセルタングに対してダンブルドアがどのような認識をしているのか、確認のため原作の文章を引用してきました。

 

「 『いかにも稀有な能力であり闇の魔術に繋がるものと考えられている能力じゃ』

知っての通り偉大にして善良な魔法使いの中にも蛇語使いはいる。ダンブルドアはむしろリドルの残酷さや秘密主義、支配欲というリドルの明白な本能のほうがずっと心配だったとそう言う」

 

 これは少し怪しいラインですね。

 

 

 ……はい、頑張って現実を直視しないようにしていましたが、時間の無駄なので進めます。

 話を総合して推察するにダンブルドアはホモ君の監視のために来たという事でしょう。

 

 そういえば先程ちょろっと開心術の話をしましたが皆さんはこんな話を知っているでしょうか。

 

「優れた開心術士は、呪文も杖も使わずに相手の心に入り込むことができる」

 

 ふざけんじゃねぇよお前これどうしてくれんだ!

 

 はい、実は現在危機的状況に陥っています!どうしたらいいんですかね(無責任)

 目を見られなければ基本セーフではありますが、だからと言って目をそらし続けるわけにもいきません。どちらにせよこの時点で開心術を使ってくるのであれば、実情はどうあれチャートが崩壊するためリセットは不可避です。

 むしろGG値と再走案件であるかの確認のためにも目を見た方がいいかもしれません…。

 悩みどころですね。

 

 ええいままよ!こうなったらこっちから目を合わせてやります。

 見たけりゃ見せてやるよ(震え声)

 

 

 どう、ですかね?大丈夫か大丈夫か?(確認)

 

「どうした、ハワード。私の顔に何かついているかい?」

 

 カスが効かねぇんだよ(無敵)

 つまり今回のダンブルドアの観察結果からわかることは、GG値は少し高くホモ君を警戒しているが、無暗に開心術を使うほど極端に高くはない、という事です。

 

 予定よりGG値が高いことにかなり焦りましたが、考えようによってはかなりの短縮要素になります。GG値の高さはすなわち積極性を意味しますが、GG値が低ければダンブルドアはヴォルデモートの討伐に動いてくれないことを既に話しましたね。逆に言えばGG値が高いほど闇の帝王の迅速な討伐を決断してくれるはずです。

 

「マグルのお菓子を持ってきたんだ、一緒に食べよう。」

 

 なんかお菓子で釣ろうとしているところを見ると、ホモ君を対リドル用の肉壁にしようと画策しているのかもしれません。人間の屑がこの野郎…。

 まあ私としてはその方が都合が良いので構いませんが(人間の屑)。

 

 ダンブルドアが持て来たお菓子は…ブラウニーですか。生地がしっとりしていて、それでいてべたつかないすっきりとした甘さだ。ココアはバンホーテンのものを使用したのかな?(適当)

 イケオジとショタのティータイムなんて見ていてもつまらないので飛ばしましょうか。

 

 

 ダンブルドアが帰ったら呪文練習の続きです。少しでも安定要素を増やしていきます。

 

 

 

 さて2年生になりますが、カットです(無慈悲)。いやほんと1年のころと何も変わらないんで。やることは1年次と同じように適度にリドル君と仲良くして、上級生の知り合いを増やしていくぐらいですかね。という訳で学年末まで倍速倍速。

 

 はい、学年末になりました。試験結果は1年生のころと何も変わりません。

 

 あと、潜伏呪文をもう覚えていましたね。リドル君と一緒に勉強していたからかな?

 そんなわけで来年からは夜の探索も開放されます。

 

 再びリトルハングルトンに帰ったら呪文の練習です。先程と全く同じ流れなので倍速。なんかまたダンブルドアが訪ねてきた気がしますが気のせいでしょう(気のせい)。楽できるところは自動に切り替えます。これがRTAの試行回数を増やす秘訣です。ガバの回数も増えてるって?なんのこったよ(すっとぼけ)

 

 時が流れるのは早いものでもう3年生です。

 

 ここで小ネタですが、3年生ごろからダイアゴン横丁での買い物が解放されます。お金持ちの家に生まれているならば学年に関係なく自由な買い物ができますが、普通の学生は学業以外のものを買うほどのお金を持ち合わせていないことが大半です。3年生以降、能力の上昇によりステータスによっては学内での内職でお小遣い稼ぎが可能になっているため、様々なものを入手することができるのです。流石に新型の箒などの高級品には手が出ませんが、あまり質の良くないデミガイズ製の透明マント程度ならば頑張れば入手できるはずです。

 ですが、今回は必要なさそうですね。既に潜伏呪文を覚えているので透明マントの出番はなさそうです。本チャートではあまり役に立たなそうな透明マントですが、それでも学外などの魔法を使えない状況下で潜伏する際はとても有能なアイテムです。

 

 

 ホモ君やリドル君も成長してきました。そろそろ仲間内で闇の魔術の練習が始まる頃でしょうか。リドル君との魔法練習は闇の魔術に対して補正がつきます。

 というわけで積極的に絡んでいきましょう。俺も仲間に入れてくれよ~(マジキチスマイル)

 

 ちなみに同学年のネームドキャラにはエイブリー、レストレンジ、ロジエール、マルシベール、ノットなどの、通称リドル君のお友達(笑)がいます。少し学年をずらせばマルフォイにブラックなど錚々たる面子です。彼らは家柄は優秀ですが所詮リドル君の手駒でしかないので、彼らのようなネームドモブと同レベルでは全くダメです。

 併せて付け加えると、彼らは後の死喰い人の前身組織として「ヴァルプルギスの騎士」とかいうグループを名乗ります。ヴァルプルギスの夜(Night)と騎士(Knight)をかけたリドル君渾身の激ウマギャグです。笑ってあげましょう。

 ここぞというときにギャグセンスが光るところもお辞儀様の魅力の一つですね。

 

 

 一つ前のpartで触れましたが、今回から選択科目を少なくとも2つとることになります。

 

「逆転時計」はスルーだ!「逆転時計」はうまく使いこなせればいいアイテムなんですけどね、本チャートの決着まであと30~40年ある事を考えると今無理して短縮する必要はないんですね。少しの安定のために最大で12教科もとるのはさすがに労力に見合ってないし、むしろ空きコマがなくなって自習できないとかだったら本末転倒です。チャート上絶対に必要であるとき以外は使わない方がいいでしょう。

 

 

 今回履修するのは「数占い」と「占い学」です。

「数占い」は知力ステータスに補正がかかるため履修しますが、もう一つは何でもいいです。

「マグル学」は純血一家に生まれたゴーント君には不適。選択肢からは除外します。

「魔法生物飼育学」についてですが、この時期の担当教授はケトルバーン兄貴です。魔法生物学に関してはよくハグリッドの暴走が話題になりますが、ケトルバーンはその比ではありません。彼は、研究し世話をしていた危険な生き物への深い愛が、彼自身、そして時には他人に重傷を負わせ、学校勤務中に62回もの保護観察期間が課せられた、という猛者です。クビだクビだクビだ!とはなりません。不思議ですねぇ。

 つまり、ケトルバーンの授業なんか受けていたら、いつリセの危機が訪れてもおかしくありません。RTA走者としてはここでわざわざ運試しする必要は、ないです。

 ところで今年はハグリッドが入学する年ですが、大丈夫ですかね。ハグリッドが3年次に退学しなかった場合、ホグワーツが魔法生物で滅茶苦茶になりそうです。

 

 話がずれたので戻します。

 

「古代ルーン文字学」の履修メリットは古の魔法の習得率に補正がかかるというものです。本チャートには関係ありません。

 消去法で残った「占い学」ですが、原作ではとんでもなく評判が悪く、あのハーマイオニー姉貴ですら履修を途中で断念するほどの教科です。しかし、この時代の教授はトレローニーではないので比較的マシな授業になるでしょう。しかも他の教科より単位をとるのが簡単そうですね(優をとれるとは言っていない)。場合によっては本RTAの今後の運なんかも占えるかもしれませんから損にはならないでしょう。

 

 履修科目を決定しましたが、ここで朗報です。

 授業の空きコマ及び夜の時間を利用して必要の部屋特訓を解禁します。

 ようやく様々な呪文の練習ができるようになりますね。

 はじめのうちはリドル君に部屋の存在と使い方に関して気づかれてはいけません。見つかってしまうと、リドル君の呪文習得率がえげつないことになり、最悪倒せなくなります。

 授業が始まったらストーキングに気を付けて早速使いましょう。イクゾー! デッデッデデデデ

 

「必要の部屋」は別名「あったりなかったり部屋」と呼ばれるホグワーツの隠し部屋です。

 出現方法は天文台棟8階の廊下で自分が必要だと感じるものを強く思い浮かべながら3回往復することです。

 必要の部屋を用いた呪文練習で習得する予定の魔法を下に列挙します。

「閉心術」「開心術」「忘却術」「錯乱の呪文」「服従の呪文」「悪霊の火」「各種防衛術呪文」です。

「閉心術」はもちろんリドルとダンブルドア対策です。開心術をかけられた瞬間すべてがパーなので油断しないようにしましょう。

「開心術」「忘却術」「錯乱の呪文」「服従の呪文」は精神に作用し、「悪霊の火」は分霊箱すら破壊する最強の魔法です。どちらも本チャートを走る上で最重要呪文ですのでしっかり練習しておきます。

「各種防衛術呪文」については、普段使い用です。流石に闇の魔術は日常では使い勝手が悪すぎますし、一応教師志望ですからね。

 あっ、そうだ(唐突)呪文ではありませんが、ここでは魔法薬学の練習も入れておかなければなりませんね。材料は必要の部屋由来のものであるため、外に持ち出すことは出来ませんが、希少な材料の入手を気にする必要なく練習できますので。

 

 育成方針を説明し終えたところで、ホモ君が必要の部屋がある階の左の通路に到着しました。目印はバカのバーナバスがトロールにバレエを教えている絵が描かれたタペストリーの向かい側です。

 では3回繰り返しましょう。3回だよ、3回。

 

「閉心術練習に向いている部屋で、自分以外の人間が侵入しない部屋」「閉心術練習に向いている部屋で、自分以外の人間が侵入しない部屋」「閉心術練習に向いている部屋で、自分以外の人間が侵入しない部屋」

 

 はい、部屋が出現しましたね。おっ、開いてんじゃ~ん!ということでお邪魔します。

 

 ホモ君が特訓をしている間に、必要の部屋について補足しておきますか。

 

 必要の部屋はその特性と使用難易度の低さからRTAではほぼ確実にチャートに組み込まれます。部屋の仕掛けは古の魔法によるものなので、大抵の無茶ぶりや要求にも応えてくれる素晴らしい場所です。

 しかし同時に注意も必要です。必要の部屋はその特性まで知っている人は少ないですが、存在自体はかなりの人間に知れ渡っています。

 どういうことかと言いますと、この部屋はかなり切実に必要なものを思い浮かべなければ出現しない仕様であるからこそ、発見者が再び必要の部屋を訪れる場合は「前回出現した部屋に再び入りたい」などの希望を出すことになります。この結果、普通の発見者は必要の部屋が希望に応じて姿を変える可能性に行き当たることはなくなるという訳です。

 

 繰り返しになりますが部屋から出るときは、人との接触に気を配ることを忘れずに。

 

「閉心術」がある程度形になったら他の呪文の練習も始めていきます。

 新要素の紹介も終わったので再び加速です。こいついつも加速してんな(手抜き)

 

 

「ハワード、この後時間空いているかい?」

 

 また君か壊れるなぁ。ダンブルドアが変身術の授業後に話しかけて来ました。どしたん話聞こうか?

 

「学校生活を楽しんでるか、聞きたくなってね。奥の部屋が空いてるからそっちを使おう」

 

 特に言うべきこともないんでお菓子を食べながら適当に話します。現時点においてはホモ君がリドル君を危険に思う正当な理由はないので友情アピールをするのが妥当でしょうか。GG値が上がりすぎても困るのでマイナスの話題は一切なしにしておきます。

 

「来たくなったらいつでも遊びに来るといい。」

 

 おっ、そうだな。じゃあ俺、飴もらって帰るから。

 学生時代にダンブルドアと関わる予定はあまりないですが、これでいつでも会えるようになりました。一応頭の隅にでも覚えておきます。

 

 

 そんなこんなでまた学期末試験の時期がやってきました。

 必要の部屋特訓も解禁されているため、ホモ君の才能を考慮すると、防衛術に関しては上級生も含め既にホグワーツの大半よりも優秀ではないでしょうか。リドル君には負けるんですけどね(諦め)

 

 パパっと試験をおわらせたら結果を確認。

 魔法薬学のみ1位でした。6年生まではこの成績を維持する必要があります。

 

 

 

 さて、4年生になりました。

 長期休暇はどうしたのかって?加速だよ、当たり前だろ!

 

 今年のイベントは「スラグクラブ」ですね。

 上級生になったことで誘われます。スラグホーンは魔法省就職のためのコネ要員です。

 

 スラグホーンの人物データを見てみましょう。

 彼は非常に俗物的な人物で、著名な人物や特別な才能を持つもの、または将来的に期待できる人間と関係を結ぶことを至上の喜びとする人材マニアです。また優れた魔法薬学者かつ閉心術士で、その強力な閉心術によって閉じられた心はダンブルドアでさえ覗くことができません。お前意外とやるな(賞賛)。また闇の魔術にも深い造詣があり、あの分霊箱の知識すら持っています。お前何者だよ、いやほんとに。

 ホモ君レベルの優秀さなら風聞が悪くない限り声がかかるでしょう。

 適当に時間をつぶして仲良くなります。彼の好感度を最も簡単に稼ぐ方法は定期的に砂糖漬けパイナップルや高級ワインを贈る事です。

 

「ゴーント家はたしか生まれつきパーセルタングらしいじゃないか」

 

 スラグクラブにてスラグホーンがホモ君に話しかけてますが、同時にリドル君も少し反応しています。自分の出生に関連していそうな情報ですから、彼としては是が非でも知りたい情報でしょう。リドル君が自分の魔法族としての血筋に気づくと、親族のホモ君に対して更に親近感を持つようになるので、それに関するイベントが近々発生するかもしれません。

 

 

「最近ダンブルドアによく呼び出される。僕のことをかなり警戒しているみたいだ」

 

 リドル君に対するダンブルドアの監視もかなり強くなってるみたいですね。

 きっと愛に関しての個人授業もされているはずです。

 おっ、大丈夫か大丈夫か?とか言って慰めてあげましょう。

 

 あえて触れなかったんですが、実はホモ君もあの呼び出し以降もちょくちょくダンブルドアに呼び出されています。リドル君とは違って授業をするわけでもなく、お菓子を食べながら世間話をしているだけなんですけどね。

 やはりホモ君を懐柔することにした説が濃厚ですが、二重スパイチャートとしては特にデメリットもないのでそのまま続行だ!

 

 

 再び学年末です。結果は前回と変化がないので省略。

 

 

 

 特に進展はありませんが長くなったので今回はここまで。

 ご視聴ありがとうございました。

 


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