投擲具の勇者の全力生存   作:( ・∇・)

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時間がいきなり飛びます


プロローグ2

馬車に乗せてもらいゆらりゆらりとノースフェルト山脈へと向かう

 

「今日はよろしくお願いします、勇者様」

「こちらこそよろしくお願いします…えーと」

「私はミリア様直属兵士のアルトと申します」

「お願いしますね、アルトさん」

「命に変えてもお守りします!」

 

命に変えてもなんて初めて言われたんだけど

 

 

 

「ここがノースフェルト山脈です」

「……まぁ森ですよね…」

 

1時間ほどでノースフェルト山脈に着き、軽く準備運動をする

 

「まずは魔物を私が倒しますのでレベルアップをしましょう」

「お願いします」

 

完全にレベリングのそれだけれど、仕方ない

少し進むと犬…かな?結構凶悪そうな顔の魔物がでてきた

 

「ここにはあの魔物が結構いますので好きなだけ狩ることが出来ます、せい!」

 

アルトさんの一撃で首が切断され事切れる犬

……レベルが8上がった

 

「どうですか?レベルは」

「8上がりましたね…」

「良かったです、ではある程度あげたら勇者様も戦闘に参加しましょう」

「分かりました」

 

その後はー、なんというか作業だった

襲いかかってくる犬をアルトさんが斬りつけたり、戦闘に参加しだした私がスモールナイフを投擲して頭に当てたり

そんなことを4時間以上続ければレベルもかなり上がるわけで……

 

「アルトさん、レベルが37になりました」

「いいですね、その調子で上げていきましょう」

「はい…居ますね、エアストスロー」

「一撃で倒せますね」

 

私の投げたナイフは吸い込まれるように犬の頭に突き刺さる

 

「セカンドスロー、ドリットスロー」

「よく当たりますね…前の世界ではそういったことをしていて?」

「いえ、特にそういったことはしてませんが、身体能力はかなり高い方でしたよ」

 

同僚との模擬戦に余裕で勝てるぐらいには

 

「トルネードスロー」

「もう投擲具の使い方は慣れたようですね」

「ええ、後は…フラガッハ・カスタム」

「………それ凶悪過ぎませんか?」

「回復不可の傷を与えるスキルですからね…」

 

こんなん勇者が持っていい武器なのか?と疑問に思うが1番強いんだから仕方がない

レアリティもURまで持っていくことが出来たし、上々だろう

 

「そろそろ時間ですね、ミリア様の元へ戻りましょう」

「分かりました」

 

今日の成果はレベル40まで行けたことかな

 

 

 

 

ミリアのところへ戻り、カモフラージュも兼ねてメイド服に着替える

護衛じゃないのかと思ったけど私の身長的にメイドの方がなんか可愛いからという理由でこうなった

 

「ただいま戻りました、ミリア様」

 

こんな感じかな?

なれない言葉遣いで話しかけるとミリア様が固まった

 

「ユーナ、貴方本当にメイドになりませんか?」

「いや貴方が私を召喚したのに何を言ってるのですか」

「…まぁ、それもそうですね、でユーナはレベルどれぐらい上がったのですか?」

 

露骨に話しそらされた気がする

 

「はぁ……40まであげることが出来ました」

「早くないですか?」

 

ん?早いのかな?基準が分からないから

 

「基本、1日狩り続けて5上がればいほうです」

「わーお……」

 

それを数時間で8倍あげたと

 

「まぁその調子なら波が起きるまでしっかり強くなれそうですね…波が来るのはおよそ2年後ほどと予測しているのでそれまでしっかりレベルを上げていきましょう」

「分かりました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2年後

 

「いや、カットですか、そうですか」

「何を言ってるのですか?」

「あ、こっちの話です」

 

相変わらず私はメイド服を着てる、というか普段から着てる

なんか、フォーブレイの服職人が本気のメイド服作っちゃってベテラン冒険者の鎧よりも強いメイド服が誕生したから常にこれを着るようになった

「ひとまず貴方にはメルロマルクに向かってもらいます」

「メルロマルク…ですか」

 

よく女狐がいる国と言われている国だ

四聖勇者の召喚を4番目に行う国のはず

 

「少々、不味いことになりましたから」

「そうなのですか?」

「えぇ、女狐たる女王は外交で国外にいます、それを良しと思ったのか、三勇教が動き出しました」

「それは……」

 

盾以外を信仰しているメルロマルク

三勇教が動き出すとなると……

 

「おそらく、四聖勇者を全員召喚、盾の勇者の迫害が考えられます………悪くて公開処刑…良くて冤罪」

「ということは盾の勇者の補助が私の目的ですか?」

「いえ、三勇教の暴走は女狐が帰ったら収まるでしょうから、貴方には勇者の観察、メルロマルクで起こる波の対処です」

 

まぁ、それなら何とかなるか

 

「あとは独自の判断で勇者を守ってください、1人でも死んでしまえば波は厳しくなります」

「……」

 

私は波を体験したことがないから分からないけど、おそらくかなり深刻なのだろう

 

「と、言ってもレベル500の化け物の貴方が死なせることなんてなさそうですが」

「うっ……」

 

私は数回、まだ経験値が増加している時期に何度も徹夜で魔物を狩り尽くしていた

まぁそのせいでレベルが頭おかしいことになったのだが

流石にミリアに怒られた

内容はお肌に悪いとかそういったことだったけど

 

「まぁ、いいです……出発は明日、それまで自室で休んでいてください」

「分かりました、失礼します」

 

明日からね、なら自室で魔法の練習しようかな

ちょうど一年ぐらい前から始めた本格的な魔法の練習(我流)

たまたまノースフェルト山脈を通りかかった龍帝に叩き込まれた龍脈法と勇者の力でリベレイションクラスの魔法を発動できるように頑張ってる最中なのだ

ちなみにリベレイションはミリアから情報を貰って知った

 

『力の根源たるただのメイドが命ずる、断りを今一度読み解き彼の者の傷を癒せ』

「ドライファ・ヒール………気を入れてみるかな」

 

魔力を多く込めたりしてもうんともすんとも言わない

なら別の物だ、つまり気しかないわけで

あ、気っていうのはEPと同じだと思って欲しい

気を使って魔法を作るイメージをする

…………なんか脳内にパズルが3つも出てきたんだけど

しかもひとつ動かすのにかなりの魔力を食われる

四苦八苦しながら何とかパズルを組み終えて自然に口から言葉が紡がれる

 

『我、ただのメイドが天に命じ、地に命じ、断りを切除し、繋げ、膿を吐き出させよう。龍脈の力よ。我が魔力と勇者の力と共に力を成せ、力の根源たるただのメイドが命ずる。森羅万象を今一度読み解き、彼の者の傷を癒せ』

 

詠唱なっが…

よく噛まずに言えたものだ

 

「リベレイション・ヒール………出来た」

 

まさかできるとは思わなんだ

まぁこれで私はさらに死ににくくなったから、いいかな

さて……明日もどうせ早いし、もう寝よう

 

「私はミリアのメイドだから、勇者なんて肩書き」

 

最近、ほんとにそう思ってきている

天職…見たいな、紅茶だって入れたらなんか紅茶+18になったし

ちなみにそれをプロの人に飲ませたら金貨500枚近く渡されたのはミリアには内緒

 

「勇者の観察と波への対応、それと勇者を死なせない事ね、やってやる」

 




次回は勇者召喚が行われます
2年たった周りの印象
☆ユーナ
年齢22 女性
レベル511
・身長変わらないな……
・え、この子メイドガチ過ぎない?勇者だよね?
・紅茶うっま!?なにこれうっまー!?
・なんかミリア様が洗脳したみたいになってるような……

☆ミリア
年齢20 女性
レベル?
・女狐?ミリア様もじゃね?
・ついに詠唱せずに魔法撃つようになった、こわ
・ユーナ様をなんだと……メイドか、ちゃうわ勇者じゃん
・いつかユーナを性的に襲いそうで怖い
・婚約の誘いの手紙来まくってるのに一瞥もせずに燃やし尽くすのこっわ…
・ミリア様の予言はだいたい当たる、まるでそれを知ってるような…まぁそんなわけないよね!

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