ついに、これをやる時がやってきた。
万全の状態で、しかもほぼ原作再現ができる状態にしているけれど、まあドキドキは止まらない。
それがワクワクからなのか、不安からなのかは定かではないが、ワクワクからであると考えた。
「ふぅ……よし」
準備ができ、俺は左手を前に右手を手前にした構えをとる。
「
俺がそう言うと背後に、俺以上の巨大な体に目の部分に左右二対の翼、背中には方陣がついて右腕には剣がついている式神が現れた。
最強の式神にして、作中では宿儺以外では調伏が誰一人としてできず、おそらく六眼持ちの無下限呪術使いすらも殺すことができた化け物。
『
これを調伏することができれば俺の手札はすべて揃ったことになる。
とりあえずは魔虚羅の退魔の剣を即座に避け、魔虚羅と向き合う。
こいつはあらゆる事象への適応ができる最強の後だしジャンケンをすることができる。
だから初撃で適応前に倒すのがいいのだろうし、捌を使えばすぐに倒すことができる。
だがそれだと呪術廻戦のファンとして納得はできない。
本来なら一撃で倒すのがいいのだろうが、それはそれで調伏の儀が一回きりしかないからもったいない気がしてならない。
何より原作再現はファンとしてやっておきたいだろ!
魔虚羅が退魔の剣を振るってきたからそれを腕で受け止めてから受け流し、殴ってから斬撃を放つ。
「解」
魔虚羅に傷をつけてみると、原作通りに方陣が回転して傷が癒えた。
「どう出る?」
そして再び斬撃を放っても、通用することはなく魔虚羅が斬撃を弾いてから俺を吹き飛ばした。
呪力で強化していたから特に痛いことはないけど、少しは考えて戦わないと俺の住処が吹き飛ぶんだが。
そう考えている間にも魔虚羅の追撃が迫ってくる。
さすがにそう何発も受けるつもりはないから、避けてから近づいてさっきよりも強い解を至近距離で放って逆に吹き飛ばした。
だけど再び方陣が回転して傷は癒えている魔虚羅。
「さて、今の俺でどれだけ原作通りにできるか……」
閻魔天印の印相をして集中する。
ぶっちゃけ、領域展開は会得しているけど宿儺のような閉じない領域展開はまだできない。でもそれは必中効果範囲を広げているためだから、まあ今は大丈夫だろ。
「領域展開『伏魔御廚子』」
魔虚羅だけを閉じ込めた領域にて、呪力を帯びたモノには捌、無生物には解を、絶え間なく浴びせられる。
これって普通の領域展開ならフィジカルギフテッドで呪力がない伏黒パパなら必中効果があっても意味がないけれど、解でそこを網羅している。
万死の厨房だったか。確かにそうだな。
宿儺は嫌いだが、これらは普通にすごいと思う。宿儺は嫌いだけど!
もういいかと思うところで伏魔御廚子を消すと、原作みたいに倒れた魔虚羅がおり、やっぱり適応が解ではなく斬撃に適応しているから回復しようとしていた。
「
片手から炎を出し、両手で弓を引くようにして、炎の矢を放った。
「あっ」
魔虚羅を倒すための威力を放ったのはいいが、無人島が結構爆炎で削れてしまった。
まぁ、調伏できたからいいか。……ヒュームさんに怒られるかな?
……原作再現ができたからいいか。うん。
ヒュームさんにジェノサイド・チェーンソーを放たれたのは言うまでもない。
マジ恋と呪術廻戦の戦力をどう合わせたらいいのか分からん……。
ヒュームの強さを100として、撫子深夜の強さは?
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100(同じ強さ)
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200(余裕をもって倒せる)
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1000(無傷で勝利)
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10000(片手間に勝利)