我愛羅成り代わりによる四代目風影救済RTA   作:とんでん

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前の話からしれっと数年飛んで下忍になっています。
とんでんの作品は全体的にちょいちょいこういうことが起こりますが、このシリーズで大きく時間が飛ぶのはここだけの予定です、一応。



成り代わり、迷子になる。

 

 いっそ神々しいほどの金砂の平原。青々とした鮮やかな空。天地の合間を吹き渡る風。

 

 そんな大自然の険しさが広がる、砂隠れの里某所にて。

 白皙の美貌に赤暗の髪を持つ少年は、一人ぽつねんと砂漠へ立ち(正確には片手にぽわんとしたフォルムの愛くるしいチャボを一羽抱えていたのだが)フッッと微笑を浮かべた・・・・・・この世の全てを見通すような、澄んだ微笑みであった。

 見目の麗しさ、周囲の壮大さと相まって、まるで宗教画がごとき風情を醸している。そう、もしや彼こそが神の使いかと幻視するほどに────。

 

「迷子に、なっただと・・・・・・?」

 

 ────なお、実際は宗教画がごとき風体なだけの、ただの迷子である。

 

 

******

 

 

 ことのはじまりは、そう。下忍になってすぐのことであった。

 

「・・・・・・B級任務?」

「そうだ。お前の初任務となる。」

 

 片覆面の男、担当上忍のバキに告げられた我愛羅は、露骨に不審を顔へ出した。

 その様子に一瞬怯んだバキだが、さすがに風影から我愛羅を任せられただけはある。すぐに押し隠して、上官としての威厳を崩すことなく続けた。

 

「任務内容は害獣の討伐。毒を持つジャイアントスナサソリの群れで、既に村が一つ襲われている。」

「余計解せない。アカデミーを卒業したばかりの子どもにさせる仕事とは思えんな。」

 

 食い気味に言うと、バキだけでなくチームメイト達────テマリとカンクロウにもヤレヤレと肩を竦められる。

 

 そう、夜叉丸の死から早幾年。

 十二歳になった我愛羅は、やっぱり原作通りにきょうだい達と下忍班を組んでいた。我愛羅とスリーマンセルになれるようなルーキーが(色々な理由で)いなかったため、既に他の班で活動していた姉兄が急遽移籍となったのである。ほとほと申し訳ない。

 

「ごねるんじゃないよ、我愛羅。それにバキに当たっても仕方ないだろう、任務は全部風影様の采配なんだから。」

「・・・・・・。」

「もう、拗ねないの。」

 

 しかし、末弟の仏頂面をつつく姉に一切怯えの色がなかったから、我愛羅は良しとするかと嘆息をついた。

 “砂肝とボンジリ事件”後、一時は氷河期を迎えたきょうだい仲だったが、誤解も解け日常を重ねた今は温もりのある関係に変わっている。

 現在腕の中で「コッコッ」と鳴いているチャボ二羽の活躍もあるが、我愛羅の努力が実った結果とも言えよう・・・・・・因みに、回復したのはきょうだい仲だけであり、ボッチは継続中だった。友は守鶴以外いないし、その守鶴には『友達なんかじゃねえ!』と叫ばれる日々である。父子仲なんかはもう目も当てられない。つまり常態だった。

 

「我愛羅が疑念を抱くのは分かる。が、お前は“アカデミーを卒業したばかりの子ども”程度か?」

 

 とバキには諭されたが、それを言うのは卑怯ではなかろうか。だって人柱力だぞ俺。

 本当に、絶対(とは言っていない)防御のある俺はともかく、テマリとカンクロウを危険な目に遭わせたくないんだけどな・・・・・・。親父は何を考えているんだろうか、実子だぞ。そりゃそれを言ったら我愛羅も当てはまるが、暴走して里を半壊にしたりはしない実子だぞ。もうちょい可愛がれ。

 普通に不貞腐れた我愛羅に、横で黙って聞いていたカンクロウが何を思ったか「つーかアカデミーアカデミーって、お前不登校だったじゃん。」とツッコむ。別の痛い所を突かれた我愛羅はもっと膨れた。

 

 ・・・・・・違うのだ。一応在籍していたことはしていたし、卒業資格も持ってはいる。

 ただ我愛羅がクラスに入るとその場にいる人間全てが無視できないレベルでバイブレーションするので、次第に通わなくなったのだった。おかげで夜叉丸の死以降、我愛羅のやっていたことといえば修行と引き籠りと守鶴へのうざ絡みとペットを可愛がることのみである。(だから前話からしれっと数年飛んでいるのである。)

 うーん、どこに出しても恥ずかしいボッチニート。

 

「入学式と試験日と卒業式は行った・・・・・・。」

「寧ろなんで一番面倒な日だけ行くじゃん。真面目か。」

「・・・・・・テマリが行けと。」

「姉ちゃん、」

「だって、アカデミー生ならそうするべきだろ。」

 

 ツンとそっぽを向いたテマリの仕草が先程の弟とシンクロする。なんとなく面白かったカンクロウは、深々と溜息をつくだけに留めた。

 閑話休題。

 

「話がまとまったなら、すぐに出立するぞ・・・・・・ところで我愛羅、さっきから抱えているニワトリたちも連れて行く気か?」

「駄目か?任務に支障は出さないが。」

「いや構わんが。」

 

 なんでニワトリ?と言う風に言葉に詰まったバキへ「オテとオスワリは我愛羅の口寄せ獣なんだ。」とカンクロウが補足を入れる。

 

「オテとオスワリ。」

「名前を決めるのと芸を教えるのを並行してやってたら、それが名前だと思っちまったじゃん。因みにオテが雌でオスワリが雄な。」

「言いたいことは多々あるが、口寄せ獣なのに手で抱えるのか。」

「みんなで寄ってたかって可愛がった結果、甘えん坊になっちゃってさ。誰かしらにひっついてないと五月蠅いんだ。あと口寄せ契約は結んでるけど、別に戦えたりはしないよ。オスワリがちょっと風遁使えるくらい。」

「・・・・・・他に特技があったりは。」

「ない。強いていうなら離れていても互いの居場所が分かる。」

 

 三姉弟の説明に、バキは「マジで連れて行くの?」という顔をした。

 我愛羅は黙殺した。ぽてぽての可愛いチャボ二羽は、コッコとのどかに鳴いている。砂肝とボンジリ改め、オテとオスワリ。そもそもが愛玩目的で飼い始めたので、戦力とかは全くなかった。

 

 

******

 

 

 後方へ大きく跳躍。次の瞬間、我愛羅が今までいた場所へ巨大な毒爪が突き刺さる。

 

「ジャイアントスナサソリってのは、全長十メートルぐらいまでなる、でっかい化け物サソリでさっ!」

 

 ドッと風の刃が砂地を薙いだ。こちらに向かって伸ばされた毒針を尾ごと刈り取った風は、そのまま後方にいた子サソリたちも吹き飛ばす。

 

「岩場とかに単独で生息してて、本当なら群れつくって村を襲ったりしない筈なんだけど・・・・・・ちょっとカンクロウ、サボるんじゃないよ。」

「いいじゃん。コイツの毒は早々手に入らねーんだし。」

 

 ビチビチと跳ねる尻尾をチャクラ糸で巻き取り、ちゃっかりと採取していくカンクロウに、大技を連発し息を切らしたテマリが「もうっ」と眉を跳ね上げる。

 と、そんな二人の上へゆらりと影が落ちた。ゲ、と顔を蒼褪めさせる姉兄へ向かって、化サソリのハサミが振り下ろされる。

 

「────砂曝大葬!」

 

 なんなく砂の大波で受け止めた我愛羅は、もうめんどくさいからいいやと群れごとまとめて圧殺した。

 おおーときょうだい達がパチパチ手を叩くのを他所に、バキは微妙に顔を引き攣らせる・・・・・・親父になんて報告をされるんだろうか。ここ最近はそんな暴走してないのだが、前科が前科だからな。

 

「・・・・・・まだいるか?」

「砂の接触感知の範囲には、少なくともいないな。」

「じゃあ任務終了だな。」

「っぱ我愛羅がいると早えーなー。ヨーシヨシ!」

「・・・・・・俺は犬じゃない。」

 

 ブツクサ言いながらカンクロウに頭を撫で繰り回される。良質な毒が手に入って機嫌が良いと見た。ところでその猛毒どうするんだろうか。いや、傀儡に使うんだろうけど。

 

「ってことでバキ、早く帰ろうじゃん。」

「バキ隊長と呼べ、バキ隊長と。」

 

 任務地────里から数十キロは離れた砂漠のど真ん中で、ひたすらジャイアントスナサソリを討伐している間。

 「バキはそこで見てるじゃん。」「アンタ達、とっとと終わらすよ。」「オテとオスワリを頼む。」とチャボを渡され、その場で待たされていたバキは頭が痛いという風にこめかみを押さえた。

 

「・・・・・・だが、まあそうだな。早く風影様に報告を────」

「ちょっと、アタシまだ帰らないよ。」

 

 大扇子を背に腕組みをし、仁王立ちするテマリへカンクロウがウゲーと顔を顰める。

 それをスルーしたテマリは「だってそろそろ飯時だよ!」と力説した。

 

「今から里に帰ったんじゃ夕方じゃないか。早朝からなんも口に入れてないんだよ、こちとらさ!」

「テマリ、何をいきなり我儘を。」

「我儘ってほどでもないだろ。みんな遠地の任務帰りにはよく買い食いしてんだし。」

「それはそうだが・・・・・・。」

「こっから丑寅にちょうど二キロ行ったら町がある。今の時期は市場も賑わってるし、飯処には困らない筈さ。」

 

 カンクロウとそれぞれ一羽ずつチャボを抱えたまま、バキとテマリを交互に見守る。後者が優勢なのは火を見るよりも明らかだった。

 ついでにさしたる反対意見もなかったのだろう、言葉に窮し口ごもるバキへ、ニコッと笑ったテマリがとどめを刺す。

 

「部下へのねぎらいに、昼飯奢るくらいしてくれたっていんじゃないの?バキ“隊長”。」

「・・・・・・ハア。まあ、少しならば良いか。」

 

 ヤッタ!とガッツポーズするテマリへ「俺早くコレの仕込みがしてえんだけど。」とカンクロウがぼやいた。ぼやきながらふと我愛羅の耳元へ屈みこんで、「アイツさ。」と囁く。

 

「お前が里から一歩も出たことないの、ずっと気にしてたんじゃん。」

「────・・・・・・そうか。」

「ま、いいお節介だと思って付き合ってやろうぜ。」

 

 ニッと笑ったカンクロウに、こっくり頷く。

 人柱力は滅多に里から出られない。里の戦力の一つにして、切り札だからだ。我愛羅も例外ではなく、里の中枢から離れたことは今まで一度もなかった。

 

(・・・・・・俺の為、か。)

 

 思えば、せっかくNARUTOの世界に転生したのに、ほとんどを風影邸で過ごしていたわけで。純粋に見知らぬ土地への興味があった我愛羅は、ついでに姉の心遣いに嬉しくなって思わず頬を緩ませた────

 

 

「筈が、どうしてこうなった。」

 

 ────で、冒頭に戻る。

 一周回っていっそ穏やかな気持ちになってきた我愛羅は、優しい微笑みを浮かべながら大自然を見渡した。

 見渡す限りの砂砂砂。テマリもカンクロウも、バキだって見当たらない。あるのは己と腕でコケコッと鳴いているチャボ・・・・・・もとい、オテだけである。

 

「なんであんなにいいタイミングで砂嵐が来るんだ・・・・・・。」

 

 テマリがバキに昼食を強請って、少しだけならまあいいかと町へ向かったところまでは良い。が、その後幾らも行かない内に天気が怪しくなって、風が強くなり始め────砂嵐に巻き込まれて班の面々(あとついでにオスワリ)とはぐれた我愛羅は、そっと天を仰いだ。

 咄嗟に砂中に潜ってやり過ごしたのだが、きょうだい達は無事だろうか。

 

(というか、そもそも何処だここは。)

 

 結構な強風に煽られ、引き離されたせいで現在地がよく分からない。というか文字通りの土地勘がないので見当がつかない。

 十二年この世界に生きたが、迷子になるなんて初めてな我愛羅は困惑した。そしてとりあえず知恵のありそうな者へ尋ねてみようと、「守鶴。」と体内にいる友人(予定)へと話しかける。

 

「突然だが、迷子になった。ここがどこだか分かるか?」

『ハアン?ダッセーな、自分の故郷で迷ってんじゃねーよ。近くに何があんだ。』

「真上に太陽がある。」

『・・・・・・死ね!』

 

 気分が良かったのかワンコールで出た守鶴にホッとしつつ言うと、即座にガチャ切りされた。真面目に答えたつもりだったのだが、フザケているととられたようである。

 

「困った・・・・・・。」

 

 と、立ち尽くしているとオテがわたわたと翼を動かしだした。下に降ろせば、砂に足を取られながらもヨタヨタトテトテ歩き始める。

 ついてこいとでも言いたげなその背に、我愛羅は大人しく従った。

 

「オスワリの場所が分かるのか?」

「コッ」

「・・・・・・オスワリがみんなといれば良いんだが。」

 

 どうしようか、着いた場所が草木一つない熱砂でただオスワリ一羽がいるだけだったら。

 オスワリとカンクロウたちが一緒にいますように、と祈りながら背負っている瓢箪から砂を取り出し、ぎゅっと握り固める。

 同時に片目にチャクラを集めて、手中の砂の塊と連結させた。

 

(砂城狼角。)

 

 宙に放った第三の目を天高く飛ばしつつ、上空から地上を確認する。

 危険な生物がいる気配はしなかったが、代わりに人っ子一人いなかった・・・・・・更に高度を上げ視覚感知の範囲を広げる。

 

「岩場、か?」

 

 ふと影らしき物体を見つけた我愛羅は、そこにピントを絞った。

 時間をかけて砂と風に削られた、複雑な形をした岩山である。

 

(日除けに使うくらいはできるか。)

 

 フムと我愛羅は口唇に指を当てた。

 もし日が暮れてもテマリたちと合流できないようなら、一晩は安全な場所で野宿するしかない。砂漠の夜は人柱力にとっても過酷だ。下手を打っては死にかねぬ。

 

「オテ、おいで。」

「コケ?」

 

 小首を傾げた雌鶏を抱き上げ、砂瓢箪の上に置いた。ちょこりとそこに収まったオテが、ツンツンと髪の毛を突いてくる。腹が減ったのかもしれない。

 

(オテにも水をやらんとな。)

 

 そう考えながら目の術を一旦解き、岩場の方角へ歩を進めていた我愛羅はうん?と首を捻った。歩きながら地面にチャクラを流し、周辺にあるものの感知をはかっていたのだが、どうにもおかしい。

 

「・・・・・・動物ではない、人か。」

 

 進行方向から規則正しく砂上をかける感触が三人分、身のこなしからして忍である────テマリたちだろうか。否、そうでなければ困るのだが。

 もし他の砂隠れの忍だったら恐慌状態に陥らせること待ったなしで、砂の者でなかった場合は犯罪だ。早急にしょっ引かねばならない。

 

「・・・・・・。」

 

 いずれにせよこのままでは十分もしない内にかち合う。逡巡した我愛羅は足元の砂を操ると、上空へと舞い上がった。

 

 

******

 

 

 少女は駆けていた。粒子の細かい砂に足を取られ、痛めた肩口を抑えながら必死に走っていた。

 

「風遁・八重疾風!!」

「きゃっ」

 

 ドッと吹いた風に背中を打たれ、息が詰まる。そのままもんどりうって前方に転がり、咳きこみながらなんとか顔を上げた。

 

「うっ」

「手間かけさせやがって、このアマ!」

「おい、あまり乱暴にするな。大事な研究体なんだ。」

 

 前髪を鷲掴みにされ呻く。男は相方に宥められて多少力を緩めたが、しかし少女の拘束をやめる気配はなかった。

 

「痛い!離して、」

「離してだあ?よく言うぜ。手前を差し出した一族も一族だが、そも、志願したのは手前だろうが!」

 

 鼻先で笑いながら言われた言葉に、じんわりと涙が滲む。

 どんな役目かは分かっていたし、覚悟だってしていた。一族の皆にも幾度も止められたが、それを振り切って来たのは己だ・・・・・・なにせ一族は本当は妹を差し出す気だった。

 そうなるくらいならばいっそ。そう決意した過去の己の見通しの甘さに吐き気がする。

 

「マ、光栄に思うんだな・・・・・・お前は大蛇丸様の夢の礎となるのだ。」

 

 愉快気に言った男に、唇を噛みしめて地に視線を落とす。落として、そこに映る影に瞬きをした。

 一つ、二つ、三つ。四つ?三までは分かる。己と追手である男二人の物だろう────ならば最後は、いったい誰の。

 

「───砂縛柩!」

 

 頭上から声がしたのはその時だった。

 ハッとして全員が顔を上げた先、太陽を背にした小さなシルエットに気を取られた瞬間、砂地が生き物のように盛り上がる。

 咄嗟に悲鳴を上げ地に伏せた少女は、すぐ近くに飛び降りた人影に掬われるように抱えられ、大きく後方へと飛んだ。揺れる視界の中、ゴギャリという湿った音と断末魔が聞こえ、身を引き攣らせる。

 

「砂の忍だな、無事か。」

「あの、えっと。」

 

 冷静沈着を音にしたような声色の主に、少女は戸惑った。

 少女を抱え上げていたのは少年だった。年の頃は、おそらく己とそう変わらぬ。暗い赤茶の髪を短く刈りこみ、背には巨大な瓢箪を背負い・・・・・・そしてなぜだか肩にはニワトリ(チャボだろうか?)を連れていた。

 更に忘れてはいけない、陽光を受け鈍く光る少女と同じ“砂隠れ”の額当て。

 

「ぐう゛ぅ・・・・・・よくも、仲間をっ!!!」

「ひっ・・・・・・!」

「一人逃したか。貴様ら音忍だな、小国の使い走りがこの地に何の用だ。」

 

 少年の攻撃から、辛くも逃げ出したのだろう。

 折れ曲がった腕を庇いつつ呼気荒くこちらを睨む、“音”の額当てをした男に身を竦ませた。しかしそれを一瞥した彼に、「すまない。持っていてくれ、名前はオテだ。」と流れるようにチャボもといオテを渡され、恐怖は霧散した。

 というかオテって。名前がオテって、手ないのに。

 

「所用があってな。悪いが手早く終わらせる。」

「クソッタレ!ガキが舐めやがって、貴様こそその女を置いてとっとと失せやがれ。」

 

 息巻く男に少年が無感情に手を振り上げる。呼応して、ザアッと辺り一帯の砂が浮き上がった。

 それが答えだった。

 





 音忍VS我愛羅、開戦である。

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