1.人間の限界
今の社会が限界なのは、人間の能力に限界がないという前提だとする。だがこれは、突出した人間以外にとっては真理ではない。だが、その手の人間がその能力を使ってルールを作るからおかしくなる。ならば、人間以外の存在がルールを作ればどうなるのか、である。
先例としては宗教が存在する。だが、宇宙に通用する世界観を構築している宗教は少ない。また、教条主義が示すように、状況に応じた柔軟性も不十分である。
2.AIと人間
そこで考えたのが、AIがルールの素案を設計し、人間がそれを修正するというものである。古代ローマの元老院と市民集会のような関係であろうか。そして、そこにこそ、量子コンピュータでなければならない理由が存在する。
各事象毎の分岐で、複数の結果を走査可能
多様性への対応が容易
法の支配が成り立っていない地域においては、量子力学を封印し、古典力学でまず秩序を構築
3.日本が手本
で、手本にする国は日本である。理由は、枠組みの中でやりくりするのが得意だから。以前から問題視されていた、国内の森林資源が腐る一方で、安い外国製の木材を利用するという状態は、流通する資源の絶対数の減少に伴って途絶、一転して使いすぎを防ぐ自体となる。
なお、『襟裳砂漠』の前例があることも好条件とする。使うのが悪いのではなく、使うのと再生するののサイクルが出来ていないのが悪い。飯が食えないから無茶をするなら、飯が食えるようにするまでである。
4.仮死人口比率
資源に制約がある中でやりくりするといっても、80億人を食わせるのは簡単ではない。そこで絶対天敵が取ったのが、一定数を常に仮死状態とすることである。この比率が高い程、割当資源に対して養える人数が少ない失敗国家という事である。
5.民族自決の動揺
さて、こうして絶対天敵が結果を出す中で、動揺したのが民族自決の原則。資源と紐付かない独立は長期的に見て失敗する。例外は都市国家だけである。日本?水資源が豊富ですが何か?
なお、中国ついては、少数民族を独立させた上でAIによる管理である。言うことを聞かない人間は片っ端から仮死状態にしており、歴代王朝のどんな虐殺よりも苛烈である。また朝鮮半島は全員仮死状態、つまり、状況を改善出来なければ民族滅亡である。
6.宇宙進出が唯一の希望
枠組みの中で生活するという狭苦しさに反発する一同。それに対し、宇宙を目指す意思と能力が弱いのが悪い、とする絶対天敵。地球の養える人口を超えている以上、宇宙進出しない限り滅亡不可避なのである。