【推しの娘】 〜Trance Stars Family〜 作:かにみそスープ
鮮烈な引退ライブ——。
絶望、醜悪、慟哭、懺悔、嗚咽、絶叫、愛憎、破滅、暴露とも言える名状し難い『愛(アイ)』の歌は、瞬く間に日本中すべてを虜にしていった。
ライブはネット配信してたこともあり、その反響は瞬く間にミームとなって海外にも轟く。
同時公開されたMVも1ヶ月後には驚異の1億再生を超え、TikTokとかのSNSを中心に耳にしない日はなかった。
おまけにこの反響で苺プロダクションの景気も回復。
爆発的に入ってきた収益をミヤコさんは上手く利用し、カミキヒカルの影響で落ち目になった劇団ララライを合併という形で買い上げ、また芸能界で『今後、未成年が不純異性行為をしない』ことをマニフェストに掲げて、誠心誠意の姿勢で講演会やらボランティアやら寄付やらを尽くし、更に1年も経てば見事にクリーンなイメージへと一新させた。
……これは前社長である『斉藤壱護』がすべての責任を負い「至らぬ所があった。自分の管理が全面的に悪かった」という謝罪をアイの子供判明の騒動時にすぐさま行い、ある程度のヘイトを受け持った後に社長という立場を自己退職した影響もある。
おかげで事務所の悪評はプツッと止まってくれた。
そして改めてミヤコさんを社長に添えてメディア露出させることで、苺プロダクションの組織的な改革を行なったという外面的な印象も与えて新しいイメージを定着させた。
……やっぱりミヤコさんも割とやり手だと思う。
今では苺プロダクションは中堅的な立場でありながら、ネームバリューもあるので『芸能界への登竜門』と呼ばれるほどになったほどだ。イケメンタレントを排出する某大手と比べたらまだまだ弱くはあるが、それでも芸能界に一つの安定した地位を築き上げた。
それに壱護社長もだ。前の世界ではアイが殺されたことで、表舞台からヒッソリと姿を隠した薄情者だと思っていたが、こうして芸能界での立ち回りを見てみると分かる。
アイや前の世界でルビーを押し上げたプロデュース力もそうだが、あの人はとにかく『ヘイトコントロール』が上手い。B小町がグループとして成立してたのはアイが比べるのも烏滸がましいほどに輝いていたのもあるが、社長がそれを露骨に贔屓にすることで恨み、妬みを自分に集約させてたのは少なからずあるだろう。
多分アイという『一番星』さえいなければ、腐ってもアイドルの原石であるB小町の一人くらいは『一等星』の輝きになるまでプロデュースすることもできたかもしれない。そう思わざるをえない。
まあ、これがB小町とアイが引退ライブで残した遺産だ。
こうしてアイは無事にアイドルを引退し、一人の『星野アイ』として普通に一般社会で生きていくことに……。
『子供の教育現場の実態について今はこうなってるそうですねぇ。どう思いますか、星野さんは』
『大変だと思います。私も色々と苦労しましたから。本当色々』
……なんてことはなく、お昼のワイドショーのレギュラー枠ということで『星野アイ』という芸名で芸能界に復帰していた。
まあ「普通の女の子に戻ります」と実際に最初に言った某有名人も芸能界に戻ってきたから、ある意味ではお約束か。
とりあえず現在の活動や世間の評価としては『元・伝説のアイドル』兼『現・伝説のママドル』というものだ。
アイドルの時は浮世離れした超常とした雰囲気があったのに、ママドルになったら途端に子煩悩で庶民的な感性を見せた『ギャップ』というのが世間に大いに受けた。今ではネームバリューもあって料理本とかも発行するほどに世間からの評価は落ち着いている。
今のアイを『売女』みたいに汚い言葉で罵るのは、ネットの小さい界隈ぐらいだろう。
まあ小さなネット界隈のさらにアンダーで性癖を語る掲示板では『バツイチ人妻』や『実質未亡人』という属性に興奮する輩もいるが……これは通報しておこう。
もちろんファンの全体的な数としては少なくはなってるし、収益に関しても全盛期に比べたら全然低い。具体的には月収30万から40万ぐらい。
だが流動が早くて廃れやすい芸能界において手堅い仕事が入ったのは、それはそれで一つの大事な資産だ。不安定ながらも何百万と入る仕事よりも、手堅く持続的な何十万の収益のほうが正直嬉しい。所得税とかの関係もあるしな。
そうだ。仕事といえば、俺やルビーもそうだ。
監督の件で一度映画出演することになったが、その時の契約で俺達は一応苺プロダクションに所属していることになる。
前とは違い、今の苺プロダクションは規模として大きい会社だ。
となると必然的に人材も増えるわけでして。だったら当然俺達には『新しいマネージャー』が付くわけでして。そのマネージャーというのが驚きも驚きだ。
「可愛い〜〜。目元とか特にアイに似てるぅ〜〜」
「へー。あん時の子供達がここまで大きくなるなんて……」
俺には『高峯さん』——。
ルビーには『ニノさん』——。
既にこの一年で二代目としてメンバー総入れ替えで、引退していた『初代B小町』の二人が、小学校1年生に上がった俺とルビーのマネージャーとして関わることになった。
「おっ、君が絶賛売れ出し中の天才子役・黒川あかね君ね! 私は渡辺! 末長くよろしくね」
「は、はい……。よろしくお願いします……」
ちなみに初期メン最後の一人である『渡辺さん』は、ララライの合併で提携的に苺プロに関わりを持つことになった黒川あかねのマネージャーになった。
とまあ、B小町も再就職先が決定。表舞台ではなく裏方として今後は芸能界に関わっていくことになった。
今でも若干アイとは仲が合わない時もあるらしいけど、その関係性も『壁があって触れ合えない』じゃなくて『歯車が噛み合わない』という段階らしく、いずれは時間が解消してくれるだろう。長い長い時間をかけて、彼女達は関係を少しずつ育んでいくだろう。
「星野マリンです。よろしくお願いします」
「はい、よろしくねぇ」
「あのどうしてマネージャーになったんですか? 芸能界については色々闇が深くて、飽き飽きしてると思うのに……」
「だってマリンちゃんが芸能界で成功すれば、それは私のマネジメント力によるものでしょ? アイが産んで、私が育てる……実質私とアイの子供ってこと! 愛の結晶……ふふっ、ふふっふふ! んふふふふふ!!」
極度にヤベー厄介信者だったぞ、高峯さん。
「ニノさんは高峯マネージャーみたいに、変な風に私のこと見てないよね?」
「見てるわけないじゃない。私が見てるのはアイだけよ。ずっと輝くアイだけを見てる」
「じゃあ、ママのこと今でも応援してるんだ! ママドルとして頑張ってるママを——」
「は? 勘違いしてないルビー? 今も昔も私にとってのアイは、アイドルとしてのアイだけよ? ママドルで売れてるアイの眩しさは、アイドルの輝きには到底及ばないわ。あんな星屑、すぐに私の手で越えさせてあげる」
ニノさんはニノさんで面倒な人だ。すごい面倒な人だ。超面倒な人だ。ルビー大丈夫かな。
「個性的な二人ですね」
「本当だねぇ。実質アイの子供とか、アイを超えるとか何考えてるのって感じ。一番星を超えることなんてできないんだから素直に諦めたらいいのに」
どうやら渡辺さんだけまともそうで安心した。あかねだけでも普通のマネージャーに当たったようで何よりだ。
「だから私はあかね君を『アイにする』ね。まだまだ幼いけど、私には分かる。あなたは大人になっても美形で可愛い。なのに顔の特徴が薄いからメイクの自由度も高い。中性系の男性タレントで売れる。貴方ならアイになれる、アイにさせられる、アイにするんだ」
「え? いや、え?」
ダメだこいつら。揃いも揃ってヤバい。
この人達に俺達の手綱を握らせて本当に大丈夫なのだろうか。
「でも、それはマネージャーとしての考え方の話。『先輩』として一つだけ問いたいのが一つある」
「そう。それは君達は『アイの子供』っていう真実。同時にそれは『カミキヒカルの子供』ってことでもあるの。貴方達は芸能界に入ったとして、一般人にどういう目で見られるか分かってる?」
高峯さんとニノさんからの真面目な問い——。
腐ってもマネージャーであり、元はアイドルだ。世間が俺達『星野マリン』と『星野ルビー』として芸能活動をすることがどういう意味を持つかを理解してくれている。
それは『伝説』となった星野アイに迫る二代目になれるのかどうか——。
そして『犯罪者』であるカミキヒカルと血の繋がった子供でもある——。
世間からは奇異な目を向けられるのは確実だ。
良くも悪くも『スター性』を持っている。この星が白く輝くか、黒く濁るか。どっちに転んでも普通とはかけ離れた人生にはなるだろう。
この道を行くには並大抵の覚悟では無理だ。
それこそ普通の子供だったら挫折するのが目に見えてる。
だけど俺達は——『普通の子供』じゃない。
「今更覚悟を表明する必要あるか、ルビー」
「ないよ、アクア。私達は芸能界でビッグになって、ママの凄さを知らしめてあげるんだ」
「……うん。だったらマネージャーとして尽くすよ。アイの次にマリンちゃんを推してあげる」
「もちろん私もルビーのことを推すよ。アイの次にね」
「「ようこそ芸能界へ。宝石の名を持つ、星の子達よ」」
「でも二人とも、宝石じゃ星には届かないよ? 星を作ろうよ〜〜、私みたいに一番星をさ〜〜」
「ねぇ、アクア君。この人が一番ダメじゃない???」
諦めろ、あかね。現にお前はアイの演技ができるんだから半分事実ではあるんだ。
ある意味ではそれを見透かす慧眼を持ってるとも言える。それは有能である証拠だ。諦めろ、あかね。
「うし! じゃあ早速売り出すプランを考えよう。マリンは役者中心、ルビーはアイドル中心の活動だよね? けどこれだと共通点がないから売り込む時の強みが『アイの子供』ってだけで、スタートダッシュは良くても他の強みが見えてこない……」
「やっぱり『双子タレント』として最初は売り出す? いや、でもそうなると世間は双子属性しか見なくなって方向性を合わせないと行けなくなるし、ネタの供給性も弱いからタレントとしての寿命と自由度を考えるなら下策か……」
「私とあかね君は二人とは畑違いだから、頑張ってね〜〜」
「「「よろしくお願いします」」」
さて第二幕の開始だ。
俗にいう『転生したら最強だった件』とか『転生無双ライフ』になるが、これぐらいの報酬ぐらいはあってもいいだろう。
だってアイを救えて——。
カミキヒカルを捕まえて——。
あの悲劇を、なかったことにできたんだから——。
…………
……
『アイが生きてる。僕はもう苦しむ必要なんてないんだ』
『僕達の復讐は終わったんだ。これでやっと報われた』
……
…………
消えてく——。俺の中にあった『復讐心』の象徴が。
これでやっと、人並みの幸せを——。
『おい。なに勘違いしてるんだ』
——まるで首筋を絞めるかのような、重い声が突然響いてきた。
——世界が真っ暗になる。心の風景が世界を覆う。
——後ろに誰かいる。振り返ったら『気づいちゃいけない』ことに気づいてしまう。
——だけど首には既に手が添えられている。
——力づくでも振り向かせようとする強い憎悪。
——振り返るしかなかった。闇の先にいる『二つの黒い星』と視線が交わる。
そこには復讐鬼——『星野アクア』がいた。
『復讐は終えた。アイは生きて、カミキヒカルは捕まった。都合のいいハッピーエンドだな。演劇でいうところの『デウス・エクス・マキナ』ってやつだ』
——ああ。そうだよ。文句あるか。
——みんな救えたハッピーエンド。これ以上の結果があるか。
『一流のバッドエンドより三流のハッピーエンド。誰もが望むことさ。だから創作物でいう二次創作には拙文だろうが、今日あま並に酷い台本だとしても需要がある。みんな幸せのものが見たいだろうからな。だからこんなチープな奇跡が起きた』
——だからもう終わったんだ。お前の『復讐』はもうなかったことになったんだよ。
——お前の言う通りチープな奇跡で。都合の良い改変ってやつで。
『だが、そんなのは脚本家の都合だ。演者の気持ちを無視するなんて許さない』
——演者なら受け入れろよ。分かるだろう。
——脚本の都合で設定や展開が変わることなんて珍しくないことくらい。
『応えろよ——。俺の復讐劇は何の意味があったんだよ『マリン』』
マリン——。それは『■』の名前だ。
同一人物なのに、どうしてそんな吐き捨てるように口にする。
『忘れるな。アイの死体の冷たさを——』
『思い出せよ。カミキヒカルの死体の冷たさを——』
その言葉は撃鉄となった。
記憶の中で燃え滓となっていた記憶に、途端に熱が灯って思考を巡りに巡る。
あの『冷たさ』に差はなかった。同じ形、同じ体温、同じ命だった。
だったらカミキヒカルを殺したのを『仕方ない』と受け入れるか。
だって相手は殺人鬼だ。いるだけで社会に害を与える悪だ。殺されてもしょうがないと無碍に扱うか。
受け入れたら、それはアイが殺されたのも『仕方ない』ってことだ。
——『だとしたら刺されて死んだのも、しゃーなしな所もある』
それは——あの日、アイの死を玩具にした連中と一緒じゃないか。
『アイとカミキヒカルの冷たさに、どこに差があった。同じ『死体』だ。なあ、アイを殺したのがカミキヒカルなら、カミキヒカルを殺したのは誰だ』
——それは俺だ。間違いなく俺だ。
——だから納得したんだ。復讐はなくなったって。納得しようとしたんだ。
『違う——お前じゃない。『俺』だ。『星野アクア』がカミキヒカルを殺した』
——違う。それを認めたら。
——ここにいる『■』は『無罪』ってことになる。
『なあ。俺は何のために復讐したんだ。未来が変わっても、俺の中にある『記憶』が変わることはないんだよ。忘れることなんてできないし、忘れちゃいけないんだよ』
——今ここにいる『■』は。『■』は。
『気づけよ、いい加減。お前は『星野マリン』だ。こんな復讐なんかとは無縁の子供。俺のことなんて知らない、知っちゃいけない、無垢な未来を選んだ子供』
——『私』はどうしたらいいの?
『俺はアクア。今のお前はマリン。だが忘れるな。どんなに姿形を変えようと俺達の中身は『雨宮吾郎』で、身体は『星野アクアマリン』だ』
違う——。違わない——。
こんなの精算できるわけがない——。
だって未来は変わってしまった。
アイは生きている。カミキヒカルも生きている。
『私』は復讐のことなんか知るはずがない。
『俺』の復讐なんて見て見ぬフリをしてもいいだろう。
だけどそれを『僕』が許さない。『存在しない罪』が心の中で酷く重く積み重なっていく。
マリンが言う。「知らないよ。私はアイを助けたよ」
アクアが言う。「この罪は俺の物だ。気にする必要はない」
でも『僕』は——それを認められない。認めちゃいけない。
だって——だって——。
『復讐(アクア)』を認めないと——。
アクアは何のために——。
復讐は何のために——。
前の世界は何のために——。
——『何のために産まれた?』
途端に記憶が逆流してくる。『雨宮吾郎』として産婦人科医として働いていた時の、記憶に焼きついた苦々しい記憶の断片——。
…………
……
『こんなのいらない。セックスしたら赤ちゃんができるなんて知らなかった』
『いやっ、男がいるっ! やめてっ、近づかないでっ! 挿れないでっ!!』
『付き合った男性が夜逃げして……。私一人じゃ育てる環境も、お金もないんです……っ!』
……
…………
知っているだろうか。日本の『中絶率』というものを。
来院してきた妊婦は10人に1人は子供を堕ろす。理由については無知、性的被害、金銭事情——理由は様々だ。望まない子供の出産なんて、母子共々に不幸になるしかない。
だったらしょうがないじゃないか。切り捨てるしかないじゃないか。
一方的に。宿した命を一方的に奪い去るしか。産まれるはずの命を、見て見ぬフリをして断つしかないじゃないか。
僕はそれを行ったことがある。
産まれるはずだった命を——この手で、奪い去った。
——だから僕みたいなのは死ねば『地獄』に行くと思っていた。
一回やるだけで心が欠けそうになる。見るだけで心が擦り減りそうになる。
何かに夢中になっていないと、思い出しそうになって吐きそうになる。
人を助けるのと同時に、人が死ぬところも多く目にする。
人の心が欠けていく仕事。それが『医者』だ。
しかも子供を産んでも『幸せ』かどうかは未知数だ。
産まれてから発覚する可能性がある。何かしらの障害を抱えていたり、疾患を持っていたり、産まれてから少し時間を経って病を患ってしまうことも。
それこそ『さりなちゃん』のように——。
いったい、どれくらい『産まれた命』に価値を見出した者はいるのだろうか。
…………
……
『……先生はどう思う?』
『最終的な決定権は君にある。よく考えて決めるんだ』
『産んだらきっと賑やかで、楽しい家族になるよね!』
『子供も産む……アイドルも続ける。つまりそれは……』
『そ……! 公表しない』
『母としての幸せと、アイドルとしての幸せ。普通は片方かもしれないけど』
『どっちもほしい。星野アイは欲張りなんだ』
『——和解した。星野アイ、僕が産ませる。安全に、元気な子供を』
……
…………
あの日、アイの言葉が医者としての自負を思い出させてくれた。
君は確かに子供を望んで産んだ。君は確かに子供の幸せを望んだ。
そういう君を見て、触れ合って——強欲で、図太い君のことを心の底から応援したいと思った。『推しの子』の幸せを望んだ。
だったら望んだ以上は受け入れないといけない。君の子供のすべてを。アクアマリンの全てを認めて、受け入れないといけない。
——僕の、私の、俺のすべてを、受け入れないといけないんだ。
『誰を生きたか 思い出したか——』
……
…………
「ッ……ッ!!」
「アクアっ!?」
かくして『星の子達がアイを救う』お話は終わり、新たな幕をあげる。
——これは『復讐』の物語じゃない。
——これは『恋愛』の物語じゃない。
——これは『家族』の物語じゃない。
——もちろん『夢を叶える』お話でもない。
——私(マリン)が果たすべき精算。
——俺(アクア)に捧げる鎮魂歌。
——僕(アクアマリン)になるための——。
——『贖罪』の物語だ。
※ご覧のSSは予定調和で進んでおります。ライブ感全開でお送りするのは『嘘』です※
というわけで第一章(プロローグ)は終わりです。
原作をリスペクトして『アイが死ぬ』ことで話が劇的に変わったように、このSSでは『アイが生存』したことで話が劇的に変わるようにしました。
正直自分でも最初の部分は書いてて「若干つまらないなぁ。TSさせてる意味が明かせないなぁ。でも見せ場はあるし最低限は盛ってキナ臭さは消さないとなぁ。コメント返したいけどネタ明かしできないし、アホ演じて若干話逸らすしかないなぁ」とか思いながら書いてました。以降は真面目にコメント返信します。
またお気に入り件数の多さの割に評価の少ない投稿数、そして平均評価が8〜7な感じなあたり、読者皆様の内心にあるこの作品の序盤の評価を物語っていると存じております。以降は面白くしていきます。
というわけで大体の後書きは終わりです。
ここから先はここまで出番が一切なかった『有馬かな』についての言及になります。
先に言っておきます。僕は全キャラ割と平等に好きです。
ですから特定のキャラを貶めるようなことも絶対にしたくありません。
今回の章で出番がなかった『有馬かな』については次章で出番はありますが、彼女には過去のことを考えたら多分こういう行動をするだろうというのと、根本的に非常な重曹な役割……ではなく『非常に重要な役割』があるため、第一章には出てきませんでした。有馬かなのファンの皆様、大変申し訳ないです。
というよりストーリープロット(話の大筋)に関しては、第一章〜第四章までと、最終章前編〜最終章後編という感じで出来上がっており、もう少し五章〜最終章前編までの展開を中弛みしない程度に構想を膨らませたいと思います。
また既にそれに向けてキャラごとの役割を構成してるので、一話から読者が「ん?」と思ったところは意図的な伏線だと思っていただけたら幸いです。
少なくともルビー、あかねもTSしてたり、かなちゃんが第一章に出番がなかったのは『明確な理由』があります。
そんな感じなので、有馬かなの出番は第一章にはありませんでした。決してヘイト問題とかそういう物ではないことについてはご理解ください。
ジジイのアレ舐める覚悟で言ってますので、本当にご理解ください。
それとそんな都合で書きたかったけどメインシナリオに全く関係ないせいでカットされた『アイ生存ifによる幼少期』(ランドセルの話、授業参観の話)とかに関しては【番外編】という感じで、いつか纏まったタイミングで供給したいとも思います。
そんなわけで今後とも、このSSとお付き合いくださいませ。
次は第二章【恋愛リアリティショー】になり、次回の投稿以降は『1週間後の毎週12:00に投稿』になります。それではお楽しみくださいませ。